子供向けの防災は楽しく継続!絵本・歌・ゲームで知識を定着させよう
子どもの命を守るための防災知識や訓練は私たち親にとって一番の関心ごとだと思います。ですが、小さな子どもに防災知識をわかりやすく飽きさせずに伝えるのは難しいですよね。
防災に少しでも関心を持てるように日常で遊びの延長で楽しみながら取り入れる防災の知識やゲームをご紹介します。
未就学児の防災はわかりやすさが大切
わかりやすく伝えるポイントは言葉を短く、大切なことはゆっくりと話す。
小さい子どもは長い説明だとどこが重要かわからないので、箇条書きにしてなるべく短い言葉で伝えます。
また、災害の怖さは強調せずやるべきことを伝えるようにしてください。
うた・絵本・ゲームを通じて楽しみながら学ぶ
子どもが楽しくなる工夫で防災を学びましょう。
うたで記憶する
うたにのせて体も動かせば大切なことは絶対に忘れません!
「地震だだんだだん!」作詞 滝本浩一 作曲 一井康二
歌詞中に、「つくえのしたでダンゴムシ」「つなみはたかいとこまでかけっこだ」「ひがでる・・・おとなにしらせたよ」など、地震や津波や火事になった時にどんな行動をとればいいかわかる歌になっています。
絵本で伝える
さまざまな災害から命を守るために必要な事が本にまとめられています。
1.「じしんのえほん こんなときどうするの?」定価:1,200円+税(ポプラ社)
地震の際、通学路や自宅や教室など状況が違う時に自分を守るための行動がわかる本です。
2.「あっ!じしん」定価:1,000円(学研)
幼児から防災について身近に感じることができる本です。さまざまな方法で自分の命を守ることを考えることができます。
3.「はしれ、上へ!つなみてんでんこ」定価1,300円+税(学研)
自分の命は自分で守るということを強く考えさせられる一冊です。
4.「じしんがきてもまけないよ!」定価:2,625円税込み(学研)
プレートが動く、ビルや家が倒れる、津波が起こる、役立つアイテムなど必要な事が網羅されています。
紙芝居で伝える
紙芝居は園で使われることが多いですが、4や5はお値段も手ごろですし絵本とは少し違う雰囲気でお家での読み聞かせに使ってみてもいいですね!
1.「じしんがきてもまけないよ!」定価:2,625円税込み(学研)
プレートが動く、ビルや家が倒れる、津波が起こる、役立つアイテムなど必要な事が網羅されています。
2.「じしんだ!かじだ!」全6巻 定価11,700円+税(童心社)
地震や火災などの危険や注意するべきところや避難訓練についてもがわかりやすくまとめられている。
3.「いのちを守る防災かみしばい じしん・つなみ・台風」全3巻 定価6,000円+税(童心社)
地震、津波、台風について3つのお話が紙芝居になっています。
4.「みんなでひなんくんれん」定価:1,400円+税
机の下に隠れましょう!あれ?できていない子がいるね。幼児にわかりやすくまとめられた避難訓練の紙芝居です。
5.「「おかしも」はかじのおやくそく」定価1,900円
突然なり響くサイレンに動物さんはびっくり!どうやって安全に逃げる?火事の怖さを知り、「おかしも」の大切さがわかるお話です。
ゲームで学んだ知識を定着させる!
大切なことは繰り返し遊ぶ中で記憶させていきます。お家では週1くらい遊ぶ機会があるといいですね。
十分に理解できたら確認のため月1程度で遊んでみるのがオススメです。短期と長期の記憶が定着することで忘れにくくなります。
- 防災かるたを手作りしよう
-
あ、あるくときは まえをみよう
い、いそぐとあぶないね おちついて
せ、せんせいのいうこと しっかりきこう
だ、だんごむしのポーズで あたまをまもるよかるたは大きめの厚紙にわかりやすい絵と言葉を描きます。
覚えてほしい大切な言葉を選んで作るので数はあまり多すぎない方がいいですね。
- どっちが正しい?2択クイズ
- 正しい絵と間違った絵を描き、どちらか正解か当ててもらいます。クイズは今まで学んだことがある内容の中から出題します。
地震が来た!かくれる場所はどこ?机の下or壁につかまる
体のどこを守ればいい?頭orおしり
壁はつかまるところがないね。窓ガラスが近くにあって危ないね。
机は脚につかまることができるね。ガラスが割れても机が守ってくれるね。体で一番大切な場所は頭だよ。ダンゴムシになって頭を押さえようね。
なぜ正解なのか。なぜ不正解なのか。簡単にわかりやすく説明してあげてください。
小学生には防災〇×クイズ
未就学児はすでに学んだ内容を定着させるためにクイズを行いました。小学校には知らない内容をクイズにすることで興味を引き付けます。
電話は使えません。家族との連絡はLINEでもできる? 答え〇
大人一人に必要な飲み水は1日1リットル 答え× (3リットル)
〇×ゲームなら日頃から家族で簡単にできそうですね!
また、さまざまな防災知識が得られるカードゲームやシミュレーションゲームなどが発売されているので家族や友達を一緒にゲームを通じて学ぶことで知識も得られますね。
家族で行う防災ごっこ
非常食の消費期限が切れたタイミングや1年に一度など、定期的に避難したことを想定した生活をしてみます。
停電になることが想定されるので、ランプを使い電気を消し、非常食やお菓子で夕ご飯を済ませ、ランプの明かりでトランプやオセロやしりとりなどで家族全員で遊びます。
防災は楽しみながら生活の中に取り入れる
小さな子どもは遊びを通じで楽しみながら繰り返し体験することで記憶が定着していきます。
家族で定期的に遊びを取り入れることで災害への意識も知識も自然と身につくようになっていきます。
いざという時にパニックにならず落ち着いて行動するためにも普段から家族で防災意識を高めていきたいですね。
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