離乳食後期おすすめ食パンレシピ!野菜も取れてマンネリ脱却

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2016/08/18

離乳食のパンを食べる赤ちゃん

離乳食も後期になると、気づけば毎日おかゆで、レパートリーがマンネリになったりしませんか。

時には気分転換に食パンを使ったレシピはどうでしょう。今まで食べなかった野菜も、パンにのせれば、珍しがって食べるかもしれません。


離乳食後期になると大人と近い物が食べられるようになります

9カ月ごろから離乳食後期が始まります。

離乳食後期は、自分で食べようと言う意欲が出てくる頃です。見た目にも気をつけて、食べたいな、おいしそうだなと思えるようにしましょう。

豚肉や牛肉、魚や豆など食べられる食材が広がり、少量なら調味料も使えるようになります。

今までは味が薄すぎてわからないような離乳食でしたが、この時期になってくると大人も味見しておいしいと思う料理が作れます。

とりわけなどもできるようになり、「子供と一緒に食べている」と思えるようになってきますよ!

離乳食の回数も一日三回に増えるのでメニューが大変

離乳食後期になると、一日三回の食事になるので、メニューを考えるのも大変です。

小分けにして冷凍したり、食材を組み合わせてみたりしますが、どうもいつも似たようなメニューになっちゃうと悩むママも多いはず。

そんなときには一日のうち一食を、うどんなどの麺類や、パンに変えてみるのもオススメです。

もちろんおかゆは日本人の赤ちゃんとしてはかかせない食事ですが、一食くらいならちょっと違うものを食べた方が赤ちゃんの気分もママも気分も変わってくるはず!

一日一回だけでもちょっと違う主食メニューを入れてみることでレパートリーが広がり、気分も変わって子供の食べる意欲も上がります。

5分でできて野菜も摂れる、簡単レシピをまとめました

とはいえ一食だけ違う物を作るのはちょっと大変と思いますよね。

でも大丈夫です。食パンなら、ちょっと手を加えるだけで簡単に離乳食メニューを作れます。

パンだと野菜がとれないんじゃないかと心配になりますが、パンでも野菜をとれるメニューを考えてみました。

いつもと違ったメニューで、苦手だった野菜もパクリと食べられるようになるかもしれません。

食パンを使うレシピのメリット3点

麺でもなくごはんでもなく離乳食に食パンをおすすめするのは、他には無い3つのメリットが食パンにあるからなんです。

食パンレシピは時短にもなる

食パンはそのまま食べられるので、調理も簡単にできます。煮え具合や炊き具合など、火が通っているかどうかも心配する必要はありません。

パンがゆならお米のおかゆよりも早く作ることもできます。

おかゆがなくなってしまったから、慌てておかゆを作るよりも時間がない時にはパンを使ってしまう方が早く離乳食が作れます。

食パンレシピは時短レシピでもあるんです!

パンは離乳食後期の手づかみ食べに最適

手で食べるのに、おかゆや麺だとべたべたになってしまいます。

でもパンなら、簡単に手に持って食べることができるので、離乳食後期の手づかみたべに最適なんです。

自分で意欲を出して食べる最初の手づかみ食べにぜひ使ってみてください。

お母さんも同じメニューで楽しめる

食パンは余ったら、そのままママやパパの朝食に食べてしまうこともできます。またこのレシピで出来た離乳食を、ママも食べてみてください。

パンはほのかに甘く、ご紹介するレシピだと余った物を大人が食べてもおいしくできていますよ。

ご紹介するレシピは、たくさん作って大人の分には調味料を後でプラスすれば、大人もそのまま一緒に食べられます。

どんな食パンが子供に安心・安全なの?

赤ちゃんの離乳食に使うパンはどのようなものがいいのかまとめてみました。

できればパンの食品成分をよく見て、なるべくシンプルな材料で作られているものを選ぶようにしましょう。

イーストフードや乳化剤は入っていても、国ではきちんと規制され、人体に害のない量が決められていますので体に影響はないのですが、赤ちゃんが食べるものなのでできればより安全なものを選びたいものです。

食品添加物に注意!

・イーストフード

イーストフードは、パンを作るイースト菌とは異なるものです。ふわふわのパンを大量に作ることができる添加剤で、海外では規制されています。イーストフードはできれば入っていない物を選びましょう。

・乳化剤

乳化剤は水分を保持する老化防止剤で、パンをいつまでも柔らかく保ちます。ただしこちらも食品添加物なので、できれば入っていない物の方が好ましいです。

レシピではPasco超熟食パンを使用しました。

赤ちゃんの離乳食で使う食パンは、できるだけやわらかい食感のものを選び、厚さも薄いものを選びましょう。

10枚切りや8枚切りがいいと思います。ただ、薄いパンが手に入らない時には5枚切りや6枚切りでもよいので、のばしたり薄く裂いたりして食べやすくしてあげましょう。

簡単調理で野菜も摂れる4つの食パンレシピ

ご紹介するレシピは全部で四つです。
とれる野菜は以下の通りです

  • もちもち簡単かぼちゃパン…かぼちゃ
  • 野菜入りパングラタン…ほうれん草、にんじん
  • トマトのピザ…トマト
  • ジャガイモとブロッコリーのロールサンド…じゃがいも、ブロッコリー

どれも5分でできる簡単なレシピです。

量は目安ですので、きっちり守らなきゃ!と思わずお子様に合わせて加減して下さい。

また、赤ちゃんには食べづらいため、ご紹介する4つのレシピのうち3と4はパンのみみを切り落として使用します。

1.もちもち簡単かぼちゃパン

もちもち簡単かぼちゃパン0817-1
ちぎって丸めて焼くだけ。パンを牛乳に浸すので柔らかくて食べやすくなっています。

材料
かぼちゃ30g、食パン1枚、バター10g、牛乳30ml(1歳前または牛乳をまだ飲んでいない赤ちゃんは同量のミルク)

  1. かぼちゃの皮をむき、濡らしてラップに包んで500wで30秒チンする(もしくはゆでる)。
  2. ボウルでカボチャをつぶし、そこに細かくちぎった食パンも加える。
  3. 牛乳を加えて全部をよくこね、小さな丸に成型する。
  4. フライパンにバターを入れ、弱火で3を少し押しつぶしながら両面焼く。
  5. できあがり。(※焼いたすぐ後は熱いので、少し冷ます)

2.野菜入りパングラタン

野菜入りパングラタン0817-2

子供は苦手なほうれん草とにんじんが入っていますが、グラタン風なら食べてくれるかも。

材料
ほうれん草の葉2枚、にんじんの先2㎝、食パン2分の1枚、バター10g、溶けるチーズ2分の1枚、小麦粉小さじ2分の1、牛乳20ml(またはミルク)

  1. ほうれん草とにんじんを千切りに、パンを1cm角に切る。
  2. 弱火でフライパンにバターを熱し、1の野菜を炒め、小麦粉を振り入れる。
  3. しんなりしたら、牛乳を入れ、パンを入れて、しっとりといためたパンと共に耐熱皿に移し、チーズをちぎってのせる。
  4. 電子レンジでチーズが溶けるまで温める。(500wで20秒)
  5. できあがり。(※すぐ後は熱いので、少し冷ます)

3.トマトのピザ

トマトのピザ0817-3

スティックに切ったパンを、手づかみ食べで楽しく食べて。赤い色もかわいらしいでしょう。

材料
食パン1枚、トマト4分の1個、溶けるチーズ1枚、BFコンソメ少々

  1. トマトは湯むきするか、フォークに刺してコンロであぶって皮をむいて、粗く刻む。
  2. 食パンはみみをとり、たてに四等分、スティック状に切る。
  3. フライパンにトマトとコンソメを振り入れて炒め、トマトをつぶすようにしながら水分を飛ばす。
  4. 食パンに3を塗ってチーズをのせ、電子レンジでチーズが溶けるまで温める。(500wで20秒)
  5. できあがり。(※焼いたすぐ後は熱いので、少し冷ます)

4.ジャガイモとブロッコリーのロールサンド

くるくると丸めた一口サイズのロールサンド。
かわいらしい見た目で手づかみ食べの意欲もアップ。

じゃがいもとブロッコリーのロールサンド0817-4

材料
ジャガイモ3分の1個、ブロッコリー小房2個、ツナ缶(ノンオイル)小さじ2分の1、食パン1枚

  1. 皮をむいたジャガイモとブロッコリーをゆでて、ボウルに入れてつぶす。
  2. ツナを加えて混ぜる。
  3. ラップの上にみみを切り落とした食パンを置き、縁を残して2を塗る
  4. ラップごとパンを持ちあげるようにしてくるりと巻く。
  5. ラップをはがして食べやすい大きさに切って、できあがり。

残ったパンは冷凍しておくと便利

余った食パンは冷凍して保存しましょう

離乳食に使う場合は、みみを切り落として小さく切るなどして冷凍しておけばすぐに使えます。

あまったパンのみみは大人用に以下のように食べるとおいしいですよ。

  • トースターで軽く焼いて、黒コショウを振ってお酒のおつまみに
  • サラダ油で揚げて、砂糖やシナモンをふる
  • そのままヌテラなどを塗って食べる

なお3と4のレシピは牛乳やミルクなどにパンのみみをひたしてあるので、赤ちゃんでもおいしく食べられるようになっています。

食パンレシピにオススメのおかず

ご紹介した4つの食パンレシピは主食になるレシピです。このほかにおかずや何か一品足すと、もっと栄養バランスが摂れます。

最後にこれらのレシピにつけるおすすめ追加の一品をご紹介します。

  • バナナのせヨーグルト…ヨーグルトに切ったバナナをプラス。便秘ぎみの赤ちゃんに。
  • 野菜スープ…体が温まり、パンをより食べやすくなります。
  • だし入り卵焼き…たんぱく質が少しメニューには足りないので、卵でたんぱく質を強化。おだしだと塩分が少なくてうまみがあります

上記のように、たんぱく質、乳製品、汁物などを追加するのがおすすめです。

簡単食パンレシピでいつもの離乳食に新しいアレンジをプラスして

どれもこれも簡単なレシピで、すぐに子供のごはんを作ることができます。

毎日のランチや朝食メニューにしてもいいし、日曜日の特別メニューにしてもいいかもしれません。

離乳食後期が終わった後の幼児食のレシピでも、ご参考にして下さい。

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