授乳ケープの代用は身近な物で!困ったとき役立つアイテムと使い方
赤ちゃんと一緒に外出!オムツセットにお着替え。防寒具や哺乳瓶を持ち歩くこともあるでしょう。更にママの貴重品も必要なので、お出かけする時の荷物は多くて大変。
できるならば荷物を減らしたいですよね。荷物が多いときは、授乳ケープを持ち歩かず代用品を使うのもアリです。
先輩ママは、身近なものを授乳ケープ代わりとして使っています。そのアイデアや使い方を紹介します。
「購入しようか迷った時。」「忘れてしまった!」「荷物を減らしたい!」という時は、身の回りの物を使って、授乳ケープを臨時に作ってしまいましょう。
外出先での授乳タイムは、目隠しをするのがマナー
外出先だけでなく、お友達が遊びに来た時など人前で授乳をする場合は、目隠しをする事がマナーの一つです。
授乳は決して恥ずかしい事ではありませんし、ママ同士であれば当たり前の事です。しかし、時には授乳をしている姿が気になる方もいます。
相手が目のやり場に困ったり、不快な気持ちにならないような配慮することも、マナーの一つです。
外出先で授乳タイムが必要になるかも!という時は、授乳ケープ又は代用品となるものを持ち歩くようにしましょう。
授乳ケープの代わりは、身近にあるものが使える
授乳ケープの代わりには、赤ちゃんを隠せるような布を使う事がポイントです。
身近なものを目隠しとして使っている、アイデアママは多くいます。
<授乳の目隠しとして使える物>
- 赤ちゃんがすっぽり入るゆったりめの服
- カーディガン
- 大判のストール
- おくるみ
- ブラウンケット
- バスタオル
赤ちゃんが授乳中にバタバタしても、外れてしまわないように結べたり、めくれないようなものが良いでしょう。
ゆったりめの服で、赤ちゃんをすっぽり包む方法
伸縮性のあるゆったり目のTシャツやトップスであれば、赤ちゃんの頭をすっぽり洋服の中に入れる事ができます。
赤ちゃんを入れて洋服の裾をかけて隠すだけで、簡単に授乳中の目隠しとなります。
お家にお友達が来た時など、プライベート空間であれば使える目隠しです。
伸縮性がない服やゆとりのない服は、中に入っている赤ちゃんが息苦しく感じてしまう事もあります。また、せっかくのお洋服も無理に伸ばそうとして伸びてしまいます。
カーディガンを前後逆に羽織って目隠しに
カーディガンを防寒用として持ち歩いているママも多いと思います。そのカーディガンも授乳ケープの代わりとなってくれます。
カーディガンを目隠しとして使う場合は、背中の部分を前方にして手を通します。これだけで簡単な目隠しの完成です。
もしも使いづらい場合や暑い場合は、袖の部分を首で結ぶという方法もあります。
紺色などのやや濃いめの色や、薄すぎない生地。膝上あたりまであるできるだけ裾が長いゆったりデザイン羽織ものであれば、目隠しとして使いやすいでしょう。
ストールやおくるみ・ブラウンケットやバスタオルなど大判の長方形が便利
大判の布であれば、簡単に授乳ケープの代わりになります。横までしっかり隠すことができるサイズの長方形の布を使いましょう。
家にあるものであればストールやおくるみ・ブラウンケットやバスタオルなどがおすすめです。
サイズは100cm×100cm以上の胸からお腹までしっかり隠れるような物がおすすめです。
気温や季節・外出先の用途によって代用品を選ぶと良いでしょう。
ストールであれば、使わないときはお洒落な防寒として。授乳中の目隠すとして使う時は、端と端を首の後ろで落ちないように結ぶだけ。とても簡単で、荷物が減らせるのも嬉しいです。
授乳クリップが無い場合は、ひもの両端にクリップのついた帽子用クリップでも代用ができます。帽子クリップは、100円ショップでも簡単に入手することができます。
帽子用クリップは、ストールやブランケットなどの真ん中あたりに両方のクリップをとめます。それだけで首ひもになるので、あとは首にかけ赤ちゃんを覆い隠すだけです。
授乳中に赤ちゃんが暴れても、ほどけて落ちてしまう心配が無いので安心して使用することができます。
安全ピンで布を留める場合は、布の端と端を赤ちゃんから離れた首の後ろあたりで留めておくと安全です。赤ちゃんを安全ピンで傷つけないように注意しましょう。
肩から落ちない程度にゆとりをもって留めれば、首の下から赤ちゃんの様子がのぞけます。
代用品選びは、生地の素材やサイズにこだわって!
授乳ケープとして身近なものを代用する際は、素材や色 大きさにこだわる必要があります。
薄すぎる生地では、授乳の様子が透けて見えてしまいますし、かといって厚みのある保温性に優れた生地は、通気性が悪い可能性があります。
もしも保温性の高いストールなどを真夏に使用したら、蒸し風呂のようになってしまい赤ちゃんは汗だくになってしまいます。
ウールやカシミア。厚めの生地は、季節に注意!
ウールやカシミアなどの良質な素材のストールやブラウンケットを真冬になると持ち歩くママも多いと思います。
ウールやカシミアは、寒い真冬の風よけには優れていますが、真夏に使用するには避けた方が良い生地です。
風通しも悪く、吸水性にも問題があります。
薄すぎる物は透けて見える 白やオーガンジーには注意
季節によっては、身に着けるストールやカーディガンなどの生地がとても薄い場合があります。
薄い生地はせっかく覆い隠しても、授乳の様子が透けて見えてしまう可能性があります。
かといって真っ黒にすると、黒は光を吸収する性質をもっているので、布の中の温度が上昇しやすくなります。
黒い生地を使用する場合は、直射日光の当たらない場所を選ぶようにしましょう。
外出先で使用する前に、透けやすい生地なのか?太陽の光を当ててみるなどして、確認をしてから使うようにしましょう。
横から見えないように注意。面積の大きいものが安心
専用ケープの場合は、赤ちゃんが授乳中に暴れてもするっと落ちてこない仕組みや、横から見えないような工夫がされています。
しかし代用品の場合、授乳ケープとして使用することを目的としていませんので、思わぬ時にするりと落ちてしまう可能性があります。
またサイズによっては、ママが気が付いていないような斜め後ろ。横から見えてしまう可能性もあります。
周りから見えていないか?を授乳を始める前にきちんとチェックしてから使いましょう。
外出先で使う前に鏡の前でチェックしておこう!
いかがでしたか?ご自身の身の回りの物を工夫すれば、立派な授乳用の目隠しとして役立てる事ができます。
粉ミルクと母乳の混合の赤ちゃんなど、あまり授乳ケープを必要としないママも多くいます。その場合、慌てて授乳ケープを購入する必要はありません。
まずは授乳ケープの代わりとなりそうなものをお家で探してみてくださいね。
代用品によっては慣れが必要な場合もありますので、安心して使うためにも、周りから授乳の様子がどのように見えているのか?一度鏡の前で確認してみましょう。
多くのママがいろいろなアイデアで授乳を上手にしています。
ちょっとしたアイデアでわざわざ授乳ケープを持ち歩く必要がなくなりますので、興味のある方は試してみてくださいね。