赤ちゃんのおならが多い気がする…なぜ？どうして？にお答え！

赤ちゃんは、新生児期でもおならをします。その回数は、大人と同じくらい。大人は周囲に気をつかって、他人に気付かれないところでおならをすることが多いですよね。

それでもやっぱり多い気がする…という場合もあるのではないでしょうか。確かに、赤ちゃんは赤ちゃん特有の理由でおならが増えてしまう場合があります。

どんなことでおならが増えてしまうのか。そんなときはどうしたらいいのか。原因と対策をご紹介します。

赤ちゃんは大人よりもたくさん空気を飲んでしまいます

おならは、消化されるときに腸内で出たガスと、食事などと一緒に飲んだ空気でできています。これは大人も同じ。

飲んだ空気がゲップで出なかった場合、おならとして出てきます。

ただ、赤ちゃんは空気を飲むことが大人よりも多いので、おならも増える傾向にあります。赤ちゃんは、どんなときに空気を飲んでいるのでしょうか。

おっぱいやミルクと一緒に空気を飲んでいます

哺乳瓶の場合は、誰でもミクルが飲みやすいように設計されているので、おっぱいに比べると空気を飲む事は少ないようです。

たくさん空気を飲んでも、しっかりゲップを出せばおならとして出る空気は減ります。

ゲップを出せずに苦しくて泣いてしまったり、吐き戻してしまう場合もあるので、そんなときはうまくゲップを出せるように手伝ってあげてくださいね。

泣きながらも空気を飲んでいます

赤ちゃんは大人よりもたくさん泣きます。泣きながらたくさん空気を飲んでしまいます。

ミルクやおっぱいのあとではないので、泣き止んだタイミングでゲップをさせるなんてことはありませんよね。それでお腹にたまった空気が、おならとして出てきます。

おならが多いからといって、泣いたあとにゲップをさせる必要はありません。おならとして空気を出すことは正常なことです。空気をたくさん飲んでしまうのも当たり前のこと。

そんな赤ちゃんが出すおならは、7割が空気です。また、生まれたばかりの頃のお腹は、腸内に善玉菌がたくさんだと言われているためほとんど臭くありません。

胎内でお母さんから受け取った乳酸菌などに依存しているので、自分のお腹の中には独自の菌が育っていないのです。

また母乳やミルクがお腹の中に残っている時間も短く、すぐにおしっこやうんちで排泄されるので「臭くなる暇が無い」というのが実情なのです。

便秘だとおならがたくさん出やすいです！

便秘も腸内に便を長く滞在させることになるので、その間に便からガスが発生します。

それでもなかなか便秘が解消されない場合は、おならが多く出やすい状況です。便秘解消で対処してあげましょう。方法は下記のようなものがあります。

• お腹のマッサージ
• 綿棒浣腸
• 足の運動
• 水分補給
• 母親・子共の食事改善
• 生活リズムを整える

腸は第二の脳と言われるほど大事な器官です。便秘で腸内環境を悪くすると、他の病気の併発にも繋がってしまいます。そんなことにならないためにも、便秘は早めに解消してあげましょう。

離乳食のころからヨーグルトを与えてあげるといいですね。プレーンヨーグルト+りんごのすりおろしやバナナを潰したものを混ぜるなどのもお勧めですよ。

また、綿棒浣腸や「の」の字マッサージなども併用して便意を起こしてあげてくださいね。

おならが多くても問題ない事がほとんどです

赤ちゃんのおならが多いと感じても、元気があれば大丈夫！病気の可能性は低いです。そのときはちょっとたくさん空気を飲んでしまっただけという場合が多いと思います。

またおならの多さではなく、臭いが気になっている場合もあると思います。

機嫌が悪い、よく泣く、便秘がひどい、顔色が悪い、便がいつもと違うなど、明らかにいつもと違う症状があるようなときは、病院へ相談してください。

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