小学生で放課後に遊ぶ友達がいないと心配…原因は?見守るときの心がけ
放課後お子様はどのように過ごしていますか?小学生が一人で遊んでいると、友達がいないのだろうかと不安になりますね。
一人で遊ぶ原因は主に3つ、「一人で遊びたい」「友達とのトラブルがあった」「友達が忙しい」があげられます。
それぞれの原因別に、放課後一人で遊ぶ子供を見守る手がかりの紹介です。
この記事の目次
一人で遊びたい子供への見守りポイント
小学校が終わって夕飯まで数時間一人遊びをしているお子様は、テレビ・ゲーム・本・漫画を読むなどして過ごしていることが多いと思います。
ゲーム機やスマホとにらめっこしている子供をみると「たまには友達と元気に公園で遊んでくれたら安心するのに」と親としては思うことも。
ただ、子供は学校だけでも十分頑張っています。学校生活の中で友達と遊び、人間関係も学んでいるのです。
見守りポイント
- 「友達と遊んでいない」という視点ではなく「学校で頑張っている」と認める
- 一人で遊ぶほうが楽しい子供もいる
- テレビとゲームは時間を決めてやり、ゲームはブルーライトカットをしておく
一人でいる時間を楽んでいるのは良いことだと思います。「〇〇が好き」という自分の興味を満たすことができるからです。
注意点は漠然とテレビとゲームをさせているとあっという間に時間が過ぎてしまうことです。多くても2時間ほどで切り上げるようにして、自分時間を過ごしてもらいましょう。
- 「友達いないの?」
- 「〇〇ちゃんは友達がたくさんいるのに」
- 「普通はもっと友達と遊ぶものなのに」
- 「あなたは暗い性格だから」
友達の多い子供と比べたり、親の価値観で「普通じゃない」とレッテルをはってしまうと子供は傷ついてしまいます。
「今の状態でも大丈夫」と一人で遊ぶことが苦にならない子供もいると視点を広げておくといいですね。
友達とのトラブルがあった子供への見守りポイント
心配なのは今まで放課後友達と遊んでいたのに、何かトラブルがあって遊ばなくなった時です。
見守りポイント
- 担任の先生に学校での様子をきく
- 子供が相談してきたら話をよく
- 家は安全で落ち着ける居場所にしておく
友達関係のトラブルは長引くこともあります。子供の人数が少ない地域だと、小中ずっと同じクラスで微妙な関係が続いてしまうことも。
まずは担任の先生に相談して普段の様子をきいてみましょう。面談の時期ではなくても「学校での様子を知りたいのですが」と前置きしておけば話しやすいと思います。
トラブルがあっただろう子供に対しては親が根掘り葉掘りきくのではなく、話してきたら聞くというスタンスがいいでしょう。
自分が友達とトラブルが起きていることを「恥ずかしい」「親には言いたくない」という子供もいます。無理に聞き出すと子供がプレッシャーを感じてしまいます。
友達と何かあっても、家は安全で落ち着ける場所であるということが承認のメッセージになります。
小学生だと抱っこを恥ずかしがる子供もいると思いますが「触れる」ことで信頼のホルモンといわれるオキシトシンが分泌されます。
タッチや手をつなぐ、そのような触れ合いでも家族の絆を感じることができます。
友達同士のトラブルの解決方法は千差万別です。解決するしないに振り回されず、家はくつろげる雰囲気にしておくといいですね。
友達が忙しいときの見守りポイント
放課後に遊ぶ友達はいるけれど、友達が忙しくあまり遊べないという場合があります。習い事をしている子供は多いので小学生でも忙しいのです。
中学受験が盛んな地域では、小学校4年生~6年生で塾通いをする子供も多いでしょう。
見守りポイント
- サッカーなど自分も習い事をはじめてみる
- 誕生日会やクリスマス会などイベントを主催してみる
- 学童クラブに入る
時間を持て余している場合は、新しく習い事を始めてみるのもいかがでしょうか。スポーツ系は体力をつけることができますし、学習系は地頭を鍛えることができます。
また誕生日やクリスマスなど大きなイベントだけでも放課後友達と一緒に過ごすと、普段は忙しい子供達も思い出をつくることができます。
学童クラブは年上・年下のお友達との関りができ人間関係が学べます。
「友達って何だろう」と親子で話してみる
パパママの考える友達の定義はどのようなものでしょうか。
私の場合「それぞれの人生を歩んでいる中で、互いを尊重しながら関係が続いているということ」です。数年に1度しか会えなくても友達は友達です。
子供の場合の友達の定義はもっと日常的なことがあげられます。
- 学校の休み時間一緒に遊んでいる
- あだ名や名前で呼び合っている
- アニメの話でよくもりあがる
- 登下校が一緒
- クラブ活動が一緒
このような定義で「友達」を考えると、放課後に遊ぶ友達がいなくても学校生活で十分遊べているといえます。
「〇〇ちゃんは誰と仲良しなの?」とさりげなく聞いてみるといいですね。「〇〇ちゃん」などと答えが返れば「友達がいないのでは」と心配しすぎなくてよいでしょう。
また小学・中学・高校・大学と、友達とよく遊ぶ時期は人それぞれです。小学生で放課後一人で遊んでいても、中学生や高校生になってから親友ができることもよくあります。
焦らず子供の友達関係を見守っていきましょう!
放課後は家でのんびりしてもいい!一人遊びのメリット
一人で遊ぶというと寂しそうなイメージですが次のようなメリットもあります。
- 放課後一緒に遊ぶ友達間のトラブルがない
- 学校で頑張ったぶんゆっくりできる
- 自分のしたい遊びができる
- ゆっくり本が読める
- 家族と過ごすことができる
このようなメリットがあると思うと一人遊びをポジティブにとらえることができます。良いところにも目をむて放課後一人で遊ぶ子供を見守っていきましょう。



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