こんな使い方も!赤ちゃんにも安心して使えるワセリンの活用術
皆さんは「ワセリン」ってご存知ですか?病院で処方される「プロペト」と言えば思い当たる方も多いかもしれませんね。
実は活用法は様々あります。色々な場面で大活躍の「ワセリン」の活用術をご紹介します。
「ワセリン」肌荒れなどに処方されます!赤ちゃんから使えて便利
ワセリンの原料は石油。精製による純度の違いによって「黄色ワセリン」と「白色ワセリン」に分けられますが、医療用で用いられるのは白色ワセリンがほとんど。
一般的に言うワセリンとは、白色ワセリンのことを指します。
高精度になればなるほど値段は上がりますが、保険適用の薬品なので病院で処方してもらうとお得ですし、乳幼児医療証で自己負担は実質タダ(容器代のみ自費)!
皮膚科や小児科では肌荒れやアトピーの時に処方される場合が多く、主に保湿剤として使用されます。
ワセリンには、皮膚の表面に膜を張ることで、水分の蒸発を防ぐ効果があります。つまり皮膚に蓋をするイメージ。皮膚の乾燥を防いでくれるのと同時に、外的刺激から皮膚を保護する働きもあります。
ほとんどの方にとっては副作用の心配がないため、赤ちゃんからお年寄りまで家族みんなで安心して使うことが可能です。
家族みんなで、そして色々なシーンで使える!ワセリンの簡単活用術
安心安全なワセリンですが、案外知られていないのがその活用法。ワセリンにはこんな使い方もあるんですよ!
赤ちゃんの肌トラブルに大活躍!
また赤ちゃんには、よだれによるかぶれやオムツかぶれなどの肌トラブルにもワセリンが使えます。(ただし副作用が出るかどうかは個人差がありますので気をつけて!)
赤ちゃんのデリケートの肌にとっては自分のよだれも、おしっこやうんちも刺激の大きなもの。
その刺激に長時間さらされると肌トラブルを引き起こします。特に下痢の時や汗をいっぱいかく時期などはオムツかぶれになりやすいので注意が必要です。
おしっこやうんちでなどの汚れが長時間肌に触れていることのないようにオムツをこまめにチェック!おしり拭きや温かいタオル、またはシャワーなどでしっかり汚れを落としてからワセリンを塗って肌を保護してあげましょう。
唇の保湿に!リップクリームはもういらない!?
ワセリンの最も一般的な使い方と言えば保湿。ワセリンがあればリップクリームも不要になるかもしれません。
実は私、子供の頃から冬になると唇の乾燥が悩みの種。放っておくとひび割れて血が出てきてしまいます。
かと言って、少しでも潤わせるために自分で唇をなめるのですがこれが逆効果。余計に荒れて、今度は唇の周りがぐるりと真っ赤になって湿疹のようなものが…(泣)。
ここまでくると、病院でステロイド入りの軟膏を出してもらわなければ、唇はかゆいやら痛いやらで本当につらいのです。
少しでも荒れを治そうとすると、メンソレータムなどのリップクリームは必需品です。時にはハチミツを塗ったりもしていたのですが、こんな悩みもワセリン一つで解消しました!
クレンジングとしても使えちゃう!肌に優しくて嬉しいです
さらに、ワセリンをクレンジング剤としても活用可能!クレンジング剤はメイクをしっかりおとすために肌にとっては刺激になる成分も多く含まれていますが、その点ワセリンなら安心です。
防水効果があるので「怪我の保護」にもなります!
ひざなどの広範囲をすりむいた時など、怪我自体は大したことではなくても痛いのがお風呂。怪我をした時にしみて痛いと困るものの筆頭ですね。
防水パッド等が家に都合よくある時はいいのですが、ない時はバンドエイドを何枚も重ねて貼ってみたりして、何とかお風呂でしみないようにしますよね?!そんな時も実はワセリンが便利!
試しにワセリンを塗ったばかりの手を洗ってみてください。水をはじくので水で洗っただけでは落ちません。まだベタベタしているはずですよ。
べたつきがあるから「潤滑剤」の役目も果たせます
べたつきが気になる方も中にはいるかもしれませんが、このべたつきこそが潤滑剤の役目も…。
さまざまなシーンで大活躍!「ワセリン」は日頃から是非常備を
いかがでしょうか?病院でも処方してもらえますし、市販のものも安価で手に入りやすいワセリン。
使用時は、デザート用のプラスチック製スプーンを専用にしたり、清潔な手で使用するなど、常に清潔にしておくことも忘れずに!
皆さんもぜひ活用してみてくださいね。