滋賀県での安産祈願!日吉大社や石山寺…有名神社や古刹が沢山

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2015/12/01

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滋賀県で安産祈願といえば、みなさんはどんな神社を選びますか。近江神宮や日吉大社が人気ですが、他にもたくさん人気の神社・お寺があります。

「近江神宮」天智天皇を祀ってあります

近江神宮は、大津市にある神社です。滋賀県を代表する大神宮で、有名な祭礼・行事もたくさん行われています。

しかし、実は意外と新しい神社だってご存知でしたか。創建は昭和15年で、75年ほどの神社なのです。

創建された1940年は、皇紀2600年の記念の年でした。皇紀2600年とは、神武天皇の即位を元年として数えた年数になります。

当時、日本政府は全国各地でさまざまな記念祝典を開催しました。今でも全国の神社や学校など、多くの場所に皇紀2600年の記念樹・記念碑などが残されていますよね。

近江神宮が創建されたのも、こうした皇紀2600年記念行事の一環です。近江神宮の祭神は、古代の天皇、天智天皇です。

天智天皇は飛鳥から、都を近江大津宮に遷しました。天智天皇7年、西暦667年のことです。そこで、天智天皇を祀る近江神宮が大津に建てられました。

創建から5年後、日本は敗戦します。その後、昭和天皇は天智天皇に戦後の復興を祈願しました。それから、近江神宮は勅祭社となりました。

歴史は新しい神社ですが、格式は大変高く、今でも例祭には勅使が訪れます。皇室ともつながりの深い神社です。

また、近江神宮は時計とカルタの神社としても知られています。天智天皇は、日本で初めて漏刻と呼ばれる水時計を設置したという伝説が残っています。

そこで、神社の境内には漏刻をはじめ、さまざまな日時計や火時計などが奉納され、展示されています。時計の宝物館もありますよ。

カルタも、漫画『ちはやふる』で一躍有名になりましたね。近江神宮では、毎年競技かるたの名人位・クイーン位決定戦が開催されています。

小倉百人一首の一番最初の一句は、天智天皇が詠んだ「秋の田のかりのほ庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ」という歌です。

それにちなみ、小倉百人一首で競われる競技かるたの頂上決戦が、近江神宮で開催されるようになりました。

歌に縁の深い神社ということで、万葉歌人の歌碑や芭蕉の句碑など、たくさんの文学的な石碑も点在しています。

年間通して競技かるた大会のほか、例祭や漏刻祭・流鏑馬神事なども行われています。建物は近江造りと呼ばれる特徴ある造りで、国の登録有形文化財です。

祭神・天智天皇の神徳は、時をつかさどるほか、開運や導き、学芸などに霊験があるとされています。

近江神宮の安産祈願

近江神宮は、大津をはじめ滋賀県各地から訪れる人の多い人気の神社です。安産祈願に参詣する人も少なくありません。

近江神宮では、安産祈願は随時受け付けています。午前9時半から午後4時半まで、楼門内の授与所で受け付けを行っています。

予約は特に必要ありませんが、近江神宮は祭礼も多い神社で参詣者も多く、結婚式も行われます。

こうした祭礼・行事と重なると、待ち時間が長くなることや、本殿ではなく神座殿で祈祷を受けることもあります。

体調や天候で待ち時間に不安がある場合などは、あらかじめ確認してから出かけると安心です。祭礼スケジュールは公式サイトにも掲載されてます。

祈祷料は5千円からです。安産のお札とお守りが授与されます。近江神宮のご朱印が捺されたさらしの岩田帯を希望する場合は、祈祷料1万円になります。

赤ちゃんが無事生まれたあかつきには、命名も授けてもらえますよ。さらに初宮参りや七五三・厄除けなど、人生儀礼で訪れる人も多い神社です。

近江神宮
公式サイト:http://oumijingu.org/
所在地:大津市神宮町1-1
電話番号:077-522-3725
Google map:https://goo.gl/maps/h6DzI

「日吉大社」京を守ってきた山王様

日吉大社は、大津市にある神社です。近江神宮と並んで、大津はもちろん滋賀県を代表する大神社のひとつです。

こちらは大変古い歴史を持つ神社です。全国に点在する日吉神社や日枝神社、山王神社といった3800あまりの神社の総本社です。

その創建は、なんと2千年以上昔にさかのぼるといわれています。有史以前、神話時代の創建です。

日吉大社は、東本宮と西本宮と呼ばれる2つの本宮、さらに5つの摂社からなる神社で、日吉七社とも呼ばれています。

西本宮にはオオクニヌシが祀られ、東本宮にはオオヤマクイという神様が祀られています。これは、日枝の山、つまり比叡山そのもの、山の神格化と考えられています。

日本では、今の神道が形成されるはるか以前から、山や岩といった自然物を崇拝する信仰が行われてきました。今でも山岳信仰のスタイルや磐座を残す神社が存在します。

日吉大社も、そういった大変古い形式の神社のひとつです。日吉大社が神社として創建されるよりも前から、おそらくパワースポットとして信仰をあつめていたのでしょう。

平安時代には、日吉大社はとても大きな意味を持つようになります。比叡山に、天台宗の開祖である最澄が、延暦寺を建立したのです。

その際、比叡山を神体として祀る地主神である日吉大社が、延暦寺の守護神として大変重んじられ、中国天台山にならって山王権現と呼ばれるようになりました。

比叡山延暦寺は、京の都の表鬼門にあたり、平安京の守護をつかさどる要所です。日吉大社は延暦寺の守りとして、やはり大変重んじられてきました。

山の神であり、山には猿がたくさんいることから、日吉大社の神の使いは「神猿」(まさる)と呼ばれる猿です。

比叡山が信長によって焼打ちに遭った際、日吉大社も焼けてしまいました。しかし秀吉は幼名を日吉丸といい、神使が猿であることもあり、日吉大社を崇敬したと言われています。

その後も、家康からの信仰もあつく、日吉大社は復興し、今に至ります。現在も多くの人々が年間通して参詣に訪れます。

東本宮の主祭神は山の神様ですが、西本宮の主祭神はオオクニヌシです。五穀豊穣・国造り、医薬や商業の神としてのほか、縁結びの神様としても人気があります。

五社の摂社には、白山神社の女神として知られるククリヒメや、宗像三女神の一柱、タギリヒメも祀られています。

日吉大社は厄除け・方位除けで大変有名な神社ですが、縁結びや家内安全、夫婦和合にも霊験あらたかとされているんですよ。安産祈願で訪れる人も少なくありません。

日吉大社の安産祈願

日吉大社の安産祈願は、年中無休で常時受け付けています。午前9時から午後4時半までになります。

事前予約は必要ではありません。ただし日吉大社は年間通して山王祭やもみじ祭りなどの祭礼がたくさん行われます。初詣に訪れる人も多く、七五三や初宮参りなどでも人気の高い神社です。

さらに紅葉スポットとしても知られています。混みあうことも多いので、待ち時間や体調など不安な際は問い合わせましょう。基本的に待ち時間は15分ほどですが、相席になることもあります。

安産祈願など、祈祷は基本的に西本宮の拝殿で行われますが、希望すれば東本宮でも祈祷を受けることができます。

通常は拝殿での祈祷になります。ただし、国宝に指定されている西本宮本殿の、下殿で祈祷を受けることも可能です。

通常の安産祈願は5千円からの受付ですが、国宝本殿下殿の特別祈祷は2万円からになります。

安産祈願の場合は、腹帯を持参すればお祓いしてもらえます。また、3千円で朱印と妊婦さんの名前入りの腹帯も授与しています。

猿も犬と同じように、お産が軽い動物と言われています。特に日吉大社の神猿は「まさる」、魔が去るとされています。安産祈願でご利益にあずかりましょう。

日吉大社
公式サイト:http://hiyoshitaisha.jp/
所在地:大津市坂本5-1-1
電話番号:077-578-0009
Google map:https://goo.gl/maps/KMiyr

「石山寺」紫式部ゆかりの観音霊場

石山寺は、大津市にあるお寺です。真言宗のお寺で、大変古い歴史を持っています。琵琶湖から流れ出る瀬田川のほとり、巨大な岩盤の上に建てられています。

この岩盤は国の天然記念物にも指定されている石で、お寺の名前の由来にもなっています。緑に囲まれた美しいお寺です。近江八景のひとつにも数えられる風光明媚な名勝でもあります。

石山寺は、奈良時代の高僧、良弁が開祖です。良弁は華厳宗の奥義を受け、東大寺の初代別当となりました。

中国から命がけで日本に渡り、唐招提寺を開いた鑑真と同時代人で、ともに大僧都に任命されています。

石山寺は、東大寺の大仏建立を志した聖武天皇の発願で建てられました。良弁は聖徳太子にゆかりの如意輪観音を夢のお告げ通りに近江の巨岩の上に祀り、祈りました。

すると、大仏建立に必要な黄金が、陸奥の国から産出されたという伝説があります。そこで霊験あらたかな如意輪観音を祀るため、石山寺が創建されたとされています。

こうした伝説は、大変有名な『石山寺縁起絵巻』に記されています。石山寺は、往時を今に伝える重要な文化財の宝庫でもあるのです。

名僧良弁と霊験あらたかな如意輪観音のお寺として、石山寺は古くから多くの人々の信仰をあつめてきました。「石山詣」は、貴族だけでなく皇族にも大変人気がありました。

現在でも、日本を代表する観音霊場のひとつとして名を馳せています。『枕草子』や『更級日記』といった文学作品にも描かれ、当時の貴族たちに支持されていたことがわかります。

特に有名なのは紫式部との縁です。紫式部は、石山寺に参籠した際、『源氏物語』の着想を得たと言われているんですよ。

本尊の如意輪観音は、如意宝珠という宝物の力で衆生の願いをかなえてくれると言われています。

そこで、平安時代の天皇をはじめ皇族や貴族が石山寺に深く帰依し、多くの人々が参籠しました。特に国家安泰や子孫繁栄といった願いが多かったそうです。

平安時代に絶大な権力を誇った藤原道長も、石山寺の霊験で子孫に恵まれたと考えられ、いっそう貴族の人気を集めることになりました。そこで安産や縁結びといった祈願が特にご利益があるとされ、今でも多くの人が参詣に訪れます。

石山寺の安産祈願

石山寺の安産祈願の祈祷は、予約制になります。必ず電話で問い合わせをしてから出かけましょう。

安産祈願は午前8時から午後4時半まで受け付けています。予約の日時に祈祷を受け、お札やお守りを授与されます。

安産特別祈願の場合
祈祷のみ受ける場合は、5千円からになります。またさらしの岩田帯の授与を希望する場合は7千円、ワコール製の腹巻式腹帯の場合は1万円になります。昔ながらの岩田帯も、腹巻式の腹帯もどちらも希望する場合は1万2千円です。また持参した腹帯に朱印を捺してもらうことも可能です。

石山寺で祈祷済みの腹帯を購入し、その後祈願済みのお札を郵送してもらうタイプの祈願の場合
祈願と岩田帯がセットで5千円、祈願と腹巻式腹帯がセットで8千円です。また腹帯を2種つけてもらう場合は1万円です。手持ちの腹帯に朱印を捺してもらうこともできますよ。この場合、予約は必要ありません。また代参でも大丈夫です。

腹帯が必要ない場合
祈祷料として2千5百円、さらにお守りが5百円で、3千円になります。この場合は腹帯は持ち込めません。

出産後は、お札とお守りをお返ししましょう。腹帯は戻す必要はありません。さらしとして使用したり、2人目、3人目出産のために保管しておいてもよいでしょう。

石山寺
公式サイト:http://www.ishiyamadera.or.jp/
所在地:大津市石山寺1-1-1
電話番号:077-537-0013
Google map:https://goo.gl/maps/Hxr9b

「建部大社」願掛けすると願いがかなう白石「願い石」が人気!

建部大社は、大津市に建つ大変歴史ある神社です。その創建は、神話時代にさかのぼると言われています。

主祭神はヤマトタケルノミコトで、創建もヤマトタケルに深く関係しています。建部という名前も、ヤマトタケルをしのんでつけられたそうです。

その後天武天皇の時代に、今建っている場所へ遷座しました。平安中期にはすでに公式文書である『延喜式』に掲載されています。

近江の国の一ノ宮として多くの人々から信仰をあつめています。歴代朝廷からも、武家社会からも崇敬されてきました。

特に源頼朝との縁が深く、頼朝が少年時代に伊豆に流されるとき、前途を祈願したと言われています。その後源氏を再興し、天下を手中にしたため、頼朝は建部大社を大変重んじました。

英雄ヤマトタケルを祀っていることもあり、出世開運の神として武家からあつく信仰されるようになりました。

また、建部大社には国造りの英雄オオクニヌシも祀られています。そこで商売繁盛や縁結び・医薬・醸造にもご利益があるとされています。

建部大社の安産祈願

建部大社では年間通して安産祈願を受け付けています。受付時間は午前9時から午後4時半までになります。

安産祈願は予約は必要ありません。混みあう時期や祭礼と重なる場合は待ち時間が長くなることもあります。事前に問い合わせておくと安心です。

祈祷料は5千円か1万円になります。また、祈祷を受けると朱印が入ったさらしの岩田帯が授与されます。

つわりや入院などで妊婦さんが参詣できない場合は、代参でも大丈夫ですよ。五ヶ月の戌の日にこだわらず、体調をみて安定期に入ったら参詣しましょう。

建部神社では、「願い石」という霊岩が人気です。願い事を書いて願掛けをすると、願いがかなう白石です。安産祈願の折にも願いを掛けてみてはいかがでしょう。

建部大社
公式サイト:http://takebetaisha.jp/top/
所在地:大津市神領1-16-1
電話番号:077-545-0038
Google map:https://goo.gl/maps/ottWp

「長浜八幡宮」日本三大山車祭りのひとつの曳山祭りが有名

長浜八幡宮は、長浜市にある八幡神社です。創建は平安時代末期で、千年近い歴史を持っています。

京都にある石清水八幡宮を勅令によって勧請した神社で、一時は石清水八幡宮をしのぐほど栄えたと伝えられています。

残念ながら戦国時代には戦火を受けて焼け、衰退してしまいました。しかしその後、秀吉が長浜城城主となり、長浜八幡宮を復興します。

長浜八幡宮といえば、曳山祭りが有名ですね。日本三大山車祭りのひとつに数えられ、多くの人々が訪れます。

長浜八幡宮の祭神は、ホンダワケノミコトです。この神様は、応神天皇という太古の天皇です。全国の八幡神社は、応神天皇を祀るお社なのです。

また、応神天皇の父である仲哀天皇と、母である神功皇后も祀られています。実は、神功皇后は安産の女神として大変名高い女性です。

神功皇后は、応神天皇を妊娠中、臨月の体で三韓征伐におもむき、見事勝利しました。さらに凱旋後、安産で応神天皇を出産しました。

遠征におもむく際、腹帯を巻いたという伝説が残されています。そこで腹帯の発祥とも言われています。

また、応神天皇は生まれた時から歩けたとされ、無病息災で成長し、たくさんの子孫をもうけて天寿を全うしました。

そこで、神功皇后は安産の女神として、また応神天皇も子育ての神として信仰されています。長浜八幡宮に祀られている人は、安産にとてもご利益がありそうですね。

長浜八幡宮の安産祈願

長浜八幡宮では、安産祈願を毎日受け付けています。予約は必要ありませんが、祭礼と重ならないか問い合わせておくと良いですね。

安産祈願を受けると、子の宮守りや安産布守りが授与されます。布守りは腹帯用のお守りです。縫い付けて使います。

また腹帯を持参すれば祈祷をしてもらえます。祈祷料は5千円からになります。五ヶ月の戌の日ではなくても祈祷は受けることができますよ。

長浜八幡宮
公式サイト:http://www.biwa.ne.jp/~hatimang/
所在地:長浜市宮前町13-55
電話番号:0749-62-0481
Google map:https://goo.gl/maps/0iJrd

「天孫神社」大津祭りで知られる神社

天孫神社は、大津市にある神社です。この神社も大変歴史が古く、もとは琵琶湖畔に建てられました。奈良時代末期のことです。

その後室町時代になって現在の場所に遷座しました。現在では大津三大祭りのひとつに数えられる、大津祭りの神社として名高いですね。

天孫神社の祭神は、ヒコホホデノミコトという神様です。この神様は、山幸彦という名でも呼ばれており、神話にも登場する有名な神様です。

ヒコホホデノミコトは、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの三男として生まれました。ニニギノミコトは天孫降臨神話で知られる神様です。

天孫神社の安産祈願

天孫神社は安産祈願に訪れる人も多い神社です。戌の日に関わらず安産祈願は受け付けていますが、予約制になります。

安産祈願に訪れる妊婦さんに優しい神社で、暖房施設も完備しています。また椅子席での個別祈祷を行っています。

安産祈願は7千円からになります。ここでは子供の成長記録が記入できる誕生記という巻物を授与していて、人気があります。双子の場合は2巻もらえますよ。その場合は祈祷料が8千円になります。腹帯も犬印のものを授与しています。2800円になります。

持参した腹帯を祈祷してもらうことも可能です。新品でなくても大丈夫なので、2人目・3人目のママも持参しましょう。

天孫神社
公式サイト:http://www.tensonjinja.jp/
所在地:大津市京町3-3-36
電話番号:077-522-3593
Google map:https://goo.gl/maps/Pr7DY

「近江長浜子安地蔵講」子宝で有名なお地蔵様

近江長浜子安地蔵講は、長浜市にあるお寺です。地蔵講、という名前ですが、地蔵菩薩を本尊として祀るお寺です。

近江長浜子安地蔵講は、子宝祈願で大変有名なお寺です。全国からたくさんの人が参詣に訪れ、実際に子宝を授けられたという喜びの声が多数寄せられています。

長浜八幡宮からもほど近い場所で、長浜駅からのアクセスもよく、また琵琶湖からも近い場所にあります。

子宝祈願のほかにも、安産祈願でも人気があるお寺です。また、珍しい流産封じ守りもあり、話題になっています。

近江長浜子安地蔵講の安産祈願

近江長浜子安地蔵講で安産祈願を受ける場合は、予約してから出かけましょう。受付時間は午前9時までです。

必ず電話か、またはメールで問い合わせをしましょう。急ぎの場合はメールではなく、電話の方が確実です。

安産祈願は5千円からになります。また、子宝祈願守、安産祈願守、流産封じ守はそれぞれ千円で授与しています。

近江長浜子安地蔵講は全国的に大変人気が高いため、郵送祈願も受け付けています。その際、お願いすれば無地封筒や宛先宛名指定での発送も可能ですよ。

安産祈願はもちろんですが、流産経験があって不安という女性には流産封じ守りもありぴったりです。霊験あらたかと評判のお守りを頂き出産を安心して迎えてください。

近江長浜子安地蔵講
公式サイト:http://www.kodakarakigan.com/
所在地:長浜市高田町6-23
電話番号:0749-62-4823
Google map:https://goo.gl/maps/Kzmd7

「賀茂神社」境内にある連理真榊という神木は安産にご利益あり

賀茂神社は、近江八幡市に位置する神社です。御猟野乃杜賀茂神社(みかりののもりじんじゃ)とも呼ばれています。

その歴史は天智天皇の時代にさかのぼります。天智天皇はこの地に日本初の国営牧場を建設しました。

その後奈良時代に入り、聖武天皇は吉備真備らに命じて神社を創建しました。それが賀茂神社のはじまりです。

天平の当時、日本はかなり荒れた状態でした。それを憂いた聖武天皇は、災厄を封じ国家の平安を祈るために、国分寺や東大寺大仏建立などさまざまな国家プロジェクトを立ち上げました。

賀茂神社も、そうして創建された神社です。吉備真備は陰陽道の祖とされている人物で、神社の構造も陰陽道にのっとっているとされています。

馬場としての歴史があるため、賀茂神社は馬の聖地として親しまれています。そこで馬事や乗馬・競馬の守護神として知られています。大変珍しいですね。

賀茂神社は、鴨長明や賀茂真淵などを輩出した賀茂氏の氏神を祀る神社です。主祭神は八咫烏になって神武天皇を導いたという神話が残るカモタケツノミノミコトという神様です。

馬の守護神として信仰されているだけでなく、導きの神としても信仰されています。また厄除けや縁結び・子宝・安産でも人気のある神社です。

特に境内にある連理真榊という神木は、縁結びや夫婦円満、安産に大変ご利益があるとされています。また、祭神の一柱であるカモタマヨリヒメという女神は、赤い矢を得て懐妊し、山の神の子を産んだという伝説があります。

賀茂神社の安産祈願

賀茂神社で安産祈願を受ける際は、公式サイトの専用フォームなどから申し込みましょう。安産祈願は5千円からになります。

また遠方の場合などは、依頼祈祷も受け付けています。お札やお守り・絵馬などの授与品をセットにしたものも、2千円で授与しています。

賀茂神社は「産霊」(むすび)の霊験があると言われている神社です。また人生を導く力があるパワースポットとも言われています。安産祈願におすすめですよ。

賀茂神社
公式サイト:http://kamo-jinjya.or.jp/
所在地:近江八幡市加茂町1691
電話番号:0748-33-0123
Google map:https://goo.gl/maps/B104f

「多賀大社」多賀町で親しまれる大社

多賀大社は犬上郡多賀町にある神社です。地元では「お多賀さん」と呼ばれ、大変親しまれているお社です。

多賀神社の祭神は、イザナギとイザナミの夫婦神です。実は『古事記』にも記載があるそうで、非常に古い歴史をもっていると言われています。

古くから「お伊勢参らばお多賀へ参れ」と言われ、伊勢参りと同様に多賀大社への参詣も大変にぎわいました。

厄除け・延命・縁結びの神として有名で、竹田信玄や豊臣秀吉が多額の寄進をしたことでも知られています。

今でもその名は衰えず、多くの参詣者が訪れます。結婚式も行われますし、安産祈願でも人気の神社です。

多賀大社の安産祈願

多賀大社では、安産祈願は随時行っています。受け付けは午前8時半から午後5時までになります。

予約は必要ありませんが、結婚式や祭礼などと重なると待ち時間が長くなることもあります。体調が不安な場合などは問い合わせてから出かけましょう。

安産祈願は5千円からになります。初詣に訪れる人も多い神社で、七五三の時期も混みあいます。戌の日に限らず、体調と天候を見てお出かけしてくださいね。

多賀大社
公式サイト:http://www.tagataisya.or.jp/
所在地:犬上郡多賀町多賀604
電話番号:0749-48-1101
Google map:https://goo.gl/maps/hBW4o

「腹帯観音堂」不思議な伝説をもち安産の観音様として大変親しまれている

腹帯観音堂は、大浦十一面腹帯観音堂という名です。平安時代初期に、比叡山延暦寺を開いた最澄がかやの木から祈りをこめて彫ったと伝えられています。

大変古い歴史を持つ観音様ですが、戦国時代の姉川の戦いのとき、戦火を避けるため境内の蓮池に沈められました。

そのまま、なんと18年もの長きにわたって、観音像は蓮池の泥の中に沈んだままになっていました。

その後、大浦八幡宮の神職が泥の中から掘り出し、たくさんのさらしで清められました。この時に使ったさらしを腹帯として使った妊婦さんが、安産で赤ちゃんを産みました。

それから、腹帯観音と呼ばれるようになり、安産の観音様として大変親しまれるようになりました。江戸時代には、観音像を写した木版が造られ、お姿を刷ったさらしが頒布されるようになります。

実は平成の世になってから、一度盗難に遭いました。しかし1年半ほどしてから無事に観音像が戻り、今でも多くの妊婦さんが安産祈願を受けています。

腹帯観音堂の安産祈願

腹帯観音堂の安産祈願は予約制です。腹帯観音堂では、腹帯を観音様のお腹に巻き、祈祷を行います。

そこで、事前に連絡しておく必要があります。手持ちの腹帯を祈祷してほしい場合は、あらかじめ郵送しておきましょう。

皇室にも、腹帯観音堂で祈祷を行った腹帯は献上されました。姿も大変美しく、全国的にも知られている、霊験あらたかな観音様です。

腹帯観音堂
公式サイト:http://www.za.ztv.ne.jp/haraobi-ooura/home.html
所在地:長浜市西浅井町大浦634
電話番号:0749-82-5909
Google map:https://goo.gl/maps/7Gd5a

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