取り分け離乳食はいつから?大人も子供も満足のレシピで簡単楽に!
日々の家事育児に追われながら、家族と赤ちゃんの食事を用意。更には家族みんなの栄養や子供も食べられる食材を考えながら、作るとなると食事の用意は大変な重労働!
そして何よりうれしいのは、家族全員で同じ食べ物を食べられるということ!
当たり前のことのように感じますが、やってみるとみんなで同じものを食べることに幸せを感じるものです。
お子さん自身もパパママと同じものを食べることに喜びを感じ、食べる事への興味が広がったら嬉しいですよね!
取り分け離乳食の食材の選び方、調理方法や注意点、簡単レシピを紹介します。
この記事の目次
取り分け離乳食とは?離乳食中期ごろからがおススメ!
取り分け離乳食とは、パパママの料理と同じ材料を使って作ったり、調理途中に取り分けて作る離乳食のこと。取り分け離乳食を始めるおススメの時期は離乳食中期の7~8月分ヶ月頃。
離乳食初期から始めることも出来ますが、初期はアレルギーの心配や食べられる食材が限られるため食べる食材が広がる中期からが始めやすいでしょう。
味の濃いものや油分を多く含むものアレルギーの心配があるものがうっかり赤ちゃんの口に入らないよう注意も必要です。
子供を基準に食材選びをしよう!
たとえ、離乳食中期でも赤ちゃんが食べるには気を付けなければいけない食材があります。子供の口に入っても安心な食材を中心に大人のメニューを考えましょう。
子供の食事をきっかけに薄味調理が基本になり、健康的になったというママの声もありますよ!
和食や煮込み料理をイメージすると選びやすい
大人のメニューをどんなものにすれば取り分け離乳食が作りやすいでしょうか。離乳食の基本、『茹でる』工程がある料理は取り分け離乳食が作りやすいのではないでしょうか。
肉じゃが、カレー、野菜スープ、みそ汁、シチューから始めてみると良いと思います。
蟹や貝類、明太子などの魚卵についてもアレルギーや塩分の心配があります。
離乳食中期の赤ちゃんに与える際に気を付けなければいけない食材については、しっかりとチェックしてから取り分けする必要がありますね。
赤ちゃんの口に入る前に!注意すべき食材例
アレルギーの心配や塩分、脂質が多いもの、喉に詰まらせる可能性があり危険なものなど気を付けておきたい食材例です。
- エビ、蟹、
- いくら、明太子
- 生卵
- 生クリーム、コンデンスミルク
- プロセスチーズ、カマンベールチーズ
- こんにゃく
- ナッツ類
- はちみつ
どう取り分ければよいのか?調理時の工夫や注意点
大人の料理と一緒に作る取り分け離乳食。どのタイミングで取り分けるかは赤ちゃんの月齢によっても異なりますが、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?
味付け前に取り分けるのが必須!そのあとそれぞれを調理
基本的に取り分けるタイミングは味付け前。和え物の場合には具のみを取り分け、煮物の場合は汁ごと取り分けます。
取り分けた後大人用に味をつけ、赤ちゃんの分はやわらかさを確認し更に煮込んだり細かく刻んだりつぶしたりします。
だしは中期以降であれば動物性もOK!
汁ものの場合、大人も赤ちゃんもそのままだしが使えるので離乳食に取り分けがしやすい料理ですが、離乳食初期では赤ちゃんに合わせてこんぶだしや、野菜からだしをとる野菜だしがおススメです。
中期以降であればかつおや煮干しのような動物性のだしも使うことが出来ます。顆粒だしは添加物が入っているので赤ちゃん用の離乳食のだしには向きません。
硬さにも注意!茹でてから刻んだ方が柔らかく仕上がる
離乳食用の野菜は細かくする必要があるので最初に刻みたくなりますが、大人と同じ大きさで茹でた方が柔らかく仕上がります。大人用と茹で加減を変えたい場合は取り分けた後赤ちゃん用に更に煮込みます。
外食の時に取り分けることは出来るの?
外食の際、大人の料理から取り分けることが出来れば荷物も減って急な外食にも安心です。いつから取り分けることが出来るのでしょうか?
離乳食初期から中期まではベビーフードを持参しましょう。
取り分けしやすい外食時のメニュー例
- うどん
- 茶碗蒸し
- しゃぶしゃぶ
- コーンスープ
- 和食定食
忙しいママの味方!常備菜があると便利!
冷蔵庫に常備菜があると毎日のご飯が楽になりますよね。更に赤ちゃんにも使えれば一石二鳥!おススメ常備菜を紹介します。
- サラダチキン
- ポリ袋に入れてほったらかし調理方法や、炊飯器でピッと簡単に出来るサラダチキン。大人用ではサラダや和え物に。
離乳食ではだしで柔らかく煮て、野菜をプラスしたり豆腐ハンバーグにしたり。赤ちゃんのたんぱく源として大いに活躍してくれます。
- かぼちゃの煮物
- 毎日の食卓にもう一品あると嬉しいかぼちゃは自然な甘みがあるので好きな赤ちゃんも多い食材です。大人用では煮物や、かぼちゃサラダに。
離乳食では茹でた時点で取り分け、お焼きにしたりおかゆに出来ます。
- 豆腐
- 離乳食の時期に冷蔵庫の常備菜としてあると助かるのが豆腐。口当たりがなめらかなので赤ちゃんもよく食べてくれる人気の食材です。
大人用では手間をかけずパッと出せるのが嬉しいところ。離乳食では湯通しするか電子レンジで加熱してから与えましょう。
取り分けしやすい!離乳食期別簡単レシピ!
取り分け離乳食は意外と簡単に出来るもの。離乳食時期別に大人用メニューから取り分け離乳食のレシピを紹介します。
【離乳食初期】鯛のお刺身から取り分け!鯛ペースト
- 鯛(刺身) 1切れ
- 水 適量
- 鯛を茹でる。
- 1をほぐし骨があれば取り除く
- 2をすりつぶし、水を入れて滑らかにする。
【ポイント】
初期は食べる量も少ないのでお刺身を一切れ取り分け茹でるだけ!しっかりすりつぶして滑らかにしましょう。パパのお酒のおつまみにも嬉しい一品!
【離乳食中期】 栄養満点野菜スープから取り分け!野菜スープのにゅうめん
- そうめん 15g
- お好みの野菜合わせて 30g
- 野菜のだし汁 30ml
( きゃべつ、人参、大根など)
- 野菜は茹でた後に取り分け、細かく刻む。
- そうめんは乾麺の状態で1㎝程度にカットし柔らかく茹で流水でよく洗い塩抜きをする。
- 小鍋に味付けする前の野菜をゆでただしを入れ1、2を入れ軽く煮立たせる。
【ポイント】
中期になると食べられる食材が増えるのでポトフやスープから取り分けるのも◎。柔らかさが足りないと感じる場合は取り分け後更に煮込みましょう。
【離乳食後期~完了期】小松菜のゴママヨサラダから取り分け!小松菜とささみの白和え
- 小松菜 10g
- ささみ 20g
- 豆腐 40g
- 茹でた小松菜とささみはそれぞれを取り分け細かく刻む。
- 豆腐は電子レンジで1分加熱し、1と混ぜ合わせる。
【ポイント】
大人用では茹でた小松菜とささみをマヨネーズとゴマ、しょうゆで和えるだけ。ささみの白い筋はしっかり取り除きましょう。
実践!大人も子供も嬉しい取り分けメニュー例
↓
取り分けてみました。
大人用の食事から取り分け離乳食を作るメニューを実践してみました。大人用メニューから離乳食へのアレンジを紹介します。
野菜を沢山食べよう!具だくさんお味噌汁
家族みんなで野菜を沢山とれるお味噌汁。離乳食ではだしで野菜を煮込み細かく刻みます。
アクが強い繊維質のごぼうを入れる場合、離乳食ではすりおろすか柔らかく煮込む必要がありますので、赤ちゃん用の離乳食には入れない方が無難です。
茹でたじゃがいもはアレンジしやすさ◎!ポテトサラダ
ゆでたじゃがいもをお湯で伸ばしペースト状にしたり、丸めて焼けばお焼きに変身!簡単に赤ちゃん用の離乳食が出来上がります。
じゃがいもに味をつける前に取り分けましょう。ゆでた時点で取り分け、大人用は味付けをしてポテトサラダに!
ヘルシーでママも嬉しい!豆腐ハンバーグ
離乳食後期なら赤ちゃんも大人と同じように食べることが出来るものもあります。鶏ひき肉を使ったヘルシーな豆腐ハンバーグ。
ひじきを入れれば栄養満点!水切りした豆腐に鶏ひき肉、ひじきを混ぜ合わせ、塩コショウをする前に取り分け赤ちゃんサイズに形成して焼きます。
ひじきが長い場合は赤ちゃん用に細かく刻んでください。
大人用は塩コショウをプラスするだけで美味しく仕上がります。
取り分け離乳食で、家族みんなで食べる喜びを感じながら楽しく食育!
色んな事に興味津々な赤ちゃんにとって普段ママやパパが食べているものにも興味を持っているはず!ママがご飯を食べている姿をじーっと見ているなんて経験をしているママもいるのではないでしょうか?
取り分け離乳食が出来れば家族みんなで食卓を囲むことが出来るので、家族の絆も深まると思います。
赤ちゃんに食べることへの喜びを感じてもらえるように、楽しく食育が出来るといいですね!
MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪
まだデータがありません。