ワーママの転職で成功するコツは?子供の年齢で最適時期を知ろう

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2018/08/23

働くママを、【ワーキングマザー】略して【ワーママ】と表現することが多くなっています。

育児と仕事の両立は、ワーママにとって一番の課題。出産を経て、妊娠前と働く条件が変わってくることは避けられません。

そんな中、子供の成長とともに、転職を考えるママもたくさんいらっしゃいます。転職はどんなタイミングでするのがベストなのか?転職をして成功する人、失敗する人の違いは?

大切なのは「なぜ転職をしたいのか」です。子供のことを一番に考えるのはもちろんですが、焦らずに、自分自身の将来のビジョンもしっかり描いていきましょう。

ワーママが転職を考えるきっかけ

それぞれの家庭環境、生活状況によって、ワーママが転職を考えるきっかけはさまざまです。ワーママの8割は転職を考えたことがあるが、実際に転職したのは3割、ともいわれています。

考えてはいるけれど、なかなか踏み切れないワーママは多く、具体的にどうしたいかビジョンを描けないのが現状。

単純に今の職場から環境を変えたい、という方も多いと思いますが、どんなきっかけがあるのか、いくつかあげてみましょう。

時短切れ転職

厚生労働省の調べでは、子育てによる時短勤務の制度がある企業は、2015年度で全体の約6割。しかも時短勤務の制度は、小学校入学まで、ないし3歳まで、という企業が多くみられます。

子育て中であることに変わりないのに、一気に仕事量と残業が増え、家庭との両立に苦しむママが、転職を考えることに。

派遣・パートから正社員へ

時短切れとは逆に、子供が小さいうちは、時間と休みに融通の利く派遣・パートで働き、成長に連れてフルタイムへ移行する、という転職のパターン。

収入アップ、キャリアアップを目指すママはこのパターンが多いようです。

マタハラ、パワハラ

妊娠したことで初めて気付く職場の環境もあります。妊婦への配慮が見られない、出産を機に退職を迫られる、産後の職場復帰について、厳しい条件を提示された…。

小さな子を抱えて、出産後も同じ職場で働き続けられるのか、疑問を感じたママもいます。

倒産・転勤・夫のリストラ

自分きっかけではなく、周囲の環境によって転職せざるを得ないパターンも。家のローンを抱え、これからますます成長していく子供がいれば、安定した収入を得たいのは当然です。

夫が転勤族の場合は、同じ職場で長く働き続けることが難しく、転職を繰り返すママも多くいます。

起業したい

ママになると生活は一変します。子育てと仕事の両立は、ワーママの最大の課題。そこで、妊娠前に積み上げてきた経験と知識を持って、起業するママもいます。

責任はぐっと重くなりますが、自宅でスタートできたり、時間の管理が自分でできたり、と、子供を持つことでチャレンジする場合もあるようです。

最適時期は?転職のタイミングを考えよう

転職を考えても、そのタイミングには頭を悩ませるところ。ワーママが転職を考える時期で、一番多いのは子供の保育園入園。続いて小学校入学、そして1歳の誕生日、と続きます。

やはり子供の成長イベントに合わせてタイミングを計るママが多いようですが、そのタイミングで本当に大丈夫なのでしょうか。

転職するということは、自分自身の環境も大きく変化する、ということです。サポート体制はどこまで整っているのか、きちんと確認してから決める必要がありますね。
1歳
母乳が離れ、離乳食も終わり、育休明けで職場復帰。子育てをしながらの仕事は、どうしても妊娠前と違ってさまざまな制約が出てきます。

しかし、この時期に働く環境を変えるのは、そう簡単なことではありません。新しい職場では、すぐに有休を取得できないことも。

実際、この時期の転職は、フルタイムだったのをパートタイムへ、というママが多いようです。子供が1歳になったら仕事を頑張りたい、と考えるママは、預け先のことも含め、妊娠中から少しずつ準備することをお勧めします。
保育園入園
無事保育園に入園を果たすと、パートタイムからフルタイムへ転職するママも増えます。保育園は早朝・延長保育があるので、フルタイムでもしっかり子供を預かってもらえる安心感があります。

幼稚園とちがい、運動会や発表会の代休も取らない園がほとんどなので、有休を使うのも最小限にとどめられます。

小学校入学
小学校に入学すると、少しは手が離れるイメージがあり、転職を考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、最近は【小1の壁】という言葉があるように、保育園時よりもサポート体制が少なくなる現状があります。

時短勤務が終わり、延長保育はなく、平日休みが増える…。小学校入学をきっかけにフルタイムに転職するのは、ワーママにとって負担が増す可能性があります。

保育園入園時に転職を考えた場合は、その後の小学校入学も視野に入れておいた方がいいでしょう。
小学校4年生進級
地域によっては、学童保育の利用は基本的に3年生まで。とされているところもあり、4年生からは【カギっ子】になることも。つまり、1人で留守番ができる年齢でもあります。

だから放っておいていいわけではありませんが、ある程度のことは自分で責任を持ってできるようになります。ママが働くことに協力してくれる年齢、といえるかもしれません。

しかし最近は【小4の壁】も存在し、友達との世界が広がることで、精神的に不安定になる時期ともいわれています。お子さんとよく話し合い、お子さんのタイプや周りの環境を見極めて、転職を考えましょう。

中学受験
中学受験を考えている場合、塾通いから合格後の学費まで、とにかくお金がかかります。それに伴って、フルタイム勤務を希望するママも増えます。

年齢的にも、精神的にも、だいぶ成長してくれる時期ではあるので、転職を考えても心配ないと思います。

ただ、受験勉強に没頭する中、子供はもしかして孤独や不安を感じることも。どんなに忙しくても、子供のサポートができる環境を選びたいものです。

転職を成功させるには!条件の優先順位を明確に

ワーママが何度も転職を重ねるのは、家庭にとっての負担も大きく、避けたいもの。ママと家族にとってベストなタイミングに、納得できる職場を見つけ、無事に転職を成功させるには、どんなポイントに気を付ければいいのでしょうか。

条件の優先順位をつける

なぜ転職したいのか、転職で何を変えたいのか、自分の中で整理してみましょう。ワーママが職場へ求める条件は、どうしても皆同じようなものになります。

良い求人だと思うものは、他のママも同じように思っているため、競争率もあがります。人気の求人に片っ端から応募するよりも、まずは自分の譲れない条件が何なのかをランキングしてみてください。

  • 収入やキャリアのアップ
  • 勤務時間や勤務地の問題
  • 夫の仕事状況、子供の性格
ワーママの転職が成功といえるのは、有名企業でもなく、正社員だけのことでもなく、自分の条件にどのくらい合致して、納得いく働き方ができるか、という部分です。その優先順位がしっかりしていれば、求人に対して迷うことも少なくなるでしょう。

働くことへの覚悟を持つ

家庭と仕事を両立するのは簡単ではありません。しかし、仕事に就くということは、社会的な責任を伴います。

家庭を大切にするのはもちろんですが、仕事に対してどのくらい真剣に向き合ってくれるか、企業側にとっては採用の重要なポイントです。

新しい環境で新人として、一から吸収する覚悟を持って、将来のビジョンを描いてみましょう。子供に手がかかる時期は、長い人生における一定期間の通過点、という考えも必要かもしれません。

積極性と柔軟性

中途採用では、どうしても即戦力が求められるため、企業側が慎重になるのも当然。転職前に家族や子供とよく話し合い、サポート体制をしっかり整えておくことは基本です。

求人の時点で正社員にこだわらずとも、まずはパートや派遣からスタートし、実績が認められればそこから正社員への道が開ける場合も多くあります。

残業は繁忙期だけならできる、何曜日であればできる…というような柔軟性を持ち合わせていると、転職を有利に進められる可能性が。何事も完璧を求め過ぎると、自分の息切れに繋がりますよ。

失敗しないために!焦りは禁物

時間に余裕のないワーママですが、転職を焦って決めるのはNG。結局また転職を繰り返してしまうハメに。

できれば今の仕事を続けている間に情報をしっかり収集し、ベストなタイミングに向け、期限を決めて準備を進めると、失敗が少なくて済みます。

では、失敗しないためにどんな点に注意すればいいのか、ご紹介していきましょう。

思いつきで即行動

転職は大きな変化です。何を変えたいのか、今の不満を解消して働くために、現在の職場ではどうしてもダメなのか、よく考えましょう。

何も準備をせず、思いつきで転職したところで、必ずしも自分の希望に合った職場とは限りません。

実際、転職は考えるが、結局現状の方が慣れているから働きやすい、と答えるワーママが6割以上です。何といっても子供に与える影響は大。転職は慎重に考えなければいけません。

育児支援のみを重視

やはりワーママにとって、育児支援が充実している求人はとても魅力的。子供のためだけに転職したいというならそれでもいいかもしれませんが、転職によってキャリアアップを目指したいママや、将来の展望をハッキリ言えるママにとって、何のために転職するのかは最重要項目です。

業務内容もしっかり吟味してから決めないと、これまで培ってきたキャリアを活かすことができず、不満が溜まる結果に。

子供が小さいうちだけ違う職種に就いて、いずれ自分のキャリアを活かした仕事に戻りたい!と思っても、ブランクが長くなるほど復職は難しくなる一方です。

ワーママがゼロの企業

求人に「ママさんもたくさん働いています」「ママも働きやすい職場です」などと書いてあるのをよく見かけます。つまりこれは、子育てに理解がある企業、という意味にとれますね。

育児支援のみを優先すると失敗に繋がる…と書きましたが、それでも職場にワーママの苦労をわかってくれる人がいないのは、とても心細いと思います。

有休や残業に関しても、希望が言い出しにくかったり、理解してもらえなかったりと、孤独を感じてしまう可能性が。求人に明記していない場合は、実際ワーママがどのくらい働いているのか、問い合わせてみてもいいと思います。

転職エージェントの利用もアリ

転職活動は、条件に合った求人を探すだけでもひと苦労。思うようにはなかなか進みません。

最近は「転職エージェント」という人材紹介サービスがあるのをご存知でしょうか。厚労省の認可を受けた職業紹介事業者が、企業からの依頼を受けて、人材紹介のサービスを行っています。

紹介者が入社することで、企業からマージンが発生するので、誰でも無料で利用することができます。登録すると、1人ずつ担当者が付き、企業の紹介から面接日の調整、面接対策や履歴書などの必要書類作成アドバイスもしてくれるという強い味方。

聞きたいことや不安な点など、何でも相談に乗ってくれ、公開されていない求人情報を紹介してくれることも。

今の仕事を続けながら転職を考えるワーママは、どうしても時間が思うように取れないのが悩み。そこで、この転職エージェントを利用すれば、本番面接まで、直接企業とやりとりする必要がありません。実績ある大手のエージェントであれば、トラブルも少なく、安心して利用できます。

自分で面接交渉を行ったりする手間が省ける分、多少時間はかかってしまいますが、自分だけで転職を進めるのは不安だ、というママは、利用するのも一つの手です。

ワーママの売り手市場がキてる!持ち味を活かして

近年、政府のすすめで、女性の働く環境が整ってきていることから、ワーママも年々増加傾向にあります。2017年総務省が発表したデータによると、全世帯に占める共働き世帯は約23%。専業主婦の世帯を大きく上回っているのが現状です。

ワーママは【残業を頼みにくい】【子供の急病などで急に休む】【泊り出張は行きにくい】など、デメリットばかりがクローズアップされがちですが、最近は、ワーママならではの視点を価値として活かす企業が増えてきています。

主婦向けの商品を開発している企業にとって、ママの感性と意見は、ぜひとも欲しいところ。また、若い女性社員から結婚・出産後も安心して働けると思ってもらうため、ロールモデルを作りたい企業も多くなっています。

さらに、なるべく残業しないように頑張るワーママは、時間に対する意識が高いため、作業効率が上がり、周囲へ良い影響を与えてくれることが期待されます。

あえてママという立場を求める企業もたくさんありますので、ママであることを活かして、活躍の場を広げるチャンスです。

面接では等身大の自分をアピールしよう

自分の条件に合いそうな企業がみつかったら、いよいよ面接です。企業から【ママ】というフィルターをかけて見られるのは仕方ありません。採用が欲しいからといって無理をせず、等身大の自分で臨むようにしましょう。

ここで、ワーママが面接で聞かれる代表的な質問をご紹介しておきます。

志望動機
これはママでなくても、就職の面接なら必ず聞かれる最重要項目です。子育てに理解があることはもちろんですが、社風や業務内容などにも触れ、ここで働きたい、という熱意を伝えましょう。
前職の退社理由
前の職場の悪口になるのはNG。転職において自分が重視している点を踏まえ、条件の面や自分が優先したいことを、前向きに捉えた結果であることがポイントです。
家庭環境・子供のこと
夫は働くことに対して理解があるか。子供の年齢、緊急時の預け先、サポート体制。これはワーママである限り、避けては通れない質問です。家庭と仕事の両立をどのように考えるかも含めて、正直に話すことが大切になってきます。

急に休む可能性があることをきちんと話したうえで、早退や欠勤を頻繁に繰り返すことがないよう、先回りして準備している旨を伝えられるといいですね。

残業や休日出勤の可能性
求人内容には明記されていなくても、もしかしたら繁忙期には残業や休日出勤が求められることも。無理をして受けると、結局自分を苦しめる結果になりますし、絶対できないと全面的に拒否すれば、採用は難しいと判断されてしまいます。

できると言っていたことが、就業後にできない、となるとトラブルになり兼ねません。可能、不可能なそれぞれの理由はハッキリと。

可能な場合はどのくらいの時間、どのくらいの頻度で、というように、具体的な数字を示して伝えるとわかりやすくて好印象に。子供が何年生になる頃には…など、先の展望も加えると、長く働く意思があることも伝わりますね。

面接で緊張してしまうのは当然です。短時間で自分のことをわかってもらうのも、難しいかもしれません。しかしそれは、面接官も同じです。短時間で相手のことを理解しようと努力しているのです。

面接に進んだということは、あなたに会いたい、と企業が思ってくれたのですから、もっと自信を持って大丈夫。自己アピールの場ですから、謙遜ばかりでも、働く意欲が伝わりづらくなります。自分の強みはどの部分なのかを知って、落ち着いて臨みましょう。

転職は働き方を見直すチャンス

この度【働き方改革関連法案】が成立し、2019年4月から適用されることが決まりました。

残業時間の上限や、正社員と非正規労働者の格差改善、同一労働同一賃金など、働きやすい社会を目指す旨が盛り込まれています。

ワーママにとって、働く環境がより良いものに繋がると嬉しいですね。

転職は、これまでの環境を変えて新しい職場に飛び込むこと。多少のストレスを感じることもあるでしょう。でも、ママが満足して働ける職場に出会うことは、子供にとっても、きっと良い影響を与えてくれます。

お子さんの成長に合わせて、ぜひ無理なく自分の力が発揮できる働き方を見つけましょう。

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