おうちの日用品で防災グッズを手作り!いざという時使えるアイデア
地震や異常気象による災害の多い日本。特に2011年の東日本大震災以降、防災意識の高まりから災害時用の備蓄品をストックしておいたり、非常用持ち出し袋を用意しているご家庭も多いことでしょう。
しかし、家庭でできる備えには限りがあります。
災害時、もし備蓄品や非常用持ち出し袋の中身が底をついたら?そんな時には、家や避難所にある日用品で、防災グッズを手作りしましょう。
作り方のアイデアをご紹介します。
日用品を使った防災グッズの作り方
いざという時、家や避難所にあるもので簡単に作れる防災グッズの作り方です。
チラシで作るお皿
チラシを下から上に半分に折ります。
もう半分のところで折り筋を付けます。
下の2隅を、折り筋に沿って折り上げます。
上の2隅を折り筋に沿って折り下げます。裏面も同様です。
上半分の紙をそれぞれ外側に折り下げます。
下から3分の1の場所に折り筋を付けます。
舟のような形に開きます。
先ほど付けた折り筋に沿って底を作ります。
底の両端を三角に折ります。
上部の両端を外側に折れば完成です。
こちらのお皿にポリ袋やラップ、アルミホイルなどをかければ汁物をいれることもでき、また器も汚れないので再利用することができます。厚手のチラシを使うと丈夫なものが出来上がりますよ。
ペットボトルで作るお皿
2リットルのペットボトルの飲み口を切り取り、残った部分を縦に切ればお皿として使えます。硬いので、切る際には怪我に注意してくださいね。
牛乳パックで作るスプーン
500ミリリットルの牛乳パックの、三角の部分を切り取ります。残った部分を4等分したら、折りたたんだ状態で図のようにカット。スプーンとして使えます。
ゴミ袋でカッパ:フードなしの簡易バージョン
ゴミ袋を下の図のように切り、頭と腕を通します。
ゴミ袋でカッパ:フード付きのポンチョ型バージョン
ゴミ袋を下図①の赤線で切ります。グレーの部分は使わないので切り取ってしまいます。次に②の赤線のように、繋がっている部分を切り離します。
切ったゴミ袋を右に90度回転した図がこちら。フードをかぶり、あごひもを顎の下で、体ひもを体の前で結ぶようにして着用します。
着用するとこのようになります。
新聞紙でスリッパ
ガラスや食器の破片が散らばった室内を素足で歩くのは非常に危険!もしスリッパが家に無い時は、新聞紙で手作りしましょう。
見開き1枚を半分に折った状態から始めます。上から4分の1の線で折り下げます。
もう一度同じ幅で折り下げます。
裏返して、両側3分の1ずつを真ん中に向かって折ります。
片方を、もう片方の袋になっている部分に入れ込みます。
上にかぶさっている紙の隅を中に入れ込みます。
写真のように、隅を内側に折り込みます。4隅全てに行ってくださいね。
新聞紙スリッパの完成です。半分の大きさの新聞紙で作れば、子供用スリッパもできますよ。
段ボール紙や厚紙、折った新聞紙を中敷きとして入れれば、底面の強度もアップします。
キッチンペーパーでマスク
災害時は建物の崩壊などにより粉塵が飛散していることも。防塵のためにマスクを着用しましょう。防寒具としても有効ですよ。
用意するのはキッチンペーパー1枚、輪ゴム4つ、ホッチキスです。
キッチンペーパーを蛇腹折りにします。8分の1幅くらいを折って、
裏返して同じ幅折ります。これを繰り返します。
1つの輪ゴムに、別の輪ゴムを通します。
その状態で、写真のように片方の端をもう片方の輪にくぐらせます。これで輪ゴム2つを連結できます。
蛇腹折りにしたキッチンペーパーの端を折り曲げ、輪ゴムを挟み込んでホッチキスで留めます。
破れないようにそっと広げれば、マスクの完成です。輪ゴムを耳にかけて使いましょう。
懐中電灯+レジ袋でランタン
懐中電灯で部屋全体を照らしたい時は、電灯部分にレジ袋を被せましょう。そのままだと一方向にしか飛ばない懐中電灯の光も、レジ袋の中で乱反射することによって広い範囲に拡散してくれます。
ツナ缶でランプ
備蓄食糧としても大活躍のツナ缶。なんと、そのオイルを利用してランプが作れるのです!ランプとして使用した後は中身を食べることもできるので、一石二鳥のアイデアです。
まず、ツナ缶上面中央に穴を開けます。キリや釘などどのような道具を使ってもかまいません。
開けた穴に、綿でできたひもなど燃えやすいひもを差し込みます。ひもの長さはツナ缶の高さの2~2.5倍くらい。穴からひもの頭が1cmとびだす程度まで差し込んでください。
適当なひもが無い場合は、ティッシュペーパーをこよりにしたもので代用できます。
ひもの先に着火すれば、1~2時間程ランプとして使用できます。
こちらのツナ缶ランプは、地震災害時には絶対使用しないでください。
同様の理由で、震災時はろうそくなどの使用も控えてくださいね。
ベビー・子供用品も手作りできる!
大人のことでさえ不安だらけの災害時。赤ちゃん・子供がいればなおのことです。ベビー・子供用品にも、手作りできるものはあります。物資が届くまでの急場凌ぎに過ぎませんが、それでも幾分か不安は解消できるはずです。
レジ袋でおむつ
おむつが足りなくなったら、レジ袋とタオルを使って手作りしましょう。
レジ袋の持ち手の端を切り離します。
両脇のマチになっているところを切り離します。
レジ袋を開いたら、タオルやガーゼなどを置きます。
赤ちゃんを上に寝かせ、持ち手をお腹のところで結びます。
結んだ持ち手の下に、もう片方の持ち手側を通します。
余った部分を下に折り返します。
段ボールとゴミ袋でベビーバス
大きめの段ボールにゴミ袋をかければ、簡易ベビーバスの完成です。ベビーバスだけではなく、水を溜めておくタンクの代わりにもなります。
段ボールと寝具でベビーベッド
大きめの段ボールの底にブランケットやクッションを引いてフカフカにすれば、ベビーベッドの代わりになります。底に段ボールや発泡スチロールを敷けば、防寒性もアップ!
破片が散乱した室内や、他の子供との衝突の恐れがある避難所でも安心して赤ちゃんを寝かしておけます。
作り方は印刷して保管。事前の練習で子どもの防災教育も!
大きな災害時は電力の供給がストップする可能性も十分にあり、いつでもパソコンやスマホが見られるとは限りません。ですので、災害時に必要な情報はプリントアウトして防災袋などに入れておきましょう。
また、レシピを保管しておくだけでなく実際に作ってみると、いざという時の練習になります。お子さんと一緒に作れば、工作感覚で防災教育もできますよ。
備えあれば憂いなしと言いますが、災害時にはモノの備えだけでなく、知識の備えが心構えや気持ちの余裕をもたらしてくれます。この記事で、皆さんの防災に関する知識が少しでも増えれば幸いです。

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天才そしてすごい
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災害時に役立つ道具などエ夫された様々なものがあってすごく分かりやすい。
家庭科の夏の課題で作ってみようと思った。 -
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大学のレポートの参考になりました!
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将来参考にします
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