赤ちゃんとパパだけで初めての留守番…ママ安心の留守番のコツ

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2018/01/19

パパと赤ちゃんと2人だけの留守番風景

初めての留守番はパパにとって未知の時間です。日頃から育児に参加しているし、泣いたらオムツかミルクあげればいいんでしょと余裕なパパは要注意です。

普段知らないお子さんの姿を見る事になるでしょう。ママに帰ってきてーなんて電話しなくて済むように、しっかり事前準備をして乗り切りましょう!

ママも心配だとは思いますが、準備をして安心して留守番を任せられるようにしときましょう。

コツは5つ!留守番するうえで大事なのは事前準備です。突然の留守番でなければ当日までに出来る事をしておきましょう。

  • 1 赤ちゃんの一日のリズムを把握しておく
  • 2 最低限のお世話をできるようにしておく
  • 3 赤ちゃんとの時間の過ごし方
  • 4 パパがテンパる留守番中に起こる事を知っておく
  • 5 ギャン泣きの対処法

月齢によって準備内容は変わってくるので夫婦でしっかり話し合い、パパは心構えも必要です。ママが安心して留守番を任せられるように5つのコツを掴んでおきましょう!

1.赤ちゃんの1日のリズムを把握する

普段パパはどんな育児をしていますか?お風呂係、オムツ替え、仕事から帰ってきて一緒に遊ぶなど、夜関わることが多いと思います。

昼間の育児は休みの日にママがやっているのを見ているから大丈夫と思っているパパもいるでしょう。

見るとやるとは大違いです!まずは1日ママと一緒に育児をすべて体験しましょう!月齢が低ければ、お昼寝はまだ3回する場合もありますし、6か月を過ぎていると授乳+離乳食になります。

  • 授乳…何時にどのくらいの量を飲ませるのか
  • 昼寝…何時くらいにどのくらいの間寝るのか

この2つは赤ちゃんが泣く理由になるものなので、ちゃんと把握しておきましょう。

離乳食が始まっている赤ちゃんは何時に食べるのか、食べさせ方(温度)なども確認しておきましょう。

9時 授乳 100㏄
10時 散歩
12時 離乳食+授乳 冷蔵庫のタッパー40秒チン 80㏄
13時 昼寝  2時間くらい
15時 授乳 100㏄ 

このように簡単に1日のスケジュールをメモっておくといいですね!またこのスケジュールにミルクの量など記入しておくとわかりやすいです。

※ただしメモしたスケジュール通りに行くことはまずないです…書く意味ないじゃん!と思われそうですが、備えあれば憂いなしです!

2.お世話の仕方をマスターする

近年、イクメンが増えているのでオムツ替えやミルク作りなどは当たり前に出来るパパが多いと思います。

一方であまり積極的に参加できてないパパもいるでしょう。そんなパパは必要最低限の赤ちゃんのお世話をマスターしておきましょう。

オムツ替え
もちろん、ウンチもですよ!テープタイプはちゃんと止めないとズレて漏れてしまうので慣れておきましょう。
ミルク作り
作り方は缶にも書いてあるので心配ないですが、飲ませる温度に注意が必要です。完全母乳でミルクを受け付けない赤ちゃんは冷凍母乳で対応します。
離乳食の準備
温めるのか?混ぜるのか?など、どう食べさせるのか知っておきましょう。

物の場所や後始末などもママに聞いておく

留守番中、必要になりそうなものはママが用意してくれますが、何がどこにあるか、使用済みうんちおむつはどう捨てるのか、使い終わった哺乳瓶はどうするのかなどわからないことはどんどん聞いておきましょう。

3.赤ちゃんとの過ごし方

まだ話も出来ない、ほとんど寝ているだけの赤ちゃんと遊ぶのにはどうしたらいいのか悩んでいるパパもいるでしょう。

「遊ぶ」と言っても無理して何かをしようとする必要はありません。

まだハイハイしない赤ちゃんには、たっぷり話しかける

何もしなくても大人しいかもしれませんが、せっかくの二人きりの時間です。恥ずかしがらず、たくさん話かけてあげましょう!

「今日はママがお出かけだからパパとお留守番だよー」
「もうすぐご飯の時間だから準備するね」
「今日はいい天気だよー」
「おむつかえようねー」など

なんでもいいのです。もし赤ちゃんがうーうーとお話したら「うーうー」とオウム返ししてあげたり「うーだねー」と返事をして会話を楽しみましょう。

無音だと赤ちゃんが不安になります。話すのが苦手であれば絵本を読んであげる、歌を歌ってあげるのも良いですね!

首がすわり、1人座りが出来るようになったら、高い高いや抱っこしてグルグル回るなどちょっぴりアクロバティックな遊びも喜ぶようになります。

これこそ力持ちパパの出番です!激しくやり過ぎて落下や天井・電燈などにぶつけないように気を付けましょう!

動くようになった赤ちゃんはなんでも楽しい

ハイハイやつかまり立ちをする時期の赤ちゃんは見るもの、触るもの、聞こえるものすべてが楽しく刺激になっています。

ですが、集中力が続かないのでオモチャで遊んでいたと思ったら電気コードをかじっていたりと忙しいです。パパはそばで見てあげましょう。

赤ちゃんが触れているものに「それは○○だよー」と話しかけてあげましょう。
また積み木を積んで倒すのも好きです。

同じことをずっと繰り返すのでパパは飽きてしまいますが赤ちゃんは夢中なので付き合ってあげましょう。

動くようになった赤ちゃんには注意が必要

ハイハイやつかまり立ちをするようになると、誤飲やケガをしやすくなります。ほんのちょっと目を離しただけで、大事故につながることもあるので注意しましょう。

もし目を離す時は…
赤ちゃんの行動範囲内に飲み込む危険があるものはないか、赤ちゃんがつかまったはずみで落っこちそうな物はないか確認しましょう。

散歩はパパにとっても気分転換

暑すぎず、寒すぎなければ散歩に出かけましょう。どこに行けばいいの?公園は恥ずかしいと思うパパは近所や家の前をゆっくり歩くだけでも赤ちゃんには気持ちの良い刺激になります。

張り切り過ぎて遠くへ行くと、途中でうんちをしてしまったり、急に泣き出したりとイレギュラーな事が起こるかもしれないのですぐに家に帰れる範囲にしときましょう。

「緑の葉っぱだねー」「風が気持ちいいね」など声かけを忘れずに。

4.パパがテンパる留守番中に起こること

予想外のことが起きるのか育児です。こんな事が起こるかもと想定しておくとパニックになりません。

ウンチ・オシッコが漏れる

ひょぇー!!となりますが落ち着いて。服を全部取り換え、ウンチの場合はお風呂(シャワー)でキレイにしてあげましょう。

床などについてしまったら、おしりふきで拭いて、余裕があったら除菌スプレーをしておきましょう。

発熱
なんとなく熱いな、元気がないなと思ったら熱を測りましょう。38℃を超える熱であれば、冷却シートや冷たい枕で冷やしてあげて(嫌がるなら無理に冷やさなくても大丈夫です)、水分を取らせます。

元気がある場合は様子を見つつ、ママに熱が何度あるけど元気だよと連絡しておきましょう。

どんどん熱が上がる、ぐったりしている、顔色が悪い場合はすぐかかりつけの病院に行ってください。

ケガ
しばらく様子を見て特に変わった様子がなければ心配ありません。たんこぶが出来ていたら冷やしてあげましょう。擦り傷は洗い流してきれいにしておきます。

発熱と同じく、ずっと機嫌が悪い、顔色がおかしい、ぐったりしているなど異変があったら病院に行ってください。

病院に行った方が良いのか悩む時はまず電話して聞いてください。くれぐれも、どうしたらいい?なんてママに電話しないように!どんな状況でどれくらいの強さで打ったのかがわかるのはパパです。

救急箱や保険証などの場所・病院や保健センターなどの連絡先も把握しておきましょう。
ギャン泣き
これが一番パパをパニックにさせる事じゃないでしょうか。この世の終わりくらいの勢いで泣く赤ちゃんを初めて目の当たりにするとパパは相当テンパるでしょう。

心構えとして一番構えておくべきギャン泣き。理由と対処法を詳しく紹介します。

5.ギャン泣きの理由と対処法

いつもなら抱っこをしたり、オモチャを出せば泣き止むのにこの世の終わりかのように泣き続ける赤ちゃん。

手に負えなくなったらママにバトンタッチ出来ますが、留守中はそうはいきません。泣く原因と対処法を知ってギャン泣きを乗り切りましょう!

ママがいない!
いつもと違う雰囲気、ママがいない事に気が付くと不安で泣き出します。パパが不安だとその緊張も伝わってしまいます。

ママはおでかけだからパパとお留守番だよーと話しをしてあげましょう。言葉や意味がわからなくても、ママはいないんだと感じます。

またパパは堂々と楽しむ気持ちで赤ちゃんと接しましょう。

お腹が空いた!
時間を確認して授乳の時間であれば飲ませましょう。もし飲ませたばっかりだったりまだ時間じゃないなと思ったら他の理由を考えましょう。

準備している間も泣いていると思いますが、今用意しているからねと泣かせておいて大丈夫です

ミルクが美味しくない!
温度が赤ちゃんの好みに合わない、哺乳瓶が嫌で泣くことがあります。

温度が熱すぎていないか、ぬるすぎていないか調整しましょう。普段、哺乳瓶を使っていないと慣れずに嫌がることがあります。

しばらく挑戦してどうしても飲んでくれなかったら、脱脂綿にミルクを含ませ口にちょんちょんと当てて飲ませましょう。

眠い!
お腹いっぱいになると眠くなります。まだ自分でうまく寝られないので泣いて教えてくれます。

いつもやっている入眠の仕方があればやってあげましょう。それがだめならひたすら抱っこです!

具合が悪い!
熱い、寒いなどの理由でなくことがあります。

汗をかいていないか、手足が冷たくないか確認し、着ているものや布団などを調節してください。心配なら熱を測っておきましょう。

オムツが気持ち悪い!
オシッコがちょっと出ただけでも気持ち悪がって泣く子もいます。

オシッコやウンチをしてないかチェックして、ちょっとでもしているようなら替えてあげましょう。

抱っこしてほしい!
遊んで欲しい時、甘えたい時も泣きます。

抱っこをして思いっきりスキンシップしましょう。いないいないばぁなど渾身の変顔で笑わせてあげましょう!

スマホ片手に遊ばないでくださいね!赤ちゃんは自分を見ているかちゃんとわかっています

泣きたい気分!
上記の事をすべてやったのに泣いている。なにが理由なのかわからない泣きもあります。

20分…体力がある子ならそれ以上声が枯れても泣き続けます。あまりに泣いていると可哀そうだし、心配になりますよね。

  • 外に出る(パパも気分転換になります)
  • 赤ちゃんを泣き止ます動画を見せる(最終手段です)

泣き止むかは赤ちゃん次第ですが…。

赤ちゃんが泣きたい気分、大きな声を出したい気分なんだと割り切って付き合ってあげましょう!

この理由のわからないギャン泣きを乗り越えられたら怖いものなしです!

ママの準備はざっとで大丈夫!

ママが安心して出かけられるように、またせっかく楽しんでいる時間にパパからの連絡がこないように、事前準備しておきましょう。

とは言っても、普段使っているものや必要なものをまとめておいて置くだけで大丈夫です。
細かい説明をしてもパパははいはいと流がしてしまったり、プレッシャーに感じてしまう事もあります。

ママが一番しておいた方がいい準備

完全母乳の場合、いきなりミルクを哺乳瓶で飲まそうとすると赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がったり、赤ちゃんが好むミルクの温度にできない事があるので事前に慣らしておく必要があります。

どうしてもミルクに慣れなかったら搾乳して冷凍しておきます。

食事(離乳食)はその日必要な分だけ用意しておきましょう。どのくらい温める、解凍するなど調理の仕方は伝えておきましょう。

基本口頭だと、テンパったパパは忘れてしまう事もあるのでメモしておいた方が安心です。

留守番は短時間から挑戦

美容室や結婚式、買い物など留守番をお願いしたい機会はどんどん増えてきます。

旦那さんが普段どれくらい赤ちゃんと接しているかにもよりますが、いきなり半日お願いするよりも次の授乳までの2時間くらいから始めてみるのがいいですね。

準備も大してしなくて済みますしママも心配度合いが低いので、旦那さんも安心です!

徐々に4時間、半日といった具合に伸ばして最終的に夕方まで留守番してもらえるとありがたいですね。

パパも赤ちゃんも慣れない時間を過ごしているのでヘトヘトです。どんなに短時間でも「○○時に帰ってくるね」と約束したら、必ず守りましょう。それを支えにパパは頑張ります。

留守番にはメリットがたくさんあります

赤ちゃんとのスキンシップが少ないパパにとっては絶好のチャンスです。赤ちゃんの時からスキンシップをしているとパパ嫌いの時期がなくなる事が多いです。

ママが毎日赤ちゃんとどれだけ密接に生活していて、自分の時間がないのかがわかると思います。それに加え、家事もこなしているのです。

ママはパパが留守番を快く引き受けてくれると、安心して出かけられます。ちょっとでも1人で外に出られる時間が出来るだけで、とてもリフレッシュ出来ますよね。

留守番は事前準備をしておくのがコツです。それさえ出来ていれば怖いものなし!ぜひ、子供との触れ合いの大事さ、母のすごさを痛感してください。

ママは心のゆとりとパパに頼りがいを感じてください。留守番はパパと赤ちゃんの距離が縮まるとっておきの時間です。

家族それぞれにメリットがある留守番を楽しんでください!

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