物が増える一方の育児家庭…不要な物をあっさり捨てるコツ!

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2017/11/19

片付けをしているママ

普通に生活していて家の中の物がどんどん減っていくことはまずありえません。結婚して家族が増えればそれだけ物が増えていくものです。

収納スペースも一杯になり、部屋のあちこちに子供のものや夫のもの、いつ使うかわからないような生活用品などが散らばり始めてはいませんか?

できるだけ物を買わずに済ませ、不要なものを処分していくことで部屋はスッキリすると頭ではわかっていても「もうすぐ使う」「いつか使う」と捨てられない人は多いと思います。

頭では理解しているのですから、問題は気持ち、心の持ちようではないかと思います。どんな心構えでいれば物を増やさないで済むかについてお伝えします。

物が増えてもOKそのピークを決めておく

独身時代は自分のためのものを買い、古くなったもの、気に入らないものは結構整理して、お気に入りのものに囲まれて生活していた人は多いのではないでしょうか。

ところが家族が増えていくに従って、夫の物、子供の物がどんどん増え、正直「これはゴミでは?」と思うようなものまで捨てられずにとっておかないといけなくなりますよね。

自分の判断で家族の持ち物が気軽に捨てられないのはかなりのストレスです。私も捨てたいものが山ほどありますが、勝手に捨てられないことでイライラします。

逆に夫からすれば、「そんなサイズの小さくなった洋服は捨てたら?」「この調理器具使ってるの?」となります。でも「いつか使うから」となかなか処分できません。

まずは最低限のルールを作っておくといいですね。「これ以上は増やさない」というか「増やせない」という量を決めておきましょう。

収納スペースから溢れるものは厳選して処分する

最低限のルールについてですが、家には決められた収納スペースというものがあります。「そこからはみ出るものは許さない」これくらいの気持ちでいきましょう!

はみ出てしまったものを部屋の隅に積み上げたり、鴨居にブラブラひっかけたりするのはゴミ屋敷へのスタートになると思ってやめましょう。

断捨離という言葉は皆さんお聞きになっていると思います。これも個人によってどこまで片付けるのかという問題があります。

どうしても片付けられない人もいますし、片付けすぎていわゆるミニマリストまでいってしまう人もいます。その人の生活が心地よくなればそれでいいと思います。

家族それぞれの生活の変化で、物は増えたり減ったりします。人数が増えればもちろん増えますし、子供が独立したり同居人が居なくなったりすれば一気に減るのが普通です。

例えば子供の入園、卒園などで生活が変わるタイミングに大きく整理してしまうのが気持ちの上では楽にできます。不要になりそうなものがわかりやすいからです。

買いたい気持ちを丁寧に観察してみる

買い物するとなぜかいい気分になります。その場で購入するのも嬉しいですが、ネットショッピングに慣れている人は配達されるのが待ち遠しくウキウキしてしまいますよね。

その買おうとしている物は「なぜ買うのでしょうか?」単に欲しいからか、使用中の家電が壊れたので購入するのか、流行の物なので買いたいのか…

一つ買えば一つ増えます。もし、現在収納がピークなら何かを処分する必要がありますね。処分できるものはあるのでしょうか。

果たしてその買いたい何かは必ず今必要なものなのでしょうか?買い物する前にひと呼吸丁寧にその気持ちを観察してみましょう。

次にあげる10項目を冷静に読み上げてみましょう。

  1. 人からすすめられた。いいものらしい。でも、自分の頭で考えてみよう。
  2. むしゃくしゃして衝動買い。後悔するからやめておこう。
  3. 世間の流行りもの。流行りすぎればただのゴミ。
  4. よく似たものはないかな。あるかもしれない確かめてから。
  5. 今すぐ使うものかな。使わないならまた今度。
  6. 無理してお金を出すならあきらめよう。
  7. それがなければ困るのか。困らないなら我慢我慢。
  8. お買い得というだけで、欲しくないなら無視しよう。
  9. 限定品!まやかし文句につられない。
  10. やっぱり欲しい。でも置く場所ないなら見送ろう。

いかがでしょうか。この10項目を丁寧に読み上げてみれば「今すぐ買う必要ないかも…」と少し冷静になり購買意欲が大人しくなりませんか?

「それでも欲しいものは欲しい!買っちゃおう」ということであれば、それに代わる何かを処分してみれば「また物が増える」ブルーな気持ちにはなりません。

「足るを知る」気持ちで物も心も整理整頓

「足るを知る」という言葉は中国の哲学者老子の言葉で、身の程をわきまえてむやみに不満を持たないという意味です。

満足をすることを知っているものは心豊かであると解いています。消費欲に取り付かれてどんどん物を買い、家中に物があふれていても満足できない様子を客観的に見てどうでしょう?

足るを知ってこれでよしとする幅や深さは人によって違うでしょうが、もっともっとと買い物してしまうと物は際限なく増えてしまいます。

「コレ」や「アレ」がなくて非常に辛い、困っているというものがあるでしょうか。なければないでなんとかなりそうなものは買わないという選択もいいですよ。

スマホも必要ない、昔ながらのガラケーで用が足りる。ラインもわざわざ使わなくてもなんとかなる。そんなシンプルライフに価値感を感じている人もいるのです。

自分の頭で考えて、本当に必要なものだけを厳選すると、手元に残ったものが愛おしく大切なものに感じられます。

不要なものをあっさり捨てる荒治療

片付けても片付けてもなぜか片付かない。捨てるに捨てられない。人気の断捨離も、人生がときめく片付けの魔法もどんな片づけ術を参考にやってみてもダメだ…

そんな方におすすめする強引な荒治療。「毎月10個何かを捨てる」です。捨てるものはランダムになんでもいいです。

できれば、ゴミ収集日直前にやると捨てた後すぐ持っていかれるため、諦めもつきやすいのではないでしょうか。

衣類、おもちゃ、文具、調理器具、靴、期限切れの食品、本・雑誌、小物類、化粧品など、しばらく使っていないものが必ずあります。

買いだめて数の多すぎるものもバサッと減らしてみましょう。貰い物などで筆記具が山ほどあっても使いやすいものしか使いませんよね。

もったいないと思っていては捨てられません。人にあげるとか、ご自由にお持ち帰りくださいと玄関先に置いてみるのも手です。

捨てるチョイスは無作為がいい

10個捨てるものを選ぶ時につい自分の気になるものに目がいきます。タンスの中の衣類とか、小さくなった子供の服などが気になる人はいませんか?

一箇所から10個出そうとせずに、例えば各部屋から出すとかランダムにあちこちから捨てるものを選んでみましょう。

あるいは、家族一人一人の持ち物からいらない物を選んでみるのもいですよ。つい、自分の持ち物からばかり選ぶハメになってしまいそうなので、家族にも協力を仰ぎましょう。

小さなものでも構いませんので、定期的に決まった10個、余裕があるなら15個ずつ捨ててみましょう。

捨てることに少し慣れるという断捨離作業でもあります。おそらくガラクタと思われるものから捨てる事になるでしょうが、一度に10個まとめて処分できると達成感もありますよね。

片付けついでにちょこっと掃除もできたりしますし、クローゼットの奥の箱から忘れてた思い出の写真が出てきた!なんてこともあるあるです。

普段開け閉めしないような収納ケースから、そういえばこんなの持ってたわ…といった事もよくありますが、それこそ処分対象ですね。

「リサイクル店に持っていこう!」「売れそうなものは商品として出品しよう!」なんてしまい込むのは危険です。また長期にわたって休眠する可能性があります。

フリマなどの経験が何度もある方は問題ないかもしれませんが、ものがすぐ増えて捨てられないで困っている方は思い切って捨てると決めたものは、捨てるか知り合いにあげるかしましょう。

暮らしの贅肉を落とすために数字でルール化

何となくアバウトに「足りてるから買うのはやめておこう」くらいの気持ちでやってきた方は、もうそれで今現在満足できるスッキリスリムな生活になっていますか?

その位の気合では物の増えるスピードの方が速くてあれよあれよという間に物があふれているなんてことはありませんか?

何かルールを作った方が、「買わない捨てる」が実践しやすいように思います。例えば数字にこだわってルール化してみてはどうでしょう。

【例】

  • 10個まとめて処分する
  • 3年以上使っていないものは処分する
  • 必要な数を決めてしまう(靴、ソックス、肌着、タオル、お皿やカップなど)
  • ネット通販は月1回など

我が家の冷蔵庫は調味料やドレッシングをいろいろ揃えすぎて、消費期限内に使い切れないことが多々あります。

ドレッシングなども3種類までと決めていれば、随分冷蔵庫の中もすっきりしますし、無駄に買い足ししなくて済みそうですね。

家にあるのは知っているけど「セールでお得だから買っておこう」これも不要な物まで買ってしまう悲しい呪文のような言葉です。

決めたルールに従えば節約にもつながりますし、浪費癖も管理しやすくなります。ただ、洗濯機や冷蔵庫、テレビといった家電は壊れたらすぐ買い替えなので節約はモノによりけりです。

不要な物を処分して実用的な物だけを残していけるような、リストを作って始めるのもやる気になるポイントです。

夫婦で意見や考え方が食い違うこともあるかもしれませんので、処分し始める前に揉めないように話し合っておいたほうがいいですね。

物を捨てるジャンルに聖域はなし

意外な盲点で「こんなものも捨てる対象にするの!?」といった内容にも踏み込んでおきましょう。

次々流行のファッションに合わせて購入したアクセサリーも例外ではありません。「場所とらないしこれは除外で…」でもよく見ると使用しなくなった物があるのではないでしょうか?

撮りに撮った写真のデータ。データも整理しないと持っているだけであまり見ないものですよね。面倒がらずデーター整理もしてみましょう。

古くなったゲーム各種。売っても二足三文でお金にならないからと、コレクション化していませんか?棚の中にお菓子や保存食もたっぷりと大量に買いだめていませんか?

大物では車です。手放せば一番大きな節約になります。仕事で毎日乗らないなら車も対象です。ものを処分するのに聖域はありません。

必要な時だけ実家から借りてくるとかレンタルを利用するとかで、なければないで慣れてしまいます。

もったいないは新陳代謝と考え新しい空間を手に入れよう

物を処分する時はどうしても心理的に「もったいない」と感じてしまいます。「まだ使えるのにもったいない…」いつ使うかわからないものは役目が終わっていると考えましょう。

「いつか使う」が物だらけになってしまう原因です。捨てるのが惜しいと思ったら「これは新陳代謝なんだ」と思いましょう。

古い物に代わって新しいものが入り、新陳代謝している、空間をデトックスしている思えば気分も爽やかになります。物を入れる収納グッズを増やす前に物を減らしましょう。

無駄と思われるものを省き、必要なもので生活できるようになれば「買う」行為も必要なだけになりますね。ちょっと意識すれば随分と節約につながるのではないでしょうか。

物だらけの空間から脱却してスリムでシンプルな空間をつくることを習慣づけるには、定期的に実行するのがコツです。まずは決まった数を処分するところから始めてみましょう。

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