赤ちゃんが生まれたら、有名神社・人気のお寺にお宮参り!四国編

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2015/08/04

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赤ちゃんが生まれて最初に訪れるのが、お宮参りというセレモニーです。昔は、赤ちゃんが無事育たないことも多く、神仏に成長を願っていました。

健やかに、幸せに成長してほしいという願いは、いつの時代も変わりません。科学や医学が発達しても、我が子のために祈る気持ちは同じですよね。

赤ちゃん誕生は、パパとママはもちろん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんの人生にも大きな喜びと変化をもたらします。

家族が心をひとつにして赤ちゃんの成長を祈るお宮参り。四国では、どんなしきたりがあり、またどんな神社やお寺が人気なのでしょうか。

四国のお宮参り事情

お宮参りは全国各地で行われている儀式です。赤ちゃんの誕生を神様に報告し、健やかな成長を願うセレモニーです。

冠婚葬祭のしきたりは地域性が大きく、土地によって風習が大きく異なります。四国でもお宮参りの時期などは土地によって異なります。

一般には生後30日前後とされていますが、31日目だったり32日目だったりと、細かな違いがあります。

また香川県などでは「百日参り」(ももかまいり)という風習があり、100日目頃に参詣することもあります。

現在は、どの神社でも赤ちゃんとママの体調を重視し、参詣の時期を決めましょうと推奨されています。しきたりにこだわりすぎず、落ち着いて参詣できる時期を選びましょう。

徳島県でお宮参りにいくならココをチェック!社寺4つを見てみよう

徳島県には、古い歴史を持つ産土神のほか、四国八十八箇所の札所になっている古刹も数多くあります。お大師さんゆかりの子安地蔵も人気です。

1.「おわさはん」と親しまれています「大麻比古神社」

大麻比古神社は、鳴門市にある神社です。大麻比古と書いて「おおあさひこ」と読みますが、地元の人々には「おわさはん」と呼ばれて親しまれています。

おわさ、とは大麻のことです。大変古い神社で、創建されたのは初代天皇、神武天皇の頃とされています。

神話時代という太古の昔から、信仰の対象となっていた土地でした。祭神の末裔が阿波の国にやってきて、楮や麻の種をまいて開拓と発展のいしずえを築いたとされています。

阿波国一之宮とされるほか、阿波国、淡路国、そして徳島県の総産土神として人々から信仰されてきました。

大麻比古神社でお宮参りを行う場合、基本的に予約は必要ありません。祭礼と重ならないよう、事前に問い合わせておくと安心です。

祈祷の受付時間は午前9時から午後4時半までで、時間内はだいたい30分間隔で祈祷を行っています。

初宮詣の祈祷料は、1万円からになります。大麻比古神社は、安産や厄除けの神様としても有名です。

大麻比古神社
公式サイト:http://www.ooasahikojinja.jp/
所在地:鳴門市大麻町板東広塚13
電話番号:088-689-1212
Google map:https://goo.gl/maps/8TW0G

2.撫でると知恵がつく「千恵の牛」が安置!「徳島眉山天神社」

徳島眉山天神社は、徳島市にある神社です。眉山のふもとに位置する、緑の中のお社です。もとは潮音寺というお寺の鎮守として誕生した神社です。

そののち、江戸後期に入ってから神社として創建されました。徳島藩主・蜂須賀家に手厚く保護されてきたお社です。

天神社とは、天神様、つまり菅原道真を祀る神社です。菅原道真は平安時代の非常に優れた学者であり、優れた政治家でもあった人物です。

しかし政争に負けて無実の罪に問われ、遠く九州の大宰府に流刑されてしまいました。その地で、失意のうちに病死してしまいます。

その後、神として祀られるようになり、太宰府天満宮や京都の北野天満宮などが創建されるようになりました。

天神様は災厄除けの神様として信仰されるだけでなく、学問の神様としてもあがめられるようになりました。

学業成就・合格祈願に訪れる学生さんもたくさんいます。また天神様は梅をこよなく愛し、牛にゆかりがありました。

徳島眉山天神社にも、天神様の牛の神像が安置されています。撫でると知恵がつく、知恵の牛と呼ばれています。

最近では恋愛祈願、縁結びの神社としても人気を集めています。境内社の姫宮神社は、ハートの敷石が話題ですよ。

徳島眉山天神社でお宮参りを行う場合は、事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。知恵の牛をさすれば、賢い子になるかもしれませんね。

徳島眉山天神社
サイト(徳島県神社庁):http://awa-jinjacho.jp/shrine/detail.html?id=28
所在地:徳島市新町橋2丁目2
電話番号:088-622-9962
Google map:https://goo.gl/maps/aMqR8

3.安産祈願、子授け祈願でも人気「日照山極楽寺」

日照山極楽寺は、鳴門市にある真言宗のお寺です。四国八十八箇所のうち、二番札所でもあります。

大変歴史が古いお寺で、飛鳥・奈良時代の高僧・行基が開山したと伝えられています。またその後、弘法大師も訪れました。

その時、難産に悩んでいた女性を安産へと導き、そのお礼に大師像が奉納されました。それより、安産祈願の祈願所として大変人気を呼ぶようになりました。

明治時代に入ってからも安産エピソードがあり、安産大師像も安置されています。安産祈願に訪れる人が後を絶たない、1300年の歴史を誇る古刹です。

安産祈願はもちろんですが、子授け祈願でも人気のあるお寺です。またお初参りでも訪れる人が少なくありません。

日照山極楽寺でお宮参りを行う場合、祈祷は予約制になります。事前に電話で予約をしてから参詣しましょう。戌の日の週末は混みあいます。

祈祷の受付時間は午前9時から午後3時半までです。祈祷料は5千円からになります。また郵送祈願も受け付けています。

日照山極楽寺
公式サイト:http://www.tv-naruto.ne.jp/gokurakuji/
所在地:鳴門市大麻町桧ダンノ上12
電話番号:088-689-1536
Google map:https://goo.gl/maps/icit1

4.四国八十八箇所の根本道場でもある「立江寺」

立江寺は、小松島市にある真言宗のお寺です。こちらは四国八十八箇所のうち十九番札所になっています。

立江寺は、奈良時代に創建されました。聖武天皇の勅願によって、光明皇后の安産を願って建立されたお寺です。

創建したのは、勅願を受けた行基だと言われています。本尊は、小さな金の子安地蔵でした。

その後、弘法大師がお寺を訪れ、小さな子安地蔵が紛失しないように大きな子安地蔵像を彫刻したと伝えられています。

四国八十八箇所の根本道場でもあり、多くの人が参詣に訪れます。不思議な伝説も残るパワースポットのひとつです。

立江寺でお宮参りを行う場合は、事前に電話などで問い合わせてから参詣しましょう。

また郵送祈祷も受け付けています。郵送祈祷は公式サイトから依頼できます。祈祷料は2千円からです。

立江寺
公式サイト:http://www.tatsueji.com/
所在地:小松島市立江町字若松13
電話番号:0885-37-1019
Google map:https://goo.gl/maps/NEvWL

香川県でお宮参りに行こう!気になる社寺が5つあります

香川県には、全国から参詣者が訪れる金刀比羅宮があります。また、地元の人々から信仰されている、龍神の不思議なお社もありますよ。

1.金色のお守りが人気!「金刀比羅宮」

金刀比羅宮は、仲多度郡琴平町にある神社です。金刀比羅宮と書いて「ことひらぐう」と読みますが、一般には「こんぴらさん」と呼ばれています。

全国各地にある金刀比羅宮や琴平神社などの総本宮で、古くから多くの人々が参詣に訪れる人気の神社です。

明治時代までは真言宗のお寺で、仏教色も強いお社です。また参道は石段が長く続き、名物になっています。

非常に古い歴史があることはわかっていますが、正確な創建年代ははっきりとわかっていません。

金刀比羅の名前から、金色のお守りが販売されており、とても賑やかです。現在も参詣者・観光客がともに多い香川の人気スポットです。

金刀比羅宮でお宮参りを行う場合、祈祷の受付時間は時期によって異なります。公式サイトにスケジュールが掲載されています。

基本的には午前6時から午後4~5時半ころまでとなっています。昇殿祈祷を希望する場合は、事前に問い合わせておきましょう。祈祷料は5千円からになります。

初詣期間など多くの人が訪れる時期は、祈祷に1時間ほどかかることもあるそうです。赤ちゃんの体調を見て、あまり人出が無い時期・日時を選ぶとよいでしょう。

金刀比羅宮
公式サイト:http://www.konpira.or.jp/
所在地:仲多度郡琴平町892-1
電話番号:0877-75-2121
Google map:https://goo.gl/maps/tkH3o

2.龍神のいる水の神社「田村神社」

田村神社は、高松市にある神社です。讃岐国一之宮とされ、地元の人々からは一宮さんと呼ばれています。

創建されたのは奈良以前と言われており、非常に古い歴史を持つお社です。また朝市やお祭りも多く、にぎわいを見せる神社です。

田村神社は、水に深い関わりのある神社です。香川県は昔から雨が少なく、ため池や水路が作られ稲作を助けてきました。

田村神社の立つ場所は水に恵まれた地域で、神社の一番奥にある床の下には深淵があるそうです。この深淵こそが、田村神社のご神体です。

夏場でも冷気を放つその奥には、龍が棲んでいると言われています。その姿を見ると絶命するとされ、誰ものぞいたことがないそうです。

龍神のいる水の神社、田村神社は、古くから干ばつの際に領主たちが祈願する雨乞い・水乞いの祈願所とされてきました。

田村神社でお宮参りを行う場合、予約制ではありません。祭礼と重ならないか確認してから参詣しましょう。

祈祷の受付時間は午前9時から午後5時までです。祈祷料は5千円からになります。初詣期間中や七五三シーズンは混みあうので、注意して参詣しましょう。

田村神社
公式サイト:http://tamurajinja.com/
所在地:高松市一宮町286
電話番号:087-885-1541
Google map:https://goo.gl/maps/oCgJB

3.子どもの健やかな成長を祈願するににぴったり!「子安観音寺」

子安観音寺は、小豆島にあるお寺です。ここはうどんのお寺としても知られ、観光客も訪れます。

子安観音寺は小高い台地に立つお寺で、登って行くと大きな稚児大師像が安置されています。

創建されたのは江戸の初期のことです。本尊は聖観音像ですが、脇仏の阿弥陀如来像には胎内仏が納められていました。

また、今ではご本尊の聖観音も子どもを抱えた姿になっています。そこで、安産祈願、子授け祈願で大変人気を呼んでいます。

子安観音ということで、子どもの健やかな成長を祈願するにもぴったりのお寺です
。景観も美しい古刹です。

子安観音寺でお宮参りを行う場合、事前に電話で問い合わせてから参詣してください。

また遠方の場合などは、郵送祈祷も受け付けています。小豆島しあわせめぐりサイトから申込用紙がダウンロードできますよ。

子安観音寺
サイト(小豆島しあわせめぐり):http://www.shiawasemeguri-shodoshima.jp/koyasu/index.html
所在地:小豆郡土庄町大部甲2040
電話番号:0879-67-3006
Google map:https://goo.gl/maps/C7Ccc

4.初まいりにも人気!「金倉寺」

金倉寺は、善通寺市にある天台宗のお寺です。このお寺は、「おかるてんさん」を祀る寺として知られています。

おかるてんさんとは、鬼子母神のことです。鬼子母神はインドの鬼神で、人間の子をさらっては食べていたため、仏陀から我が子を隠され、自分の罪に気付いたという伝説があります。

その後、反省した鬼子母神は、仏教と子どもを守る守護神となりました。日本でも各地に鬼子母神を祀るお寺が建てられ、安産・子安の女神として信仰されています。

金倉寺も安産祈願や子授け祈願で大変人気があります。また子どもの守り神のお寺ということで、初まいりに訪れる人も少なくありません。

金倉寺でお宮参りを行う場合、予約制になります。事前に電話で予約をしてから参詣しましょう。祈祷料は5千円からになります。

金倉寺
公式サイト:http://www.kagawa-konzouji.or.jp/index.html
所在地:善通寺市金蔵寺町1160
電話番号:0877-62-0845
Google map:https://goo.gl/maps/yeiWO

5.子どもの守り神として大変有名「津嶋神社」

津嶋神社は、三豊市にある神社です。瀬戸内海の小さな島に祀られている神社ですが、古くから多くの人々が参詣に訪れています。

津嶋神社は、子どもの守り神として大変有名な神社です。全国的に見ても、子どもの守り神という神社は珍しいそうです。

祭神はスサノオですが、それとは別に不思議な言い伝えが残されています。その昔、海の中から不思議な女の歌う声が聞こえてきました。

「私は海の中に住む津嶋神。この小島に木を植えてご神体とし、私を祀りなさい。そうすれば子どもと牛馬を病から守ってやろう」というご神託があったそうです。

それ以降、子どもと牛馬の守り神として知られるようになりました。といっても、普段は島に渡ることが許されていません。

島に渡ることが許されている夏季大例祭も、子どもたちの夏休みに合わせて開催されています。

それ以外の時は、遥拝殿で祈祷などを行っています。子どもの守り神ということで、初宮参り、七五三にはぴったりの神社です。

津嶋神社でお宮参りを行う場合、祈祷は基本的に予約制になっています。電話で問い合わせてから参詣しましょう。

祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までです。また遠方に住んでいる場合など、郵送祈祷も受け付けています。

津嶋神社
公式サイト:http://www.tsushima-jinja.com/
所在地:三豊市三野町大見
電話番号:0875-72-5463
Google map:https://goo.gl/maps/Sjjaj

お宮参りに出かけよう!愛媛でおすすめの神社はこの5つです

愛媛県は、実は「神様の名を冠する県」だってご存知でしたか。愛媛の名前の由来になった女神を祀る神社など、オススメ社寺をご紹介します。

1.椿さんと親しまれています「伊豫豆比古命神社」

伊豫豆比古命神社は、愛媛県松山市にある神社です。伊豫豆比古命神社と書いて「いよずひこのみことじんじゃ」と読みます。

しかし、地元の人々には「椿神社」と呼ばれています。椿さんと親しまれる、愛媛屈指の大きな神社です。

太古の昔に創建された神社といわれ、すでに2300年以上の歴史があるとされる古社でもあります。

四柱の神を祀っていますが、そのうちの「愛比売命」という女神様が、「愛媛県」の名前の由来になっているそうです。

都道府県の名前は明治維新後の廃藩置県で決まりましたが、神様の名前がつけられた都道府県は、愛媛県だけなのだそうですよ。

伊豫豆比古命神社でお宮参りを行う場合、毎日午前9時から午後4時まで受け付けています。

祭礼があると祈祷の受付時間が変動するので、注意してくださいね。祈祷料は1万円からで、双子の場合は15000円になります。

伊豫豆比古命神社
公式サイト:http://www.tubaki.or.jp/index.php
所在地:松山市居相2-2-1
電話番号:089-956-0321
Google map:https://goo.gl/maps/zmKms

2.八幡神が祀られています「伊佐爾波神社」

伊佐爾波神社は、松山市にある神社です。伊佐爾波神社と書いて「いさにわ」と読みます。道後温泉にほど近い場所に位置しています。

道後八幡、湯月八幡とも呼ばれ、温泉にゆかりの深い神社でもあります。八幡と呼ばれているように、八幡神が祀られています。

八幡神とは、太古の天皇である応神天皇と、その父母である仲哀天皇・神功皇后を指します。この神社にも応神天皇と父母神が祀られています。

仲哀天皇と神功皇后が道後温泉を訪れた際、旅先の宮殿跡に建てられたのがこの神社と言われています。非常に古い歴史を持っているそうです。

応神天皇の母である神功皇后は、腹帯を初めて巻いた人物とされ、安産・子安の女神でもあります。

伊佐爾波神社でお宮参りを行う場合は、随時祈祷を受け付けています。受付時間は午前9時から午後5時までです。

昇殿祈祷を希望する場合は、事前に電話で予約をしましょう。特に平日の場合は予約をしてからの参詣がおすすめです。

伊佐爾波神社
公式サイト:http://isaniwa.ddo.jp/
所在地:松山市桜谷町173
電話番号:089-947-7447
Google map:https://goo.gl/maps/xQsNB

3.関西の中でも大きな規模を誇る八幡神社「大洲領総鎮守八幡神社」

大洲領総鎮守八幡神社は、大洲市にある神社です。創建されたのは奈良時代、聖武天皇の時代です。

現在地に遷座されたのは鎌倉時代のことです。戦国時代に入り、戦乱に巻き込まれて一時敗退しましたが、大洲領主藤堂高虎によって再興されました。

歴代領主、藩主から手厚く保護されてきた神社で、住民たちからの信仰もあつく、関西でも大きな規模を誇る八幡神社です。

大洲領総鎮守八幡神社でお宮参りを行う場合、事前に予約をしてから参詣しましょう。

祭礼や出張祈祷で留守にしていることもあります。祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までです。

大洲領総鎮守八幡神社
公式サイト:http://ozu8man.or.jp/
所在地:大洲市阿蔵甲1843
電話番号:0893-24-6681
Google map:https://goo.gl/maps/KKUJY

4.産婆さんや乳母の守り神が祭神「高忍日賣神社」

高忍日賣神社は、伊予郡松前町にある神社です。高忍日賣神社と書いて「たかおしひめじんじゃ」と読みます。

高忍日賣神社の祭神は、神社の名前にもなっているタカオシヒメという女神です。この神様は、お産に深い関わりがあります。

その昔、山幸彦は海神の娘であるトヨタマビメという姫神と夫婦になりました。トヨタマビメが懐妊したため、ふたりは海から地上へ戻りました。

その際、お産婆さんの役割をはたし、見事安産へと導いたのがタカオシヒメという女神なのです。そこで、この神社は全国的にも珍しい、お産婆さんや乳母の守り神とされています。

高忍日賣神社でお宮参りを行う場合、事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。安産祈願で有名な神社なので、戌の日は大変混みあいます。

この神社は子育ての神を祀る神社です。赤ちゃんの健やかな成長はもちろん、育児に不安を抱えるママにもおススメしたい神社ですよ。

高忍日賣神社
公式サイト:http://www.takaoshihime.jp/
所在地:伊予郡松前町徳丸387
電話番号:089-984-8212
Google map:https://goo.gl/maps/rTrEB

5.聖徳太子が創建したという伝説あり「香園寺」

香園寺は、西条市にあるお寺です。四国八十八箇所の第六十一番札所とされており、子安大師とも呼ばれています。

聖徳太子が創建したという伝説があり、大変古いお寺です。また行基にもゆかりがあるそうです。

弘法大師が訪れた際、難産の女性を祈祷によって救い、安産へと導いたことから子安大師と呼ばれるようになり、安産・子育ての祈願所となりました。

香園寺でお宮参りを行う場合は、予約制になります。また仏滅の日は祈祷を受け付けていません。

祈祷の受付時間は午前9時から午後3時半までの、午前4回、午後4回になります。時間に合わせて参詣しましょう。

香園寺
公式サイト:http://www.koyasudaishi.or.jp/
所在地:西条市小松町南川甲19
電話番号:0898-72-3861
Google map:https://goo.gl/maps/Lrd1L

高知でお宮参り!おすすめしたい神社4つ

内助の功で有名な山内一豊が藩主となり、坂本竜馬を輩出した土佐高知。子安に霊験あらたかな神社をご紹介します。

1.土佐国総鎮守です「土佐神社」

土佐神社は、高知市一宮にある神社です。土佐の一之宮とされ、土佐国総鎮守として高知の人々の信仰をあつめてきました。

土地の人々からは「しなねさま」と呼んで親しまれています。創建された正確な年代はわかっていません。

しかし境内には磐座が残され、古代の祭祀をうかがわせます。太古の昔から、パワースポットとして信仰の対象になっていたようです。

平安時代にはすでに大きな神社として認められており、皇室はもちろん歴代の領主からも信仰されてきました。

戦国時代に入ると、長宗我部元親によって本殿や拝殿などが再建され、今に至ります。国の重要文化財に指定されている、とんぼのように見える美しい建築となっています。

祭神はオオクニヌシの子神であるアジスキタカヒコネという神様と、一言で物事を解決してしまうというヒトコトヌシノカミという神様です。

古来、南国の総鎮守として信仰されてきました。現在でも高知県内の人々が多く訪れる神社です。

土佐神社でお宮参りを行う場合、基本的に予約制になります。事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。

祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までです。祈祷料は5千円からです。初詣期間や七五三シーズンは混みあうので、気をつけて参詣しましょう。

土佐神社
公式サイト:http://www.tosajinja.i-tosa.com/
所在地:高知市一宮しなね2-16-1
電話番号:088-845-1096
Google map:https://goo.gl/maps/xlIuU

2. 紀貫之が船待ちをしたという神社でもあります「新宮神社」

新宮神社は、南国市にある神社です。『土佐日記』を書いた紀貫之が船待ちをしたという神社でもあり、土佐水軍にもゆかりの社と言われています。

古い歴史を持ち、また安産祈願で大変有名な神社でもあります。境内には安産・子安の女神でもあるコノハナサクヤヒメを祀った、子育神社もあります。

新宮神社でお宮参りを行う場合、予約制になります。予約はできるだけ早めにしましょう。

その際、赤ちゃんの名前をふりがなつきで、また赤ちゃんの両親の氏名や誕生日も正確に伝えましょう。初宮参りのお守りに、両親の名前を入れてくれます。

初宮参りの祈祷料は7千円からになります。名前入りのお守りのほか、お食い初めセットなどが授与されます。

新宮神社
公式サイト:http://www.amy.hi-ho.ne.jp/aicon-m/
所在地:南国市十市5937
電話番号:088-865-5123
Google map:https://goo.gl/maps/dL68n

3.学業成就、合格祈願に訪れる人も多い「潮江天満宮」

潮江天満宮は、高知市にある神社です。土地の人から親しまれ、市内でもっともたくさん初詣客が訪れる神社でもあります。

市内の中心地であり、またりょうまスタジアムのすぐ横にあるという立地から、参詣者の多い人気のお社です。

天満宮ということで、祭神は菅原道真です。学問の神様、天神様を祀る神社なので、学業成就・合格祈願に訪れる人は少なくありません。

古い歴史があるとされ、菅原道真の没後、905年に創建されたと伝えられています。高知市南部の産土神でもあります。

潮江天満宮でお宮参りを行う場合は、電話で事前に問い合わせてから参詣してくださいね。

潮江天満宮
公式サイト:http://www.ushioe-tenmangu.jp/
所在地:高知市天神町19-20
電話番号:088-832-2896
Google map:https://goo.gl/maps/ndXfk

4.安産、子安の守護神として信仰「下崎神社」

下崎神社は、南国市にある神社です。その昔、この神社は下崎寺というお寺で、大変まっすぐで頑固一徹な住職がいました。

その当時の領主が狩りで猪を射止めたため、お寺の境内に運んで従者が処理し始めました。聖なる境内を獣の血で汚され、住職は大変怒りました。

相手が領主であっても構わずに非難したため、領主が怒り、住職は捕えられてしまいました。大きな桶に閉じ込められてしまったのです。

それを可哀想に思った近隣の女性が夜中にこっそり助けにきましたが、住職は「ありがたいが、私は逃げない」と言いました。

かくなるうえはこの場で命を絶とうと思うが、願いがあれば言いなさいと住職が女性に言ったところ、女性は安産と子どもの成長を守ってほしいと伝えました。

その後住職は食を絶って亡くなってしまいました。お寺もすたれてしまいましたが、近隣の人々によって神社になり、安産・子安の守護神として信仰されるようになりました。

下崎神社でお宮参りを行う場合は、事前に電話で問い合わせましょう。戌の日の土日祝日などは混みあいます。早めに予約してくださいね。

下崎神社
公式サイト:http://simosaki.jimdo.com/
所在地:南国市岡豊町小篭448
電話番号:088-863-0909
Google map:https://goo.gl/maps/AoELY

愛情こもったお宮参りを

四国は四国八十八箇所霊場をはじめ、パワースポットがたくさんあります。子どもの守り神や、子育ての神様を祀る神社もあります。

お宮参りは、赤ちゃんの成長を願う親の愛情あふれる儀式です。成長した後に子どもが写真を見て「望まれて生まれ、愛されて育ったんだ」と思ってくれるようなひとときにしたいですね。

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