離乳食に栄養豊富なアボカドはいつから?冷凍は?使い方と簡単レシピ

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2018/11/19

抗酸化作用が高く、アンチエイジング食材というイメージが強いアボカド。栄養価も果物の中では世界一高いとも言われています。

アボカドにはママに嬉しい栄養素だけではなく、赤ちゃんの体の成長にも嬉しい栄養素が含まれているのでぜひ毎日の離乳食にも取り入れてみたいと考えいているママも多いのではないでしょうか。

時期はいつぐらいから・量はどのぐらいから与えてもいいの?アボカドを使った離乳食はどんなものがあるの?冷凍はできる?

離乳食にアボカドを取り入れる際のポイントや、大人も赤ちゃんも喜ぶ!手軽で美味しい簡単レシピをご紹介します。

栄養豊富なアボカド!赤ちゃんの体の成長に嬉しい栄養素も

アボカドはビタミンEや必須脂肪酸が多く、ママやパパにも積極的に取り入れてほしい食材です。

海外ではバナナの代わりに離乳食に利用している国も多く、「世界一栄養価が高い果物」とも言われています。そして、アボカドには赤ちゃんの成長にも欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

赤ちゃんの成長に嬉しいアボカドの栄養はこんなに豊富!

  • 歯や骨の形成に必要なカルシウム・リン
  • 免疫力向上や疲労回復などの効果がある10種類のビタミンとミネラル
  • 赤ちゃんの先天性状のリスクを減らすとして厚生労働省からも推奨されている葉酸
  • 赤ちゃんの脳の発達に重要な必須脂肪酸
  • 便秘の解消にも効果的な食物繊維

このようにアボカドは栄養バランスが整っている果物なんですね。

離乳食でアボカドを使うならいつから?赤ちゃんにあげる際の注意点

アボカドは離乳食を作る際にすりおろしたり、裏ごししたりなどの下ごしらえは比較的簡単で柔らかくスプーンで簡単につぶせるので、手間のかからない食材です。

洗いものも少なくて済むので忙しいママも赤ちゃんが食べてくれるなら栄養も豊富なので積極的に離乳食に取り入れたいですね。

離乳食作りの手間も少なく栄養もあるアボカド。赤ちゃんにあげる際には注意するポイントがいくつかあるんです。

アボカドは加工方法とアレルギーに注意しながら少量ずつ

海外では離乳食初期から与えてOKとしている国もあるようですが、日本では離乳食後期から与えるのが一般的とされています。

「森のバター」と言われるぐらいに脂質が多い果物のアボカド。消化器官の機能が大人に比べて未発達な赤ちゃんにとってはアボカドの脂質が身体への負担となる恐れがあるので、与える場合は少量ずつにしましょう。

  • 与えるのは消化器官が整う離乳食後期から
  • 初めて与える際は午前中の病院が空いている時間に始める
  • 量はアレルギーに注意しながら最初は少量ずつ小さじ1杯から。
  • 後期はなるべく加熱したものを与える(軽くつぶしたものをラップをかけてレンジで20秒ほど)

これらの注意点を守ってアボカド離乳食を美味しく安全に楽しみましょう!

アボカドの保存はできる?美味しいまま保存する方法

使い残したアボカドをそのまま冷蔵庫で保存しておくと、あっという間に黒く変色して残念な見た目になってしまいますよね。特に離乳食に使うアボカドは一回に10g程度とごく少量。

残ったアボカドを変色させず、美味しいまま保存できる方法があるんです。それは、冷凍!解凍するときは自然解凍がおすすめですよ。

【スライス状のもの】

  1. 半分に切って皮と種を取り除き、一口大もしくは薄くスライスする
  2. レモン汁を少々かける(なくてもOKですが、変色を防げます)
  3. ラップでぴったり包んでジッパー付き冷凍保存袋に入れて冷蔵庫へ
【ペースト状のもの】

  1. 好みの大きさに切ってからフォークなどでつぶす
  2. レモン汁をかけて混ぜる(なくてもOKですが変色を防げます)
  3. ジッパー付きの袋に入れたら平らにならして冷凍庫へ


※冷凍したアボカドは2週間~1ヶ月ほど保存が可能です。解凍するときは自然解凍が基本。冷蔵庫に移して一晩、もしくは室温で解凍してくださいね。

赤ちゃんも大人も美味しく!アボカドを使った離乳食レシピ

栄養豊富で美容にも効果が期待できるパパやママにも嬉しい食材のアボカド。せっかくなら赤ちゃんと一緒にアボカド料理を楽しみたいですよね。

ちょっとのアレンジで大人も美味しく食べられる!そんな離乳食レシピをご紹介します。

食後のデザートに!アボカドバナナヨーグルト

材料

  • アボカド 10g
  • バナナ 1/2本
  • ヨーグルト 大さじ1
  1. アボカドをラップに包んでレンジで20秒温める
  2. バナナとアボカドをフォークなどで粗くつぶしてヨーグルトと混ぜたらできあがり
大人用にアレンジする際はハチミツやジャムを混ぜたり、ヨーグルトなしのものを食パンにぬってシナモンをかけて焼いたりしてもおいしいですよ。

栄養満点!朝ごはんに最適なアボカド納豆丼

材料

  • ご飯(7倍がゆ~軟飯) 50g~80g
  • アボカド 10g
  • 納豆 1/2パック
  • しょうゆ 小さじ1/3
  1. アボカドをラップに包んでレンジで20秒温め、赤ちゃんが食べやすい大きさに切る(5mm角ぐらい)
  2. 納豆は包丁でたたいてひきわり状にする
  3. 1と2を混ぜてご飯にのせ、しょうゆをかけたらできあがり
わさび醤油・まぐろの赤身などの魚介類・卵黄を加えれば大人用に『海鮮納豆アボカド丼』ができます。

大人用にアレンジOK !野菜とアボカドのチーズコロッケ

材料(2個分)

  • アボカド 10g
  • ジャガイモ 1/2個
  • にんじん・玉ねぎ 各10g
  • クリームチーズ(今回はkiriを使用) 1/2個
  • ワコードーコーンクリームの素 1/2袋
  • 小麦粉 大さじ1と1/2
  • たまご 1個
  • パン粉 大さじ3
  1. ジャガイモはラップをして3分ぐらいレンジで加熱し、にんじんと玉ねぎはやわらかくゆでてみじん切りにする
  2. ポリ袋に、小麦粉以外の材料を全て入れ、袋の上から手でなめらかになるまでつぶす
  3. つぶしたら、半分(約30gぐらい)に分けて半分を取り出し、袋の中で平たい丸型に形成し、残りの半分も同じように形成する
  4. 形成した2つと小麦粉をまぶしたら卵を入れまんべんなくつける
  5. 袋から取り出してパン粉をまぶす
  6. フライパンに小さじ2のオリーブオイルを熱し、両面・側面こんがりきつね色になるまで焼いたらできあがり

※ジャガイモ・にんじん・玉ねぎのなど野菜類は大人用に作ったお味噌汁から取り分けて使うと時短になります。味もほんのりついておいしくなりますよ。

大人用にアレンジする場合は、挽き肉と玉ねぎをしょうゆと砂糖で炒めたものをタネに混ぜて形成し、小麦粉・卵・パン粉をつけ、油で揚げてコロッケに。

少量でも栄養豊富なアボカドを離乳食に取り入れてみよう!

味にクセもあまりなく、調理の際につぶしやすく加工がしやすいなど、離乳食として使い勝手が良いアボカド。和風にしたり、焼いたり、和えるだけなどアレンジ方法もたくさんあります。

何よりアボカドは栄養価が高く、少量でも栄養が採れるというメリットも。

大人にも赤ちゃんにも嬉しい食材のアボカドを、ぜひ離乳食に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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