破水しているか胎動だけで判断するのは危険!胎動カウントを習慣づけよう
出産は陣痛から始まるものと思っていたら、破水が先になることも多いです。
少し湿っているけど破水?でも、胎動があるから違うか…。などと思っていると破水を見逃してしまう可能性があります。
また、胎動が激しいと卵膜が破れて、破水してしまうのではないかと不安を覚えるママもいます。
破水した場合の胎動の変化や、胎動が激しい場合に破水することがあるかなど、破水と胎動の関係性についてお話しします。
破水しても胎動は無くならない!胎動で判断するのは危険
陣痛が始まる前に破水する前期破水で、子宮口から離れた位置で破水する高位破水の場合は、尿漏れなどと間違えやすく、自分で判断するのが難しいです。
臨月に入ると、骨盤の間に赤ちゃんの頭が固定された状態になって、動くスペースも少なることによって、一般的には胎動を感じる回数が減って、静かな動きになってきます。
胎動の感じ方には個人差がありますが、臨月に入っても赤ちゃんは手足をバタバタ動かして運動しているため、胎動がなくなることはありません。
破水したら胎動が無くなる…と思っている方もいますが、破水しても胎動はなくなりません。出産直前まで胎動を感じていたというママも多いです。
但し、破水に伴い、子宮収縮が起こると胎動を感じにくくなるということはあります。
関連記事:尿漏れと間違えやすい高位破水!原因・見分け方と対処法
赤ちゃんのSOS見逃さないために…34週を過ぎたら胎動カウントを
臨月になっても、胎動が無くなるということはありません。破水して胎動がないということは、赤ちゃんに危険が迫っている可能性があります。
破水に関わらず、定期的に赤ちゃんに異常がないかチェックしておくことは大切です。
妊娠週数が34週を過ぎたら、赤ちゃんの様子を確認するために、リラックスしている状態の時に胎動をカウントするように習慣づけましょう。
- 胎動10カウント
- 就寝前などママがリラックスしている時間に、横になるか座って、赤ちゃんが10回動くのに何分掛かるか計測します。
臨月に入った場合、赤ちゃんが10回動くのに掛かる時間の目安は、10分~20分程度です。
胎動が感じにくい場合は、赤ちゃんが眠っているかもしれないので、時間をおいてやり直してみましょう。
但し下記のような場合は、すぐに掛かりつけの産婦人科に連絡しましょう。
- 胎動の感覚が長い
- 胎動を感じられない
▼胎動カウントのやり方についてはコチラも参考にしてみて!
▼胎動カウントにおすすめのアプリについてはコチラも参考にしてみて!
胎動が激しいことは破水の原因にはならない
32週を過ぎた辺りから、胎動を激しく感じてくるママが多いようです。余りの激しさに破水するのでは…と、心配するママもいます。
今まで感じていた胎動と明かに違うなどの、異変を感じている場合は、念のため掛かりつけの産婦人科に連絡をしましょう。
陣痛が来る前に破水する前期破水は、子宮内感染による卵膜の脆弱や、羊水過多や多胎妊娠に加えて、子宮内圧の急激な上昇が起こった場合など、他の原因で起こります。
ただし、お腹に痛みを感じ、胎動のせいと思っていたら、お腹の頻繁な張り(子宮の収縮)だったということもあります。
▼非適時破水についてはコチラも参考にしてみて!
▼胎動が激しい場合についてはコチラも参考にしてみて!
破水を自己判断しないで…異変を感じたら医療機関へ連絡を!
子宮収縮に伴って胎動を感じにくくなるのは事実ですが、破水したからといって、胎動を感じなくなるということはありません。
逆に胎動があるから、破水じゃないという判断もNGです。破水している場合は、子宮内感染など気付かずに過ごすと母子ともにリスクが高くなります。
また、胎動を感じなくなるということは、危険が迫っているというサインという可能性もあります。
お腹が大きくなってくると、赤ちゃんに会える時も近づいてきていますね。いつ産まれてもよい時期に入っても、胎動や自分の体の異変を無視しないことは大切です。
▼破水かどうかの判断方法についてはコチラも参考にしてみて!
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