簡単スリーパーの作り方。不要アイテムを思い立ったその日にリメイク!
お布団から出やすく寝冷えの気になる赤ちゃんたち。スリーパーを使っている家庭もたくさんあります。
そんなスリーパーを簡単に手作りしたいと思っているママも多いのです。
今回はなるべくお家にあるもので、思い立ったその日に使えるようなお手軽スリーパーの作り方を紹介します。
お下がりがある方必見!最もお手軽にできるスリーパー
上の子がいる方や、いなくてもお下がりなどで少し先に着る大きめの子ども服でそのまま着なくても…という服があると、とても簡単にスリーパーを作ることができます。
使えるのはトレーナーやスウェット、Tシャツなど。裏起毛の生地などは暖かく着られます。季節によって素材を替えてみましょう。
お気に入りだけど着古してしまったものや、あまり出番がなくてまだ使えそうなもの、貰ったけれどちょっと好みに合わないものなど、有効に活用することができますよ。
子供服で作るスリーパーの作り方
- 左右の袖を好みの長さにカットする。
- カットした部分をほつれ防止のため内側に三つ折りにしてぐるりと縫う。
なんと袖をカットするだけ!手縫いでもできます。リメイクというより代用と言った方がいいかも知れませんね。でも実は袖を短くするのは大切な工程です。
寝る時に赤ちゃんの手が袖の中に隠れていると鬱陶しがることがあります。また指しゃぶりが出来ないためにグズることもあるのです。
そうならないために最長でも下に着るベビー服やパジャマの袖が少し見えるくらいの位置に切りましょう。好みに合わせてベストタイプに短く切ってもOKです。袖がないとモコモコしにくくなるので、就寝時の動きを妨げないというメリットもあります。
大きめの子ども服がない時は大人の服をカット
余分な子ども服がない時は、少し手間が増えますが大人の洋服をカットして作ることができます。
大人服の場合は首回りが大きいことがネックになるので、できるだけ首の詰まったデザインの服を選ぶよう心がけます。
また子供服のリメイクではどうしても丈が短いスリーパーになりますが、大人服を使えば長め丈のスリーパーにすることが可能です。
*首回りが大きすぎる時のみ:幅広のバイアステープ・平ゴム
- 洋服の袖から脇を赤ちゃんのサイズに合わせて切る。(図1の赤い点線のライン)
- 中表にして袖口以外を縫い合わせ、ほつれ防止のため切りっぱなしの部分にジグザグミシンをかける。
- 袖口を内側に織り込み、ぐるりと縫う
- 【着せてみて首回りが大きすぎる時】首回りを幅の広いバイアステープでくるみ、内側に平ゴムを通して適度に縮める。
首回りの修正にバイアステープを準備しなければなりませんが、大人の服は無地や地味な色合いのものが多いので、可愛いバイアステープがアクセントに!
組合せ次第でおしゃれな雰囲気も出せますよ。
バスタオルやブランケットを活用すればお気に入りの柄のスリーパーに!
バスタオルやブランケットをスリーパーに作り替えることもできます。洋服のリメイクよりは手間と時間がかかりますが、お気に入りの柄や素材を活用できるのが魅力です。
端の処理にバイアステープを使うので、組合せの色でデザインを楽しむこともできます。
また選ぶアイテムのサイズによって完成時の大きさが変わるので、心配な時は子どもたちに羽織らせて様子を見ながら微調整します。ただ、スリーパーはかなりゆとりのある設計でOKなので、それほど厳密にやる必要はありません。
春夏用は汗の吸い取りが良いタオル地やガーゼ、秋冬用は暖かいフリース生地のブランケットが役立ちますね。
バスタオルやブランケットでスリーパーを作る方法
- 横長に布を置き、中表になるように中心に向かって左右からたたむ。その時に左右の布が中心で5センチほど重なるようにする。
- 図2を参考に赤の点線部分をカットする。(首回りは前側を8センチの深さの滑らかなカーブ、後ろ側を1センチの深さのカーブに切り取る)
- 肩になる部分(ハの字型に斜めにカットした部分)を左右とも直線縫いし、ほつれ防止のためにジグザグミシンなどをかける。
- 布を表に返して、両袖口にあたる部分および首回りをすべてバイアステープでくるむ。
- 前開きの部分にスナップボタンかマジックテープをつけて留められるようにする。(きっちり留めたい方はファスナーでも可)
手作りスリーパーは親子のあたたかい思い出
気に入った布を買ってデザインし、型紙を使って一から作るのも楽しいです。そしてリメイク感満載のスリーパーもそれはそれで味があり、素敵な思い出になります。
何より赤ちゃんが暖かく快適に眠れることが一番!ママの愛たっぷりのスリーパーで包み込んであげましょう。
▼スリーパーのおすすめポイントなどについてはコチラも参考にしてみて!