産後の肉割れを予防したい!薄くしたい!消したい!自宅でできるケア

コメントを見る0
2018/06/05

産後の肉割れを薄くするためにクリームを使っている女性

産後にふとお腹やお尻を見ると、肌に赤紫や白の筋状の線が…。それは「肉割れ」です!

肉割れは妊娠線やストレッチマークとも呼ばれ、一度できたら消すことは難しいと言われています。

でも諦めないで!肉割れは根気良いケアによってほとんど見えないくらいに薄くしたり、専門機関での治療で消したりすることができます。

自宅でできるケアの方法と、病院での治療についてご紹介します。

産後にも肉割れができる!その原因

皮膚は、表面から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層からできています。

肉割れは、「真皮」が断裂することによって起こります。急激な体重の増加で皮膚が伸ばされた時、伸縮性のある表皮は体の膨張に合わせて伸びることができるのですが、真皮は伸縮性が乏しいためについて行けず、断裂してしまうのです。

肉割れが起こるメカニズムのイラスト

肉割れと呼ばれる筋状の傷跡のようなものは、皮膚の内部で断裂した真皮が、表皮に透けて見えている状態です。発生してすぐの頃は赤紫色をしていますが、時間の経過とともに白くなってきます。

主な原因は以下の通りです。

急激な体型の変化
胎児の成長によりお腹が急速に膨らんだり、体重が急激に増加することによって皮膚が引き延ばされ、真皮の断裂が起こります。
皮下脂肪が多い
妊娠中の体は皮下脂肪がつきやすい状態になっています。皮下脂肪には伸縮性がないため、皮下組織に皮下脂肪がつくと、肉割れを起こしやすい状態になってしまいます。
肌が乾燥している
乾燥していると、皮膚の弾力・伸縮性が乏しくなり、肉割れを起こしやすくなります。
血行不良による肌の栄養不足
血行が滞ると真皮に十分な栄養が行き渡らず、結果として肉割れが起きてしまうことがあります。

妊娠線と産後の肉割れ、原因は同じ!

妊娠中にできる妊娠線も、産後にできる肉割れも、実は原因は同じ。できるタイミングによって、名称が区別されているだけです。

ただし、妊娠線のケアの必要性は広く周知されていますが、産後の肉割れに関する注意喚起はあまりなされていません。

実は、妊娠中に引き続き、産後の体も肉割れができやすい状態になっています。お腹は小さくなっても、妊娠中についた皮下脂肪はすぐに落ちるわけではないからです。

妊娠中は保湿やマッサージでケアをしていたけど、産後には不要だと思ってやめてしまったり、やりたくても育児で忙しくて手が回らない人に、産後の肉割れができてしまうことが多いようです。

肉割れができやすいのは、お腹や脂肪のつきやすい箇所

肉割れや妊娠線ができやすいのは、妊娠に伴って皮膚が引き延ばされがちな以下の箇所。

  • お腹…胎児の成長で膨らむ
  • お尻…妊娠するとお腹だけでなく腰回りにもボリュームが出る
  • 太もも…骨盤が開き、太ももに肉がつきやすい状態に
  • 胸…妊娠・授乳で大きくなる

大きく膨らむお腹に注意が行きがちですが、それ以外の脂肪がつきやすい部位にも注意が必要です。

特に妊娠中は大きなお腹が邪魔をして全身をくまなく見ることが難しいので、鏡を使ったり家族に見てもらったりしてチェックやケアを行ってくださいね。

できてしまった肉割れを消す・薄くする方法

できてしまった肉割れを消すためのケアは、体の外からのアプローチだけではありません。

肉割れの患部である真皮は、皮膚の表面ではなく奥にあるものなので、体の内からもケアをして、肌のターンオーバーを促すことがとても重要です。

自宅でできるケアの方法をご紹介します。

体の外側からのケアで保湿と代謝アップ!

専用クリームで保湿
皮膚が乾燥していると肉割れを起こしやすくなるだけでなく、真皮の再生も困難になってしまいます。

一般的な保湿クリームは、皮膚の表面にしか効果がありません。真皮にまで浸透する、肉割れ・妊娠線専用のクリームを使いましょう。真皮の構成成分であるコラーゲンを含有するものがおすすめです。

マッサージ
肉割れの箇所に円を描くように保湿クリームを塗り、肌の滑りを良くしてから行います。

高価な妊娠線専用クリームだと勿体ない、という場合は、妊娠線クリームを塗った上から、滑りを良くするために安価な保湿クリームやオイルを塗りましょう。

  • お腹…下腹部から上に向かって、お腹の赤ちゃんを撫でるように
  • 太もも~お尻…下から上へ血流を流すように
  • 胸…乳首より下は下から上へ、乳首より上は外側へ流すように
強い力でマッサージをすると、かえって皮膚にダメージを与えてしまいます。マッサージの目的は皮膚そのものへの刺激ではなく、マッサージで血流を良くして代謝を促進させることです。

それを念頭に置いて、優しい力で行いましょう

体の内側からのケアで肌質を改善!

真皮の再生に有効な栄養を摂る
真皮の大部分はコラーゲンでできています。コラーゲンや、コラーゲンの生成を助けるアミノ酸・ビタミンCを積極的に摂取しましょう。

  • コラーゲン…鶏の手羽先・軟骨、牛すじ、魚の皮と身の間など。
  • アミノ酸…肉や魚など、動物性たんぱく質を多く含む食べ物。肉より魚の方が効果的。
  • ビタミンC…果物(特にイチゴや柑橘類)、野菜

その他、これらの成分を含むサプリメントや美容ドリンクを活用するのも良いでしょう。ただし、妊娠中・授乳中の方は注意が必要です。主治医の先生に相談してから使用しましょう。

また一番大切なのは、栄養バランスの良い食事をとること。ここに書いてある食材にこだわり過ぎたり、皮下脂肪をなくそうと炭水化物を抜いたりするのは良くありません。三食しっかり食べて、体調を整えてくださいね。
体を冷やさない
血行が悪くなると、肌に栄養が行き渡らなくなったり、代謝が悪くなって肌のターンオーバーを妨げてしまうことになります。血行を良くするため、体を冷やさないよう着衣に注意したり、体を温める食べ物をとるよう心掛けましょう。
規則的な生活・十分な睡眠
寝不足やストレスがお肌に悪いのは周知の事実。肌トラブルである肉割れについても同じことです。睡眠を十分にとって、健やかな肌状態をキープするようにしましょう。

短期集中型!専門機関での治療

自分で行うケアは、肌のターンオーバーを促すための肌質改善が中心になってくるので、どうしても数か月の期間を要します。

美容皮膚科などの専門機関で治療をすれば、数回の施術で効果を得ることができます。レーザー治療や炭酸メソ(患部に針で炭酸ガスを注入する治療法)などがあり、大きな痛みや副作用、日常生活の制限もなく治療ができるそうです。

複数回の通院と、10~20万円程度の治療費が必要となりますが、即効性は自宅でのケアに比べてかなり高いので、ご興味のある方は検討してみてくださいね。

早ければ早いほどいい!

これらのケアは、肉割れが起こってからなるべく早くに取り組むようにしましょう。肉割れは進行するものなので、一刻も早くケアを始めて、これ以上の肉割れを増やさないことが大事です。

産後の肉割れを作らないための予防法とは?

産後の肉割れの予防は、妊娠線の予防と全く同じです。妊娠中に妊娠線予防を行っていた方は、産後もケアを継続してください。

▼妊娠線予防についてはコチラも参考にしてみて!

ケアの方法は、肉割れを消すための方法と同様です。

  • 保湿とマッサージ
  • 血行を良くするため、体を温めるよう心掛ける
  • バランスの良い食事をとる
  • 規則的な生活を送る

産後1~2ヶ月頃まではこれらのケアを続けましょう。

諦めないで!肉割れは改善できます

妊娠線や肉割れは妊娠・出産の勲章とは言え、やっぱり女性にとっては消えて欲しいものですよね。

見た目を気にしておしゃれが楽しめなくなったり、ご主人に肌を見せるのが恥ずかしくなってしまう方もいらっしゃるようです。

とは言え、妊娠線ができてしまう妊婦さんは、全体の半分以上というデータもあります。なんと、妊娠線や肉割れができない人の方が少ないんです。

誰にでも起こり得る肉割れ。まずは予防策を頑張って、それでもできてしまった肉割れは、諦めず改善のケアに取り組みましょう!

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ