子供と七夕レシピを楽しもう!そうめんやゼリーを七夕風に飾りつけ
皆さんは七夕と言って何を思い浮かべますか?幼稚園や学校で短冊を書いた、というだけの漠然とした情景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
七夕だからと言って、クリスマスやお正月のように、行事として特別なことをするという家庭は少ないように思います。
しかし古来より、七夕は五節句のうちの1つとして、大切な日とされてきました。
この記事では、意外と知らない七夕の由来や行事食を紹介します。
とても簡単なレシピなので、今まで七夕や行事食を意識していなかった方も是非挑戦してみてくださいね!
この記事の目次
簡単でチャレンジしやすい!七夕にちなんだレシピ
平安時代から、七夕にはそうめんを食べると大きな病気にかからないという言い伝えがあります。
小麦粉のお菓子が小麦粉の素麺に変わり、日本全国に広まったようです。
行事食というと、手の込んだ時間のかかるものをイメージする方も多いですよね。仕事で忙しい方などは、挑戦するのを躊躇してしまうでしょう。
七夕の行事食は素麺なので、忙しいママも安心です。麺を茹でて、飾りつけをするだけのとっても簡単なレシピをご紹介します。
天の川に見立てて!七夕そうめん
素麺・・・4束
卵・・・2個
きゅうり・・・1本
ハム・・・5~6枚
人参・・・10~15cm
うずらの卵・・・8個
黒ゴマ・・・16粒
のり・・・適量
ケチャップ・・・適量
めんつゆ・・・適量
- 薄焼き卵を作る
- 材料を切る。→ハムを半分にきる。きゅうりをピーラーで薄くむいたものを4枚つくる(皮を除く)。残ったきゅうり、ハム、①の卵をを千切りにする。人参を5m程度の輪切りにする。
- 人参をゆでる。
- 人参を星形に型抜きする。←お手伝いポイント(型抜きをする)
- 織姫と彦星を作る。→うずらの卵にのりで髪の毛、ゴマで目、ケチャップでほっぺたをつける。(ケチャップは箸の先につけるとつけやすい)。織姫にはハムを、彦星にはきゅうりをまいて着物にみたてる
- 素麺をゆでる。
- 飾りつけをする。→素麺を皿に盛る。その上に千切りにしたきゅうり、ハム、卵を川のように飾る。うずら卵の織姫彦星、星形の人参を飾る←お手伝いポイント(人参を飾る)
お手伝いポイント
作り方の中に、お手伝いポイントと記した箇所は、小さい子でもお手伝いできます。
ちょっとしたことでも、挑戦した!できた!という体験はお子様の自信にも繋がりますので、是非一緒に料理を楽しんでくださいね。
普段の料理を七夕アレンジ!楽しい星形にしよう。
七夕の代表的な行事食は素麺ですが、普段の料理に星などを飾ることで、七夕の雰囲気を楽しむこともできます。
余裕を持ってお子様と料理を楽しめるように、炊飯器やレンジを活用したお手軽レシピをご紹介します。
お星さまの形のオムライス
◎オムライス
お米・・・2合
鳥もも肉・・・200g
玉ねぎ・・・1/4個
人参・・・10cm
トマトペースト・・・18g
コンソメ・・6g
塩・・・適量
ケチャップ・・・適量
卵・・・4個
※ペーストやコンソメは各商品によって、量を調整してください。
◎飾り
うずらの卵・・・8個
黒ゴマ・・・8個
きゅうり、ハム、のり、ケチャップ、チーズ・・・適量
- 材料を切る→玉ねぎ、人参をみじん切りにする。鳥もも肉をひと口大のさいの目切りにする(予め切ってあるものを利用するとさらに時短になります)。
- 米を研ぎ、表示の分量よりやや少な目の水を入れる※1
- 2に1.の材料、トマトペースト、コンソメ、塩を入れる
- 薄焼き卵を4枚作る
- 織姫と彦星を作る。→うずらの卵にのりで髪の毛、ゴマで目、ケチャップでほっぺたをつける。(ケチャップは箸の先につけるとつけやすい)。織姫にはハムを、彦星にはきゅうりをまいて着物にみたてる
- ご飯が炊けたら、ケチャップを加えて味を調える
- ご飯を星形にする※2←お手伝いポイント(星形をつくる)
- 4.の卵をご飯の上に乗せ、星形に整える。※3
- 星形にしたハムとチーズ、ケチャップのハート、5の織姫彦星でオムライスを飾る←お手伝いポイント(型抜きをする)
※1野菜などが水分を含んでいるので、大匙2~3程度は水を少なくします。
※2牛乳パックを利用して星形を作っておくと、子供もお手伝いしやすくなります。
※星形の凹んでいる部分の卵に切り込みをいれ、ご飯を覆うようにする。
星型かぼちゃサラダとひと口野菜サラダ
◎かぼちゃサラダ
かぼちゃ・・・2/3個
くるみ・・・適量
レーズン・・・適量
マヨネーズ・・・大匙1~2
塩・・・少々
◎ひと口サラダ
きゅうり・・・半分
ミニトマト・・・5個
オクラ・・・1本
ハム、チーズ・・・1~2枚
サラダ菜・・・1~2枚
- かぼちゃをさいの目に切って、電子レンジで5~6分、やわらかくなるまで加熱する
- くるみを砕く←お手伝いポイント(砕く)
- かぼちゃがやわらかくなったら、皮をとり、つぶす←お手伝いポイント(つぶす)
- つぶしたかぼちゃに、くるみ、レーズン、マヨネーズ、塩をまぜる←お手伝いポイント(まぜる)
- オクラを茹でる
- きゅうりを1.5cmくらいの輪切り、ミニトマトを半分、オクラを薄めの輪切りにする
- ハムとチーズを星形に型抜きする←お手伝いポイント(型抜きをする)
- きゅうり、ハム、トマト、チーズ、オクラの順に重ね、楊枝で刺す
- かぼちゃサラダを星形にし、横にサラダを敷いて、ひと口サラダを飾る
※かぼちゃサラダのマヨネーズの量は、お子様の年齢や好みで調整してください。
※ひと口サラダに味を足したい方は、ハムやチーズと野菜の間にマヨネーズをぬるとよいでしょう。
キラキラ星ゼリー
ぶどうジュース・・・400ml
りんごジュース・・・200ml
ゼラチン・・・7.5g
パイナップル・・・適量
アラザン・・・適量
- ぶどうジュース、りんごジュースをそれぞれ小鍋で温めてゼラチンを溶かす←お手伝いポイント(ゼラチンを混ぜる)
- ①を冷やして固める
- パイナップルを星形で型抜きする←お手伝いポイント(型抜きをする)
- 固まったゼリーを崩して盛り付ける。←お手伝いポイント(ゼリーを崩す)
りんごを天の川、ぶどうを夜空にみたてる。パイナップルやアラザンを飾る。←お手伝いポイント(パイナップル、アラザンを飾る)
※ゼラチンの料、使用方法は各商品の説明に従ってください。
七夕とは?諸説ある由来
七夕は日本以外にも、中国、朝鮮、台湾、ベトナムなどに伝わる風習です。各国に諸説由来がありますが、日本の伝統的な七夕としては「棚機(たなばた)」という行事が元になっているとされています。
「棚機(たなばた)」は秋の豊作をお祈りする行事のことで、選ばれた女性が「棚機(たなばた)」という織り機を使って神様にお供えする着物を作りました。
現在、七夕と言ってイメージされる願いごとの短冊や、織姫と彦星のお話は、中国の風習が基になっています。
中国には織姫彦星のお話の基になった伝説があり、織姫が機織りが上手だったことから、七夕に機織りの上達を祈願する風習がうまれました。
それが発展し、様々な芸事や技能の上達を願う行事となったようです。日本でも江戸時代にはそういった風習が庶民に広がりました。
思い出してみよう!織姫と彦星のお話
七夕と言えば、モチーフになるのは織姫と彦星が多いですよね。皆さんは織姫と彦星のお話を覚えていますでしょうか?お話を簡単にまとめてみました。
仕事をした方がいいよという親の話も聞かなくなりました。怒った織姫のお父さんが、天の川を隔てて2人を引き離しました。
あまりに2人が悲しむので、1年に1回、7月7日だけ2人の再開を許しました。2人は再開を楽しみに仕事を一生懸命するようになったそうです。
なんだかロマンチックなような現実的なようなお話ですね。
織姫と彦星はどういった気持ちで過ごしていたのか、お話にはどういった意味が込められているのか、家族で話してみるのも楽しいかもしれません。
七夕で家族の距離を縮めて、夏を楽しく過ごそう!
織姫と彦星の話をしたり、皆で空を眺めたり、お願い事を認めたり、七夕は家族で色々なことを共有できるとても素敵な行事です。
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