子供が一人で寝る方法!自立心を尊重し安心感を与えるテクニック
子供が一人で寝るようになるには、どのようにしたらよいのでしょうか。
赤ちゃんの頃から続いている「寝かしつけ」の習慣が負担になっているママも多いことでしょう。
女の子2人と男の子1人が子供だけで寝てくれるようになった友人は、自分の時間が持てるようになり、生活に余裕が感じられるようになったと言っていました。
この記事の目次
子どもが一人で寝るようになるまでのサポート4つ
では、寝る場所を親と同室のままにするのか、別室にするのかの方針を決めたところで、次のステップに移りましょう。
ここからは、一人寝の成功にむけて、子どもとどのように関わるのがよいのか考えていきましょう。一人寝ができるようになるには、4つのポイントを抑えることが大切です。
- 子どもの自立心を高め、尊重する
- 子どもの不安を取り除いてあげる
- 入眠儀式を作っておく
- 一人寝ができるようになるまでは、段階を追って見守る
もちろん、お子様によっては、好奇心旺盛でママの働きがけがなくても、すぐに一人で寝られる子もいるでしょう。
しかし、中にはママと離れて眠るなんて不安がいっぱい!どうしたらいいの?という子もいます。(うちの子たちがそうなんです・・・。)
ここでは、不安感の強い子でも一人寝が始められるような方法を考えてみました。お子様に合わせて、必要がないところはスルーしてくださいね。
子供を一人で寝かせ始める時期についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
1.自立心を伸ばす・・・きっかけをつくり前向きな声がけを
まずは、子どもが「一人で寝てみたい」と思っているかどうか、が大切です。子どもが成長し自立心が芽生えてくると、「一人で寝たい」と思うようになってきます。
個人差がありますが、だいたい小学校高学年~中学入学までには、この時期がやってくるといえるでしょう。
しかし、場合によっては、親からの働きがけで子どもに「一人で寝てみよう」という気持ちを持たせることもできます。
子供部屋で一人寝、親同室で一人寝、それぞれを始めるきっかけとなるような自立心の持たせ方を考えてみました。
子供部屋で一人寝の場合
たとえば、子どもが増えて兄弟の人数が多くなり、家族全員が一緒に寝るのが難しくなったという場合には、子どもの自立心が芽生える前に一人寝を促すことになるかもしれませんね。
そして、「ほら!あなたたちの基地(女の子ならお城)ができたよ!ワクワクするね。ここで寝てみようか!」などと声をかけてみてください。
きっと子供たちの好奇心がくすぐられ、一人寝をしてみる気持ちが沸いてくることでしょう。
親同室で一人寝の場合
また、親と同室で一人寝を始める場合には、きっかけがつくりにくいものです。年齢や成長の節目である、入園や入学、誕生日などを機会にしてみてはいかがでしょう。
特に心配症の子だと、「もうママは一緒に寝ないからね、一人で寝ようね」と急に突き放してしまっては、不安が募るばかりです。
その子の性格に合わせ、「どうやったら一人寝に前向きになってくれるか」を考えるのがママの腕のみせどころです!
無理に親の気持ちを押しつけるのはNGです。年齢が高くなればなるほど、だんだん一人で寝てみたいと思ってくるものです。
上手に子どもの気持ちをくみ取り、あくまでも子どもが「一人で寝てみたい」と思うように働きかけ、やってみたいという気持ちが芽生えたら尊重しましょう。
2.安心感を与える・・・不安を取り除く工夫の例
「一人で寝てみよう」と思っても、いざ暗い部屋で一人になるのは不安なもの。眠りに落ちるまで、子どもに安心感を与えられるような工夫をしましょう。
- 布団のシーツや枕カバーを、好きなキャラクタ-のものにする
- お気に入りのぬいぐるみと一緒に寝る
- 電気を消す前に、絵本や子守歌で、親の声を聴かせてあげる
中には、真っ暗な部屋よりも常夜灯として豆電球をつけておくほうが安心できる子もいることでしょう。
オヤスミのハグやキスを習慣としている人は続けてあげるのがよいでしょう。ただし、寝付くまでスキンシップを続けている場合は、一人寝ができなくなってしまうので、少しずつやめていきましょう。
3.入眠儀式・・・一人寝をスタートさせる前に確立させておこう
一人寝を始めるまでにやっておくとよいのが、「入眠儀式」の確立です。親と一緒に寝るときでも、入眠儀式を作っておくと、寝つきが良くなり、一人寝を始めたときにも役立ちます。
入眠儀式とは、毎日眠る前に行う一連の行動習慣のことです。決まった儀式があることで、心身共に安心し、寝付きがよくなります。
実は、入眠儀式は動物にもあり、犬が眠る前に1~2回クルクルっと回ってから丸くなって寝るのも、入眠儀式なのだそうです。
「寝る」という行為は、とっても無防備な状態になります。怖いものはないかどうかが気になり、安心できなければ、なかなか寝付くことができません。
大人であれば、音楽を聞いたり、ストレッチをしたり、読書をしたり、ハーブの香りでリラックスしてから眠る・・・という人もいるでしょう。
では、子どもの入眠儀式にはどのようなものがあるのでしょう。一人寝の準備としての入眠儀式のポイントは、「子どもが自分でやれる」「毎日続けられる」ようなものにすることです。
こどもが一人でできる入眠儀式の例
- お風呂に入る
- パジャマに着替える
- お茶やお水を飲む
- トイレに行く
- 一緒に寝るぬいぐるみを連れてくる
- 絵本を選ぶ
- 家中のものに「オヤスミ」を言ってまわる
ママが背中をトントンするとか、手を握るとかを入眠儀式にしてしまうと、一人寝のときに「それがないと安心できない!眠れない!」ということになってしまうので避けましょう。
我が家の上の子も、寝室に入る前にトイレに行く→布団に入る→絵本を読み聞かせる→電気を消す→目をつむる、という就寝前の習慣があります。
一連の流れが決まっており、目を閉じると5分ほどで眠っています。これが彼の入眠儀式なのだと思います。一人で寝るようになったときにも、この習慣を続けさせてあげようと思います。
寝つきが良いと一人寝もスムーズにいくと思います。寝つきを良くするために参考になる記事があるのでチェックしてみてください。
4.入眠の見守りへ・・・少しずつ「一人寝」へ移行してみよう
では、いざ一人寝を始めるタイミングがきたら、まずは、少しずつ一緒にいる時間を短くしていきましょう。「寝かしつけ」から「入眠の見守り」への移行です。
- 一緒に寝室へ行き、ママは布団に入らず絵本を1冊読む
- 「オヤスミ」といって電気を消す
- 最初のうちは、眠るまで部屋にいてあげる
- 様子を見ながら、徐々に寝室にいる時間を短くしていく
寝かせつけのための絵本についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
子どもが寝る前に部屋を出るときには、「あとでまた来るからね」と声をかけてあげるのもよいでしょう。また、子どもの年齢が上がれば、絵本の読み聞かせが不要になってきます。そうしたら、リビングで「オヤスミ」といって自分で寝室に行ってくれるようになります。
さらに、一人寝の成功には、「布団に入ったら眠くなるような生活」を心がけることが大切です。そうすれば、入眠の見守りも短時間で済むようになります。
次の章からは、ぐっすり眠るためのポイントについてみていきましょう。
一人寝は親子への試練・・・子供のペースに合わせて乗り越えて
子どもの一人寝は、「トイレトレーニングや断乳、箸の使い方の指導と似ているな」と思います。どれも子育て中に感じる悩みばかりですね。
どちらも、こどもにとっては初めてのことで、失敗があったり、振り出しに戻ったり、子どもも親も不安を抱えながら、なんとかやってみて段々と成功するものです。
断乳もトイトレも、他の人の意見を参考にはしますが、実際にはその通りにはいかないもの。終わった方ならわかると思いますが、やり方は人それぞれでしたよね?
いつかは一人で眠れるようになる日がきます。それまでは、入眠儀式などを作って不安を取り除き、安心して眠れる環境を作ってあげてくださいね。
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りんごさん
ナイス!
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りんごさん
早速やってみます。
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豆子さん
自分は狭いアパートで生まれ育ちましたので好き好んで並んで寝ていたわけではないのですが、特に依存したとか困ったことはなかったので自分も子供が望むうちは一緒に寝るでいいかな…(´・ω・`)と、読んだお陰で迷いがなくなりました?歳相応に、自然と離れられるものだとおもうので寝かしつけに無言とかそんなやり方はしたくないな(´・c_・`)
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アンさん
生後四ヶ月頃から一人部屋(隣室)で寝かせました。一人寝はすんなり出来ていましたが、夜間授乳は私が大変でした。
一緒に寝る癖は良くないと外国人の夫に厳しく私が言われましたが、可哀想だからと続けていたら、自我が芽生えてもっと可哀想な思いをさせるんですね…早い段階で始めて良かったと感じました。 -
らむさん
我が家は2つ差の兄妹ですが、寝るときは布団に入ってお休みの儀式(タッチしてぎゅー)の後は「おやすみ〜」でドアを閉めます。あとは兄妹でおしゃべりしながら寝てくれます。4歳2歳でできました。部屋を抜け出すことも1度もありません。
ただ、夜中は一緒に寝ていますので、それを止めるタイミングがなかなか難しいです。 -
新人さん
小学三年生の末っ子『女の子』!二階で寝ているのですが、最近❗寝れなくて降りてきて、親の寝室で寝ます。どうしたら、二階で寝れるのですか? 嫁さん❗毎日はえましたか?
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