簡単だから試して!入園前に子供が一人で着替えれるようになる方法

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2015/10/11

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入園まで半年を切ると、「うちの子、幼稚園でちゃんとやっていけるのかな?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。入園前には、トイレや着替えなど、自分一人でできるようにしておきたいですよね。

ここでは、子供が一人で着替えられるようにするための、教え方のコツや準備方法をご紹介します。ちょっとしたコツで、スムーズにできるようになりますので、ぜひお試しくださいね!

着替え初心者です!1つ1つの作業をしっかりと教えてあげようく

最初は子供も「着替え初心者」。入園前半年なら、少しの手伝いで着られる子も増えていると思いますが、最初は細かく教えてあげましょう。

たとえば、ズボンなら床に置いてから座って、足を一本ずつ通す。トップスなら、まずは頭を通して、腕を一本ずつ出す。そんな風に、一つ一つの作業を教えてあげましょう。

難易度の高いのはボタンのかけ方ですが、ボタンホールに反対側から指を通し、その指でボタンをつまんで引き抜く・・・という形で教えてあげると覚えやすいです。

何度もやっていると少しずつ慣れてきますので、まずは毎日パジャマで練習!など、習慣にしてみてください。

▼ボタンの洋服を着るための練習方法についてはコチラも参考にしてみて!

着替えやすい服からスタートしよう!洋服選びのコツと準備

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まずは「教え方」を考える前に、「服選び」に目を向けてみましょう。

子供にとって「着替えやすい服」から始めると、子供自身にもやる気や自信が生まれ、ステップアップしやすくなります。

たとえ、幼稚園の制服が着脱しにくいものだとしても、入園前の練習は、まず着替えやすい服からスタートしましょう。

最初は簡単な服から、慣れてきてから少しずつ難しいものにチャレンジしていくことで、最終的にはスムーズに着替えられるようになります。

知っておいて!幼児でも着替えやすい服の特徴

一般的に、子供でも着替えやすい服の特徴は以下の通りです。

  • 生地が柔らかく伸縮しやすい
  • 首や袖を通す部分が小さすぎない(タイト過ぎない)
  • ボタンが大きく留めやすい。もしくは、スナップボタン

手持ちの服を見直して、「これは練習しやすそうだな」と思う服をピックアップして、練習させてあげるようにしましょう。

また、子供自身のモチベーションを上げるために、「着替えやすくてお気に入りのデザインの服」を新しく買ってあげても良いですね。

小さな工夫が大事!前がわかりやすいように印をつけよう

子供が最初苦戦するのが、「どちらが前か」を見分けること。大人なら襟ぐりなどで判断できますが、子供にはちょっと難しいです。

「リボンが前」「電車の柄が前」などデザインで覚えられる服なら良いですが、全ての服がそういったデザインではないですよね。

そこでオススメは「印」を書いてあげること。「☆マークが前に来るように」など、独自のルールを決めておくと、どんな服でも「こっちが前」と子供自身で見分けることができます。

印を入れるのは、洋服の裾の内側や、ズボンのウエストの内側など、目立ちにくい場所に。どの服も一定の法則(トップスは裾、ズボンはウエストなど)を決めて印をつけてあげると、子供も見つけやすいです。

具体的な教え方!これで一人着替えがスムーズになります

事前の準備が終わったら、実際に「一人で着替えをする方法」を教えてみましょう。子供がやりやすい方法で着替えをマスターするためには、教え方にもコツがあります。

まずは平置きでセットし、着替えスタート

まずは子供自身に「前」と「後ろ」を見分けさせ、床に平置きにします。トップスの場合は「後ろ」が上に、ボトムスは「前」が上に来るようにし、腕や足を入れるところを自分側に置きます。

つまり「そのまま首(足)を入れればOK」な状態にセットします。

セットしたら、そのまま首・手・足を通してスムーズに着られるようにサポート。子供が慣れるまで、まずは親が平置き状態までやってあげて、その後着る練習をさせるのも良いですね。

慣れてきたら、平置きにするところから子供にやってもらうようにしましょう。

サポートするときは後ろ側から子供を手伝う

実際に着るとき、最初はスムーズにいかずにサポートが必要なときもあります。そのような時には、子供と対面で手伝うのではなく、子供の後ろに回って、後ろ側から手を回すようにサポートをすることがポイントです。

後ろ側から手を伸ばして手伝った方が子供自身の手の動きに近く、「こうすれば良いのか」と子供が学びやすいからです。

忘れずに!靴下も一人ではけるようになっておこう

服だけでなく、靴下も忘れずに!まずは、かかとの位置だけ色が変わっている靴下など、「子供自身がわかりやすい」デザインのものから始めてみて。また、ハイソックスはちょっと難易度が高いので、短いものから始めましょう。

両手の親指を靴下にひっかけて、たくしこむように持つ持ち方や、足の通し方などを後ろから手を伸ばしてサポートしてあげましょう。

ポイントは「かかとを合わせること」。両足とも、しっかりとかかとの位置を意識して、そこを合わせるようにはくとスムーズにはけることを教えてあげましょう。

▼靴の履き方の教え方についてはコチラも参考にしてみて!

子供のモチベーションUPや成長を見守るために、親が持っておきたい心構え

子供がスムーズに着替えができるようになるためには、ある程度、子供のモチベーションを高めてあげたり、焦らず見守ってあげたりする気持ちが必要になります。

親が持っておきたい心構えをまとめてみましょう。

子供の「やりたい」気持ちを最大限に大切にする

入園半年前ともなると、「自分でできる!」という子供の自尊心も大きく育っていく頃。「自分でやりたい」という意欲を強く持っている子供も多いのではないでしょうか。

大切なのは、子供の「やりたい気持ち」を最大限尊重してあげること。

極端な話をすると、「子供のやる気」さえ持続できれば、いずれは必ず一人で着替えられるようになります。逆に、やる気を削いでしまうと、習得は遅くなってしまいます。

そう考えると、子供が「やりたい」と言ったときは多少面倒でもやらせてあげる、少々おかしくてもできたことを認めてあげる、など、親としての向き合い方も分かってくるのではないでしょうか。

幼稚園への期待を高め、子供の気持ちを盛り上げる

甘えっ子の場合は、まだまだ「ママ着替えさせて~!」と言う子もいるかもしれません。その場合は、無理にさせるのではなく、幼稚園入園にむけての期待を高めてあげましょう。

「幼稚園ではたくさんのお友達と遊べるよ」「工作したり、お歌うたったりするんだよ」「幼稚園に行くには、お着替えもがんばらなきゃね!」など、幼稚園へ向けてのポジティブな発言をしてみつつ、子供の気持ちを盛り上げてあげましょう。

時間に余裕を持ち、ゆったりと構える

時間がないと、どうしても親の方が焦ってしまいがち。子供をせかしたり、間違えたときにきつい言い方をしてしまったりと、良いことはありません。

子供に着替えの練習をさせるなら、いつもより時間に余裕をもたせ、準備はゆっくり行うことが鉄則。そうすることで、親の方も落ち着いた気持ちで子供に教えてあげることができるようになります。

一人で着替えができると、親も子供も嬉しい!

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以上、子供が一人で着替えられるようになるための「教え方」についてまとめてみました。

最初は時間がかかってしまって「こんなに時間がかかるなら着せてしまった方が早いのに…」と思うかもしれません。

ですが、入園前の子供はたくましく、成長も本当に著しいです。きちんと教えてあげるとあっという間に習得するでしょう。

一人で着替えられるようになると、子供自身も自信になりますし、親も楽になります。ぜひ、親子で取り組んでみてくださいね!

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