小学生の習い事、選び方や勉強との両立は?送迎や費用面も考える必要あり

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2018/09/06

習い事事情の調査によると、2、3年生の子供の約9割以上が習い事をしているという結果が。その中には複数の習い事をしているという子もいます。

下校後、宿題・勉強・おやつ、そして休む間もなく習い事…筆者の小6長男と小2次男も毎日塾にスイミングに忙しい日々です。

「子供の可能性・やる気を伸ばしてあげたい」「自信を持たせてあげたい」そんな思いから習い事を始めるのだと思います。子供にとってもママにとっても、習い事は成長を感じたり、色々なことを吸収できる場です。

ただ、費用面や勉強との両立、新たな習い事にチャレンジする場合の選び方、長く続けた習い事の辞め時など、小学校に上がる前まではあまり考えなかったことにも直面します。

小学生の習い事について知っておきたい事をまとめました。

小学生の習い事、勉強との両立方法

小学生になると、園児の頃とは生活が変わり、習い事の時間帯が夕方から夜に変わる場合もあります。学校の宿題や家庭学習との両立に戸惑っているママも少なくないのではないでしょうか。

習い事と勉強を無理なく両立する方法があるんです

小学校低学年のうちから家庭学習の習慣を!

小学校低学年のうちは、授業時間も5時間授業が主で下校も3時頃。宿題や学習内容も学校の授業と宿題のみでカバーできてしまう簡単な内容です。

ところが小学校の中学年になると、6時間授業が増えて下校時間も遅くなってきます。

学習内容も難しくなり、授業と宿題だけでカバーするのが難しくなってくる可能性も。

部活が組み込まれる小学校もありますし、運動系の習い事だと、日数が増えたりと本格的になってきます。(平日だけでなく土日も)

頑張っていることを応援してあげたい!でも学校の勉強はもきちんとやって欲しい!親としては先々の事を考えてしまい心配になりますよね。

そこで、学習内容が簡単めな低学年から、『学校から帰ったら習い事がある日・ない日に関わらず宿題と家庭学習をする!』という決まりを作ってみませんか。

小学生に必要な家庭での学習時間は学年×10分

1年生なら10分、2年生なら20分…。時間をかけないで済む低学年のうちに家庭学習の習慣をつけておけば、3年生以降に急に習い事が忙しくなっても両立することに戸惑わなくて済みますよ。

その際に「子供手帳を」活用してみてはいかがでしょうか。まず、子供にお気に入りの手帳を選ばせます。そして手帳に書くのは「予定」ではなく「やること」だけです。

宿題や家庭学習など毎日習慣化させたいものを1週間分手帳に書き込んでいきます。低学年ならママやパパと一緒に相談しながら書いても良いですね。

「やること」だけを書き込みそれができたら色鉛筆などで塗りつぶしていくというシンプルな仕組みなので長続きしやすいという特徴があります。

今日やるべきこと、今週中にやるべきこと、今月中にやるべきことがだんだん見えてくることで、忙しいスケジュールの中でも計画的に習い事と勉強を両立することができるようになります。

「こども手帳術」の書籍も出ているので、そういったものも参考にしてみてもいいですよ。

  • 習い事→楽しく、子ども自身がやりたいこと
  • 学校の勉強や家庭学習→子どもによっては苦手で、できたらやりたくないこと

大体のお子さんがこんな考えではないでしょうか。 好きなことを頑張りたいなら、苦手なことをやらなくてはいけないという意識を早いうちからつけさせることが大切です!

両立=今何をすべきかをきちんと理解して優先順位をつけるということを、子どもの中でつける練習でもあります。

小学生から習い事を始めることのメリットとデメリット

何歳から習い事を始めたか?というある調査で、最も多かったのが「3歳」、割合は約20%、次に多かったのが4歳から、0歳から2歳までの間に始めたという子どもも約30%という結果。

よって、約70%の子どもたちが「4才までの間に習い事を始めている」ということになります。

小学生から習い事を始めるメリット

小学生になると理解力がつき、体の動かし方も器用になってきているため、進度が早いという事を耳にします。同じプロセスでも、自分の上達が分かればやる気に繋がります。

例:スイミングスクールに通う場合 「バタフライまで泳げるようになったら辞める」という目標を最初に立てた場合、進むペースが早いため費用面で得をすることができる!

早くから始めている子と差が出来てしまっているのがデメリット…

園児の時から始めている子がほとんどの場合、差が目立ってしまいます。下のクラスに居れらることで恥ずかしいと感じたり、思っていたのとは違う!となってやる気を失ってしまう場合もあります。

やってみたい!→じゃあ始めましょう!ではなく、小学生から始める習い事は慎重に選んでくださいね。体験教室や短期教室などに参加してみても良いでしょう。

始める前に「最初はできなくて当たり前!頑張れば上手になれるし追いつけるよ!」と伝えておきましょう。「こんなはずじゃなかった…」という子供の気持ちが起こることを避けることができますよ。

小学生から始める場合の教室やスクールの選び方

小学生から新たに始める場合、教室やスクール選びのポイントはどういったところでしょうか。

  • 費用
  • 場所
  • 内容
  • 雰囲気
  • 同じ小学校の子がいるかいないか

優先順位は様々ですね。場所を選ぶ場合でも、下記のようなメリットデメリットを考える必要があります。

自宅から近いところの場合
  • 友達が多数在籍し慣れやすい
  • 親の送迎の負担が少ない
  • 往復時間が短いため他の事をする時間を作れる
  • 習い事が遊びの延長になってしまう可能性
自宅から遠いところの場合
  • 送迎が必要
  • 一人で通う場合に心配
  • 知っている子が誰もいないので不安
  • 学校以外の人間関係を広げるチャンス

「習い事に何を求めるか、どんな事を得てほしいか」によって小学生から始める場合の習い事選びは180度方向性が変化します。

小学生の習い事の費用

習い事をする上で費用面はについては最も気になること。月謝以外の費用がかかるものもあります。主な習い事別に初期費用などかかるだいたいの費用をまとめました。

運動系の習い事でかかる費用の目安

サッカー
地域のスポーツ少年団と、サッカークラブが主なスクールの形態です。スポ少に比べ、クラブは費用が高い傾向にあります。

【サッカースポーツ少年団】

  • 入会金:1,000円~3,000円
  • 年会費:1,000円~3,000円
  • 月謝:2,000円~5,000円
  • スポーツ保険:
  • 道具代など初期費用:5,000円~10,000円(ユニフォーム・シューズ・ボールなど)
  • その他諸費用:合宿 10,000円~30,000円(日数などによる)  大会などの遠征 2,000円~5,000円(交通費など)

【サッカークラブ】

  • 入会金:6,000円~12,000円(スポーツ保険込みのところもあり)
  • 年会費:6,000円~12,000円
  • 月謝:5,000円~15,000円/週1回~2回
  • 道具代など初期費用:50,000円前後(ジャージ・ユニフォーム・シューズなど)
  • その他諸費用:
  • 大会などの遠征 2,000円~5,000円  合宿 30,000円~50,000円(日数や場所による)

野球
地域のチームで習うことが多いです。最初に揃える道具が多く、初期費用も道具代が大きな割合を占めています。

  • 入会金:2,000円~10,000円
  • 年会費:多くて9,000円(ないところもあり)
  • 月謝:2,000円~10,000円
  • スポーツ保険3,000円/1年
  • 道具代など初期費用:9,000円~30,000円
  • その他諸費用:選手登録費2,000円程度/1年や父母会費、バス運行費など(団体による)
体操

運動神経を発達させる事に良い影響があると言われている体操。通常時の初期費用はかかりますが、キャンペーン等を利用すると費用を低く抑えられる場合もあります。

  • 入会金・年会費・保険・道具類 合計で:20,000円~30,000円
  • 月謝:7,000円~9,000円/週1回  8,000円~12,000円/週2回
  • その他諸費用:合宿費や大会などの遠征費(選手コースなどに限る)
水泳

人気の習い事の中でも常に上位にランクインしている水泳。費用面では体操とほぼ同じぐらいの金額となっています。

  • 入会金・年会費・保険・道具類 合計で:20,000円~30,000円
  • 月謝:
  • その他諸費用:
剣道
剣道を習うには大きく分けて、個人道場、地元の剣友会、道場のある警察署の少年剣道会の3つのパターンがあります。道着や防具などの道具類に費用がかかるのが特徴です。

  • 入会金:10,000円程
  • 年会費:10,000円程
  • 月謝:4,000円~10,000円/週2~4回
  • スポーツ保険:600円/1年
  • 道具代など初期費用:
  • その他諸費用:50,000円~70,000円(道着・袴・竹刀・防具など)
空手
礼儀作法も身に付くということから特に男子に人気の習い事です。スポーツクラブ、個人道場、地域の公民館などで習うことができます。

  • 入会金:2,000円~10,000円
  • 年会費:1,000円~2,000円
  • 月謝:2,000円~10,000円/週1~2回
  • スポーツ保険:800円~2,000円/1年
  • 道具代など初期費用:15,000円(胴着・帯など)
  • その他諸費用:昇級試験(年間2回程)4,000円/1回  大会参加費 6,000円~10,000円/1年
ダンス
中学校でも必修科目となっているダンス。月謝の他に発表会出演料などで費用がかかることが特徴です。

  • 入会金:5,000円~10,000円
  • 年会費:5,000円前後
  • 月謝:チケット制 1,500円~3,000円/1レッスン
    月謝制 5,000円~10,000円/週1~2回
  • スポーツ保険:
  • 道具代など初期費用:40,000円前後(指定バッグ・ユニフォーム・シューズなど)
  • その他諸費用:発表会 40,000円~60,000円(出演料・衣装・振り付け代など)
バスケットボール
チームプレーの習い事の中でも野球に次いで人気が出てきたバスケットボール。地域のスポーツ少年団やクラブチーム、スクールなどで習うことができます。

  • 入会金:2,000円~8,000円
  • 年会費: 6,000円~8,000円
  • 月謝:5,000円~7,000円/週1回
  • スポーツ保険:1,000円/1年
  • 道具代など初期費用:20,000円前後(ユニフォーム・ウエア・指定バッグ・バスケットシューズなど)
  • その他諸費用:

文化系の習い事でかかる費用の目安

ピアノ
未就学児までは集団レッスンの教室が多く、小学生からは個人レッスンのみに切り替わる教室がほとんどのようです。

  • 入会金・テキスト代 合計:8,000円~15,000円
  • 月謝:7,000円~10,000円/月3~4回
  • その他諸費用:発表会7,000円~30,000円/年間1~2回(会場費・先生へのお礼・お花代・発表会用衣装)
習字
文化系で人気の習い事ランキングでも5位以内に入る習字。集中力が身に付く、姿勢が良くなるなどのメリットがあり、昔から根強い人気の習い事です。

  • 入会金:1,000円~2,000円(無料のところもあり)
  • 月謝:2,000円~4,000円/月4回程
  • 道具代など初期費用:教材 500円~2,000円/1年
  • その他諸費用:コンクール出展 1,000円程/1回
そろばん
必要な道具もそろばんのみで、初期費用もあまりかからず気軽に始められることから昔から人気のある習い事です。

  • 入会金:2,000円~5,000円
  • 年会費(または施設費):5,000円程
  • 月謝:4,000円~12,000円/週1回~3回 
  • 道具代など初期費用:5,000円~6,000円(テキスト・そろばん・そろばんカバーなど)
  • その他諸費用:検定(年間3回程・級によって異なる)3,000円~5,000円
英語
英語は入学前に始めるという子も多いようです。ある企業の調査では文化系の習い事では英語が一番費用がかかる習い事という結果が出ています。

  • 入会金:5,000円~7,000円
  • 年会費:8,000円~10,000円
  • 月謝(低学年の場合):7,000円~8,000円/週1回
  • 道具代など初期費用:13,000円~30,000円/1年(DVD・CD・テキストなど) 
公文
テレビでもおなじみの公文。全国一律の月謝で教材費も込みという特徴があります。

  • 月謝:6,480円/1教科・週2回
プログラミング
2020年からは小学校の必修科目になるというプログラミング。教材や教室も全国に増え選択肢も増えました。回数固定型授業と教材消化型授業がありそれぞれ月謝が異なります。

  • 入会金:999円~20,000円(不要のところもあり)
  • 年会費:
  • 月謝:回数限定型 5,000円~20,000円/月2回~4回
    教材消化型 1,000円~22,000円/1回~4回
  • 道具代など初期費用:テキスト1,000円程(ないところもあり)
  • その他諸費用:パソコンレンタル 4,000円/月(無料のところもあり)

【小学生の学年別】1ヶ月あたりの習い事にかけている費用

あるサイトが調査した2017年の小学生の学年別の1ヶ月あたりに習い事に使う費用の平均は以下のような結果でした。

スポーツ・ 芸術活動費 公文・学習塾等 教育活動費 習い事費用 合計
1年生 6,300円 5,300円 11,600円
2年生 6,500円 5,400円 11,900円
3年生 7,200円 7,600円 14,800円
4年生 7,100円 9,400円 16,500円
5年生 6,500円 12,200円 18,700円
6年生 6,000円 12,400円 18,400円
この調査の結果で見えること

  • 1年生~3年生まで;スポーツ・芸術活動費>公文・学習塾等教育活動費
  • 4年生以降:公文・学習塾等教育活動費>スポーツ・芸術活動費

高学年になるにつれて、中学受験を控えていたり、学校の授業についていけないなど、「スポーツや芸術よりも学力がアップしてほしい」という保護者の学力重視の傾向の結果があると考えられます。

小学生が習い事を掛け持ちする事のメリットデメリット

ピアノにサッカー、野球に英語、スイミングや体操…様々な習い事がある昨今。子どもが「やりたい!」と言えば親としてはできれば応援してあげたいですよね。

また、いろいろな習い事を通して可能性をや視野を広げてほしいと期待するのも親心です。

ある企業のアンケートで小学校低学年の45%が習い事の掛け持ちをしているという結果が出ています。

でも、あれもこれも習い事を掛け持ちさせるのは小学生になったらどうなのかな?複数の習い事をすることはメリットもあるし、デメリットもあるんです。

自分の意思で掛け持ちをするならメリットもたくさん

子ども自身がその習い事が好きで、いろいろな事を学びたいという意思で掛け持ちをしているのであれば、達成感、悔しい思いなど経験するなかで成長することができます。

親が掛け持ちをさせているならデメリットの方が多そう…

子どもの意思とは関係なく親の希望がほどんどの掛け持ちは、習い事が楽しくないから、放課後に友達と遊ぶ時間がない、ゆっくりする時間がない、学校の事は中途半端、という悪循環に陥ってしまいます。

楽しくないから達成感も悔しい思いも経験しない、そして上達しない、といったデメリットの方が多くなってしまいます。

小学生が習い事を掛け持ちするのは、本人の意思が大切になってきます。掛け持ちして忙しい生活を送る事が本人の希望か親の押し付けかによって、掛け持ちすることのメリットが時にはデメリットになってしまっている事もあるんですね。

小学生の習い事、辞め時と判断するための4つの基準

子供の習い事、始める時は簡単だったけど意外と難しいのが辞め時の見極め。小学生になってからの習い事辞め時ってどんなとき?どんなこと?やめたいと子供が言ったらやめさせてもいい?

習い事を辞める判断基準と子供への対処法って悩みますよね。 下記の4つのポイントが習い事の辞め時を見極めるポイントとなります。

  • 本人のやる気がなくなった
  • 本人が他にやりたい(頑張りたい)ことを見つけた
  • 物理的(場所や時間)に通えなくなった
  • 目標のレベルに到達した

本人のやる気がなくなった

その習い事をしている本人のやる気がなくなったら仕方ないですよね。

しかし、一度の「やる気がない」ですぐに辞めることを決めるのではなく、それが一時的なものなのか、本当にやる気がないのか、もしかしたら他に理由があったりしないか見極める事が必要です。

親子で話をしてみたり、本人にも考える時間を少し作ってあげてください。その際に、習い事に通いながら考えるのか、一度休ませてその間に考えるのか、の選択も必要です。

他にやりたい(頑張りたい)ことを見つけた

長く2つの習い事をしていてどちらも好きだったけれど、片方の習い事を頑張りたくてもっと通いたいけどそうすると、もう一方の習い事に通えなくなる…なんてことがしばしばあります。

どちらも好きならなんとか通える術を探してみるのもいいですね。もしも、本人が「やりたいことを精一杯頑張りたい」という意思があるなら応援してあげましょう。

物理的(時間や場所)に通えなくなった

他の習い事との兼ね合いや、送迎の関係など物理的な理由通えなくなるケースもありますよね。

でも本人の意思が続けたいという意思ならばできれば他の教室やスクールを探してあげましょう。

目標のレベルに達した

最初から目標を設定してその目標を達成し、本人が達成感と満足感を得て、やりきった!ということであれば「頑張ったね!」と一緒に喜んであげてくださいね。

「できなかったことができるようになった」という達成感はその後の子どもの自信に繋がります。

小学生の子供が習い事と上手く付き合っていくコツ

習い事と自由時間や勉強との両立はできているかな。。忙しくても好きでやっている習い事。放課後に学校の友達と遊べなかったりしてストレスになってしまっていないかな。。そんな心配をするママも多いかと思います。

特に低学年のうちは宿題よりも勉強よりも習い事よりも放課後は友達と遊びたい年頃。小学生の子どもが習い事と上手く、そしてひとつの習い事と長く付き合っていく4つのコツがあります。

休ませない

なるべく休まないで最初に決めた曜日で通う事は大切です。休みが多ければ当然ながら上達もしません。

上達しなければやる気もなくなるといった悪循環で結局習い事が長続きしないということに繋がります。

体調が悪いなどのどうにもできない事以外ではなるべく休まずに決まった日の決まった時間に通う事が大切です。

親も関心を持つ

パパやママが子どもと一緒に練習をしたり、習い事を観に行ったりして今どんなことをやっているのかなど聞いてあげてください。

今習っている習い事は必ずしも子どもが自ら希望して始めた習い事ではない場合もありますよね。

自分からやりたいと言って始めたものではないけれど、頑張っている。それは、パパやママを喜ばせたいからなんです。

だから、ちゃんとその頑張りを「見ているよ」という事を子どもにいろんな形で伝えてあげれば、子どものやる気もあがります。

比べない

どうしても一生懸命になってしまうと、他の子と比べたくなってしまったり、他の子と比べて我が子の劣った部分ばかりが気になってしまいますよね。

「○○ちゃんはここまでできるんだね!」とついつい子どもに言ってしまったりすることも。

習い事に限ったことではありませんが、「比べられることで負けたくない!と思って頑張ってほしい」というパパやママの気持ちもあると思いますが、誰かと比べられる事は大人でもよい気持ちがしないもの。

もしも比べるなら「こんなところがみんなよりも上手だね!」といった「周りよりもできること」で比べてほめてあげると嬉しくなってやる気に繋がります。

休ませる

一番目のコツが休ませないということが大事ということでしたが、時にはリフレッシュも大切です。

日頃の頑張りを見ながら、もしくは「なんだか最近習い事のへのやる気がなくなってきているのでは。。。?」と子どもの様子を見てそう感じたら、「今日はリフレッシュ!休んでいいよ!」と言って休息を取らせてあげましょう。

一度でも「休む」という事をすることで、気持ちがリフレッシュされて、次回からまた頑張ろう!という気持ちになります。

習い事をする小学生の割合はわずかに減少傾向に…

小学生の1ヶ月あたりの習い事にかける費用の平均が2009年は17,900円、2017年は15,300円と8年前と比べると2,600円も減っています。

これは世帯年収の減少もその理由のひとつと考えられますが、スポーツや芸術活動よりも勉強に力を入れてほしいと子どもに望む保護者が2009年よりも徐々に増加している結果のよう。

スポーツや芸術の習い事をしている割合は減少傾向にあります。

8年前と比べてスポーツ・芸術・教育活動と一体化した学童保育や無料の教材やアプリなどが増え、それをうまく活用する家庭が増えたことも一因と考えられます。

小学生の習い事は子どもの可能性や心の成長を伸ばす起爆剤にもなります

小学校の6年間をどう過ごすかやどんな人と関わるかによって人格形成がある程度決まるといわれています。

特に低学年は6年間の中でも大切な時期です。小学校生活に加え、習い事をすることによって学校生活のみでは得ることができない人間関係や経験を得て、達成感、時には悔しい体験をすることによって自立に必要な自身・協調性・責任感を培うことができます。

習い事は子どもの可能性や心の成長を大きく伸ばす起爆剤。

子供の成長のスピードはそれぞれです。のんびりでも、できないことに新たに挑戦し、頑張っている姿を応援してあげたいですね。

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