赤ちゃんがなかなか歩かない…歩くを遊びに取り入れ最初の一歩を待とう!

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2018/08/28

赤ちゃんが歩く練習をママとしている様子

ついこの間まで腕の中にすっぽり収まるほど小さかったのに、赤ちゃんが自分の足で歩く姿、想像するだけで感動しますよね。

つかまり立ちを始めると、あっという間に歩き始める赤ちゃんもいるし、なかなか一歩が出るまで時間がかかる赤ちゃんもいて、早くても遅くても気になってしまうのが親心。

同じ月齢くらいの赤ちゃんがもう歩いているのを見ると焦ってしまう気持ち、わかります。赤ちゃんの成長は個人差が大きいので、周りと比べる必要はありません。

歩けるようになることは、長い目で見ればほんの一瞬の出来事です!

赤ちゃんが一人で歩くのが遅い、早いの原因や注意点、遅い場合の赤ちゃんが歩きたい気持ちになる遊び方、そしてどうやって見守っていけばよいかを紹介します。

赤ちゃんが歩き始める時期の目安は1歳前後

つかまり立ちや伝い歩きが1歳頃までにできていると、ほとんどの赤ちゃんは1歳半までに歩けるようになります。

しかし、早ければ10か月くらいから歩ける子もいますし、1歳半も過ぎくらいという赤ちゃんもいます。

8か月ほども個人差があるということになります。

もし遅い場合でも、「うちの子はこのペースなのね」と、焦らずに見守りましょう。

赤ちゃんは焦らず見守る

これだけ個人差が大きいと「自分の子がどうか?」と平均と比べることはあまり意味がないように思います。

私たち親はどうしても「よその子と比べてどうなのか」と気にしてしまうんですが、その子なりに少しずつ体が発達していっていれば他の子より遅くても気にしなくていいんです。

「そのうち歩くんだから気にしなくていいよ」少し大きなお子さんを持つママはよくこう言うもの。そのママもきっと「まだ歩かないの?」と気にしていたに違いありません。

歩くためには、おすわり、はいはい、つかまり立ちなどによって、足腰の筋肉が鍛えられること、骨がしっかりと発達すること、体のバランスがとれるようになることが必要です。

赤ちゃんが歩くための段階

また、赤ちゃんの「歩きたい!」という気持ちも必要不可欠です。

早くても大丈夫!転んでも大丈夫な環境づくりを

赤ちゃんが歩く始める時期は、1歳前後といわれています。赤ちゃんの成長は個人差がとても大きいので、もちろん1歳前に歩き始めることもあります。

小柄な赤ちゃんや、好奇心旺盛な性格の赤ちゃんは歩き始めるのが早い傾向があります。

小柄で好奇心旺盛な赤ちゃん

早く歩き始めるとO脚になるのでは?という心配の声がよく聞かれますが、早く歩き始めたからといって、O脚などなにか体に問題が起こるということはありません。

歩き始める時期の子供の足は一般的にO脚。1歳半健診などで、精密検査をしましょうといった指摘がなければ問題ありません。

O脚の赤ちゃん

早く歩き始めたということは、それまでのお座り、ハイハイなどの期間が短いということ。ですから、それまでの成長過程で鍛えられるべき筋力がまだ弱い場合もあります。

転んだり、尻餅をついたりということも多い傾向にある

ケガを防ぎ、歩きやすい環境を整えてあげましょう。

床に物を置かない、ジョイントマットなど滑らないクッション性のあるマットを敷く、家具の角をクッションバーなどで保護するなど、ケガをしないように改めて安全対策をしましょう。

ケガを防ぎ、歩きやすい環境を整える

また、歩けるようになると行動範囲が広がります。赤ちゃんは、歩くことが楽しくて楽しくてたまらなくなります。ちょっと目を離した隙に道路の方へ行ってしまうということも起こります。

お家の中だけではなく、公園やショッピングセンターなど、お出かけした時にも目を離さないようにしましょう。

なかなか歩かない…歩くのが遅いのは心と体の準備中!

体重が重めの赤ちゃん、性格が慎重派の赤ちゃんは歩き始めるのが遅い傾向があります。

歩くには、体重を支えるための筋力やバランスをとるための感覚が必要です。自分の体重を足だけで支えるだけの力をつけなければならないので、体重が重いと時間がかかります。

また、「1歩踏み出してみよう!」という赤ちゃん本人の心の準備もできていなければなりません。

「ちょっと怖いな…」と思っている赤ちゃんや、「ハイハイの方が速くいろいろな所に移動できて楽しい!」と感じている赤ちゃんは、歩きたいという気持ちがなかなか芽生えないようです。

体の準備と心の準備が整うと歩く

体の準備と心の準備、両方が整うことで初めて、歩くことにつながります。

なかなか歩かないのは、まだ準備中だということです。焦らずにその時を待ちましょう。

どうしても心配な場合や1歳半を過ぎてもまだ歩かないといった場合には、保健センターや小児科など専門機関に相談してみましょう。

特別な練習は必要なし!赤ちゃん自ら鍛えてます!

赤ちゃんはこれまでにできるようになったハイハイや伝え歩きなどの動きで、筋力をつけたり、バランス感覚を養ったり、自分で日々鍛えています。

ですので、歩かないからといって、特別な練習は必要ありません。

遊びながら鍛える

楽しく遊びながら最初の一歩を待ちましょう!

特別な練習は必要ありませんが、親子で楽しく遊ぶことが歩くことにつながると嬉しいですね。ここでいくつか遊び方を紹介します。

ポイントは楽しく遊ぶこと!赤ちゃんが嫌がる時には無理矢理させるのはやめましょう。
親子でペンギン歩き

赤ちゃんの両脇の下を支えながら、大人の足の甲の上に立たせます。そのまま掛け声や音楽に合わせて、ゆっくり一歩ずつ歩いてみましょう。

歩くという感覚を感じさせてあげることができます。

力の強いパパとこの遊びをするのもおすすめ。しっかりと支えられた状態で、密着して歩くことができるので、安心して歩くことができますよね。

親子でペンギン歩き

大好きなおもちゃ、取れるかな?

つかまり立ちをしている時に、少し離れたところから、お気に入りのおもちゃを見せてみましょう。
赤ちゃんの「おもちゃが欲しい」という気持ちを、歩くことにつなげようという遊びです。

おもちゃがなくても、手を広げて「おいで~」と声をかけてみるのもおすすめです。

おもちゃを見せて歩かせる

手押し車
手でつかまりながら移動できるので、歩くのが怖いな…と思っている慎重派の赤ちゃんも、一歩踏み出しやすいかもしれませんね。
おもちゃ売り場に行くといろいろな種類の手押し車があります。

もしない場合でも、赤ちゃんがつかまりやすい高さの段ボールの中に、重みのあるものをいれたものでもOK!

手押し車は、スピードがつきやすいので注意が必要です。

慣れるまでは力の入れ加減がわからないので、早く進んでそのまま転んでしまわないように、押さえながら歩かせるなど、赤ちゃんから目を離さず注意して遊んでください。

手押し車を押しているときは目を離さない

靴を履いて公園へ!

すでに靴を持っている場合には、それを履いて公園に行ってみるのも良いと思います。

赤ちゃんと向かい合って立ち、手をつないでゆっくり一歩一歩歩いてみましょう。芝生だとやわらかいので、転んでも安心ですね。

多くの子供たちが遊ぶ公園。元気に走り回るお兄さんお姉さんを見て刺激を受けて「歩きたい」という気持ちも育つかもしれません。

靴を履いて公園へ

ファーストシューズ購入は焦らなくてOK!

赤ちゃんは、体の成長もものすごいスピード。

足の大きさもすぐに変わってしまうので、歩き始めそうだからといって、焦ってファーストシューズを購入する必要はありません。

一人で10歩くらい歩けるようになる頃に購入するのがおすすめです。

ファーストシューズ購入は焦らない

ファーストシューズにもいろいろなものがあります。赤ちゃんに試着させてみても、サイズ感や履き心地など、親でもわかりませんよね。

購入する際には、ぜひシューフィッターなど専門家に相談して、赤ちゃんにぴったりのファーストシューズを選んであげてくださいね。

歩きやすい服装を心がけてあげて!

歩き始めるころの赤ちゃんには、歩きやすい服装も心がけてあげましょう。衣服が動きの邪魔にならないものを選ぶのがポイントです!

おすすめ

  • 上下が分かれているもの
  • サイズがぴったりあったもの

歩きやすい服装

注意点

  • フードつきの洋服(フードがひっかかり、窒息する恐れ)
  • 丈が長いズボンやスカート(裾を踏み、転倒する恐れ)

注意したい服装

さまざまなデザインのかわいい子供服がたくさんあって、いろいろ着せてあげたいですよね。

ですが、一番大切なのは動きやすさ!予期せぬケガを防ぐためにも、見た目のかわいさ重視でなく、動きやすさ重視で選んであげてください。

マッサージや裸足歩きも効果的!

赤ちゃんの足の裏には土踏まずがありません。歩けるようになれば、次第に土踏まずが出来ますが最初は平な足の裏です。

足の裏が平な状態ではバランスが取りにくく、歩くことに慣れてもふらつきやすくなるので、土踏まずはとても大切な存在です。

土踏まずは足の裏に刺激があればあるほど出来やすいです。歩く練習をしつつ、毎日小まめに赤ちゃんの足の裏をマッサージしてあげましょう。

土踏まずをマッサージしてあげる

また、歩く練習をする時は靴下を履かせた状態だけでなく、裸足で歩く機会もたくさん取り入れてあげましょう。

外遊びをする時も、裸足にしてママやパパが手を取ってあげながら歩く練習をすると、どんどん足の裏が刺激されます。アスファルトだけでなく、砂場、芝生など地面のパターンも変えるのがお勧めです。

足の裏を刺激することは、脳への刺激にもなります。運動しやすい体作り、そして勉強しやすい脳トレをかねて、マッサージや裸足で歩くなど、たくさん刺激させてあげましょう。

いろんな地面を歩こう

我が家の子供は歩き始めが遅めの1歳3ヶ月頃でした!

我が家の子供たちは二人とも体重が重かったせいか、歩き始めたのが1歳3か月ころでした。

特に二人目はハイハイをせずに、お座りのまま移動、そのままつかまり立ちを始めたので、とても心配しました。ですが、遊んでいるうちに自然と歩き始めた1歳3カ月。

3歳を迎えた今では元気に走り回り、家の中でもソファーからジャンプして遊び、常に汗だく。活発な娘に成長しています。

歩き始めが遅いからといって、運動神経が悪いといった心配することもなさそうです。

ハイハイしなかったくせに、最近マイブームのおままごとではハイハイして赤ちゃんになりきっている娘(笑)。

そんな姿をみながら、「このまま歩かなかったら…」と心配していた自分に「そんなに心配しなくて大丈夫!!」と言ってあげたいなと思う今日この頃です。

個人差が大きい歩く時期!毎日の成長を楽しもう

赤ちゃんの成長過程は個人差が大きいと理解していながらも、つい周りと比べて心配になってしまいますよね。

心配したことも、後から振り返るときっと良い思い出になることと思います。赤ちゃんの成長する力を信じて、焦らず、心配しすぎず、応援していきましょう。

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    今一才の娘がいます。つかまり立から歩こうとしてます。
    ママと手を繋いで歩ける日が待ち遠しいです。

    • 匿名希望さん

      今1才5ヶ月の赤ちゃんがいますが、ハイハイやつかまり立ち、つたい歩きはするのですが、なかやか歩こうとしません。立っちもほんの数秒ならできるのですが、すぐに周りにつかもうとします。いつなったら立ったり歩くようになるのかな?と心配で仕方がないです。

      • 無記名さんさん

        ネットサーフィンしてたら見つけました。
        私の家も全く一緒です!けどハイハイしてる娘見てると愛くるしく感じてます。今だけしか見れないんだなんて思うと少し寂しい気持ちになります。お互い気長に待ちましょう(^O^)

  • くうちゃんさん

    今一才の娘がいます。つかまり立から歩こうとしてます。
    ママと手を繋いで歩ける日が待ち遠しいです。

  • グリーンさん

    もうすぐ1歳になる息子がいます。つかまり立ちで自由に移動するので歩くのがすごく楽しみで仕方ありません。

  • あゆとままさん

    いま1歳1ヶ月の息子がいます。
    つかまり立ち、伝い歩きをしているところです。
    もうすぐ1人歩きながらしながら
    後をついてくるのかと考えてると
    すごく楽しみです。

  • ふじさん

    1歳2ヶ月になる息子がいます
    体重が多めで、慎重派。まさにその通りでわらってしまいました。
    つたい歩きではや歩きまでしていますが頑なに手を離しません。
    気長に待とうと思います。

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