男の子はピアノの発表会で何を着ればいい?衣装選びで差をつけて!

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2017/09/18

ピアノの発表会。男の子の場合は、どんな服装が良いの?スーツが定番?色々迷う方もいるかと思います。

確かに、ピアニストが燕尾服やスーツで演奏している姿を目にする事がありますが、小さな男の子の衣装としては、不向きな場合もあります。

まずは、「演奏のしやすさ。」を重視して選ぶことがとても大切です。小さなお子様の場合どのような事に注意して衣装を選んだらよいのでしょうか?

ここでは男の子のピアノの発表会の衣装選びについて紹介します。

男の子の衣装選びは、弾きやすさを重視!

男の子のフォーマルな服装の定番は、スーツ。

しかしピアノ演奏の場合、スーツを着てしまうと、予想以上に肩が動かしづらく弾きづらい…。と子供が感じる可能性があります。

普通に着てお出かけする時には気にならなくても、ピアノの演奏をするときには、支障がでる事もあります。

せっかく練習をしてきたのに、衣装が原因で弾きにくくなってしまい、練習の通りに弾けなくては、もったいないですよね。

小さい子供は、ちょっとした違和感が気になって集中できないものです。

ピアノの発表会の衣装を選ぶ時は、肩が固定されない、動かしやすく演奏がしやすいという事を重視して選ぶようにしましょう。

ジーンズやスニーカー。カジュアルすぎる服装を避けるのがマナー

弾きやすいからと言っても、普段着ているようなカジュアルすぎる服装は避けるようにしましょう。

NGな服装
  • ジーパン
  • デニム系ジャケット
  • 短すぎる短パン
  • ブーツ
  • スニーカー
  • 運動靴

ジーパンに関しては、基本的には避けたいところ。教室によっては、ジーパンは避けてください。という発表会もあるようです。

ただ曲にあわせてあえて、ジーパンにする。という方もいます。例えば、クラッシックではなくポップスやジャズを演奏するような発表会であれば、あえてジーパンを衣装として選ぶ方もいます。

また、少人数制のカジュアルスタイルの発表会であれば大丈夫。という教室もあるので、同じお教室のお母さまや先生に直接どの様はスタイルの発表会か?を確認してみると安心です。

またもしもジーパンで参加する場合は、トップスはシャツなどにして、キレイ目な印象でオシャレ感を出すと良いでしょう。

ピアノの発表会は、練習の成果を発表するお子様のハレの舞台であると同時に、先生にお礼の気持ちを伝える日でもあります。

参加者一人一人が服装マナーを守ることで、発表会の雰囲気も良くなります。

集合写真などがあると、カジュアルすぎる衣装はかえって目立ちますし、印象が悪くなりかねません。

「一生懸命演奏します。聴いてください。」

という姿勢を舞台で表現するためにも、きちんと服装マナーを守って参加するようにしましょう。

サイズの合わない衣装は避けて!演奏に支障を与える可能性も。

なかなか着る機会のないスーツやフォーマルな衣装。せっかく購入するなら、「少しくらい大きめの方が長く着られるかな。」と大きめのサイズの衣装を選ぶ方もいるかもしれません。

しかし大きすぎる衣装は、袖が長かったり肩が落ちたりと演奏の邪魔になる可能性があります。

もしも大きめの衣装を購入する場合は、肩がおちないように。また袖が手に引っかからないように、縫ってあげましょう。

ズボンが大きい場合は、サスペンダーやベルトをつけるなど、ずり落ちてこないようにしておきましょう。

また、サイズが小さい場合も問題です。窮屈すぎると肩が上手く動かす事ができず、演奏がしづらくなりますし、ズボンが短かかったり小さすぎてしまうと、舞台の上では大変目立つので注意が必要です。

出来るだけピッタリのサイズの衣装を選ぶようにしましょう。

既にお持ちの場合は、早めにサイズ確認をするようにしましょう。サイズ確認の際には、子供に本番通りに演奏させてみると安心です。

幼児~小学校低学年までは、ニットのベストでかっこよく

幼児から小学校低学年までの間は、 シャツにズボン・ベストに蝶ネクタイやネクタイなど腕が動かしやすく窮屈に感じない服装がおススメです。

ベストが窮屈に感じる小さな子供には、ニットのベストを選ぶと安心です。ズボンの丈の長さは、小さなお子さんだと長ズボンの他に、動きやすいハーフパンツ丈もお勧めです。

幼児の間は、舞台に1人で立つだけでも緊張します。中には泣いてしまう子もいるくらいです。

そんな中で着慣れないジャケットを羽織ると、窮屈に感じたり戸惑ったりする可能性もあります。

また、小さいうちは洋服のサイズがすぐに変わってしまうことも。せっかくスーツを購入しても、すぐに窮屈になってしまう可能性もあります。

わざわざピアノの発表会の為に衣装を購入するのであれば、ジャケットは無くてもかまいません。ジャケットは、防寒着くらいの役割です。

ジャケットを着て演奏したいのであれば、小学生中学年くらいからにしておくと安心かもしれませんね。

スーツの場合はジャケットを脱いで!演奏のしやすさを重視

とはいえ、七五三や様々なイベントで、子供用のスーツを既に購入している方もいると思います。

その場合は、演奏する時にジャケットを脱いで演奏をさせると安心です。

ジャケットを羽織ったまま演奏をすると、子供が肩を動かす時に窮屈と感じてしまい演奏に影響が出てしまう事が考えられます。

出来るだけ、子供に負担の無いスタイルで舞台に立たせてあげましょう。

スーツやパンツの色の定番は?シャツの色で個性を出そう!

男の子の衣装で差をつけるなら、やっぱり「色」!色にこだわって、舞台の上でかっこよく演奏できるように、ママのこだわりを入れてみましょう。

お子さんの似合う衣装で、素敵な演奏をサポートしてあげてくださいね。

定番色の中でもこだわりたいスーツ・ズボンの色

発表会で男の子が着るスーツやズボン・ベストの色の多くが黒や紺・グレーなどです。

小さい子供だと、黒いハーフパンツに、黒色のベストまたは、サスペンダーという衣装も一般的によく見られます。

黒のスーツの色が重いと感じるのであれば、グレーのスーツもお勧めです。グレーのスーツであれば、単色だけでなくチェックなどの柄付きというのも売られています。

また、ジャケットだけ黒や紺にして、グレーのチェック柄のハーフパンツをはくのもメリハリのある印象になり、オシャレな印象になります。

シャツの色

男の子はどうしても、ズボンの色が黒や紺・グレー選べるカラーバリエーションが少ないので、女の子の衣装に比べると地味な印象になります。

そこで差をつけるなら、シャツの色はポイントになります。

フォーマルシャツというと、白が一般的ですが、あえて淡いブルーのシャツやグレーのシャツを選ぶ方もいます。

また、ストライプなどの柄もおしゃれに見えます。

淡い色は比較的ズボンの色と合わせやすく、品も出やすくフォーマルな印象になります。柄付きのシャツになると、個性的な印象になります。

ただ、黒や紺・グレーのズボンに、鮮やかな単色のシャツを持ってくるととても派手な印象になります。

また、大胆な柄や鮮やかすぎる色によっては、フォーマルの服装を着ていても、派手に感じてしまったり、カジュアルな印象になる可能性もあるので注が必要です。

男の子が衣装で差をつけるなら、ネクタイや蝶ネクタイのデザインで!

男の子が差をつけるならやはりネクタイです。ネクタイや蝶ネクタイには、様々なデザインや色が出ています。

ベーシックカラーのジャケットや単色のシャツであれば、こだわりたいポイントですね。

ファッション全体の内の小さな面積の部分になるので、シャツの色が白や淡い色であれば、鮮やかな赤やブルーのネクタイは、アクセントカラーになり、華やかな印象になります。

また、シックにかっこよくまとめたい場合には、あえて低彩度の暗めの色を選ぶのもよいでしょう。

単色というのももちろんありますが、ストライプなどの柄も、スッキリとした印象にする事ができます。

色によって印象がかなりかわってきますので、ぜひこだわってみてはいかがでしょうか?

ローファーがフォーマル。靴選びは演奏にも関わる大切なポイント

靴は、黒や茶色の革靴などのローファーがフォーマルな靴になります。

運動靴・スニーカー・ブーツ・サンダルは、フォーマルな靴とは言えませんので避けるようにししましょう。

発表会の写真撮影の際に足元は以外に目立つポイントです。「スニーカーや運動靴は、集合写真の際に意外と目立ちます。」という声もあるくらいです。

絶対にローファーでなくてはダメ!という訳ではありませんが、せっかくフォーマルな衣装を着るので、可能であればローファーを履く事をお勧めします。

また、靴選びは、演奏をする際にも大切なポイントになります。

ペダルの踏み方は、演奏に大きな影響を与えます。なので、ブーツやサンダルなどのペダルが踏みにくい靴は避けるようにしましょう。

あまり大きな靴では、靴がゆるくてかかとが浮いてしまったり、ペダルを踏む際にすべってしまう可能性もあります。

また窮屈だと、痛みが気になってしまいペダリングだけでなく、演奏に集中する事ができません。

良い姿勢で地に足をしっかりつけて演奏ができるようにするためにも、靴はジャストサイズを選ぶようにしましょう。

尚、実際に本番用の靴を履いて練習をさせておくと、靴下で弾く感覚とはまた違ってくるので、子供にとっても良い練習になりますし、安心して本番を迎える事ができますよ。

発表会だからこそマナーを守った服装で参加しよう

最近は、カジュアルな服装で発表会に参加する男の子もいますが、せっかく練習の成果を発表するハレの舞台です。ここは、マナーをまもってかっこよく参加しましょう。

きちんとした衣装で演奏すると、聴いている人もきちんと演奏を聴こうという気持ちにする事ができます。

また、写真撮影の際にお子さん一人だけがカジュアルな装いで浮いてしまっては、せっかくの発表会にもったいないと思います。

是非、お子さんが自信をもって演奏できるようにマナーを意識した、演奏しやすい服装を選ぶようにしましょう。

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