野菜スタンプのねらい。子供の感性UPとお勉強に効果ありのやり方

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2018/10/02

「野菜スタンプ」という言葉は、みなさん一度は耳にしたことのある方が多いのではないでしょうか?もしかしたら、「懐かしい!小さい頃にやったなぁ…」という経験をお持ちかもしれませんね。

最近では幼稚園や小学校でも扱われることも少なくないため、「うちの子も作品を作っていたわ」というご家庭もあることでしょう。野菜の形が活かされていて、可愛らしいですよね!

今回は、「知育効果を最大限に高めた野菜スタンプ」のやり方をご紹介します!ただ単に作品を作るだけではもったいない!

野菜スタンプは、ちょっと工夫するだけで「知識」「想像力」「図形の感覚」などお勉強にも役立つ「生きる力」を育めるんです!

野菜スタンプって何?初めてでも簡単なのが嬉しい!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

野菜スタンプとは、その名の通り「本物の野菜で作ったスタンプ」のこと。野菜をくり抜いたり彫ったり…というよりは、野菜そのものの断面を楽しむ方が断然おすすめです!

画用紙やポストカードに、絵の具で色を付けた野菜をペタペタ、ポンポンっとスタンプ。偶然できる形の重なりを楽しむもよし、野菜の形を何かに見立てて組み合わせてもOK!

知育のお話の前に、まずはお手軽にできる野菜スタンプの遊び方をご紹介。「やり方は知っている!」という方は、こちらは飛ばしてOKですよ!

準備に必要なモノは5種類!スタンプ台でお手軽&汚れない

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

野菜スタンプは、初めてのお子さん&パパママでも失敗しにくいところが高ポイント!準備すべきものは、以下の5種類です。

  • 野菜(5種類以上あると楽しい!おすすめの野菜は次の見出しで)
  • 新聞紙(テーブルが汚れないように敷く)
  • 画用紙・ポストカードなど
  • 絵の具セット(スタンプ台でも代用可能!)
  • キッチンペーパー

「リビングや洋服が汚れるのはちょっと…」という場合には、絵の具の代わりにスタンプ台を使うと汚れづらいです。100円ショップに行けば、水彩絵の具もスタンプ台も手に入りますよ!

用意する紙は、ツルツルしたものよりインクを吸いやすい紙質を選ぶと色が付きやすい!一般的な画用紙などでOKです。

キッチンペーパーは、色を変えたいときに絵の具を拭き取れたりと何かと便利なのでおすすめです。パレットがなければ、紙皿で代用してもOK!

野菜スタンプに向いている野菜たちは?お花の形はゴーヤ!

さあ、基本的な流れが分かったところでレッツトライ!…と言いたいところですが、野菜スタンプの魅力を引き出すために「おすすめの野菜たち」をご存知ですか?

野菜の種類によっては「水っぽくてぐちゃぐちゃ…」なんてことも。普段食べている野菜たちも、スタンプにしてみたら意外と面白い形でパパママもびっくりするかもしれませんよ!

では、おすすめの野菜とスタンプ面をイラストでご覧ください!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

とっても可愛らしいですね!野菜嫌いの子どもたちも、野菜そのものに親しみを持てるようになるのではないでしょうか?

他にも以下のような野菜はスタンプしやすいです!

  • にんじん
  • ピーマン
  • 玉ねぎ
  • かぼちゃ
  • なす

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

イラストで分かりやすい!野菜スタンプの基本的なやり方5STEP

さて、いよいよ野菜スタンプのやり方です。5つのステップに分けてご説明していきます!

  • 1.数種類の野菜を買ってきて、カット!
  • 2.パレットに好きな色の絵の具を出す
  • 3.筆を使って、絵の具を野菜の断面に塗っていく
  • 4.絵の具をつけたら紙にスタンプ!色々な形を楽しもう!
  • 5.乾かして完成!目や鼻などをペンで付け加えても可愛い!

以下で、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。注意点などは要チェックです!

1.数種類の野菜を買ってきて、カット!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

先ほどの見出しでご紹介した野菜たちの中で気に入ったものがあれば、それらを買ってきましょう。もちろん、お家の冷蔵庫に余っている野菜を使ってもいいですね。

野菜をカットするときのポイントは2つ。1つ目は、断面はなるべく平らになるようにカットすること。断面がデコボコしていると、紙に上手く形が写らなくなってしまいます。

2つ目は、野菜を縦に切ったり横に切ったりして色々な断面を作ること。同じ野菜でも切り方によって全く異なる形になり、子どもたちの好奇心をくすぐりますよ!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

2.パレットに好きな色の絵の具を出す

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト
こちらはイメージしやすいかと思います。野菜に色を付ける準備ですね。せっかくなので、小さなお子さんでも失敗しにくい工夫をご紹介します!

「うちの子はまだ筆が使えない…」という場合には、下のイラストのように深めの紙皿にキッチンペーパーを敷き、そこに絵の具と少量のお水を入れましょう!ちょうどスタンプ台のようになって、カンタンに色を付けられます。

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

3.筆を使って、絵の具を野菜の断面に塗っていく

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

筆か、ステップ2でご紹介した方法で絵の具を野菜に塗っていきます。注意点としては、あまり絵の具を薄めすぎないこと。濃い目に絵の具を溶いた方が、しっかりと色が付きます。

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

このように、一色だけではなく2色以上を使っても個性的で面白いと思います。子どもたちの創造性を刺激してあげましょう!

4.絵の具をつけたら紙にスタンプ!色々な形を楽しもう!

ここまできたら、あとはポンポンっとスタンプしていくだけ。ここはできる限り、お子さんの好きなようにやらせてあげましょう。

だいぶ慣れてきたかな~、というタイミングで「お母さんもやってみていい?」などとさり気なく色々なバリエーションを見せてあげるのもいいかもしれませんね。

とは言うものの、やはり自分自身で様々な発見ができた方が、子どもの心に新鮮な感動が生まれるもの。手取り足取り…にならないよう基本は優しく見守ってあげるましょう。

ただランダムに押していくのも楽しいものですが、形を組み合わせてできる模様もステキです。「顔や動物を作ってみよう!」と促してあげてもいいですね。

5.乾かして完成!目や鼻などをペンで付け加えても可愛い!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

最後は乾かして完成です。絵の具がベッタリとついている場合には乾くのに時間がかかりますので、間違って触ってしまわない場所で乾燥させましょう。

乾いた後には、目や鼻だけペンで後から付け加えてもGOOD。下のイラストのようなイメージです。

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

工夫次第で可能性は無限大!野菜スタンプの知育効果を高める方法4つ

さて、ここまでが基本的な野菜スタンプのやり方です。幼稚園などでも大体上記のような方法で実施されているかと思います。

最後はいよいよ、「知育効果を最大限に高める野菜スタンプの方法」を4つご紹介していきます!少しの工夫で効果は倍増!

どれかひとつだけでも良いので取り入れてみましょう。お子さんの「見えない学力」がどんどん育まれていきますよ!

野菜を一緒に買いに行こう!産地や旬を学んでくれるチャンス!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

野菜スタンプのためにお買い物に行くのであれば、ぜひお子さんも一緒に連れて行ってあげましょう!大人にとっては何の変哲もないスーパーも、子どもたちにとっては情報の宝庫!

一緒に野菜を選びながら、以下のような話題を会話に織り交ぜていきます。机に向かうお勉強ではなくても、たくさんの知識を吸収してくれること間違いなしです!

  • この野菜は何のお料理に使われているかな?
  • この野菜はどこの国(県)から来ているんだろう?
  • 今は春だから〇〇が美味しい季節だね
  • 初めて見る野菜はあるかな?
  • 生で食べられる野菜とそうでない野菜、分かるかな?
淡々と聞いていく、というよりはクイズのように会話してあげると興味を持ってもらいやすいですね。産地や旬が分からない小さな子であれば、パパママがそれらについて語って聞かせてあげるだけでも頭の中に知識がストックされていきます!

野菜のカットも親子で挑戦!断面図の違いを感じてもらうチャンス!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

お子さんが包丁を使える年齢であれば、「野菜のカット」も一緒にしてみましょう!でも、包丁を持たせるには少し勇気がいりますね。

幼児向きに作られた「こども包丁」が各メーカーから販売されています。「正広こども包丁」や「ブリサ・ポニータ 食育クッキングナイフ」などは、安全でよく切れると評判のようです。

1歳用など、刃がギザギザしたものなどは断面がキレイにならないので、避けましょう。

「そろそろうちの子も包丁デビューかな?」とお考えであれば、この野菜スタンプを機会にトライしてみてはいかが?切る向きによって断面が変わる、ということを身体で感じるチャンスです!

青+赤=〇〇色!絵の具で色の法則を知ってもらうチャンス!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

大人になると、一種の常識のように知られている「色の法則」。赤+青は…、もちろん「紫」ですね。

ですが、子どもたちにとっては色の変化はまるで魔法!それはそれは不思議でワクワクする体験です。

子どもたちがスタンプに夢中になっている時には、ぜひ「色を混ぜてみよう!」と提案してあげてみてください。そのときに、パパママは色の法則を言葉にして聞かせてあげましょう!

ママ「色を混ぜてみよう!何色と何色を混ぜてみたい?」
子ども「黄色と~…青!」

ママ「よーし、じゃあ絵の具を出して。筆を使って自分で混ぜてごらん。」
子ども「わあ、色が変わった!」

ママ「きれいだね。黄色と青を足すと、緑になるんだね!じゃあ、オレンジはどうやったら作れるかな?」

こんな感じです。感性に加えて知識も磨かれますね!

野菜トークを楽しもう!野菜の重さや手触りなど知識を増やすチャンス!

手作り野菜スタンプを作っている様子のイラスト

切る前・切った後の野菜について、五感をフル活用して親子で会話をしてみましょう!野菜ひとつとってみても、意外なほどたくさんの情報が詰まっています。

  • ニオイをかぐ!無臭?甘い香り?
  • 触ってみる!デコボコ?つるつる?
  • なめてみる!?苦い?酸っぱい?
  • 手に持ってみる!ずっしり?軽い?
  • 観察してみる!種がある?模様がある?
幼い子どもたちは言葉にしないだけで、実は色々なことを感じています。「ずっしりしているね!」「チクチクするね!」など、子どもたちが感じているであろう感覚を言葉にして聞かせてあげましょう!

感覚と言葉がマッチすることで、「これがチクチク、なんだ!」とお子さんの頭の中で言葉が自分のものになっていきます。「言葉に実感が伴っているかどうか」ということは、語彙の獲得に欠かせない要素です。

野菜スタンプはメリットの宝箱!親子で1度はトライを

以上、野菜スタンプに隠された魅力の数々をご紹介しました。新しい発見はあったでしょうか?

筆者にはまだ子どもがいませんが、教育者として「子どもが生まれたら絶対に経験させてあげたい!」と強く思うのがこの野菜スタンプ。その理由は、タブレットなど、テクノロジー時代の子どもたちに欠けてしまいがちな五感を使った経験ができるからです。

「体験」から得られる学びは子どもたちの能力を伸ばしてくれるとつくづく感じます。スポンジのような頭脳を持つこの時期に、ぜひともチャレンジさせてみてください!

楽しく学んだ後は、できあがった作品を年賀状にしたり部屋に飾って素敵な思い出にしてみてくださいね。

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