ベビーサインの資格の取得方法!専門の講習をクリアしよう

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2017/11/08

ベビーサインの資格を取ろうと頑張っているママ

赤ちゃんとコミュニケーションを取る方法として、近年注目の集まっているベビーサイン。実は資格制度があり、仕事に生かしている方もあります。

ベビーサインは、子育ての経験を生かした仕事をしたい方、保育園で働いている先生、専門の教室を開きたい方などに向いた資格制度です。

家庭を仕事の場に出来たり、今持っているスキルを伸ばす事にもつながります。ベビーサインの専門資格は、どうすれば取得できるのか。紹介して行きます。

ベビーサイン協会の認定を受けることが必要です

ベビーサインの専門資格を取得するには、日本ベビーサイン協会の主催する講習を受講する必要があります。

そこで行われているカリキュラムを学んで、最後に認定試験を受け、合格した方に資格証明が与えられます。

ベビーサイン協会の資格講習は以下のような内容です。

  • ベビーサインの歴史について学び、理論を理解する
  • 歌や絵本を使いながら、実際の現場でサインを使いこなす技術を身に着ける
  • 講師体験。資格を取った後に実際に働くデモンストレーションを体験する
  • 資格取得後、教室を開く際などのビジネスマナーを学ぶ

資格を得た後には、その後の起業のサポートなどを協会が行っています。ベビーサインを仕事に生かしていくための適切な補助を受けられます。

ベビーサインの資格取得にかかる時間

ベビーサインの講習は、全部で6回に別れていて、最後に考査を受けます。考査では、学んできたことを元にレポートや教材を作成し、講師体験の準備をします。

カリキュラム修了までには時間がかかりますので、本格的に学びたい方は家庭との兼ね合いやスケジュール管理をしっかりしなくてはなりません。

第1回、2回の講習、約11時間

初期の講習は2回に分けて行われます。併せると11時間ほどの学習時間になります。この間に、ベビーサインについての基礎を身に着けます。

  • オリエンテーション
  • 歴史
  • 理論
  • 赤ちゃんの成長
  • 協会の役割
このような内容について教示を受けます。今後、ベビーサインの専門家となるために必要不可欠な知識です。

しっかりと時間をとって学びます。特に、学術的な理論を学ぶことは重要でなので、この初期講習は大きな意味を持っています。

第3回、第4回講習、10時間

3回目、4回目の講習からは、ベビーサインを実践的に扱っていく方法を学んでいきます。そこには将来プロとしてベビーサインを扱うポイントが含まれます。

10時間とこちらも長い時間を取ってあります。初回が理論編なら3、4回からいよいよ実践編に入ります。

ベビーサインには、絵本やお歌などの教材も使われるのでそれについての知識も身に着けなくてはなりません。

3回、4回目講習で学ぶ内容です。

  • 仕事としてベビーサインを扱う場所の紹介
  • 実際のベビーサインを覚える
  • 教室を運営していく際のカリキュラムの組み方
  • 実際にサインを教える場合のレクチャーと講師体験のレッスン

理論と技術を身に付けたら、いよいよ講師として現場で働く準備に入って行きます。そのために、「仕事」としての実際を学ぶ回になっています。

5回目講習、デモレッスン5時間

デモレッスンとは、講師として実際にサインを教えるデモンストレーションの課題です。

4回目までの講習の内容を踏まえたうえで、あらかじめどのような内容でレッスンを行えばいいのか課題が与えられます。

そして2週間ほど時間をかけて各自がデモレッスンとしてのカリキュラムを組み、5回目の講習で発表します。

課題です

  • お勧めしたいサイン
  • トピックスの講演

この5回目講習のためには、個人的な練習が必要になります。サインを実演しなくてはならないので、家庭でも学習の時間をとらなくてはなりません。

第6回講習、5時間

デモレッスンを終えた後は、起業のためのビジネス講習を受けたり、サインについてテストを実践し、その際個別に指導を受けます。

今後、専門の講師としてベビーサインを仕事にしていくために、ビジネスマナーを知っておくことも重要です。

資格を得た後はその分野の専門家として見られるわけです。自分はプロなのだという自覚を持って取り組まなくてはなりません。

その上で知るべきこと

  • 「お客」を相手にする際に「してはいけない」こと
  • 話し方の基本
  • 身だしなみ
  • 守秘義務

こういった基本的なエチケットを身に付けて行きます。既に会社員として働いたことのあるママなら経験のある事でしょう。

でも今まで子育てに専念していて、これから自分の仕事をもとうとしているママにとっては、未知の領域になるでしょうからしっかりと取り組んでください。

課題の考査

6回までの講習をすべて受講したら、いよいよ最後の資格試験、課題の考査に入ります。このテストに合格すれば、講師を名乗ることが出来ます。

考査の内容は、レポートを作成したり、自分で教材である絵本などを作ったりします。この課題考査にも、個人で準備や学習が必要にになります。

これまでの講習で受けた内容をしっかり理解していなくてはなりません。理論編も実践編も復習する時間を取りましょう。

講習を受ける資格

ベビーサインの講師は、原則として女性だけとなっています。それ以外の受講資格は以下の通りです。

  • 18歳以上
  • 高校卒業以上の資格を持っている事
  • 子供や保護者に優しく接することが出来る事
  • 6日間の講習すべてに参加出来る事

これらの条件をすべて満たしていないと、講習を受けることは出来ませんので注意が必要です。

長時間にわたるハードな研修です。特に、時間を確保しなくてはならないので、場合によっては家族の協力が必要になるでしょう。

自宅で起業する方も!生涯のスキルになる資格

ベビーサインの専門資格を取得すると、自分で教室を開いて生徒を募る事が可能になります。自宅で仕事をしたい方に向いています。

そのためには長時間に渡る講習を受ける必要があります。でも、講習が大変だからこそより詳細な知識と技術が身に付くのです。

子育てに悩むママに役立つ資格です。自分も赤ちゃんの相手に悩んだな、と言う方は後輩ママのために仕事を始める、というのもいかがでしょうか。

▼ベビーサインを実際にしているママの体験談についてはコチラも参考にしてみて!

▼ベビーサイン育児のコツについてはコチラも参考にしてみて!

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