乳幼児期の子たち中心の育児サークルでするオススメの遊び5
最近どこの地域にも育児サークルってありますよね。私は子供と週に1回、0歳から幼稚園入園前までの3歳の子たちが中心の育児サークルに参加していました。
サークルによっては1歳児中心や隔週や月1開催など色々な形があるみたいですね。
育児サークルの特徴は、市町村などの自治体主催の子育て支援事業とは違って、ママさんたちが運営活動していることが多いようです。
運営するママさん方にとって、「今日は何して遊ぼうかなぁ?」と悩む方も多いのではないでしょうか?しかも、0歳児や1歳児ということを考えると簡単な遊びを…と考えてみるけど、これがなかなか難しい。
そこで、0歳児でも3歳児でもできる簡単にみんなで楽しくできる遊び方を5つ紹介します。
1.つくってあそぼう!!
新聞紙ビリビリ、くしゃくしゃ
小さい子たちは音がなるものや壊したりすることが大好き。
そこで、各家庭で新聞紙を持参してもらい、それを子供たちに破かせたり、くしゃくしゃにさせたりするだけでもう大喜びです。
0歳児は口に入れてしまう可能性があるのでそこは注意しましょう。また、新聞紙の上で走ったりすると転ぶこともあるので気を付けて下さいね。
大人が新聞紙を細かく千切って紙吹雪を作って子供たちの上から振りかけてあげると、もう子供たちは大興奮です。
また、新聞紙の上を10cmほど残して、3cm幅に縦に割いてのれんみたいに作ります。それを子供の腰に巻けば、新聞紙でフラガールの完成!
新聞紙をクシャクシャにしてボールを何個も作り、ダンボールなどの箱に投げ入れる遊びも子供たちが楽しそうにしています。
新聞紙は子供たちがあっという間に使ってしまうので2、3部新聞紙を持参することをオススメします。後片付けはみんなで「よーい、ドン!」とすると1歳児でも張り切ってやりますよ。
ペットボトルでマラカス作り
予めラベルを外しておいて、そこにシールやマスキングテープなどで子供たちの好きなように飾りつけをすれば即席マラカスの完成!!
事前に材料を買いに行かなければいけませんが、100均で全て揃えることができます。材料費として1家庭100~300円ほどです。
ここで、ひと工夫。2、3歳のはさみの使えるお兄ちゃんお姉ちゃんたちにはストローをはさみで2cmずつ切ってペットボトルに入れていくという作業をしてみましょう。
細かい作業は指先のいい運動になります。幼稚園に入園すると工作などではさみを使う機会が増えるので、その練習だと思って是非。
はさみが使えない0、1歳児は親が使うところを見せてあげましょう。今は無理でもはさみをいずれ使う日がくるので、使うところをちょっとずつ見せておきましょう。
もう1つオススメなのがティッシュ箱で作るギター。
これもシールなどでデコってもオリジナルのギターにしましょう。
あとは、スマホなどで子供向けの歌や音楽をかけると子供たちが勝手に演奏し始めます。幼稚園の発表会みたいで楽しいですよ。0歳児でも上の子たちの見よう見まねで色々やり始めますよ。
2.季節の行事を楽しもう!
みんな大好きぬり絵
日本のいいところの1つ四季折々に色々な行事があるところです。せっかくですから、小さいうちから季節の行事を楽しみましょう。
幼稚園児ぐらいになると園で工作としてクリスマスリースなどわりと凝った感じのものを作ってきますが、小さい子たちには難しいですよね。
そこで、ぬり絵だと小さい子たちにも簡単にできます。節分を例にとると、可愛らしい鬼の顔をネットで探して、その画像をA4サイズの紙に印刷して子供たちに渡せばOK。
節分以外にも、クリスマスツリーやリースの絵、ハロウィーンならかぼちゃ、七夕なら織り姫や彦星の絵でも星だけでもいいでしょう。
もちろん、季節の行事にこだわらず、今の人気のアニメキャラクターでもOK。ぬり絵は無限にネタがあるので、どれにしようか迷ってしまうほどです。
大きな白い紙に自由に描かせるのもいいですが、“皆で何かをやる”と考えた場合、ぬり絵のように皆同じで方向性が決まっているもののほうが親の側は簡単です。
子供がぬり絵をするとほぼ100%はみ出るので、新聞紙を敷いたり、おしぼりを事前に用意したりしておきましょう。
3.身体を動かそう
身体を動かすことが大好きな子供たち。飛んだり跳ねたり騒いでも大丈夫な場所なら是非身体を使った遊びも取り入れていきましょう。
大きめのダンボールの入り口を開き、電車やバスなどの乗り物の絵を描いて色をつけて少し頑丈な紐を付けるとあっという間に乗り物が完成。
子供たちがお互いに引っ張り合ったり、赤ちゃんを乗せて親が引っ張ったりと結構いい運動になります。
あとオススメの遊びが毛布や大きめのタオルを使った遊び。
布団に子供を寝かせて大人2人が両端を持ってハンモックみたいに揺らします。ただ毛布の上に赤ちゃんを寝かせて引きずってあげるだけでも喜びます。破けたりしないようにご注意下さい。
身体を使った遊びするときのポイントは「10回数えたら次のお友達に交代だよ」、「順番を守ろうね」など最初にお約束を作ること。
ルールを作ったり、10を数えたりという要素が含まれているので遊びの中で色々学ぶことができます。
4.絵本の読み聞かせをしよう
子供と参加していた育児サークルでは、ママたちが交代で毎回2、3冊絵本の読み聞かせをしていました。
公民館が活動拠点だったので、公民館にあった絵本を読んだり、その日の読み聞かせ担当の人がオススメの絵本を持参したりしました。
最初はちょっと照れくさくて恥ずかしいのですが、子供たちがリアクションしてくれると嬉しくなります。子供たちにとって、絵本も遊びの1つのようです。
特に反応が良かったのが、『だるまさんが・の・と』(ブロンズ新社)、『ふしぎなナイフ』(福音館書店)、『おべんとう』(福音館書店)の3つは、何回読んでも子供たちの反応が良かったです。
ポイントは毎回別な絵本にしようと頑張り過ぎないこと。反応が良ければ同じ絵本を繰り返し読んであげてももちろんOKです。
反応に合わせて、「これおいしそうだね」、「○○ちゃんは何の果物が好き?」など会話楽しみながら読み進めると結構あっという間に時間が過ぎてしまいます。
5.おもちゃをただ持参する
「何かしなければ」と毎回考えていると育児サークルの時間が苦痛になってしまいます。そういうときは、おもちゃを各自で持参して子供たちで遊ばせるだけでもいいのではないでしょうか?
公民館や保健福祉センターなどを活動拠点としている場合、その施設のおもちゃを貸してもらえたり、空いている部屋におもちゃを置かせてもらったりすることができます。
おもちゃを少し貸してもらえないか、置いてもいいかどうか一度施設に確認してみて下さい。
もし、無理なときは各自でおもちゃを2、3個持ってきてもらって皆で貸し合いながら遊んでみましょう。
自前のおもちゃを持参すると、万が一何かトラブルがあったらどうしようと心配になる方もいると思います。
あまり高価なおもちゃは持ってこないこと、名前を書いておくこと、子供同士でおもちゃの取り合いで衝突してもお互いさまだと思うなど、まず親同士でルールなどを決めて取り組んでみましょう。
いかがでしょうか?少しはお役に立ったでしょうか?運営する側は、何して遊ぼうか考えるのが大変かもしれませんが、時にはサークルの親たちに相談してみて下さい。結構新しいアイディアが出てきますよ!
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