出産後、赤ちゃんとママひとりで退院!タクシーを使う場合の手順と注意点
夫は仕事を休めない、遠方でおじいちゃんおばあちゃんの助けも借りれないなど産後ママだけで退院する場合はとても大変です。
本当は退院の日に誰かに助けてもらうのがよいのですが、どうしてもひとりで退院することになった場合のおすすめの手順の紹介です。
【前日】ほとんどの荷物を家に運んでもらう
当日に助けを得られなくても前日に荷物を運んでもらうなど助けてもらいましょう。
それさえも助けを得られない場合は看護師さんに赤ちゃんを預けて荷物を郵送しておくとスムーズです。前日か、当日の朝に時間をもらって郵送するのもいいと思います。
ママ一人で動ける時間は30分でも貴重です。
荷物はオムツ数枚やおしりふき、着替え、財布など退院までに必要な最低限を残してひとつのバッグに納まるくらいにしておきます。
退院当日は弱い赤ちゃんを抱っこするだけでとても気を遣います。荷物は極限まで少なくしておきます。
前日運んでもらったほうがいい荷物
- 洗面用品
- 入浴用品
- ドライヤー
- 使用済みタオル
- 使用済みパジャマ
- カーディガン
- ポット
- 湯のみやカップ
- ドーナツクッション
- うちわ(夏)
- ホッカイロ(冬)
- 分娩前用ショーツ
- お産用靴下
- 産褥ショーツ
- 本
- 育児ダイアリー
退院当日まで残しておく荷物
- おしりふき
- おむつ
- 母子手帳
- 印鑑
- 眼鏡やコンタクト
- 退院当日の赤ちゃんとママの服
- おくるみ
- スマホと充電器
- 院内で使うスリッパ
- 母乳パッド
- デジカメ
- 化粧品
- ベビー爪切り
おしりふき、おむつ、母乳パッドは退院当日までいる分を予想して残しておき、残りは運んでもらっておいたほうがよいでしょう。
【当日】午前中に退院するスケジュール
退院時間はだいたい午前中までに済ませてほしいという病院が多いと思います。午前中で終わらせるためにスケジュールをたてておきましょう。
- 8時半~9時すぎ 支払いを済ませる
- 9時~11時くらい 病院で最後のオムツの取り換えと授乳をする
- ~12時 タクシー会社に電話して退院
支払額は出産育児一時金42万円との差額
国民健康保険中央会の平成28年度統計によると、正常分娩分の出産費用の全国平均は505,759円です。
ですので全国平均を基準にすると505,759-420,000=85,759、約8万5千円ほどが支払いになると予想できます。多めにお金を準備して当日慌てないようにしておきましょう。
オムツの取り換えと授乳を終えて身支度をする
病院で最後のオムツの取り替えと授乳を済ませます。
授乳前にオムツを取り替えても授乳中や授乳後にオシッコウンコをする赤ちゃんもいるので、授乳後もオムツチェックをしておきます。
また退院も思い出になるので余裕があれば写真をとることをオススメします。
タクシーを呼ぶ チャイルドシートがなくても乗車ok
道路交通法によりタクシーのチャイルドシートは免除されているので、シートがなくても赤ちゃんとママが一緒に乗車することができます。
ただ、ママは赤ちゃんを抱いて座ったら安全のためシートベルトを忘れず装着しておきましょう。
普通のタクシーでも帰宅できますし「全国子育てタクシー」を利用すると子育てに理解のあるドライバーを派遣してもらうことができます。
いろいろなコースがあり、玄関先まで荷物を運んでくれるなどのサービスもあります。荷物を減らせなかった場合は運んでもらうととても助かります。
チャイルドシートを取付てもらうこともできます。出産退院だけでなくお宮参りや健診のときにも頼りになり安心です。
「全国子育てタクシー」は運行していないエリアもあるのでホームページの確認をお願いいたします。利用登録を早めにしておくと配車がスムーズです。
もしパパが車で迎えにきてくれることになった場合、自家用車は新生児から使えるチャイルドシートが必須です。
チャイルドシートは1歳ぐらいまで使えるもの、4歳~7歳ぐらいまで使えるものと種類が沢山あるのでパパと一緒に選んでおくといいですね。
子育てがひと段落したお友達や知り合いがいれば、おさがりでチャイルドシートをもらえないか確認してみてはいかがでしょうか。
チャイルドシートはかさばり処分が大変なので、家にまだあるよというお友達がいるかもしれません。
【帰宅後】いよいよお家で赤ちゃんとの新生活のスタート!
新たな家族を迎えてお家は賑やかになります。帰宅後荷物の整理もままならないうちに授乳やオムツは待ったなしでやってきます。
最初は赤ちゃんのことだけでいっぱいいっぱいになると思います。買い物や食事作りなど今まで普通にできていたことが大変になります。
忙しくなるとつい自分のことは忘れがちになると思いますが、しっかり食事をとる時間を確保してくださいね!
疲れたら温かい飲み物を飲んだり、パパに赤ちゃんをみてもらってママがお風呂に入る時間を確保するなどして時折リラックスしましょう!
赤ちゃんとの新生活、素敵な毎日をお過ごしください!

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無記名さんさん
わかりにくかった


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