子供が友達を叩く…注意するときに「NGな3つの言葉がけ」
(2015.9月:記事追記・画像追加)
自分の子供が友達のことを叩くと知った時、親としては悲しい気持ちになるのは当然かと思います。とはいえ、もしかしたら子供には子供の言い分があるかもしれません。まずは「どうしても友達のことを叩いたのか」聞くことは必要になるでしょう。
実は友達のほうが先に叩いてきたから自分も叩いたとか、嫌なことを言われて頭にきて叩いてしまった、友達は何もしていないんだけど、ふざけて叩いたなどの理由が必ずあると思います。
理由があるから叩いてもいいというわけではありませんが、まずは子供の話に耳を傾けることから始めてみませんか?子供の叩く理由について考えてみましょう。
保育士さんの見解!叩く理由は大きく分けて2つあるようです
保育士さんから見ると、子供が叩く理由は大きく分けて2つあるようです。
- 成長段階によるもの
- 今までの大人との関わりに由来するもの
具体的にはどのようなものかをご紹介します。
「成長段階によるもの」2歳位の子供に多くあります
保育園などである2歳くらいの子供にありがちなものが、この成長段階による叩きになります。このくらいの年齢はまだ言葉が上手に使えないので、どうしても友達におもちゃを取られた、嫌なことをされた、という場合に手が出てしまうようです。
この場合には順調に子供が大きなると解決出来るケースなので、強く注意をしなくても構わないと言われています。
「大人との関わりで叩く」ストレスをためている可能性が…
特におもちゃの取りあいをしたなど、目立った原因がない場合に叩く時には子供が心の中に満たされない何かがあることが考えられます。例えば強いストレスを日頃から感じている、逆に過保護にされているという可能性があるかもしれません。
ちょっと大きくなった子供が急に叩くようになったという際には、家庭で何か問題が発生している場合があります。夫婦仲が悪い、下に兄弟が生まれた、家族に病人がいるなど何かしらきっかけがあり、ストレスから叩くことが考えられます。
下に兄弟が生まれたのならば叩く子を中心にしてあげるのは有効です。夫婦仲が悪いのでしたら、仲直りがベストですが、無理なようならせめて子供の前では喧嘩をしないようにしてあげてください。
気をつけて!注意する時に「NGな言葉がけ」が3つあります
理由があっても叩くことを放置してはいけないと思います。成長の上でのこと、としてもしっかりと子供に注意をしたいのですが、その際には使ってはいけない言葉があります。
下記に3つを分類して紹介します。
- 叩いたら叩き返せ
- あなたなんか生まなきゃ良かった
- やられても我慢しなさい
「叩いたら叩き返せ」我が子も同類になってしまいます…
お友達が先に叩いたからやり返したというのは、子供の世界では一番多いかもしれません。こんなケースでは「叩いたら叩いてお返しするのが当たり前。やられっぱなしは良くない」と思っている方はいませんか?
もしもこんなことを口にしていたら、子供が叩いても「あなたは悪くない」となってしまいます。先に叩いた友達が悪いですが、そこで叩いたら自分の子供も同レベルと見られてしまうかもしれません。
こんな時はぐっと我慢して叩かないことはカッコいいんだよ、と言ってあげましょう。そして、叩かれたことを誰にも言ってはいけないのではなく、ちゃんと先生や親などに伝えるようにいつも話しておきます。
「あなたなんか生まなきゃよかった」子供を一番傷つけます…
こちらは、子供が親から言われたら一番ショックを受ける言葉ではないでしょうか。子供にとっては親は大好きな人です。そんな親から見はなされたら、悲しくなってしまうでしょう。
この一言でより叩くようになってしまうかもしれません。我が子に関して嫌になることもたまにはあるでしょう。でもどんなにイライラして我が子が情けなくなっても、この言葉だけは絶対に使わないで欲しいと思います。
逆に子供に対しては「怒ってしまう気持ちはわかるよ」と同調してあげましょう。
「やられても我慢しなさい」これはストレスがたまってしまいます…
これは比較的口にしてしまいそうな言葉なのですが、注意が必要です。我慢することを強要してしまえば、今後もずっと我慢し続けることで本人のストレスがたまっていつか大爆発するかもしれない点で考えられます。
他にも我慢することにより、先に喧嘩をふっかけてきた子がいるのならば、エスカレートするかもしれない点もあります。ただし自分が先に手を出したのならば、また扱いが変わってきます。「やられても我慢しなさい」と言わず、なんと言えば良いでしょうか。
叩かれた場合には、相手に対して叩きたくなってしまう気持ちはわかりますし、怒ってしまう気持ちも理解出来ます。ただしそれではエンドレスになり、結局は最初に叩かれた本人も「悪い」と判断されてしまうのです。
「先生に言ってあげるね」とか「お友達のママにやめてって話してあげるね」と口にする事で、改善されるかもしれないという前向きな考え方に変化するかもしれません。
とにかく繰り返し注意することが大事です!
何もしていない友達に対して、つい悪ふざけして叩いてしまった場合もありますよね。これは周りから見たら、100パーセント自分の子供に責任があります。
普段から「ちょっかいを出して叩いたりしないこと」と教えるほうが良いでしょう。ふざけても叩いてしまってはよくないのは当たり前です。こちらを日頃から子供に教えておきましょう。
- 「自分が何もしていないのに叩かれたら嫌だよね。」
- 「お友達にされて嫌なことは自分もしちゃいけないんだよ」
すぐに手が出てしまうお子さんは、保育園などで見ていてもやはり必ずいます。しかも口で注意したけどきいてもらえなかったから手を出したとか、ふざけて叩いたとかが多いようです。
うちの末っ子も比較的すぐ手が出るタイプですので、今は何度も何度も言い聞かせている所です。手が出ることが当たり前にならないように、しっかりと伝えていきましょう。
親は理想と現実の隙間で苦しい事もあると思いますが、注意する際の「言葉」はきちんと選んでいきましょう。口は災いの元です。ついかーっとなって思ってもいない言葉を口走らないようにしてください。
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うーんさん
子育ては、個性の数だけやり方があるのでまさしく十人十色で、正解はないと思います。
この記事の執筆者が「~です。」みたいに断定的に記事にしているのは、あまり宜しくないと思います。
あくまでも、謙虚な姿勢で取り組まねばならない課題です。
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ゆぃさん
ありがとうございます‼
私は小5なのですが… 「ふざけること」
しか取り柄がない女の子が帽子を奪ったり、ランドセルを
ふざけて蹴ったり…仲がいい女子のを…
でも、私の友達も、遊ぶ系の友達なので、それを
受け入れて、叩き返したり、とても楽しそうに…。
嫌だ…と言った子には「あいつキモイ」など、悪口を
言います…どうしたらいいでしょうか。 -
あーあーあ やんなっちゃったさん
今年から保育園に入園した年中さんの娘を育ててます。
保育園でお友達を叩いたり、お片付けの時間を守れなかったり…
原因は私にあることは分かっています。
だからこそ保育園生活がうまくいってないと知るとイライラして怒鳴り散らしてしまう。
児童発達支援に通っている年少の息子がいます。
重度の障害を持って生まれてきてから、心に余裕がなくなったせいか、少しでも約束を守らないと、怒鳴り散らし、叩いて叱ってしまうこともあったり…
セーブしてるつもりでもそれがかえってストレスになって大爆発…の悪循環。
今日もお友達にバイバイタッチをしに行ったら、異常なくらい避けられて、なんでだろうと思ってたら先生に「今日ちょっと叩いちゃって」なんて言われ…
前に、最近手が出るようになってきてって報告があって、きつく叱ってから随分何も言われなかったから、叩かなくなったのかなって思いきや…
そんなに嫌がられるほど叩いたのか…
思い返せば、バイバイしてたお友達、皆嫌がってたような…
障害のある息子より手が掛かってストレスがたまります。
どうしたらいいのか…
言っても聞かない子…
やはり発達障害があるのでしょうか?
正直毎日毎日叱り続けて嫌になってきました…
離れ離れに暮らすのがいいのかな…?とか考えるようになってきました。
子育てって難しいですね。。。
みんながみんな、同じことをして同じように育てば楽なのに… -
通りすがりさん
最低。虐待の正当化ですか?
母親から叩くことを学んでるだけ。
そういう親の子と同級生になると本当に迷惑。 -
名無しさん
あーあーあ、さんの悩みに対してどうして同じ母親なのにそんなに酷いことが言えるのか私には理解出来ないです。
あなたは完璧な母親で悩みなんてないのですか?悩みの種類や大小はありますがみんな悩んで何が正解なのか、これでいいのか?自問自答しながら子育てしているのではないでしょうか?
ましてや障害をお持ちのお子さんの子育てをしながら…であればその悩みは計り知れないものがあると思います。それを『最低』と切り捨てられる母親が、自分の子供の気持ちを理解してあげられているとは到底思えません。当人でないと分からないことってあります。追い討ちをかけるような言葉を投げつけるのは控えられた方がいいかと思います。あーあーあ、さんは『叱る』ことに慣れてしまっていませんか?例えばお子さんが何かしてしまった時にあーあーあ、さんが傷付いたとか悲しいとか、そういう感じで伝えるのも1つの手かと思います。なかなか心に余裕がない時は難しいかもしれませんがお母さんが努力することでしかお子さんは変えられないかもしれません。あーあーあ、さんが『今の状態がいいことではない』と思ってくれているのであれば変われるチャンスだと思います。応援しています。
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無記名さんさん
障害のある子どもを育てるのはわたしが考えるより大変なのだと思います。
。。が、娘さんはお母さんにされてることをそのまましているだけな気がします。 -
おはさん
原因が自分にあると分かってるのでしたら変われますよ(^_^)
私もあーあーあさんと似たようなことをしててずっと悩んでたけど今年から少しづつ感情のコントロールができるようになり今では冷静に叱れるようになりました。
あーあーあさんはご主人や家族の援助はありますか?家事、育児、仕事で疲れますよね。
ただ子供が将来荒れた道を歩んでしまう、荒れた道を歩ということは勉強に興味を持たない、荒れた友達とつるみ、一生懸命何かに打ち込むということがなくなるかもしれません。必ずそうとは言い切れませんが。
なので親の感情で子供の行動は左右されると思うので今だけじゃなく子供の将来という長い目で想像してみてください。
親の感情のコントロールが一番大事だと思います。私の場合は主人に言いたいことが言えなくて我慢してたのを子供に八つ当たりしてた最低な母親でした。主人に言いたいことを言うようにしたら一気に心が軽くなりました。でも子供への後悔で半年はずっと悩んでました。でも悩む時間があるなら子供といっぱいスキンシップしたら遊ぶことに費やした方がいいと気づき後悔から吹っ切れました。あーあーあさん、何かに感謝する、ご飯食べれること、何でもいいと思うので自分を変える努力が大事です。悩むことは辛いけど乗り越えたら物凄く大きな糧になります。本当です。
悩みはそれぞれ他人には分からないものと思われますがどのような状況であっても感情のコントロール、考え方を変える事が悩みを軽くする唯一の方法だと感じてます。なのでなんとかあーあーあさん自分を変えるようお互いに頑張りましょう。 -
りゅうさん
私の息子3歳ですが、発達障害です。本当に大変手掛かります。同じ悩みを持つおかあさん同士で話をする、又は、専門の先生に相談することでストレスを貯めないようにしています。
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さくらさん
私も障害を持つ子どもの母親です。障害を持つ子どもはとても手がかかり、健常者の子は犠牲になっているのだと思います。根気良く、駄目なことは、駄目と繰り返し教えてそれでも駄目なことを繰り返しやるようだったら、発達障害がある可能性もあると思うので誰か専門的な人に相談されたらと思います。子育ては、大変でこれが良いということもないと思います。相談しにくいと思いますが、誰かに話をされたらと思います。お互い、頑張りましょう!!
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ダメなパパさん
3歳の息子をもつ父親です。
今朝息子が何をするのもイヤイヤで物凄くわがままを言いました。私も妻も仕事に行かなくてはならなく、イライラしてお尻を叩いたり強く叱りつけたりしました。
その後は一日中後悔後悔で仕事にも身が入らなかったのですが…さっき保育園に迎えに行った妻から、先生から息子が友達を叩いたり、先生の言うことを全く聞かなくとにかくひどかったと言われた と報告されました。
きっと私がやった事を真似したのですね…息子にストレスを与えて、間違った事を教えてしまった…
早く帰って息子を抱きしめてあげたいです。
駄文失礼しました。 -
ダメママさん
5才の子供の母です。子供が友達を叩いて友達の親からさっきももめてたし、お願いしますと言われショック。子供を叩かせないで、怒れっていうことなんだろうけど、自分の子供が叩かれたら嫌だけど、その友達も私の子供を叩いたりしたのを見たけど、私は幼児の遊びと思ってます。温度差ってありますね。難しい。
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