読書通帳とは?読書通帳の利用で子供が読書好きに!作り方と利用方法
電子書籍の影響や子供の読書離れがある中、自治体によって「読書通帳」を導入している図書館が増えています。また、小中学校でも導入しているところもあるようです。
また読書通帳を利用することで読書意欲が沸き、子供のうちから読書する習慣が身につけられます。読書通帳の種類や作り方、利用法をご紹介します。
この記事の目次
読書通帳とは?読書通帳の魅力
読書通帳は2010年に株式会社内田洋行が開発し、山口県の下関市中央図書館で初めて導入されました。現在では全国の12市町村で導入されています。
子供からお年寄りまで簡単に利用できる読書通帳は人気を高めており、このシステムを導入した図書館では利用者が増えたところもあるようです。
読書通帳の種類は大きく分けて3タイプ
読書通帳の種類はさまざまで、大きく分けると預金通帳タイプ、自書タイプとお薬手帳タイプの3種類あります。
- 【預金通帳タイプ】
- 預金通帳タイプは、銀行の預金通帳と同じで、機会に通すと借りた本の記録を印字されていきます。機会によっては本の値段まで記録されるものもあります。
- 【自書タイプ】
- 自書タイプは、借りた本を自分で書き込んでいきます。図書館や自分で用意した用紙やカードに記入していきます。
図書館によってはHPからダウンロードできるところや無料で配布しているところがあります。
- 【お薬手帳タイプ】
- 図書館が発行する借りた本が印字されているシールをお薬手帳のように貼っていきます。埼玉県の行田市立図書館では妊婦向けの手帳も作成して配布されています。
妊婦さんにおすすめの本やCDを掲載し妊娠期から赤ちゃんに読み聞かせた本が40冊まで記録でき、親から赤ちゃんへのメッセージが書き込めることができます。
図書館によっては、子供向けの読書通帳があり、通帳が満了になると素敵なご褒美がもらえるところもあるようです。
読書通帳のメリット!読書習慣が身につく
読書通帳を利用するメリットは図書館を利用することで本に興味を持ち、読書習慣が身につくということです。
通帳に借りた本が印字され自分の読書履歴がひと目で分かり、それが増えていく楽しみを味わえる読書通帳は子供にとっても大人にとっても魅力的ですよね。
中には友達と競争しあて本を借りる子供もいるようです。こういった仕組みで本に触れる機会が増えると自然に読書意欲も高まります。
読書通帳の問題点
現在では全国の図書館に導入されつつある読書通帳ですが、問題点もあります。それは、導入費用の問題。
読書通帳を導入されていない所では、図書館によってさまざまな読書通帳に代わる物があります。
地域によってオリジナルの読書通帳や読書手帳の用紙をHPからダウンロードして活用したり、読書ノートというものもあり無料で配布されていたりします。
ちなみに私が住んでいる地域では読書通帳が残念ながらなく、代わりに読書ノートが学校から配布されています。
学年ごとに分かれており、読書記録ができるだけでなく、学年に合わせたおすすめの本の紹介、図書館の利用の仕方などが掲載されています。
自分でも作れる読書通帳の作り方
近くの図書館に読書通帳がなくても、図書館のHPから読書通帳などをダウンロードしたものをアレンジして小冊子のようにまとめたり、ノートに貼るなどするのも良いでしょう。
子供が好きな絵柄のノートを用意して、本のタイトルや日付、著者名、感想、心に残った文章などを書くのも楽しそうですよね。
また、最近では読書ノートが販売されており、書店や文房具店、ネットでも購入できます。ちなみに私はこんな感じの読書ノートを持っています。
ご参考までに、ノートの内容はこんな感じになっています。
親子で読書通帳を作り読書を楽しみましょう!
親子で読書通帳を作り、親子でお互いどの本を読んだか、どんな内容か話し合うと読書通帳の楽しみも広がりますよね。
子供がどんなことに興味を持っているか、どんな考え方をするのかが分かり、親子のコミュニケーションもとれます。
読者通帳や読書ノートを活用し、たくさんの知識を増やしてみてくださいね。
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ももさん
はじめまして!!読書通帳 づっとあつめていたのにどっかいた・・・・。泣き
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