ベビースイミングは6ヶ月頃からスタート!内容や効果をチェックしよう
ここ10年ほどでじわじわと人気が出てきているベビースイミング。赤ちゃんが6か月頃から始められるので興味があるという方も多いのではないでしょうか?
「楽しそうだけど、何を用意して、どんな内容で、月謝はどれくらいなのかな?」と興味はあるけど、色々迷っているという方へ、筆者の体験談を元にした「ベビースイミングはこんな感じ!」という内容をご紹介します。
この記事の目次
なぜ6か月頃から?「それは首座り」と「生活リズム」が関係している
ベビースイミングの入会条件の月齢はほとんどの教室が6か月と定めています。中には4か月というところもありますが、6か月がほとんど。
筆者が通っていたスイミング教室に聞いたところ、まずは首がすわっていることが絶対的な条件のようです。
また、6か月頃は生活リズムが整ってきて、起きている時間もまとまって長くなるから、とも言っていました。
生まれたころは昼夜問わず寝たり起きたりを繰り返していた赤ちゃんも、6か月ごろになるとだいぶ落ち着いてきて起きている時間も長くなるので、きちんとレッスンを受けることができます。
衛生面・感染症が心配…大丈夫なの?
老若男女問わず人が集まるプールに行くとなると衛生面や感染症について心配になりますよね。
1時間おき!プールの水は細かい項目毎にチェックされている
気になる衛生面ですが、スイミングスクールの職員の方が1時間おきに必ず水質・温度等の細かい項目を設けてチェックをしているので大丈夫!
人が多いときは30分に1回チェックすることもあるそうです。
それに多くのスイミングスクールが24時間の自動濾過装置や自動滅菌装置を使用して水質を保っているので安心して下さい。
皆さんが気になるのが、「もしプールの中でおしっこやうんちをしてしまったらどうしよう」ということだと思います。
そんなもしもの場合に備えてマニュアルがありますし、レッスンを教えてくれるコーチの他に職員が待機しているので、大丈夫です。
また、水質管理がされているとはいえプールの水は飲料用ではないので、赤ちゃんが大量にプールの水を飲み込まないように注意しましょう。
感染症の危険はもちろんあります!
塩素消毒や滅菌装置で水質が管理されているとはいえ、水いぼや水疱瘡、とびひなど皮膚に関する感染症の他にインフルエンザなどの感染症にかかることもあります。
しかし、プールに入って感染するというよりも、ロッカールームやプールサイドでの接触によって感染することが多く、陸地にいるときと感染リスクはさほど変わりません。
万が一感染してしまったときは、速やかにかかりつけの病院を受診して、ベビースイミングはお休みをして体調を整えましょう。
気になる!ベビースイミングってどんな内容で進行しているの?
スイミングスクールにもよりますが、ベビースイミングの対象年齢は6か月から3歳までという所が多いです。
まずはどんなレッスン内容なのかをご紹介します。
水に入るのは30分程度
大体のスイミングスクールのホームページには、各コースのスケジュールが掲載されているので、確認してみて下さい。
ベビーコースの場合、午前中に45分から1時間と設定しているところが多いです。
しかし、45分又は1時間の間ずっとプールの中にいるというわけではありません。準備体操したりシャワーを浴びたり、浮きを装着したり、出席確認を取ったりという時間も含まれています。
終わった後に冷えた身体を温めるために10分ほどサウナ(遠赤外線式)や温かいお風呂などに入る時間も設定されています。
泳ぐことよりも水遊びが中心
「泳ぐ」というよりは「水遊び」が中心になってきます。
大量のボールを水面に浮かべてみたり、ジョーロを使ったりと、至ってシンプルなことばかりで難しいことはほとんどありません。
ママやパパが抱っこして水の中を歩いてみたり、赤ちゃんの身体を支えてプカプカ浮かせてみたり、水の中特有の感覚を味わうという感じです。
筆者が通ったベビー教室では。アンパンマンの曲が流れている中をそのリズムに合わせて水の中を歩いたり子供を回してみたりしていました。
「皆で○○してみましょう!」と言うこともありますが、比較的自由に色々なことをして遊んでいました。
参考にしてみて!ベビースイミングの主な4つの効果
ベビースイミングの場合、泳法の上達よりも水に親しむことを大きな目的としています。
- 水への恐怖心が少なくなる
- 赤ちゃんとママやパパとのスキンシップがより親密になる
- 日中体を使って活動することで昼夜のリズムが定着する
- ママやパパも水の中に入ることでリラックスできる
スキンシップなら家でも取れますが、ベビースイミングの間はママやパパが赤ちゃんから目を離すことができないので、より親密なスキンシップをとることができます。
上の子がいるなど、家で赤ちゃん1人とじっくり向き合うことが少ない方にとってベビースミングはじっくり赤ちゃんと向き合うきっかけの1つとなります。
いざ「ベビースイミング」を始めよう!準備が必要な物はコレ
ベビースイミングに必要な道具などについてご紹介します。
忘れ物がないようにチェック!
水着やスイミングキャップはもちろん。筆者が必要だなと思った物がこちら。
- ゴーグル(目に炎症を起こしやすい大人のみ)
- ボタン付きタオル×2
- 水遊び用オムツ(指定されれば)
- 替えのオムツとオムツを持ち帰る袋
- 替えの下着や靴下
- セームタオルorミニタオル
- 化粧水(乾燥が気になるママさん)
“セームタオル”というのは水を吸収してくれる特殊な生地でできたタオルのことです。スポーツ用品店に1000円ほどで売られています。
プールから上がったあと自分と赤ちゃんを着替えさせなければいけないので、効率よく自分を拭く必要があります。
また、赤ちゃんの安全確保のために腕に浮きをつけます。貸してくれる所がほとんどですが、買うように指定された場合は必ず買いましょう。
名前の記入を忘れずに!
慣れないうちは忘れ物をしてしまったり、他の方と間違えて持ち帰ってしまったりということがよくあります。
筆者も子供の靴下がない!と思っていたら、1歳ぐらいの子がなぜか持っていたという可愛らしい珍事がありました。
スイミングの道具など人と同じであることもあるので、子供の服や靴下、タオルなども含めて名前を記入しておきましょう。
必要な費用はこのくらい
ベビースイミングは基本的に週に1回のペースで開催されています。月謝だと大体5000~6000円前後のところが多いです。
また、多くのスイミングスクールでは基本的に入会してからベビーコースに通うというスタイルを取っているので、入会金も必要になります。
しかし、最近では5回限定や夏のみなど回数や期間限定などでレッスン料のみでOKなプランも増えていたり、無料体験があるところもあるので、お近くのスイミングスクールのホームページをチェックしてみましょう。
やめるタイミングはどうする?
ベビースイミングを始めるにあって、多くの方が気になるのがやめ時ではないでしょうか?
1回入会してしまったらそのまま子供が大きくなっても続けなければいけないのか、など疑問に思いますよね。
下の子を妊娠した時や赤ちゃんやご自身の体調に合わせて時期を考えましょう。
昔はしつこい勧誘や継続願いがありましたが、今がそういうことをするスクールはほとんどないので、安心して下さい。
入会する際に退会方法の説明もあるはずなので、それに従って退会手続きをしましょう。
通う時のマナーも忘れずに!
ベビースイミングに通うことになっても、毎回きちんと通えるとは限りません。
赤ちゃんや自分の体調が思わしくないときはお休みする旨を電話で伝えましょう。
また、ベビースイミングには他の親子も通っているので、挨拶をするなど最低限のマナーを守って、お互い気持ちよくレッスンが受けられるように心得ておきましょう!
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11人の母♪さん
私の子供は生後4ヶ月からしてます。やっぱり水泳はとても役にたちます。
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