子供の乱れた言葉遣いを直す9つの方法!叱るだけでは直らない…

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2017/09/11

乱れた言葉遣いを直すのに努力しているママ

ほんとうに困ってしまう子どもの悪い言葉遣い。ダメ!そんなこと言わないの!と叱っていませんか?私はまさしくそうでした。

でも注意すればするほどひどくなったり、まったく響かなかったり…。どうやら叱るだけでは伝わらないみたいです。

たくさんある対処法を9つにまとめました。自分の子に合った方法が見つかるはず。これだ!と思うものを見つけて、実践してみてくださいね。

公共の場でソレやめて~となる恥ずかしい言葉を繰り返す場合

「ママ、ちんち~ん♪」子供って人が多い場所で突然言ったりするんですよね…。しかも大声で…。

幼稚園の保育中に「おっぱい」で大合唱になっているところを目撃したこともあります。

さすがにアレには笑ってしまいましたが。子供たちの大好きな、大人には恥ずかしい言葉たち。次のように対処しましょう。

しつこく言ってくる子ほど相手にしない!

無視に限ります。笑って欲しくて、怒って欲しくて、かまってほしくて言っているのがほとんど。「やめて~」なんて笑顔で反応してしまったら、もうエンドレスです。

さらりと受け流して、違う話にもっていきましょう。無視し続ければ、そのうちに飽きて言わなくなります。

でも、寂しさからの場合は無視はいけません。目を見て話を聞いてあげたり、抱っこしてあげたり、遊んであげたり、いつもよりもたくさんかまってあげてください。

ふざけているのかさみしいのかは、パパママが少し子供に注意を向ければすぐにわかるはずです。

他の言葉を使う提案をしよう!

公共の場で「ちんこ」「うんこ」を連呼されたらさすがに無視もできません。

でも、ダメ!と言っても楽しいとなかなかやめられない子供たち。ダメな理由を説明するのも難しい…。

そんな場合は、「あの歌うたってほしいな」とか「一緒にあの歌うたおう」とお願いしてみましょう。

しりとりができる年齢なら、「じゃあしりとりね~」と子供の「ウンコ」から「コンブ。では「ブ」のつく言葉は?」と強制的にしりとりに持っていく方法もあります。

「ウンコ」や「チンコ」などの言葉は言葉自体に悪い意味はないので、言っていけない理由を子供が分かるように説明するのは難しいです。

そんなときは、ダメ!と注意するよりも、意識を他に向けさせるほうが素直に聞き入れてくれますよ。

親に対する暴言がひどいとき

「うるせーくそババァ!」なんて言葉、聞きたくないですね。そういった家庭内での言葉や口調が悪くなったときは、子供が今どういう状況に置かれているかを考えてあげてください。

  • 幼稚園で嫌なことがあったのかも
  • 学校で上手くいかないことがあるのかも

子供をみつめることで、対処法が見えてきます。

思いっきり甘えさせてあげよう!

保育園・幼稚園や学校でがんばってきた子供たち。帰宅して緊張の糸がほどけます。

心も体も自由になって、「だり~!」「お茶!」など、悪い言葉たちが出てきます。ストレス発散の始まりですね。実は、親に対する暴言はほとんど甘えなんです。

小さい子供の場合は、やさしく抱っこしてあげるのもいいですね。「バカ!」と拗ねた感じで言っていたら、抱っこしながら「どうしたの?何かあったの?」と話を聞いてあげてください。

もう抱っこという年齢でもなく、いろいろ質問すると「うるせー!」と返事が返ってくる年頃の子は、何事も受け止めてもらえる安心感を求めています。

「ムカつく!」「くそババア!」などと言っていたら、イライラしている原因をさぐったりはせずに、「はいはい」と笑顔で聞き流してあげてください。

過剰反応せずに受け止めてあげること=甘えさせてあげることになります。

言葉も褒めて伸ばそう!

特に思春期・反抗期の子供は、褒められることに飢えています。

  • アレはダメ
  • こうしなさい
  • どうしてできないの

などなど、注意されることが多いので、その内容よりも注意されるというコトの数の多さに「うるせー!」となってしまいます。

そんなときは、褒めてからお願いする作戦が効果的です。

「そんな乱暴な言葉はやめなさい」と言われるよりも、「あれ、花子はこんなに字がキレイに書けるようになったんだね。話すときもキレイな言葉使ってよ~」と言った方が、素直に聞き入れてくれますよ。

男の子相手なら「ちゃんと靴揃えて脱げててかっこいい!ママもかっこよくお母さんって呼ばれたいなぁ。ババァはイヤだよー」こんな感じで、叱るのではなく、褒めてからお願いしてみてください。

え!そんな言葉どこで覚えたの?!乱暴な言葉の場合

親に向かっての暴言なら聞き流せばいいですが、それが他人を不快にさせたり傷つけてしまう言葉の場合は注意することも必要です。

「キモイ」「ウザイ」「ぶっ殺す」などなど、自分の子供が言っているのをはじめて聞いたときは、びっくりして、本当に悲しい気持ちになったのを覚えています。

こんな言葉を使い出したら、どうしたらいいのでしょうか。

▼子供の悪い言葉遣いの判断基準についてはコチラも参考にしてみて!

言葉の意味を分かっていない場合は教えてあげよう!

小さい子供は大人や自分より年上のお兄ちゃんお姉ちゃんの言っている言葉を、意味も分からずただ真似していることがよくあります。

私の子も2歳のとき「だり~だり~」と言いながらソファーでゴロゴロしだしたことがありました。

元気ないの?どこか痛い?つかれちゃった?と聞いても返事はすべて「元気だよ!」でした。

「だり~」と言いながらソファーで楽しそうにゴロゴロする兄の真似をしたかっただけなんでしょうね。

「だるいって言葉は、疲れちゃって元気がでないっていう意味なんだよ」と説明したら、「へ~」と知らなかった!みたいな顔をして聞いていました。

真似っこが大好きな時期の子供は素直なので、わかりやすい言葉で意味を教えてあげればすんなり受け入れてくれることが多いです。

子供が理解できるように説明してあげてくださいね。

子供の見ているテレビやゲームを一緒に見よう!

乱暴な言葉はテレビやゲームの影響が大きいのですが、子供がテレビを見ている時、ゲームをしているときに、そこに親は居ないことが多いです。

一緒にテレビをみていれば、「ウザイ」という言葉が出てきたすぐその場で、「ウザイなんて言われたら悲しいよね~」と状況と感情を共有できます。

「ぶっ殺す?!こわいっ!聞きたくない!」「テメー?!そんな風に呼ばれたら怒れちゃうな」など、言われた時の気持ちを端的に伝えることで、子供にも分かりやすく伝わります。

「ウザイって言葉は言われたら悲しい気持ちになるんだよ」と子供に直接教えることももちろん大切です。

でもそれよりも、テレビなどを通して間接的に教えることで、子供は自分に言われているわけではないので素直に聞き入れますし、状況もわかりやすいので、細かい説明もいりません。

毎回一緒にテレビを見たりゲームをしたりは難しいですが、たまに時間を見つけて付き合ってあげてください。

一度付き合うだけでも、どんなものを見ているのか、どんな言葉が出てくるのかが分かります。そして、あまりにもひどい言葉が出てくるものだとわかれば、その番組やゲームを見せないように制限することもできますね。

共通の話題もできて、子供とのコミュニケーションが増えるなど、他にもいいことがありますよ。

▼子供の言葉遣いが悪くなる原因についてはコチラも参考にしてみて!

会話しながら教えよう!

「やばい」は特に誤解を招きやすい言葉です。「やばい」=「危険」というのが今まででした。でも最近では「かわいい」「すごい」「おいしい」「まずい」「困った」…いろいろな意味で使われています。

  • 「これヤバイ」→「ほんとだね、すごくおいしいね」
  • 「あしたヤバイ」→「雨降りそうで嫌だね」
  • 「あー!やばーい!」→「なにか困ったことあるの?」

こんな風に、正しい言い方で返してあげると自然と覚えてくれます。

なんでも「やばい」で片付けていると、相手のとらえ方次第では自分の意図とは違った方に話が進んでしまうことも。

いろんな意味をもつ「やばい」が一般化している今、使うなと言うのは無理があるかもしれませんが、それでは正しく気持ちが伝わらないこともあるという事を伝えましょう。

大人がお手本になれるように心掛けて!

子供の言葉遣いを気にしているわたしたち。でも自分自身の言葉遣いはどうでしょうか?

お腹の中にいるときから家族の声を聞いて育ってきているその子の言葉は、まずは家族の真似からはじまっています。

お友達の影響とは比べ物にならない浸透力が、親の言葉にはあるはずです。今からでも遅くはないはず。自分の言葉遣いを見直してみましょう。

「おい!」「うるせー!」大人が使っていませんか?

『4歳のうちの子が「邪魔だ!どけ!」って言うから誰の真似かと思ったら自分の真似でビックリした!』と話してくれた友人がいました。

車に乗るとつい乱暴な言葉になってしまうその友人。子供はしっかり聞いています。

こんな風に、自分では気付かないうちに口癖になっている、子供に真似されたくない言葉があるかもしれません。

夫婦喧嘩を子供の前ですると、たくさんの悪い言葉を聞かせてしまうことになります。

パパもママも、普段は気を付けていても、感情的になるとつい「バカ」や「オマエ」など使ってしまいます。夫婦喧嘩は子供の前ではしない方がいいですね。

子供を見ていて気になる言葉があったら、自分はどうかな?と気にしてみましょう。

それだけでなく、普段から丁寧な言葉選びをするように心掛ければ、自然と子供にも良い影響を与えられます。

大人も子供も一緒に楽しくゲームをして直そう!

家族みんなで楽しみながら言葉遣いを見直すゲームがあります。ぜひ挑戦してみてください。

楽しい気持ちで悪い言葉への意識を高める事ができるのでおすすめです。子供に負けるわけがない、なんて気持ちで挑むと、案外負けてしまうかもしれませんよ。

▼子供の言葉遣いを直せるゲームについてはコチラも参考にしてみて!

きれいな言葉を使えば心もきれいになります

脳は自分の発した言葉の主語を認識できないそうです。ウザイ、バカ、あいつダメだな。誰かに言っているつもりが、言われた時と同じショックを自分の脳が受けます。

悪い言葉を使えば使うほど、自分の心も傷ついてしまうのです。逆に、あの子可愛い、やさしい、ステキ。誰かを褒めれば、それは自分が褒められたのと同じこと。

自分が発する言葉たちは、自分で選ぶことができます。

はじめは何が悪い言葉なのか判断できない子供たちに、できるだけ良い言葉を選んで話せるように、悪い言葉は自分のためにも使わないように、少しずつ教えていけたら良いですね。

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    卍卍卍ま

  • 無記名さんさん

    卍卍卍を食べる‼

  • 無記名さんさん

    なんか答えにならない答えですね。
    ここを書いている人自身があやふや

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