安産にはツボ押しも効果的!4つのツボの押し方と注意点

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2017/11/15

ツボ押ししている妊婦さん

自宅で簡単にできてしまう安産ケアとして、ツボ押しがおすすめですよ。ツボは中国の中医学に由来していて、古来よりその効果が信じられてきました。

ツボの場所は神経の場所と一致していて、刺激することで血流の促進や免疫力アップ等が期待できます。

出産間近の妊婦さんは、出産への不安からストレスを抱えがち。それが体の不調となってあらわれることも…ツボ押しで健康を保ちながら安産を目指しましょう。

知っておきたい!妊婦さんに効くツボは4つ

中国より伝わるツボ押しによる健康法。手軽にできる健康法でありながら、効果も期待できるとあって人気を集めています。

薬に頼るよりも、日頃のケアで健康になれるならそれに越したことはありませんよね。

妊娠中の健康はとっても気になるポイントですが、薬やサプリメントに頼りすぎるのも体への影響が心配です。その点、ツボ押しは安心。

特別な器具は一切不要なので妊娠中でも簡単に出来ますよ。

【三陰交】安産のツボとして有名。ホルモンバランスを整えよう

脚のくるぶしから指4本ほど上にある、筋肉と骨の間です。指圧すると少し痛みを感じる場所です。

安産のツボとして有名な三陰交。東洋医学では身体は「気」と「血」がバランスをとることで健康を保っていると考えます。

この2つが身体中を駆け巡る経路は10本あります。その中の3本が出会う場所のことを三陰交と呼んでいるのです。

ここを刺激することで様々な効果が期待できます。

  • 冷え性の改善
  • むくみ防止
  • お産が軽くなる
  • 母乳の出が良くなる
  • 赤ちゃんの胃腸が健康になる…等

子宮と卵巣に働きかけてホルモンバランスを整えてくれるので、吐き気や頭痛を感じた際にも刺激してみると良いですよ。

【太衝】陣痛を促す効果が期待できる…押す時期に注意

太衝は足の甲にあるツボ。足の親指と人差し指の付け根間にあるくぼみが太衝です。左右の足にあるツボをゆっくりと交互に刺激してください。

肝とつながっている太衝は気の流れが悪い時に押すと良いですよ。「身体がだるい」と感じたり「やる気が出ない」時に利用しましょう。

イライラや不眠にも効果的なので、覚えておけば出産後も使えます。

ただ、陣痛促進効果があるので押しすぎると早産の危険があります。医者や助産師、鍼灸院等で確認してから行うようにしてください。

【足三里】消化を助けるツボ。風邪予防にも効果アリ

膝のくぼみから指3本分下がったところ。外側にあるくぼみを足三里と呼びます。

消化を助け、胃腸を丈夫にしてくれるツボです。妊娠中になりやすい便秘の解消に効きます。血流を良くしてくれる効果があるので、足のむくみが気になる時にも刺激すると良いですよ。

また、出産が近づけば体調管理にも気を配りたいところ。足三里には、風邪に対する免疫を高めてくれる効果もあります。

【腎兪】腰痛が辛い時に押してみて…温めながらがポイントです

背骨から指2本ほど外側によった場所。ウエストライン上にある腎兪は腰痛の他、冷え性改善に効果的なツボです。

不規則な生活で内臓が疲れていると感じたら腎兪あたりを触ってみてください。冷たかったら内臓が弱っている証拠です。蒸しタオルであたためると良いですよ。

妊娠中の腰痛は内臓の弱りが関係しているかもしれません。腎兪を温めたり刺激したりして腰痛を緩和し、安産を目指しましょう!

効果的なツボの押し方は…温めと継続が肝心!

  • ゆっくりと徐々に力を入れる
  • 1日2回程度行う
  • 温めながら行う

効果的なツボの押し方は上記の3つです。

ツボは力強く押せばいいというものではありません。また、気持ちいと感じる力の入れ具合にも個人差があります。

親指で徐々に力を込めていき、痛気持ちいいと感じるあたりで止めておきましょう。青あざになるほどやるのは明らかにやり過ぎです。

2~3回程度の刺激を1日2回ほどやると効果的です。集中的に行うのではなく、毎日少しずつでも続ける方が良いですね。

幹部をあたためながら行うのも大事なこと。蒸しタオルを上手に利用しましょう。

蒸しタオルの作り方
フェイスタオルを濡らして軽く絞り、ラップをしてレンジであたためます。
使用する際はラップをとり、使わない時にはラップをしておけば温かさを長時間保てます。

ツボ押しは力加減とタイミングに注意しよう

強く押しすぎないようにしよう
ツボは神経と近い場所にあるため、強く押しすぎてしまえば神経を痛めてしまって逆効果です。

ツボ押しグッズを使うか、指で押すなら一番力の入りやすい親指が良いでしょう。先の鋭いペンや棒などは肌を傷つけてしまうのでおすすめできません。

ある程度面積があって丸みを帯びたものをツボにあてましょう。段階的に力を込めて刺激するのがベストです。

体調優先で無理をしない
妊婦さんの間は体調優先で、ツボ押しに関しても同じです。気持ちが悪かったり、おなかが張ったりする状態で無理にツボ押しをすることはありません。

身体に異変を感じたら何よりも休むことを優先しましょう。ツボ押しを鍼灸院やサロンでやってもらう際にも、臆さずにキャンセルを申し出てくださいね。

足湯も効果的!安産にはツボ押しと同時に体を温めて

妊婦に冷えは大敵といいますが、身体をあたためることが安産への近道です。冷えは血流の悪循環から貧血や腰痛、肩こり等、様々な不調を引き起こすからです。

ツボ押し効果もつまるところは、血流の流れを良くして体の調子を整えることにあります。

つまり、安産には“あたため効果”とツボ押しによる“血流の流れを良くする効果”の2つが肝心ということ。足湯はツボ押し同様、手軽に利用できる健康法です。お風呂に少量お湯を張っても良いですし、たらいを利用しても良いです。

妊娠中はホルモンバランスが崩れやすいため、心身ともに疲弊しがちです。ストレスを解消する場が不可欠なのです。

1日に20分、1~2回程度は足湯をしながらツボ押しタイムを摂りたいところですね。

アロマを焚いたり、足湯にアロマを入れる等の工夫をしながら自分なりのリラックス法を模索してみてください!

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