出産が迫る臨月に妊婦さんがしておくべき心と体の準備とは？

いよいよ出産が近づいてきた臨月。文字通り出産に「臨む」月ということになります。でも妊婦さんの心の中はとても複雑ですよね。もうすぐ赤ちゃんに会えるというワクワクと同時に何とも言えない不安が…。

今回は臨月に入ってから少しでも不安が少ない状態で出産に臨むためにできることを考えていきましょう！

心の準備

まずは出産に対する心の準備。

恐怖心をはねのけるものは？

痛いかな、怖いな、不安だなという気持ちはもちろんありますよね。

ここまで来たら「何も怖いものはない！」とドーンと構えましょう。よく「母は強し」と言いますよね。本当に母親になるって心が強くなります。自信を持って。

緊急事態もあり得る！

陣痛があってから普通分娩というのが何も問題のない場合の流れですが、誰でもそのように出産できるとは限りません。

妊婦検診の時に帝王切開にした方が良いと言われることもあるでしょう。陣痛が来てから赤ちゃんの体力に不安が出てきて緊急手術になることも、結構多いものです。また陣痛より先に破水してしまうかもしれません。

そういう時にパニックにならずに落ち着いて行動できるように、こういう場合はこうするというシミュレーションをしておくといいですね。

陣痛の間も経膣分娩で産むものだと思っていましたが、いざとなると「方法はどうでもいいから無事に赤ちゃんを産みたい」という気持ちに変わってくるものです。

どうしても経膣分娩で産みたいという強い希望を持っている方も多いと思いますが、帝王切開の方が赤ちゃんへの負担がものすごく軽くて済むんですね。

手術と聞いてイヤだ！と拒絶してしまうのではなく、最良の方法だと考え素直に受け入れるための心の準備をしておきましょう。

体の準備

次に体の準備について考えてみましょう。

安静の時期は終わり！

昔と比べて早産の傾向が強まっているそうです。私自身も９カ月の時に子宮口がやわらかくなっているからと安静にするよう言われた経験があります。また切迫早産で入院なんていう話も珍しいことではありません。

こうして一旦安静にする生活に慣れてしまうと、37週を過ぎていつ陣痛が来てもＯＫという時期になってもついじっとして過ごしてしまいがちですよね。

良いお産のためには適度に体を動かしておくことはとても大事。どの程度体を動かして良いかは病院でしっかり相談する必要がありますが、ここまで来たらあまり制限されることはないかも。

体重管理は続けて

後期、特に出産が近づくとお腹が大きくなって胃が圧迫されるためか、そんなにお腹が空かない妊婦さんが多いですが、あまり食べていないのに体重はどんどん増えるんです。

出産が近づくとむくみやすくなりますし、産後に質の良い母乳を出すためにも食事には十分気をつけるようにしましょうね。

不安を減らしていくために

妊娠生活には制約がとても多くてただでさえストレスが溜まってしまうのに、出産が近づいてくると恐怖心で妊婦さんが不安定になってしまうのも当然です。

その状態を少しでも改善するためには不安になる要素を一つづつ消していくことが大切ですよね。赤ちゃんの用品をそろえていく、入院の準備品を用意する、名前を考える、産後の生活を夫婦で話し合うなど出来る準備を確実にしていきましょう。

あれもこれも準備が不十分という状態では不安になりますよね。ママが一人で全部背負わずに、少しずつでいいので赤ちゃんとの生活に向けた準備を家族みんなでしていけるといいですね。

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