双子だと出来やすい妊娠線…を予防するためのポイント3つ

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2017/11/07

妊婦さんが歩いている様子

妊娠線とは、お腹の赤ちゃんが育っていくときに、ママの皮膚組織が大きくなる子宮に引っ張られて裂け目が出来ることをいいます。

裂け目とは言っても、緩やかに出来るものなので痛みは感じません。しかし一度出来てしまうと消えないので、女性は注意したいものですね。

双子妊娠の場合、単胎妊娠と比べて妊娠線の出き方には差が見られるのでしょうか。また、予防方法はあるのでしょうか。

妊娠線のでき方はには個人差がある!

妊娠した場合、赤ちゃんが大きくなっていくにつれて子宮も大きく広がって行きます。人の皮膚は表皮と真皮という組織からなり、表皮は柔軟性に富んでいます。

ですが、皮下組織である真皮は表皮ほど柔軟に動くことが出来ません。なので、伸びて行く表皮の勢いに負ける形で、割れ目が出来てしまうのです。

こうして出来る妊娠線ですが、妊娠したからと言って必ず出来るものではありません。私も二人の子を妊娠して体型が変わりましたが、妊娠線は出来ませんでした。

妊娠線が出来やすい方の特徴です。

  • 皮膚が乾いている
  • 皮下脂肪が多い
  • 体重が急に増えた
妊娠線は皮膚が硬い(肌表面の水分が不足していて乾燥している状態)と出来やすいです。

皮下脂肪も固い組織なので、妊娠前から皮下脂肪が多い体質の方は、赤ちゃんが出来てから妊娠線が現れやすい傾向にあります。

双子の場合はお腹がかなり大きくなるので妊娠線が出来やすい…

妊娠線は大きくなる子宮が皮膚を引っ張って出来ると述べました。双子を妊娠している場合には、どうしてもお腹は通常より大きくなりがちですよね。

もともとの身長体重によって個人差は大きいですが、臨月になるとお腹回りの長さは80cmから100cm程度になります。

双子を妊娠している場合は、6か月で既に100cmに達する方もあるようです。臨月まで進むと110cmまで大きくなることも。

普通、妊娠6か月ごろからお腹が目立つようになりますが、双子のママは4か月ごろから妊娠していることがはっきり分かることもあります。

赤ちゃんが二人入っている分、お腹が広がって行くペースも早くなるのです。急に大きくなるお腹に追いつけずに、皮下組織も引っ張られます。

双子のママは単胎のママよりも妊娠線が出来るリスクが高いと言えます。産後に痕を残したくない場合には、しっかりとしたケアをする必要があります。

妊娠線を作らないコツ3つ!しっかり守ってきれいな肌を保ちましょう

妊娠線は出来やすい人、そうではない人といろいろなケースがありますが、予防法もあります。

赤ちゃんが出来た後でもきれいなお腹で居るために、妊娠中から出来るケアはしっかりと行っておきましょう。

効果的な方法を3つ紹介します。日常的に心がけて取り組むことで、皮膚のコンディションを良く保つことができます。

お腹を締め付けない

お腹が大きくなってきたら、腰痛予防の意味も込めて赤ちゃんの体重を支えるために、腹帯やコルセットを巻きます。

これは日本の安産祈願の意味も込められています。5ヶ月目の犬の日に腹帯祈願と言って最寄の神社に御祈祷をお願いする方も多いのではないでしょうか。

ですが、腹帯や腹巻やコルセットは妊娠線予防にとってはNGなのです。腹帯は確かに重たいお腹を支えてくれますが、同時にお腹を締め付けます。

そのため、皮膚周辺の血流が悪くなり、組織が硬くなってしまうのです。皮膚が柔軟性を失うと、割れ目が出来やすくなって要注意です。

冬場に臨月を迎えるママは、腹帯を使う場合伸縮性の高いものを選んだり、コルセット式ではなく腹巻付きインナーを選んだりしましょう。

お腹を温めることは妊娠中には大事なことです。でもそのために血行を悪くしてしまったら元も子もありません。

皮膚を適度に保湿しておく

皮膚が乾いて固くなってしまわないためには、保湿クリームなどを使ってマッサージをすることが効果的です。

妊娠線予防のクリームとしては、赤ちゃんにも安心な天然由来成分で出来た低刺激の物も多く市販されています。

香りや質感も様々なものがあります。妊娠中は何かとお腹が苦しくてリラックスできませんから、気分転換の時間にも最適です。

やり方としては、お風呂上りで皮膚が柔らかくなっているところへ、クリームを適量とり、お腹全体にしっかり伸ばすようにマッサージして行きましょう。

この時、お腹だけでなく、胸や二の腕もクリームをしっかりつけて良くほぐしておきます。勘違いされがちですが、妊娠線はお腹だけに出来るわけではありません。

急に伸びる皮膚の影響で、腕や脇にも線が出来てしまうことがあるのです。それを防ぐためにも、上半身全体をしっかりケアしておきましょう。

▼おすすめの妊娠線予防クリームについてはコチラも参考にしてみて!

▼妊娠線の予防やケアの方法についてはコチラも参考にしてみて!

急に体重が増えないように気を付ける

お腹はどんどん大きくなっていきますが、それに伴って体重が急に増えてしまう人もいます。

妊娠中の急な体重増加は、妊娠高血圧症候群や、妊娠糖尿病、常位胎盤早期剥離などの深刻な症状を引き起こします。

そこまで重症ではなくても、皮下脂肪が急に増えることで当然皮膚は引っ張られるので、肌の裂け目が出来やすくなってしまいます。

体重を急に増やさないためにすべきこと。

  • 食べる量を増やさないようにする
  • 適度な運動を習慣づける
  • 偏った食生活ではなく、バランスよく食べる
  • 毎日体重を測る

食べつわりと言って、食欲がなくなるつわりの反対にものが食べたくなって仕方がないという症状の人もいます。

その場合、見境なくなんでも食べてしまって結果体型が変わってしまうのです。そうでなくても妊娠中は普段よりも食べる量を増やしてしまいがちです。

あくまで、バランスの良い食事の量を心がけてください。そして、ビタミン、炭水化物、脂質、繊維質など食べる品目のバランスも整えましょう。

更にウォーキングなどの習慣をつけることで、体型が変わることを抑えられるばかりか、血行が改善されて皮膚が柔らかくなります。

結果として妊娠線のできにくい身体が手に入るので、妊娠したらそれまで運動習慣の無かった方も是非ウォーキングやストレッチに取り組んでください。

▼妊娠中の体重増加対策についてはコチラも参考にしてみて!

出来れば作りたくない妊娠線。お腹を労りながら防ぎましょう

双子のママは臨月に入るとビックリするくらいお腹が大きくなるものです。その分皮膚は割れやすくなります。

妊娠線は、出来てしまうとずっと痕が残ります。なので作らないような準備が必要です。

ポイントは、保温、保湿、体型維持です。要は皮膚が急に引っ張られる事を防げばいいのです。

そのため、急に太らないこと、肌を乾燥させないこと、冷やさないことなどを心がけましょう。

双子妊娠は何かと苦労が多いと思いますが、だからこそ気分を変える意味でも、好きなクリーム探しなど出来るといいですね。

▼妊娠線予防はいつから?についてはコチラも参考にしてみて!

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