赤ちゃんの夜泣き対策してる?睡眠記録の取り方とお昼寝時間の目安
生まれた赤ちゃんは昼夜の区別がつかず、睡眠リズムが安定するのは生後6ヶ月ほどかかるといわれています。
夜泣き対策として睡眠リズムが安定するよう、睡眠の記録をとることから始めてみませんか。現状を把握して、理想のスケジュールをたてたら少しずつ修正することができます。
また、どんなに対策をしても寝てくれない・激しく泣く日が続くときは、ラクトバチルス・ロイテリ菌の不足が原因かもしれません。
睡眠の記録やロイテリ菌を利用して、赤ちゃんもママも安眠できる対策のご紹介です。
赤ちゃんの成長別の睡眠時間と授乳回数
日々成長する赤ちゃんの月齢別の睡眠や授乳に関してまとめました。だいたいの目安で個人差は大きいです。
月齢 | 成長 | 睡眠時間・睡眠に関すること | 授乳回数 |
---|---|---|---|
0~1ヶ月 | まだ昼夜の区別が つかない |
16時間~18時間 | 2~3時間ごとに 1日8回 |
2ヶ月 | ガラガラに反応する | 14時間~15時間 | 3時間ごとに 1日7回 |
3ヶ月 | 首がすわりが はじめる 予防接種開始 |
14時間~15時間 明け方まで寝る子もいる 夕方「コリック」または 「たそがれ泣き」することも |
4時間ごとに 1日6回 |
4ヶ月 | 首がすわる 3~4か月児健康診査 よだれがふえる |
13時間~14時間 お昼寝が午前と午後・各1回 |
4時間ごとに 1日5回 |
5ヶ月 | 世界が広がる 喃語 1日1回の離乳食開始 |
13時間~14時間 お昼寝が午前と午後・各1回 夜にたくさん寝る生活リズム |
4時間ごとに 1日5回 |
6ヶ月 | 寝がえり | 13時間~14時間 | 4時間ごとに 1日5回 |
7ヶ月 | 離乳食1日2回食 | 11時間~13時間 | 1日5回 夜間授乳がいらなくなる 子供もいる |
8ヶ月 | はいはいが始まる 離乳食1日3回食 |
11時間~13時間 | 1日5回 |
9ヶ月 | 前歯が生え始める つかまり立ち |
11時間~13時間 | 1日4回 |
10ヶ月 | つたい歩き 離乳食をよく食べる |
11時間~13時間 お昼寝1回 日中のことを思い出して 夜泣きすることも |
1日4回 |
11ヶ月 | 人見知りをする | 11時間~13時間 | 1日4回 |
12ヶ月 | 歩ける お昼寝1回 |
11時間~13時間 | 1日4回 |
1歳半 | ジャンプができる | 11時間~13時間 | 卒乳 |
2歳 | 言葉の発達 | 11時間~13時間 | |
3歳 | おもちゃの 貸し借りができる |
11時間~13時間 | |
4歳~5歳 | スキップが できるようになる |
10時間~13時間 お昼寝がなくても大丈夫になる |
- 2ヶ月~3歳・・・夜7時
- 4歳~5歳・・・・夜8時
夜7時や8時に寝かしつけをするのはちょっと早いと感じるかもしれません。絵本を読むなどの入眠儀式や、ベッドに入ってから眠るまでの時間を考慮しての目安の時間です。
日本の赤ちゃんは22時以降に眠る子供が46.8%と、他国比べても遅く寝かせる傾向があります。(引用・パンパース赤ちゃん研究所調べ 2004年12月実施)
起きる時間は朝の7時前後と他国と変わらないので、遅く寝かせるぶん、睡眠時間が短くなっています。
早めに寝かしつけて朝は7時~8時ぐらいには起こしましょう!
寝かしつけるときは部屋を暗く、起こす時はカーテンを開けて明るく!
光のメリハリをつけると体内時計が整ってくる。
睡眠時間を記録して現状を把握しよう!
一週間ほど記録をつけて何時間ねているか、夜は7時~8時に寝れているかなどチェックしてみましょう。
眠る時間と起きる時間が一定でないときは、部屋を暗くする時間とカーテンを開けて明るくする時間を決めて、だいたい同じ時間に眠れるようにしていきましょう。
よろしければ次の表を印刷してお使いください。表がなくても、ノート1ページに線を引けば記録することができます。
記録することで「まだ寝る時間と起きる時間が安定してないな」「昼寝の時間は規則的だな」などとお子様の睡眠で気付くことがあります。
7ヶ月~8ヶ月ぐらいで夜の授乳・ミルクがいらなくなる子供もいます。夜間授乳がいらなくなる頃から、朝までぐっすり眠ることができます。
この時期を過ぎての夜泣きは、昼間のストレスなどが原因のことが多いので、泣き止ませるために無理に授乳・ミルクは控えましょう。
月齢・年齢別のお昼寝の目安
お昼寝はどれぐらいすればいいのか、寝すぎのときは起こしていいのか迷うママもいると思います。
生後3ヶ月ぐらいまでは授乳回数に合わせての睡眠ですが、生後4か月ぐらいからお昼寝の時間が定まってきます。次の表はだいたいの睡眠時間の目安です。
月齢・年齢 | お昼寝 (午前中) |
お昼寝 (午後) |
お昼寝 (午後5時まで) |
---|---|---|---|
4ヶ月 | 1時間 | 2時間半 | 30分 |
5ヶ月~6ヶ月 | 1時間 | 2時間半 | なし |
7ヶ月~11ヶ月 | 30分 | 2時間 | なし |
1歳~3歳 | なし | 2時間 | なし |
4歳~5歳 | なし | なし | なし |
夕方に長く寝てしまうと、夜眠れなくなるので注意が必要です。お昼寝の長いときは、優しく抱っこしたりオムツを交換したりしてそっと起こしましょう。
夜泣きが改善しないときはロイテリ菌の摂取を検討しよう
睡眠時間を改善しようとしてもなかなか夜泣きがおさまらないときは、赤ちゃんの体質に原因があるかもしれません。
腸内の悪玉菌や善玉菌のバランスが崩れていて「乳児疝痛(にゅうじせんつう」というお腹の痛みを感じている可能性があります。
そのようなときは、母乳にも含まれていて人間と共生している「ラクトバチルス・ロイテリ菌」の摂取で痛みが改善することがあります。
ラクトバチルス・ロイテリ菌とは
- 母乳にある成分
- 免疫力を高める
サプリメントやロイテリ菌が入ったヨーグルトなどを摂取することで補充できます。
睡眠スケジュールを改善したり、ロイテリ菌を摂取することによって、夜泣きが解決の方向へ向かいます。いつか夜泣きは終わると分かっていても、今できることで夜泣き対策をしてみてはいかがでしょうか。
ロイテリ菌と夜泣きの関連性についてはこちらの記事に詳しく載っています。
試してみて!その他の有効な夜泣き対策
睡眠の見直し・病気の改善・ロイテリ菌の利用の他にも、夜泣きが起こってしまった際の対処法があります。同じ兄弟でも睡眠に個人差があるので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。
いろいろな夜泣き対策
- 抱っこする・あやす
- おもちゃであそぶ
- 絵本を読む
- ベビーマッサージ
- 授乳
- ドライブ
- 歯磨き
- 着替える
- 外の空気を吸わせる・散歩
- 旦那さんにあやしてもらう
- 5分ほど何もしないで見守る
- 子守歌を歌う
- 漢方薬の処方を検討して小児科へ相談に行く
- 日中たくさん遊ぶ
赤ちゃんにおすすめの子守歌についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
赤ちゃんの漢方薬についてはこちらの記事に詳しく載っています。
夜泣きに悩んだら「とりあえず試してみる」という気持ちで、赤ちゃんによってベストな夜泣き対策を見つけてみてくださいね。
夜泣き対策についてはこちらの記事も合わせて読んでみてください。
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