よく笑う赤ちゃんにする環境作りのコツと、性格・障害との関係性
赤ちゃんの笑顔は、天使の笑顔!まっすぐな瞳で笑いかけられると、疲れもイライラもストレスも一気に吹っ飛びますね。
家族だけでなく、誰にでも愛嬌が良いよく笑う赤ちゃんだと、ママも育てやすいでしょう。
どうしたら、我が子がよく笑う赤ちゃんになるのでしょうか。日々心掛けることや笑わせ方のコツを赤ちゃんの性格や障害についても触れながらご紹介します。
この記事の目次
よく笑う赤ちゃんが育つという期待が持てる環境例
赤ちゃんの笑いには、新生児から生後2か月頃までの「生理的笑顔(新生児微笑)」と生後2~3ヶ月頃から見られる「社会的笑顔(社会的微笑)」の二種類があります。
泣く・寝る・飲むだけだった赤ちゃんが、あやして笑うようになると、目に見える反応があるため、大人も嬉しくなりますね。
笑顔に癒されたく、様々な方法であやしてみるでしょう。
そんなあやし笑いをするようになった赤ちゃんでも、目を合わせただけでニコニコ笑う子もいれば、あやしても反応が薄い子など様々です。
その違いは、赤ちゃんの育った背景や環境がかなり大きく関係しているようです。
妊娠中からたくさん赤ちゃんに話しかけていた
生まれてすぐの赤ちゃんに、子宮の中で聞いていたママの心臓や血流の音を聞かせると安心して眠ることがあります。
お腹の中で聞いた音や声を覚えているんですね。妊娠中に赤ちゃんに話しかけることは、まだ見ぬ赤ちゃんとのコミニュケーションでとても大切なことです。
また、話しかけるママの声がお腹の赤ちゃんの脳を刺激し、その刺激が神経を発達させ、社会性のある子供になるとも言われています。
赤ちゃんにとっては、お腹の中からずっとママから優しく話しかけられていることで、愛情がたくさん注がれていると本能で感じ取ることができるのでしょう。
そんな妊娠中からの環境が、赤ちゃん自身が笑うことにつながります。
赤ちゃんの周りにいる大人がよく笑っている
子供は周りの大人をよく見ています。大人の真似をし成長していくので、一緒にいる家族がいつも笑っていると、子供もよく笑うようになります。
大人が笑っている→赤ちゃんが真似をして笑う→笑った自分を見て大人が嬉しそうに笑う。
その繰り返しをたくさん味わうことで、自分が笑うと相手も笑うんだというコミニュケーションを自ら学ぶことができるのです。
赤ちゃんに、ながら育児をしていない
ながら育児とは、何かをしながら赤ちゃんと向き合っている育児のことです。
育児と家事の両立は大変!加えて仕事をしているママは、時間との競争でしょう。何かをしながら育児をしなくてはいけない場面も多くあると思います。
ここで伝えたいのは「スマホいじりながら育児」の赤ちゃんへの悪影響です。公共の場でこんな「ながら育児」のシーンをよく目にします。
- 赤ちゃんを抱っこしながらスマホでゲーム
- 子供がママに話しかけているのにスマホでLINE
- ベビーカーに子供を乗せスマホで会話
そんなとき、子供はまっすぐにママの顔を見ています。スマホをいじっているママに対して、あきらめのような寂しい表情を見逃さないようにしてください。
ながら育児をしていない環境の赤ちゃんは、いつもママが自分を見ているという安心感から、大人への信用にも繋がり、素直に笑うことができるようになるのでしょう。
よく笑う赤ちゃんにするコツを知ろう!
よく笑う赤ちゃんでも笑わない赤ちゃんでも、我が子は無条件で可愛いものです。可愛いけれど、やっぱり我が子には笑っていて欲しいですね。
愛嬌がある赤ちゃんは、家族にとっての癒しだけでなく誰にでも可愛がられ、多くの大人と関わりますます赤ちゃんの笑顔が増えるという好循環があります。
そんなよく笑う赤ちゃんにするには、ただあやすだけでなく「笑う」というきっかけをできるだけ早い段階で大人が作ってあげる必要があります。
そのコツを実践してみましょう。
赤ちゃんの五感に刺激を与える
赤ちゃんは視力がとても弱く、聴覚、触覚、嗅覚の本能的なものでまわりの人の存在を感じ取っています。
赤ちゃんが起きているときには、足の裏や横腹をくすぐってみたり、ほっぺたをさわったり、ママの手を握らせてリズムをとったりと、声をかけながら刺激を与えましょう。
はじめ反応がなくても刺激を与えているうちに、赤ちゃんがどんな刺激で喜ぶのかもわかってきます。
赤ちゃんとのスキンシップをたくさんとる
パパやママとのスキンシップは、赤ちゃんが愛情を感じる一番嬉しいことですが、科学的にも実証されている大切な行為なのです。
赤ちゃんが愛情を受けていると感じながら成長する事ができる大切なホルモンです。
大人も赤ちゃんと触れ合うことで幸せな気持ちになりますね。きっと愛情ホルモンがたくさん分泌されているのでしょう。
赤ちゃんの行動に大げさに反応する
少しずつ成長している赤ちゃんは、大人に向けて何かを発信するようになります。
まだ喋れない赤ちゃんでも「ウー」「アー」と喃語を発するようになったら、その喃語に対して過激に反応してみましょう。
赤ちゃんが「ウー」と言ったら「そうなの~」「それでどうしたの?」、「アー」と言ったら「へー!すごいねー」「アーって言えたんだね~」など、喃語を発したことでママが笑いかけて話してくれるという意識を持たせます。
喃語だけでなく、赤ちゃんが足をバタバタさせたり、体をゆすったりする動きも見逃さず、大げさに反応してあげてください。
赤ちゃんが大人の真似をする時期を見逃すな
赤ちゃんが、大人の真似をするのは生後7~8ヶ月頃です。
大人が手をパチパチ叩いたら同じように叩いたり、ママが「ハハハ」と笑って口に手を当てたら赤ちゃんも同じしぐさをするなど、確実に大人を見て真似をしています。
この時期がよく笑う赤ちゃんにするために、重要な時期と思われます。気づかないうちに、赤ちゃんが自分や家族の真似をしていたという経験ありませんか?
育児疲れでイライラしているママのことも、仕事から帰って疲れた顔をしているパパのことも、赤ちゃんは見ています。
月齢別!赤ちゃんの笑わせ方
よく笑う赤ちゃんにするためには、育つ環境や大人の接し方が大切であることがわかったところで、赤ちゃんの笑わせ方をご紹介しましょう。
赤ちゃんの成長に合わせ、月齢別に様々な笑わせ方があります。
生後2ヶ月頃までは赤ちゃん体操
あやし笑いをしない生後2ヶ月頃までは、笑わせ方というよりもスキンシップの取り方として、赤ちゃん体操をおすすめします。
- ママの親指を赤ちゃんに握らせ、「一・二・一・二」と上下に動かす腕の体操
- 赤ちゃんの両腕を持って「バンザーイ」
- あんよの曲げ伸ばし「ギッタンバッコン」交互に動かす体操
- 足首を優しく持って「クルクルクル」の足首ほぐし
ママは大きい声でかけ声をかけながら、笑って体操しましょう。
生後2か月~5ヶ月は体を触って笑わせよう
あやし笑いをするようになる時期は、赤ちゃんの体を触って積極的にたくさん笑わせましょう。
オーバーリアクションがポイントです。恥ずかしくなるくらいの大人のリアクションが赤ちゃんを楽しい気分にさせます。
- 赤ちゃんのお腹に口をつけ「ブーッ」と音を出す
- 赤ちゃんの足からおなか、首までを二本の指でトコトコはわせ、首のところでくすぐる
- 音の出るおもちゃを赤ちゃんが見てない方で音を出し、赤ちゃんが首をまわしてみたら「見えたね~」と体を動かして喜ぶ
- 赤ちゃんの口をツンツンと突っつく
- ストローやうちわで顔に風を当ててみる
- 鏡に赤ちゃんの顔を見せ「これだーれだ?」
- 赤ちゃんの手足をパクパク食べる真似
生後6ヶ月以降は頭と体を使った笑わせ方
だいぶ体がしっかりしてくる生後6ヶ月以降は、頭や体を使った笑わせ方のバリエーションが増えてきます。
記憶する能力が出来上がってくるので、あったものがなくなり、出てきたときの喜びが笑いになったり、体を思いっきり使った遊びが楽しいと思うようになります。
- 様々な「いないいないばあっ」
- 大人の頭にタオルやティッシュをのせ、おじぎをして「あーっ」と落とす
- 大人がおかしな格好で踊る
- 「ブー」「プー」「バー」などの音が好き
- くしゃみの真似
- 赤ちゃんを向かい合って膝に座らせ、足を揺らしておうまさんごっこ
- ただのたかいたかいではなく、高くあげて一瞬手を放し受け止める
赤ちゃんの顔にタオルをかけていないいないばあっとタオルをとる
机の下に大人が隠れていないいないばあっと出てくる
おもちゃを何かで隠していないいないばあっと出す
大人の動きを見てここで笑うの?ということもあり、赤ちゃんの笑いのツボを見逃さないようにしましょう。
笑う、笑わないに赤ちゃんの性格は関係あるのか
同じパパママから生まれ、同じような環境で育てても、よく笑う赤ちゃんだったりそこまで笑わない赤ちゃんだったりと、兄弟にも違いがあります。
それはその子が持って生まれた性格の違いが大きく左右しています。かといって、笑わない赤ちゃんを性格だから仕方ないと決めつけてしまって良いのでしょうか。
赤ちゃんが生まれもった気質(先天的な要因)
赤ちゃんが生まれ持った気質とは、親から受けた遺伝的な要素がかなり大きくあります。顔や体型だけでなく、性格も両親の影響を受けるようです。
確かに活発な子供の両親はアクティブだったり、人見知りが強い子供は両親どちらかも同じようだったという話はよく聞きますね。
また、年齢を重ねていくうちに親から受け継いだ気質が、表に出てくるということもあります。
頑固なところはおじいちゃんにそっくりとか、おばあちゃんも同じように我慢強い人だったなど、これは生まれ持った変わらない気質なのでしょう。
赤ちゃんをとりまく環境の違い(後天的な要因)
赤ちゃんの性格は、生まれ持った先天的気質ともう一つ、環境によって変わっていく後天的要因により変わります。
そのため先天的要因よりも環境によりいくらでも性格は変わるというわけです。
三歳までの親の接し方や育て方がとても重要であり、この時期に笑いがたっぷりある家庭で育った赤ちゃんは、笑顔が自然に出る情緒が安定した子供になるでしょう。
よく笑う赤ちゃんと障害の関連性
よく笑い誰にでも愛嬌が良い赤ちゃんは、とても育てやすく誰からにも愛される傾向にありますが、赤ちゃんが3歳を過ぎたころに以下のような症状がある場合は、もしかしたら何か障害を抱えているかもしれません。チェックしてみましょう。
- フラッピング現象(手足をバタバタさせたり、目の前で手のひらをかざして遊ぶ)
- 逆さバイバイ(手のひらを自分に向けてバイバイする)
- クレーン現象(大人の顔を見ずに手だけを目的地に引っ張って行く)
- 同じ言葉を繰り返すオウム返しの症状
- じっとしていられない
- 後追いしない
- 相手のことをじっと見る、又は目が合わない
- 人の真似をしない
- 人への興味が薄い
- 集団行動ができない
- 睡眠障害がある
- においを嗅ぐ
- 音に敏感
- 痛みに鈍感
- 表情が乏しい
- 言葉が遅い
- 身体的発達が遅い
ただし気になることが多い場合や、心配で心配で…という場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。
大人も赤ちゃんと一緒にたくさん笑おう
よく笑う赤ちゃんにする環境作りやコツをご紹介しましたが、笑顔の多い赤ちゃんにするにはパパやママ、大人自身が笑っていることがポイントであることがわかりました。
赤ちゃんのためだけでなく、大人も一緒に笑って幸せを呼びおこしましょう。
-
♡さん
生後2ヶ月です。
この記事と同じ事してました!
私のべびちゃん1ヶ月を過ぎたあたりからいっぱい笑ってくれるようになりました♡最近はひーっっと声も出して笑ってくれます♡可愛くて可愛くて溺愛です! -
まめさん
2ヶ月の息子は最近
沢山お話をしてくれます!
一緒に音楽に合わせてダンスをすると
ニコーッと満面の笑みを見せてくれます◡̈♥︎
癒される〜(❁・∀・❁)
ぎゅ〜していっぱいスキンシップをとるようにもしてます! -
あきさん
2ヶ月の息子です。
話しかけて笑いかけると凄くニコニコとおしゃべりもしてくれます!上に二人の息子もいますが…お兄さま達もニコニコ大好きな赤ちゃんに笑いかけてくれるのでそのおかげでもあります!笑顔大切~(^o^ゞ -
無記名さんさん
一ヶ月半の娘。
特に朝はお喋りさん。
目を見て話しかけるとよく笑ってくれます(*´ω`*) -
ゆきさん
2ヶ月の娘です。
目を見てママだよー!と声をかけると微笑んでくれることが増えました! -
Kちゃんさん
生後4ヶ月になった頃から息子は、よく笑うようになりました。
アニャーとか、アニャニャーと、良くお喋りするようになりました。 -
ゆきちゃんママさん
7ヶ月の娘がいますが、初めての子でどう接していいか分からずとにかく話しかけ、いろんな人と接する機会を増やした結果、人見知りもせず笑いかける子になりました!
今後もたくさん娘とおしゃべりをして、たくさん一緒に遊べるように頑張ります! -
みやさなさん
今日で生後2ヶ月の娘です。明日予防接種に行きます!
パパとママの かかりつけの内科で 小児科でもありますが、やや
緊張します笑。。ギャン泣きするのかな? 普段はお腹が空いた時のみ
ギャン泣きします。お風呂も大好き& 音楽も大丈夫です。 -
無記名さんさん
自閉症児の親です。
「よく笑う赤ちゃんは自閉症の疑いがあると一部では言われています」って…
どうして何でもかんでも自閉症や発達障害と関連付けたがるのでしょうか?
根拠もないのにこうネットで堂々と書かれると、過剰反応する親が必ず出てきます。
ただでさえ周りから見ると「そんな事で…」て事でも「うちの子、もしかして?」と不安がる親御さんが多いんです。
自閉症の記事でもないのにむやみやたらに自閉症や発達障害の事を書かないでください。
MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪
まだデータがありません。