道具なしで遊べる!子供と一緒に創造・想像力を育める簡単な遊び方
外出やちょっとしたお出かけの時に、おもちゃを忘れた!ということがありますよね。おもちゃや道具がなくても大丈夫!簡単に遊べる方法があります。
使うのは手やハンカチだけでOK。昔ながらの手あそびやハンカチ遊びがあります。小さい頃によく遊んだりしましたよね。
おもちゃがなくても遊べることは、今ここにあるもので十分足りているということ。満足感や幸福感を感じられる心を育むことにつながります。
うまく遊ぶコツは、ハンカチや手をいろいろなものに見立てることです。とっても簡単な遊びをいくつかご紹介します。自分でも考え出してみてくださいね。
手だけで遊べる!簡単手あそび
昔から伝わる懐かしい手あそびです。子供と一緒に手を使って遊びましょう。
「おせんべやけた」ふたりでバージョン
手を、おせんべに見立てます。大きなおせんべ、小さなおせんべ、よくやけたおせんべなどいろいろありますね。
- 子供の片手をとり、歌に合わせて手の甲を指先でトントンと軽く叩きます
- 「おーせーんーべ やけたかな まーだまだ」
- 「おーせーんーべ やけたかな はいやけた」
- やけたら手をひっくり返して、同じことをくり返します
- 両側がやけたらまた手をひっくり返し、歌に合わせて手の甲をなでます
- 「おしょうゆつけて のりつけて」
- 「はい どうぞ パリパリパリ おいし〜い」
- 子供に食べさせたり、自分が食べる真似をします。
「おせんべやけた」みんなでバージョン
人がたくさんいる時にできる遊びです。みんなで一緒に歌いながらやりましょう。
- みんなで両手の指を閉じ、手の甲を上にして軽く前へ出します
- ひとりが歌に合わせて、みんなの手を片手で順番にトントンと軽く叩いていきます
- 「おーせーんーべ やけたかな どーの せんべが やけたかな」
- 歌いおわった時に叩いた手がやけたということで、その手だけひっくり返します
- 同じことをくり返します
- ひっくり返した手がもう一度やけたら、両側がやけたのでその手を引っこめます
- だんだんと出ている手が少なくなっていきます。
- 最後の手がやけたら
- 「ぜーんぶ やーけーた さあ たべよう」
- みんなでおせんべを食べる真似をしましょう
「いっぽんばし」
おなじみの手あそびです。少し変えたりくり返したりすると、もっと楽しく遊べます。地域によって色々なパターンがあるようです。
- 子供の片手をとり、歌に合わせて手のひらを人差し指でなぞっていきます
- 「いっぽんばーしー」で子供の手のひらに「1」を書きます
- 「こーちょこちょ」手のひらをくすぐります
- 「たーたーいーて」ペチペチと軽く叩きます
- 「つーねって」軽くつまみます
- 「かいだんのぼーって」人差し指と中指で、手から脇まで腕を駆けのぼっていきます
- 「こちょこちょこちょ!」脇の下をくすぐります
「ソーセージ」
目の錯視を利用します。大人は大きなソーセージ、子供は小さなソーセージです。
- 両手の人差し指の指先だけを合わせて、一直線になるようにくっつけます
- そのままゆっくりと目の前へ近づけていくと、指の間にソーセージができます
ハンカチが一枚あれば大丈夫!お手軽ハンカチ遊び
出かける時、大抵ハンカチは持っていますよね。できればタオルハンカチよりも、大きめの薄いハンカチのほうが遊びやすいです。
「いないいないばあ」
赤ちゃんも大喜びする基本中の基本です。手でもいいですが、ハンカチを使うと隠れる範囲が大きくて楽しさが増します。
- 「いないいない」でハンカチを広げて顔を隠します
- 「ばあ」でハンカチから顔を出します。おもしろい顔をすると効果的です。
「ハンカチひき」
子供とハンカチの端と端を持ちあい、綱引きのように引っ張り合います。単純ですがとても楽しく遊べます。盛り上がってしまうので、時と場所を選ぶようにしましょう。
「バナナ」「のりまき」「サンドイッチ」
簡単に、折ったりつまんだりするだけで作れます。「ください」「はい、どうぞ」「一緒に食べよう」など設定も楽しんでください。
「バナナ」
- ハンカチを広げ中央部分をつまみ上げます
- つまみ上げたまま、四隅をひとつずつつまんでいる手にもたせていきます
- 空いている手で、ハンカチを上からぎゅっと握りながら下に滑らせて完成です
「のりまき」
- ハンカチを長方形に半分に折ります
- もう一度折り、細長い長方形にします
- 端からくるくると巻いてできあがりです
「サンドイッチ」
- ハンカチを三角に半分に折ります
- さらに三角に半分に折っていきます
- 適当な大きさまで折って完成
「ネコのみみ」
- ハンカチを広げ、向かい合う二辺を真ん中に向かって観音折りにします
- 折ったままひっくり返します
- 短い方の二辺を、真ん中に向かって観音折りにします
- 中央に集まった四隅を、隙間を挟んで向かい合う二角同士を両手でそれぞれ持ちます
- 二角ずつを持ったまま両手を横に引っ張っていくと、ハンカチの山が二つできます
手とハンカチを組み合わせてみよう
手とハンカチ、それぞれでも遊べますが、組み合わせることで違う遊びが生まれます。
「はやおきだあれ」
五本の指を家族に、ハンカチを布団に見立てます。みんなでハンカチの布団をかけて寝ます。朝になり、ハンカチの中で立てた指が一番の早起きさんです。
- 一本ずつ順番に指を折り曲げていきます
- 「あーあ、眠くなっちゃった。お休みなさい、お父さん」親指を曲げます
- 曲げていくのは親指からでも小指からでもいいです
- 指をすべて折ったら
- 「お布団をかけますよ」とハンカチを手にかけます
- 「よーく寝た 朝ですよ」指をハンカチをかぶせたまま、どれか1本たてます
- 「一番はやおきはどの指さん?」子供に当てさせて遊びます
「この指なん本?」
手をハンカチで隠し、立てた指の本数を当てさせます。
- 手にハンカチをかけて隠します
- 指をなん本か立てて、「立ってる指なん本?」と聞いて当てさせます
身近にあるものだけで遊べる!いろんな見立て遊びをしてみよう
ご紹介したのは、とっても簡単で覚えるまでもない遊びばかりです。あるものだけで十分に遊べることを子供たちにも知ってもらいたいですね。
何かがないと遊べないというのは不便です。遊びは自発的に作り出していくことで、より楽しめます。子供の創造性も育まれます。ぜひオリジナルの遊びを作ってみてください。
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