育児疲れは気楽にケ・セラ・セラ!ゆったりとした心構えで自分らしい子育てを!
今の時代、様々な育児情報を本や雑誌、TV、ネットやクチコミ、お姑さんからもあれこれ聞かされ、何が本当でどれを利用すればいいのかわからなくなってしまいませんか?
しかもその情報が正しいのか、うちの子供に適しているのか、何を基準にチョイスすればいいのかまたまたわからなくなってしまいます。
監視社会の中、どうすれば気が楽になるのか、周りの声を気にせずゆったりと構えられるのか、どう考えれば気分が軽やかになるのかそんな提案をさせていただきます。
この記事の目次
あれこれ目移りせず自分らしい子育てが一番
初めての出産子育てで何をお手本にしていますか?何も予備知識がないとこれはかなり不安です。妊娠中にも育児について勉強する人も多いですね。
でも、それでも普通に私たちは両親に育てられています。少々時代のギャップがあってもどうってことはありません。心配ありません!子どもはちゃんと育ちます。
育児書片手に子育てするのもありです。ネット検索も利用できますね。ママ友のクチコミも聞こえてきます。
絶体母乳育児がいい!とか、ミルクで育てても大丈夫など、何をどう信じて子育てすればいいのでしょうか。様々な情報、意見が飛び交っていますよね。
あれもこれもと欲張って情報通にならずとも、育児書が1冊あって、あとは子どもを見守りながら衣食住さえ基本ができていれば、ほぼ問題ありません。子どもは育ちます。
あれこれ目移りして悩んで、足が地についていない状態でふわふわせずに、どっしり構えて「私にできないわけがない!」と自分の母力を信じてください。
1、人の意見は気にしない
夫婦の関係も親子の関係も、子育ての仕方も千差万別。同じものはありません。何が優秀でダメかも決める人はいません。
自分が、または夫婦がそれでよければそれでいいのです。
隣の芝生は青く見えるものです。自分と違うことをしている隣がとてもいいもののように思える時があります。それは錯覚です。
一時的によく思えてもそこだけ切り抜いて見ているためそう見えるのであって、毎日24時間、365日何年もかかってトータルで見れば大した変わりはありません。
むしろ、自分たちの方が幸せかもしれませんよ。
定番の情報がひとつあればあとはオリジナリティでいい
人は平均に身を寄せようとします。それは安心できるからです。平均的な回答を知れば自分の立ち位置がはっきり浮かび上がります。
平均よりより下だと思えば落ち込み、頑張らなきゃいけないと思います。平均より上だと感じれば優越感に浸ります。
オリジナリティな子育てこそ我が子にぴったりの子育てになると思いませんか?もっと自分の考えに自信を持って、気楽に淡々と子育てしてみるともっと楽しい時間が過ごせると思いますよ。
例えば布おむつを使うこだわりがあってもいい
私は多少時代遅れな子育てをしていました。今ほどネット情報が氾濫していませんでしたが、「○○メーカーのおむつが赤ちゃんのお肌にいい。」とか色々聞きました。
でも、布おむつにこだわりました。お金もなかったこともあって、生後半年ほどは昼は布おむつ。夜だけ紙おむつを使用しました。エコですよね。
子どもがよく動くようになってくると、さすがにピッタリフィットの紙おむつじゃないと子どもも不快でしょうから紙オンリーに切り替えました。
当時でも布おむつをパラソルハンガーに一杯干してベランダで、くるくる乾かしているお宅はちょっとありませんでした。
きっとこの幸せな気持ちが赤ちゃんにも伝わっていると信じていました。(高級な紙おむつの方が気持ちいいのにと子どもは不満に感じていたかもしれませんが…)
今時布おむつって…と、きっと変わり者に見えたことだと思います。それでも全然気にしない。
自分が納得いく育児をしたいじゃないですか。我が子との関わりは一生にこの瞬間だけなのです。
▼布おむつ育児についてはコチラも参考にしてみて!
2、気楽にいこう、なんとかなるさで構わない
子育てで絶体譲れないことは、大きな怪我をさせてしまうことです。大怪我をしないように目を配るのはもちろんですが、子どもに言い聞かせることも大切です。
それ以外は、親が心配しなくても子は育ちます。特に就学までの子育ては学力より、親として教えたい心の教育や躾をきちんとすることです。
親にしか教えられない人としての温もりや、喜怒哀楽を表現する大切さ、社会で生きていく楽しさなどを伝えたいものです。
この生きる力「人間力」は、子どもが親を見てそのように身につけてしまいます。将来心身ともに病気にならない本当の力強さには、心の奥に「なんとかなるよ」という余裕があります。
沖縄の方言では「なんくるないさ~」。スペイン語では「ケ・セラ・セラ」。スワヒリ語では「ハクナマタータ」と言うようですね。聞いたことありますよね。
ディズニーのライオンキングで「ハクナマタータ」と歌う挿入歌がありますね。「くよくよしない」「どうにかなるさ」と主人公のシンバと仲間が明るく歌います。
口にする言葉一つで気分が軽くなるものなんです。言霊とでもいいましょうか。軽やかな言葉(テキトーな言葉とも言えます)を気分を軽くする道具として使ってみましょう。
肩の力を抜いて軽快な気持ちと言葉で余裕を生み出す
子育ては気合も覚悟もいるのは確かですが、そればかりでは親も子どもも疲弊してしまいます。もっと気楽な楽しい生活に変えてみませんか?
人間というのは不思議なもので、本人の「思い込み」というエネルギーは素晴らしい能力を発揮させます。
いつも「私はダメだダメだ最低だ」なんて言っている人で、私は幸せなそうな人を見たことがありません。側に寄るのもはばかられますし陰気が移りそうで嫌です。
言葉とはそれだけ体や周囲に影響を及ぼす凄い力を持っているんです。そこでお勧めしたいお気楽で気持ちがグーンと軽くなる言葉を紹介します。
- やればできる
- やるだけやってみよう
- ものは試し
- ダメでもともと
- 為せば成るなさねばならぬ何事も
- 棚からぼた餅
- 人生風まかせ
- 明日は明日の風が吹く
- 命まで取られることはない
- 生きてるだけで丸儲け
- イッツ・ソー・イージー(こりゃ簡単だ)
上にあげた言葉は「まあ、やってみるけどそこそこでいいんじゃない?」「失敗なんか気にしない」「死ぬわけじゃなし」といった、適当なんですが、芯の強い感じがします。
なぜか根拠のない自信のようなものが感じられますよね。それに人は笑ってリラックスしているときは集中力も高まると言います。
肩の力を抜いて「なんとかなるさ」と気楽な気持ちで子育てにチャレンジする自分の姿に余裕が感じられませんか。
3、正解は一つではない!柔らか頭で柔軟に考える
真面目でいいお母さんを目指せば目指すほど、情報を集めてしまいますし、自分の失敗も家族の失敗も許すことが難しくなります。
度を越せば育児ノイローゼの心配も出てきます。気楽な心構えでいればそこまで心がくたびれてしまうこともありません。完璧ママを目指すのはやめましょう。
育児の正しい答えをみつけようと頑張ってしまうのも、自分の答えとズレがあれば受け入れられないのも最高の妻・ママを目指すからです。
いい妻・ママになろうとしているだけなのに、どんどん自分がしんどくなってしまう…心が固くがんじがらめになってしまう…そんな経験はありませんか?
白黒はっきりさせて、正しい答えを出したいことも多いのですが、世の中にはうやむやにグレーのまま置いておくのがベストなこともあります。
私は誰がどう見ても竹を割ったような性格で、人に言わせれば超がつくほど真面目な種類の人間のようです。若い頃、人生の先輩方に私のまだ知らない世の中の仕組みについて教えられたものです。
あらゆる経験を積んでいけば自然とグレーの必要性や自分が諦める方がいいことなどがわかってくんでしょうが、その適当さ加減が経験の足りない若い頃には不愉快だったりするのですね。
柔らかい頭で何事も柔軟に考えられれば、悩みも減りとても気持ちが楽になりますよ。頭も心も柔軟になればストレスもかからなくなります。
柳のようにひらひらと受け流してしまう心構えでいれば、例えお姑さんに嫌なことを言われても、友人やママ友達に納得できないことがあっても「気にしない」「ケ・セラ・セラ」でいけそうですよね。
4、誰かとの比較をやめて1日1日淡々と過ごす
気楽な気持ちで1日1日を過ごすためにはどうすればいいのでしょうか。一番手っ取り早いのは比較や真似をやめることです。
○○ちゃんのママはスイミングに通わせている。△△くんのママは音楽教室に通わせている。
ママ友は綺麗にネイルしている。数人でランチしている。ハンドメイドが趣味でいつも楽しそう。そのような周りの光景と自分を比べて焦りますか?
子どもに習い事をさせなければ逮捕されるわけではありません。家でゴロ寝が趣味でもだれも迷惑しません。何度も言いますが子どもはちゃんと育ちます。
うちは子供が小さいうちはお金に余裕がなくて小学校高学年まで何も習い事はさせていませんでした。正直絵本を読む習慣もありませんでした。
これはよく考えたら私自身が母親に絵本を与えられていなかったため、気が回らなかったんだと思います。この原因には随分後になって気がつきました。
代わりにということではないんですが、毎日公園で外遊びばかりしていました。雨の日は家でディズニー漫画大会。保育園に行き始めるまで毎日こんな日々でした。
だからといって本を読まない子に育ったかといえばそんなことはありません。娘は読書家です。息子はじっと本を読むのがあまり性に合わないようです。
毎日子どもたちと一緒に美味しくご飯を食べて、ちょっと遊んで、お風呂に入る。淡々とシンプルな気持ちで1日を過ごすのは良いことです。
たまには1日ボーッとする日があってもいいじゃないですか。掃除をしなくたってホコリで死にはしません。家事は適当でも部屋がそれなりに片付いていればいいのです。
育児疲れを楽にするお気楽言葉を自分の子育てのエールにする
子育て中の親たちは誰でも育児に疲れています。生き生きして楽そうに見えるのは錯覚です。心の中では皆、疲れを感じているのです。
自分だけがしんどいわけではなく、誰もがみんなしんどいのです。せめて気持ちだけでもゆったり構えていれば楽になると思いますよ。
私は出産育児に望む前、未知なる不安に立ち向かうため、自分を励ますいつも使っていたエール言葉があります。
「私にできないわけがない」というのが私のお気楽言葉です。うまくいかない時は「まーしょうがないか」このツーパターンで子育てをやりきりました。
つまづきそうな時、難しいと思った時こそ「イッツ・ソー・イージー(こりゃ簡単だ)」と言って気持ちを楽にしましょう。
その他にも、この子達を一人前に育てるのは自分たち夫婦の仕事だとドライに考えたりもしました。仕事だと思う方法は、結構冷静になれ淡々と子育て出来るかもしれません。
同じ子育てするなら「苦しい大変な子育てだった」という記憶より「何となくちゃんと育てたわ」みたいな記憶を残したほうが夫婦揃って後々笑い話にもなり、ハッピーな気持ちでいられます。
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まーさん
現在、四歳と二歳の子育てをしている者です。
この記事を読み、少し気持ちに余裕ができました。
『ケ・セラ・セラ、くよくよしない、どうにかなるさ』
この言葉を励みにして、これからも気持ちをゆったりと子育てに専念していきたいなと思います。ありがとうございました
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