ベビーサイン育児のコツ!いつから?どんな方法?サインの種類など
- 毎日の赤ちゃんのお世話に追われて余裕がなくなっているママ
- どうやって育児に協力すればいいかわからないパパ
- 上の子の赤ちゃん返りに困っている家族みんな
- 今しかない赤ちゃんの時期を余すことなく楽しみたい家族みんな
そんな方に是非とも取り入れていただきたいベビーサイン育児。
実際にどうやって始めればいいのか?ベビーサイン育児を始める際のコツや方法についてご紹介したいと思います。
ベビーサインの始め時の目安は2つの動作が確認できてから!
まずはベビーサイン育児はいつから始められるかということ。おすすめは6~7ヶ月頃からとされています。しかし月齢で分けると、成長には個人差もあります。
- 赤ちゃんが一人で座れること
- 指差しなどの動作が見られ、色々なものに興味を持ち始めた
この2点が押さえられていると、ベビーサインにすぐに興味をもってくれるかもしれません。
▼一人座りに対応できる時期の目安についてはコチラも参考にしてみて!
ママと赤ちゃん両方が両手を使えるようになっている時期がベスト
ベビーサインは、ママがサインを使う様子を赤ちゃんに見せることで覚えてもらうため、ママも赤ちゃんも両手がしっかり使える方がスムーズです。
また、指差しをする赤ちゃんは、「あれはなんだろう!」「なにか見つけた!」と物に対し得て興味津々。
そのタイミングでサインも見せてあげれば、サインに対してもきっといい反応を示してくれるでしょう。
ぜひこれらのタイミングがあえば今すぐベビーサイン育児をスタートさせましょう。
▼ベビーサインとは?についてはコチラも参考にしてみて!
1歳を過ぎても遅くない!面白いエピソードが見られるかも
ベビーサインの始めどきが6~7ヶ月だというと、「うちはもう1歳過ぎちゃったから遅かった…」と言われる方がいます。
しかし、ベビーサインは1歳からが面白いんです!
上記でご紹介した「〇〇に見えるね」というような面白いエピソードは1歳過ぎのお子様のものが多いです。
生後6~7ヶ月からベビーサインを始めたお子さんなら、早くて8~9ヶ月ごろからベビーサインコミュニケーションが出来るようになるので、その成長をじっくりと感じることが出来るでしょう。
しかし1歳からなら、早い子で初めてサインも見せたその日に習得する子も。その日から、我が子の楽しい世界を覗けるようになるかもしれませんよ。
ただひとつ、1歳半ともなると今度は、話し言葉への興味の方が大きくなり、ベビーサインを楽しむよりも、言葉が先に出てくるようになるかもしれませんので、それはそれで受け止めて上げてくださいね。
語りかけにプラスするだけ!おすすめのサイン4つ
ベビーサインの始めどきがわかったところで早速、ベビーサインを使ってみましょう!
ベビーサイン育児に特別な時間ややり方は必要ありません。普段の生活、普段の語りかけにサインをプラスすればいいだけなんです。
まだひとり座りが出来ない赤ちゃんのママも、まずはママ自身がサインをすることに慣れるよう、今から練習しておいてくださいね。
ベビーサイン育児で使うサインには特に決まりはありません。
ここでご紹介するものを、親子で覚えやすい手の形にアレンジしてもいいですし、オリジナルを作っていただいてもOKです。
また書籍などを探していただくとさまざまな種類のサインが紹介されたものがあります。
これらも全てを覚える必要はなく、親子で使いたいものだけ選んで活用したり、参考程度に見ていただいくという使い方をしていただければ楽しんで活用できますよ。
- おっぱい(ミルク)
- おむつ
- もっと!
- ねんね
この4つのサインをご紹介したいと思います。
使い方はとっても簡単!
- 「おっぱい飲もうか~?」
- 「ミルクの時間だよ~」
などの語りかけに、ママの顔と一緒にサインも見せるようにすること。
この、いつもの語りかけにサインをプラスすることを、まずはママ自身が習慣にすることで赤ちゃんも自然に覚え、そして赤ちゃんから使うようになってきますよ。
「おっぱい」授乳時の双方のイライラが減らせるかも!
グーとパーを繰り返します。牛の乳搾りをしているイメージです。
使い方…「おっぱい飲もうか~?」「ミルクの時間だよ~」と語りかける際に、手も動かしましょう。
おっぱいを飲みながらママの顔を見たときに、顔の横で「おっぱいおいしいね!」とサインをしてもOK。
赤ちゃんが習得すれば、泣き出す前にサインでおっぱいが飲みたいことを知らせてくれます。
「おむつ」トイトレにも役立つ!
腰骨の辺りをポンポンと叩くのがおむつのサインです。
使い方…おむつ換えの際に、「今からおむつ換えるよ~!」と言いながらサインをする。泣いているときは無理にサインを見せようとしなくても大丈夫です。
赤ちゃんも真似しやすい簡単なサインなので、楽しみながら使いましょう。おむつを変えて欲しい時に知らせてくれるので、トイレトレーニングにも役立ちますよ!
「もっと!」赤ちゃんにとって便利!
すぼめた指先をチョンチョンと当てると「もっと○○したい!」のサインになります。
使い方…遊びの中で使いやすいサインです。高い高いをして降ろしたあと、まだして欲しそうなだったら「もっと?」といいながらサインを見せ、もう一回高い高いをする。
何度も繰り返して楽しみましょう。「もっと遊びたい!」「もっと食べたい!」など、遊びから食事の時まで、赤ちゃんにとってもいろんなシーンで使える便利なサインになりますよ。
「ねんね」タイミングを逃さず機嫌よく眠りに!
合わせた手を頬に添えます。これが「ねんね」のポーズです。
使い方…「おやすみ~」と語りかける際に、手も動かしましょう。
「そろそろお昼寝しようか」と言う時にもサインをしながら語りかけるように意識します。しかしこれも、泣いているときは無理に見せなくてOK。
我が家でもこのサインを使うようになってからは眠くて泣き出す前にサインで伝えてくれたので、寝かしつけのタイミングが合わず、泣きながら寝ちゃった…ということが減りましたよ!
全部でなくても大丈夫!日常的に使えるものから覚えましょう
ベビーサインには、今回紹介した意外にも、食べ物を表すものや、感覚を表すものなどたくさんの種類があります。
例えばりんごのベビーサインを覚えれば、赤ちゃんがリンゴを食べたがっているのが分かりますね。
でも、そこまでたくさんの量を覚えるのは大変です。赤ちゃんもなかなか覚えられないでしょう。
慣れてきてから徐々に数を増やすといいですね。
- 抱っこのベビーサイン
-
赤ちゃんは抱っこをしてほしいとき、両手を広げて前に突き出してきます。抱っこのベビーサインもこれと同じです。
ママが両手を赤ちゃんの前に広げて、「抱っこ?抱っこ?」と促しましょう。そしてその後で抱っこをしてあげましょう。
- ねんねのベビーサイン
- 両方の手を合わせて、顔を傾けてまくらの様に添わせる。赤ちゃんは自分が眠いことが良くわからないと言われているので、自覚させるために使う。
- 「食べる」のベビーサイン
- 片手で食べ物をつまんでいる形を作り、口の周りで動かしながら、食べる真似をする。
- おいしいのベビーサイン
- 片手で頬を2、3回とんとんと叩く。食べる、のベビーサインと併せて、離乳食が始まる時期に使うのがおすすめ。
- ありがとうのベビーサイン
- 片手を開いて口元に当ててから、赤ちゃんに向かって手を伸ばす。投げキッスの要領で。赤ちゃんを喜ばせるのに効果的。
- お風呂のベビーサイン
- 両手を握り、グーの形にして胸の辺りで上下に動かす。身体を洗っていることをイメージしながら行うと、伝わりやすい。
- もっともっとのベビーサイン
- 両手を軽くすぼめて、爪を合わせる。食べる、おいしいなどと併せて、離乳食の時に使うと食べる量を調整できて便利。
- おしまいのベビーサイン
- 両手を合わせる。「おしまい」と声掛けをしながら。もっとの反対の意味で使う。
種類も豊富!ベビーサインを覚える方法
ベビーサインをマスターすることは、育児ストレスを軽減する面からも注目されているので近年覚えたい方が増えています。
それに伴って、市販のDVD教材や書籍、動画配信なども盛んになっています。このようなものを使って独学で覚える方も居るでしょう。
しかし量も多く、複雑な動きをすることもあるベビーサインを一つ一つ覚えていくには、専門知識を持った講師の方に教わるのがいいでしょう。
こう言った場所でまずは簡単なものから覚えていくことをお勧めします。より興味のある方は教室に通うのもいいですね。
▼ベビーサインの資格取得についてはコチラも参考にしてみて!
ベビーサインを通じて育児仲間を作ろう!
赤ちゃんが、ひとつふたつとサインをし始めると、もっと色々なサインをしてお喋りしたい!と思うのはママの方かもしれません。
また逆に、始めてはみたものの本当にこれでベビーサイン育児が出来ているのか不安…というママもいらっしゃるかもしれません。
そんな時はやはり、ベビーサイン仲間を作るのがおすすめです。
- イオンなどのベビーサイン体験イベントに参加する
- 日本ベビーサイン協会の認定教室に通う
ベビーサイン教室について
最近ではイオンや、育児関連のイベントでベビーサインの体験教室が開催されていることがあります。
また私自身も、テレビでベビーサイン育児というものを初めて知り、すぐに最寄りのベビーサイン教室を探しました。
- 私にとって十分な価値があった話
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- ベビーサインそのものを使いこなす方法をベストなタイミングで教えてもらえた。
- ベビーサイン育児を共通の話題に出来る仲間がいることで、楽しさが倍増した。
様々なサインを教えてもらえるのはもちろん、どうやって取り入れればいいかわからないサインも、見せ方などをアドバイスしてもらうことが出来ました。
教室に通ったおかげで迷うことがなくスムーズにベビーサインを使いこなせたと思います。
また何より、教室に行かなければ周りにベビーサイン育児をしているママ友などいなかったので、一緒に楽しめる仲間、ベビーサインの話題で盛り上がれる仲間と出会えたことは、私自身のモチベーションとなりました。
気になった方はぜひ一度、「日本ベビーサイン教会」のホームページにアクセスしてみて下さい。全国のイベントや教室を検索することが出来ます。
サインをしない赤ちゃんはいない!?ポイントは焦らず楽しむこと!
いつでも始められて、楽しいベビーサイン。しかし、それを楽しめないで終わってしまう人も多くいます。
先ほども少し触れましたが、6~7ヶ月頃から始めてもベビーサインでコミュニケーションはできるようになるには早くて8~9ヶ月頃。
もっと長くかかる赤ちゃんだっています。しかしその間もママは一人でずっとサインをし続けなくてはならないのです。
赤ちゃんは、ベビーサイン以外にも毎日、色々なことに興味がわいたり、立つ練習をしたり、食べる練習をしたりと大忙し。
ですので、そのタイミングによっては、ベビーサインを使いこなせるようになるまでに時間がかかっても当然ともいえるでしょう。
ポイントは焦らないこと。親子のペースを大切に、ママが毎日のコミュニケーションを楽しみましょう。
そうすれば、必ず我が子からサインで話しかけてくれる日は訪れますよ!
語りかけが増える!親子の絆が深まるベビーサインで不安や焦りと決別!
実はベビーサイン育児にはもう一つ、「語りかけが増える」というメリットがあります。
ベビーサイン育児を始めよう!そう思った時から、きっと我が子への語りかけが増えたと感じるママがたくさんいます。
- サインを見て欲しいから、たくさん話しかけてこっちを見てもらおうとする
- 真似して欲しいから、楽しそうに語りかけるように意識するようになった
- サインを使って欲しいから、散歩の途中でも立ち止まって語りかけることが増えた
そうしていると、自然と子供の小さな成長に気づけるようになります。
今まで、育児書通りにしなきゃいけないと思っていたことや、同月齢の子はできている事がうちの子はできなくて不安だったことが、実はそんなに心配することじゃないと気づけることも。
ベビーサインを通して我が子の思いを知れることで、自分の育児に自身が持てたり、心に余裕を取り戻すことができます。
目の前の我が子、そして家族としっかりと向き合えるベビーサイン育児。大きくなってからでは出来ない期間限定の楽しみです。
ぜひ皆様の家庭でも取り入れてみてくださいね。
▼ベビーサインでイライラせず楽しく過ごせた体験談についてはコチラも参考にしてみて!
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kasiedasilvaさん
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