トランスパレントの窓飾りの簡単な折り方!子供と遊びながら芸術教育

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2018/08/16

トランスパレントとはドイツ語で「透ける」「透けて見える」という意味です。半透明のトランスパレントペーパーを折ったものを貼りあわせて作ります。

ドイツや北欧における折り紙の一種です。元々は冬にあまり日が差さない北欧で、日の光を楽しむために作られていたそうです。雨や冬の日など外で遊べない時にぴったりです。

複雑に見えますが、簡単に折った紙を貼りあわせるだけでできます。色や組み合わせによって、星や花、雪の結晶のようにも見えます。

窓に貼ったり窓辺に吊るしたりして外の光を当てるようにします。紙の重なり具合で光の透け方が違い、新たな模様が浮かびあがります。

大きめの紙を使えば4、5歳頃から作れます。子どもと一緒に折ったり貼ったり、トランスパレントを楽しみましょう。作り方や材料をご紹介します。

トランスパレントの教育要素

折る、貼る、飾るの中に子どもの成長のための様々な要素が含まれています。芸術教育と呼ばれるシュタイナーにも取り入れられています。

シュタイナーはドイツ発祥の教育方法です。「教育は芸術であるべき」として、すべての授業が色彩や音楽を通して行われます。

角度の計算になる

トランスパレントは通常折った紙を8枚または16枚、円状に貼りあわせていきます。貼りあわせる時は、折った紙の角度を半分ずつ重ねていきます。

8枚の場合

  1. 基本の折り方は、四角い紙を中心につけた折り筋に向かって両角を折ります。
  2. 90度を45度ずつに折りあげたので、紙の下側にできた角の角度は90度になります。
  3. 90度の角を半分ずつ重ねていくので、円になる360度のうち1枚が占める角度は45度です。
  4. 1枚で45度なので、360度を作るためには8枚必要という計算ができます。

自分でオリジナルを作る際、何枚必要になるか計算することもできます。

心を鍛える

折り方は簡単でも、同じものを8枚または16枚折るのは根気が要ります。丁寧に同じように折りつづけることで、忍耐力と作業の早さ、正確さが養われます。

いいかげんに折ると綺麗な円形にならなかったり、光を透かした時の模様が均一になりません。

芸術性を養う

美しさに触れることで芸術性が養われます。自分が作った美しさを見て、子どもは達成感と充実感、また作ろうという意欲を感じます。

簡単に折った紙を貼りあわせるだけでとても美しいものが出来あがります。光を透かすことで、さらに美しい模様が浮かびあがります。

いつも何気なく視界に入る窓に美しさを感じられます。直視しないとしても、美しいものが周りにあることは心の栄養になります。

自然や無限性を感じる

トランスパレントの美しさは日の光によって際立ちます。トランスパレントを通して、太陽は美しく自然は美しいことを無意識のうちに感じることができます。

折り方や色、貼りあわせ方によって無限に異なるものを創りだせます。この世は何ひとつ決まっておらず、可能性は無限であるという考えにつながります。

トランスパレントを作るには?

トランスパレントに適した紙やのり、大きさについての注意です。紙やのりは専用のものもありますが、それ以外のものでも使えます。
紙、のりについて

専用の「トランスパレントペーパー」はネットで購入可。大型文房具店などで取り扱っているところも!トレーシングペーパーでも作れますよ。

紙が厚いと折りにくいので薄いものを選ぶようにします。薄すぎでも折れないので、適度に張りのあるものが良いです。

日本製「透かし折り紙」として、株式会社クラサワの「ひかりとり紙」があります。のりは紙がふやけないものを選びましょう。固形のりやテープのりが適しています。

紙の形、大きさは作りたいものによって違う

紙は正方形、または縦長の長方形にします。長方形の縦横の比率の違いにより、同じ折り方でも出来あがりは違ってきます。あえて細長い紙を使うものもあります。

縦の長さが出来あがりの半径になります。子ども用の折り紙サイズですと円状にした時かなり大きなものになります。貼りつける窓に合わせた大きさにしましょう。

縦長の長方形を、途中で半分に折る折り方のものもあります。

トランスパレントスターを折ってみよう!

出来あがりは花や星のように見えるものなど様々です。基本的なものはトランスパレントスターと呼ばれているようです。

基本のトランスパレントスター

用意するもの:縦長の紙 8枚

1.縦の真ん中に折り筋をつけ、上下の両角を折る

2.上を一旦開き、折り筋に合わせて角を小さく折りこむ

3.下を真ん中の折り筋に向かって、半分の角度に折る

4.同じものを8枚作り、1枚ずつ重ねていく(斜線部分にのりをつける)

5.2枚を貼りあわせた状態

6.完成

同じものの反対側を中心にすると違うものが出来る(角度が半分になっているので16枚必要)その際の手順も同様です。

1.斜線部分にのりをつける

2.2枚貼りあわせた状態

3.完成

応用

用意するもの:縦長の紙 16枚

1.縦の真ん中に折り筋をつけ、上下の両角を折る

2.下の両角をさらに半分に折る

3.上の両角もさらに半分に折る

4.斜線部分にのりをつけ、貼りあわせる

5.2枚貼りあわせた状態

6.完成

飾り方

両面テープを小さく切って窓に貼りつけます。セロハンテープを小さく丸めてくっつけてもいいです。専用の「トランスパレントペーパーフレーム」も売っています。

テープや紐でつなげ、上から吊るすとサンキャッチャーになります。

時間が経つとのりが剥がれたり、テープの粘着力が弱まったりして壊れることもあります。

楽しもう!いろんなトランスパレント

いろんな色の紙を使うとさらに美しいです。単色や色の組みあわせで、ますます作るものの幅が広がります。

本や、折り方を解説したサイトもあります。自分で工夫してオリジナルを考えるのも楽しいですね。

「透かし折り紙」のブログ「うっとりがみ」www.トランスパレント.jp/

作ったものを見るたびに嬉しい気持ちになるトランスパレント。ぜひ子どもと一緒に楽しんでみてください。

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