家庭保育園とはどんなもの?特徴とメリット・デメリットを解説
子どもの胎教や早期教育について検討したことがある方は「家庭保育園」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?あるいは雑誌の広告で知ったという方もいるかもしれません。
家庭保育園ってどんなもの?うちの子にもやらせるべき?などの疑問に対して解説し、メリットとデメリットを分かりやすくお伝えします。
「家庭保育園」は早期幼児教育の一種
「家庭保育園」とは、日本学校図書が販売している胎教および乳幼児向けの早期教育用教材の名称です。「家保」や「カホ」と言われることもあり、家庭保育園の教材で学んでいる子は「カホっこ」と呼ばれます。
家庭保育園の目的
早期にレベルの高い教育や教養に触れることで、IQ(知能指数)・EQ(こころの指数)・PQ(からだの指数)がバランスよくはぐくまれ高IQ児になるという教育方針です。
家庭保育園の特徴
家庭保育園は、ドイツの天才児育成「カール・ビッテの教育法」を元に作られています。
「母親の手で」「できる限り家庭で」「品質の高い教材で」教育をすることにこだわりをもったメソッドが特徴です。
このビッテ式を考案したグレン・ドーマン博士の教材としては、家庭保育園が日本国内で唯一販売を許可されているそうです。
家庭保育園のメリット
天才児教育の「家庭保育園」には、いくつかのわかりやすいメリットがあります。
カリキュラムがあるので教材選びに迷わない
世間には幼児の早期教育に関する教材が多数ありますが、自分の子が何に興味を持っているのか?成長に合わせてどんな教材を選んだらいいのか?悩んでしまうことでしょう。
家庭保育園は、興味や発達に応じたカリキュラムが用意されており、好きなところだけ学ぶことができます。
- 胎教教室(赤ちゃんへの働きかけとママのリラックス)
- 第1教室(絵本による「こども図書館」)
- 第2教室(あいうえお表やプレイボードによる脳力開発)
- 第3教室(歌やリトミックによる表現「リトミカひろば」)
- 第4教室(ものの名前や社会生活に関する「なぜなにブック」)
- 第5教室(英語教育に特化した「日学式イングリッシュシステム」)
- 第6教室(プリント通信教育「KIRARA」)
会員対象のアフターフォローがある
家庭保育園の入会者には手厚いフォローがあります。会員専用掲示板のほか、電話やメールによるカウンセリングもあり教材の使い方や育児の悩みを相談することができます。
そのほかにも、毎月届く指導プログラムや会報誌、発達検査や知能指数検査の実施、プログラム修了証の発行など、豊富なサービスが特徴です。
子供とコミュニケーションできる
教材を通して子供にアプローチし、反応を確認することで親子のコミュニケーションにつながります。目的がはっきりしているので親も向き合い甲斐を感じることができるでしょう。
自宅でできる
家庭保育園はお稽古や幼児教室とは異なり、自宅で実践できるため送り迎えの手間などがかかりません。
天候にも左右されず、毎日続けられるので学習の習慣づけには最適です。
家庭保育室のデメリット
家庭保育園はメリットばかりではなく、塾や幼児教室とは違ったデメリットもあります。
費用がかかる
1つの教室だけの申し込みも可能ですが、教室ごとに価格のばらつきがあります。胎教教室は一式3万円台であるのに対し、第2教室は一番ボリュームの大きく、一式で約26万円します。
まずは資料請求や無料体験レッスンを申し込んでみて、家族でよく話し合い入会を検討することをおすすめします。
親の努力が必要
家庭保育園は、子供に何かを強制する学習方法ではありません。
ただ漫然と教材を与えるだけでは効果が得られないことを理解して取り組みましょう。
子供への期待とプレッシャー
家庭保育園に限ったことではありませんが、お金や労力をかけた分だけ「こうあるべき」「こうなって欲しい」という期待が強くなってしまいます。
その思いが強くなりすぎると、子供に対してプレッシャーをかけたり、他の子と比較して育児に自信をなくしたりする可能性があります。
家族でよく話し合って導入を検討しよう
家庭保育園は早期幼児教育において、明確なカリキュラムと質の高い教材を提供しています。
しかし教材費にはそれなりの額がかかるため、家庭の予算とあわせて「どこまでやるか?」「本当に使いこなせそうか?」を見極める必要がありそうです。
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