ホワイトソースで離乳食!アレルギーっ子向けの代用品と簡単アレンジレシピ

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2018/09/23

離乳食といえばお出汁での味付けがメインなのでマンネリになりがち。毎日の離乳食作りにママも頭を悩ませてしまいますよね。

そんな時にオススメなのが「ホワイトソース」を使ったレシピです。大人もおいしいバターや牛乳使ったコクのあるホワイトソースは赤ちゃんも大喜び!

まとめて作ったものを冷凍保存しておいたり、市販のものをうまく利用することで離乳食のメニューの幅も広がりママも助かりますね。

ホワイトソースには「牛乳」「乳製品」「小麦」とアレルギーになりやすい食品が多く含まれていて離乳食に取り入れる際には注意が必要です。

それぞれの食品を使わないアレルギー対応レシピや簡単な調理方法、おいしく食べられるアレンジレシピを紹介します。

ホワイトソースはいつから始める?アレルギーに気を付けて中期からスタート!

アレルゲンが多く含まれているのでそれぞれの食品でアレルギーが起きないことを必ず確認してから食べさせ始めましょう。

大人と同じようなホワイトソースを食べ始めるのは中期頃からがオススメですが、食材を離乳食初期の赤ちゃんでも食べられる食品に置き換えることで似せて作ることができます。

初期の赤ちゃんに食べさせる場合は絹ごし豆腐とミルクを使うと安心して食べさせることができます。味付けは赤ちゃん用のコンソメを使うと塩辛くなりません。

初めての食品を与えるときは病院の開いている午前中に1さじから始めましょう。特にアレルギーが出やすい食品は食べた後の赤ちゃんに変化がないかよく観察してください。

便利な市販のホワイトソース。使うときの注意点は?

市販のホワイトソースは離乳食初期の5ヶ月から食べさせられるとなっています。しかしアレルゲンがまったく含まれていないかというとそうではありません。

原材料を見てみると、小麦とバターが使われていてアレルギー反応が出ないとは限りません。まずは個別に食べさせて反応が出ないことを確認してから使い始めることをオススメします。

気になる塩分量ですが、ベビーフードは厚生労働省によって定められたベビーフード指針にそって作られているため味が濃いということはありません。

生後12ヵ月までの商品は塩分約0.5%以下て作られていてお味噌汁を半分に薄めたくらいの濃さになります。気になる場合は牛乳などで少し薄めたり加減して使いましょう。

手作りホワイトソース 代用できる食材まとめ

ホワイトソースは基本的に「牛乳」「バター」「小麦粉」でできていますが、それぞれアレルギーの起こりやすい食材です。

どれかひとつにアレルギーが出てしまうとホワイトソースが食べられないというわけではありません。3つの材料の代わりにできる食材をまとめました。

牛乳
豆乳 大豆アレルギーが無ければ代用可能。ほぼ牛乳と変わらない。
粉ミルク アレルギー対応のミルクを使えば代用可能。分量通りに作って使用する。
バター
サラダ油 コクは出ないが代用可能。あっさりとした味わいになる。
オリーブオイル オイルの色で少し黄色くなる。少しクセはあるが軽い仕上がりになる。
こめ油 クセのない油で使いやすい。他の油に比べてちょっと高い。
小麦粉
米粉 アレルギーの心配も少ない。ダマにならず使いやすい。
片栗粉 少しねばねばした食感になる。水で溶くより牛乳溶かした方がダマになりにくい。
じゃがいも すりおろして牛乳と一緒に煮込むととろみが出る。失敗しにくい。

ちょっと面倒なホワイトソース作り…簡単な調理方法と保存期間。

なんとなくホワイトソース手作りというと難しそうに感じますが、簡単にできて失敗しにくい方法があるのでご紹介します!

お鍋で作るイメージがありますが、小麦粉を炒めるときに焦がしたり牛乳を入れたらダマになってしまったり…そんな失敗もレンジ調理だと心配ありません!

お鍋で作る時もやり方を少し変えるだけでダマができずに作れます。大人用のホワイトソースを作る時にも使える方法なのでぜひ試してみてくださいね。

材料

  • バター 10g
  • 小麦粉 大さじ1
  • 牛乳 100㏄

※アレルギーのお子さん向けの場合は、先述の代用品を用意!

お鍋で作る
  1. 牛乳に小麦粉を入れてよく混ぜる
  2. バターを鍋に入れて溶かし、牛乳を注ぐ
  3. 弱火~中火で焦げないようにかき混ぜながらとろみが出るまで火を通す
レンジで作る
  1. 耐熱容器にバターを入れレンジで30秒加熱し溶かす
  2. 小麦粉をいれて泡だて器でよく混ぜる
  3. 牛乳を入れてよく混ぜ合わせ、レンジで1分加熱する
  4. 取り出して混ぜ合わせ、好みのとろみになるまで30秒ずつ加熱する

味付けはお好みで塩やコンソメを使ってください。バターのコクがあるのでメニューによってはいらないかもしれません。

作っておくとなにかと便利!ホワイトソースの冷凍方法と保存期間

作ったホワイトソースは冷蔵で3~4日、冷凍で2週間~1ヵ月ほど保存ができます。離乳食の場合は冷凍でも1週間を目安に使い切るようにしてください。

ホワイトソースはにおいが付きやすいので空気に触れないように冷凍するとおいしく保存ができます。

製氷皿に入れ凍ったらジップロックに入れておくのも便利ですがそのままジップロックに流し入れて冷凍し、ポキポキ折って使うのも便利です。菜箸などで袋の上から溝を付けておくと折りやすくなります。

【離乳食時期別】ホワイトソースを使ったオススメレシピ

かけたり混ぜたりスープにしたりと万能のホワイトソース。時期別のオススメレシピと初期から食べられる豆腐や長芋を使ったホワイトソースの作り方も紹介します。

【初期】豆腐のホワイトソース

材料

  • 絹ごし豆腐 120g
  • ミルク 160ml
  • コンソメ 少々(ベビーフードがオススメ)
  1. 豆腐を裏ごしする
  2. 粉ミルクを作り、コンソメを混ぜる
  3. 少しフツフツするくらいまでレンジで加熱する(600wで約50秒)

【初期】長芋のホワイトソース

材料

  • 長芋 15㎝
  • 豆乳 200㏄
  • 塩 少々
  1. お鍋に皮をむいた長芋をすりおろしながら入れる
  2. 豆乳と塩を入れて混ぜる
  3. 中火で焦げないように混ぜながら好みの固さになるまで加熱する

【中期】白身魚のクリームシチュー

材料

  • 白身魚(ひらめ、鯛、タラなど) 10~15g
  • にんじん 適量
  • ブロッコリー 適量
  • ホワイトソース 大さじ2
  1. 白身魚をよく茹でて細かく刻むかすり潰す
  2. にんじんをやわらかく茹でてみじん切りにする
  3. ブロッコリーもやわらかく茹でてつぼみの部分を細かく刻む
  4. ホワイトソースで野菜を和え、白身魚にかける

【後期】ホワイトソースでポテトサラダ

材料

  • じゃがいも 1個
  • ホワイトソース 大さじ1~2
  • お好きな野菜(にんじん、コーン、パプリカなど) 適量
  1. じゃがいもは皮をむき柔らかく茹でて潰す
  2. 野菜も食べやすい大きさに切り柔らかく茹でておく
  3. じゃがいもと茹で野菜を合わせ、ホワイトソースと混ぜる

【完了期】大人みたいなクリームグラタン

材料

  • マカロニ 10g
  • にんじん 10g
  • たまねぎ 10g
  • 牛乳 100ml
  • バター 10g
  • 小麦粉 大さじ1
  • 塩かコンソメ 少々
  • とろけるチーズ 適量
  1. ホワイトソースを作る(レンジ調理が簡単でオススメです)
  2. マカロニとにんじんたまねぎを食べやすい大きさに切り茹でておく
  3. ホワイトソースと和えて耐熱容器に盛り、とろけるチーズをかける
  4. オーブンかトースターでチーズに軽く焦げ目がつくまで焼く

脱マンネリ!ホワイトソースで離乳食に彩を。

離乳食にホワイトソースを取り入れるだけでメニューの幅がグッと広がります。いつもの野菜もかけるだけで味わいが変わりますし、スープも簡単にシチューになります。

初期や中期の離乳食に慣れていない赤ちゃんはパサパサした食感が苦手な場合もあります。とろみをつけると食べやすくなりますが、おかゆに混ぜたりあんかけになりがち。

作り置きしやすいホワイトソースなら食べやすくなるうえ、ミルキーな味は赤ちゃん好み。苦手な食材も食べてくれるかもしれません。

意外と簡単に作れるホワイトソースを活用して、おいしくてちょっとおしゃれな離乳食を作ってみてはいかがでしょうか。

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