【命名】人気の漢字や傾向を大分析!いまどき赤ちゃんの名づけ方
赤ちゃんの名づけは悩むものですが、みんなどうやって名前を決めているのか、気になりますよね。名前には時代によって流行があり、人気の傾向が違うので、一概に「いい名前」を決めることができないのが難しいところ。
そこで、今回は今どきの名づけの傾向を調べてみました。赤ちゃんの名づけで悩んだら、参考にしてみてくださいね。
名づけで重視するのは?
響き・音を重視した名づけが人気!
名づけの際に重視するものは人によって違いますが、最近は「響き」や「音」から名前を決めていくという人が多いようです。
名前の読みを始めに決めておいて、そこから漢字を探していくというのがこのタイプ。
読んだ時の語感や、略称(ニックネーム)などから、名前を決めていきます。
例えば「ゆい」という音を決めて、「結衣」「唯」「優衣」などの漢字を当てはめていく感じです。
お気に入りの漢字から名前を決める!
音ではなく、使用する漢字を決めておき、そこから名前を考える人もいます。
昔は、ママやパパ、また祖父母の名前から一文字とって名前につける、というケースも多かったですが、最近はそうではなく、パパやママのお気に入りの漢字を使うことが多いよう。
名づけに使用できる人名漢字が増えたこともあり、個性的な漢字を名前に入れたいと考えているパパやママも多いよう。よくある名前だけど、漢字で個性を出そうと考える人も多くなっています。
姓名判断は気にしない!?
昔は名づけの時には画数などから姓名判断を行っていましたが、最近は姓名判断はあまり重視しないという人も多いよう。
姓名判断に頼ると、好きな名前が付けられないということも多く、いわれよりも個人の希望を優先する傾向にあります。
もともと姓名判断は占う人によって多少差があるものですし、信じるも信じないも本人次第。女の子の場合は結婚で苗字が変わる可能性が高いので、特に気にしない割合が高いよう。ただ、パパやママが気になるのであれば調べておいた方がいいでしょう。
最近人気の名前の傾向
「心」「愛」は女の子に大人気!
近年増えているのが「心(こころ)」→「こ」または「ここ」、「愛(あい)」→「あ」など、本来の読みを略した読みをさせる名前。
「心愛(ここあ)」、「心晴(こはる)」、「結愛(ゆあ)」などがこのタイプの名前です。本来の音の一部だけを取る名前は昔は珍しいものでしたが、最近はすっかり定着していますね。
女の子は、心や愛といった漢字が人気の傾向で、愛や心を大事にしてほしいという願いが込められているようです。音がかわいく、他の漢字と組み合わせて使いやすいというのも選ばれている理由のよう。
男の子には「翔」が人気!
男の子の名前は昔から「まさと」や「はると」のように「と」で終わる名前が人気ですが、最近はこの「と」に「翔」の漢字を当てるのが人気。翔は「と・ぶ」と読むので、その音を取ったというわけですね。
ただし、本来「翔」は「しょう」または「かける」と読むもの。「翔ぶ」という時は「と」という音になりますが、本来は「ぶ」の送り仮名がなければ「と」とは読みません。
女の子の「心」や「愛」もそうですが、最近は本来の漢字の読みやルールをあまり気にしないという傾向が強いようです。
間違った読み方が定着していることも
「陽向」この名前読めますか?「ひなた」と読むことが多い名前なのですが、実はこの読み本来は正しくありません。
「日向」を「ひなた」と読むことから、「ひ」という音を持つ「陽」の字を「日」に置きかえているのですが、これは本来は読めないんです。
そもそも「ひなた」は、日向の2字に特別な読みが当てられているものなので、たとえ同じ音でも、漢字を差し替えてしまうと本来は読めなくなってしまうんですね。
「はる」の音が人気
男女ともに人気なのが「はる」のつく名前。「はると」「こはる」「はるか」など、「はる」の音は人気があります。
音が「春」につながるため温かいイメージが強く、また「はる」という音を持つ漢字の数が多いというのも人気の理由。特に男の子には人気のある音で、「はると」という名前はここ数年根強い人気になっています。
また、「はる」という読みを持つ漢字は晴・春・悠・陽など、ポジティブな意味のものが多いのも特徴です。
名づけのコツ
個性的な名前は行き過ぎると危険!
日本では人名に使う感じは法律で定められていますが、読みは自由につけることができるため、個性的な読み方をする名前が多くなっています。
自由なのはいいことなんですが、普通には読めない名前もあり、それが行きすぎてキラキラネームなんて呼ばれることも。
個性的な名前は悪いわけではありませんが、常に説明が必要で、なかなか読んでもらえないと日常生活に不便が生じることもあるので注意が必要です。
苗字とのバランスに注意
名前を付ける時は、苗字とのバランスにも気を付けましょう。苗字が珍しい場合、名前を個性的にしすぎると苗字も名前も読めない、名前に見えないなんていう可能性があります。
また、苗字・名前ともに画数が多いと、書くのが大変でテストや書類を書く際に困ってしまうかも……。
さらに、名前をつける際には苗字と名前を通して声に出して読み、その語感を確かめておくことも大事。フルネームを紙に書いて、字面や苗字とのバランスも確認しておきましょう。
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