富山の神社仏閣で安産祈願!他にもおすすめな9つの神社を紹介

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2015/11/28

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富山県は、日本海と立山連峰に抱かれた北陸地方の最北にある県です。立山ゆかりの神社をはじめ、二千年を超える歴史があるといわれる神社も存在します。安産祈願で人気の高い神社をご紹介します。


「高瀬神社」越中一宮、2千年の古社

高瀬神社は、越中一宮として長年にわたりあつく信仰されてきた、南砺市にある富山県を代表する大神社です。

高瀬神社は神代の時代に創建されたと言われています。有史以前の頃、オオクニヌシノミコトが日本の国造りを進めた頃のことです。

オオクニヌシノミコトは、スクナヒコナと共に日本の国土を平定しました。オオクニヌシもスクナヒコナも共に知恵にあふれ、医薬に通じる神様として知られています。

オオクニヌシノミコトは日本の国が平定されていない場所を探し、国内をめぐっては国造りに精を出しました。

その途中、北国を開拓する際に富山を訪れ、守り神を祀ったとされています。さらに北国が平定されると自らの魂も祀り、出雲へ帰って行ったという伝説が残っています。

それが高瀬神社の始まりと言われています。今から2千年も前の出来事と伝えられています。高瀬神社の祭神は、オオクニヌシノミコトなのです。

非常に古い歴史を持つ証しとして、天武天皇の時代には勅使も派遣されています。その後も皇室から大変あつく信仰されました。

従五位を賜ったことを皮切りに、平安時代の晩期にあたる1180年ころには正一位を賜り、越中一之宮とされました。

その後残念ながら戦国時代にいたって戦乱に巻き込まれ、一度荒廃します。しかし前田藩からあつく信仰されて復興し、今に至ります。

現在では再び多くの人々の信仰をあつめ、皇室からの奉献や勅使の参向もあります。また越中の大神社として親しまれています。

祭神であるオオクニヌシノミコトは、知恵と勇気をもって日本を平定し、医薬の知識にも大変優れていたと言われています。心優しい若者でもあり、因幡の白ウサギ伝説は有名ですね。

国造りの功労者でありながら、出雲に宮殿を建てることを条件に天の神々へ国を譲った、国譲りの伝説も語り継がれています。

スサノオの息子として誕生し、その後スセリビメを妻としました。スセリビメも大変知恵と機転のある女神で、夫であるオオクニヌシをよく助けたと言われています。

またオオクニヌシノミコトはたくさんの子どもに恵まれた神でもありました。その数は180柱と言われており、縁結びの神としても親しまれています。

高瀬神社の安産祈願

高瀬神社は良縁・子宝成就などの祈祷に訪れる人も少なくありません。また安産祈願も受け付けています。

戌の日に限らず祈祷は受け付けています。初穂料は5千円で、お神酒としてお酒を1升持参すると良いそうですよ。受付時間は午前9時から午後4時半までです。

予約は必要ありませんが、結婚式などが行われていると待ち時間が長くなります。事前に問い合わせをしておくと良いでしょう。

腹帯は未使用のものを持参すれば、お祓いしてもらえます。さらしの岩田帯に限らず、どんなタイプでも大丈夫ですよ。

境内には、なでうさぎというウサギの像があります。オオクニヌシノミコトの因幡の白ウサギ伝説をもとに安置されたウサギです。

自分の身体の癒してほしい場所や、ご神徳を授かりたい場所を撫でると良いとされています。お腹や腰などを撫でるとよいのではないでしょうか。

また境内にはさざれ石という霊岩も安置されています。さざれ石とは国歌「君が代」の中にも登場する岩で、小石が時を経て成長し、大きな巌になると言われています。

小さな石が大岩に成長するという伝説から、子宝の石とされて信仰をあつめています。こちらも参詣のおりに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

高瀬神社
公式サイト:http://www.takase.or.jp/
所在地:南砺市高瀬291
電話番号:0763-82-0932
Google map:https://goo.gl/maps/9KcLw

「射水神社」越中の総鎮守、由緒ある神社

射水神社は、高岡市にある縁結びで有名な神社です。射水神社の歴史は大変古く、創建は奈良時代より以前ではないかとされています。

射水神社の祭神はニニギノミコトという神様です。ニニギノミコトは天照大神の孫にあたる神様で、日本神話では天孫降臨ストーリーの主人公として知られています。

また、絶世の美女とされる富士山の女神・コノハナサクヤヒメを妻としました。コノハナサクヤヒメとの間に産まれたのが海幸彦と山幸彦です。

ニニギノミコトは稲作を日本に広めたとされており、農業の守り神としても親しまれています。射水神社の紋も稲穂をあらわしています。

さらに射水神社では、ニニギノミコトを二上神としています。二上神とは、高岡市と氷見市の間にある二上山に祀られている神様です。

古くから神様の山として親しまれ、二上山という名も「二柱の神の山」という意味だったそうです。今でも二上山の山頂には、射水神社のもともとの鎮座地に二上射水神社があります。

つまり二上神とは、二上山を神格化した神様なのです。日本では古くから、山や岩などの自然を神格化してあがめる風習がありました。山岳信仰もそのひとつです。

日本神道が形成されるずっと以前から聖地として大切にされてきた場所に、後年になって神社が祀られることはよくあることです。

射水神社も創建年代がはっきりとはわかっていませんが、歴史にあるよりはるか前から聖域として信仰をあつめてきたのかもしれませんね。

縁結びの射水神社

射水神社は1300年の格式を今に伝える神前結婚式ができる神社として、人気を呼んでいます。特に注目されているのは、結い紐の儀と呼ばれる儀式です。

結い紐の儀とは、川越氷川神社が行っている大変人気の高い儀式です。お守りとして授けられる赤い結紐を引き絞り、新郎新婦の小指に結びます。

赤い糸で結ばれた二人のご縁がいつまでも続くようにとの願いを込めた、愛情あふれる儀式です。縁結びの神社で結婚式を挙げたら、やはり安産祈願も射水神社にお願いしたいですね。

射水神社の安産祈願

射水神社では安産祈願は随時受け付けています。地域で人気の高い鎮守様ということで、いろいろな祈祷祈願に訪れる人があとをたちません。

受付時間は年中無休で午前9時から午後4時半までとなっています。ただし結婚式が行われる日は祈祷の受付時間が変動します。

場合によっては祈祷を受けられない事もあるので、公式サイトのお知らせページを確認するか、または電話で問い合わせてから参詣しましょう。

七五三シーズンも大変混みあいます。お正月の初詣期間も人出が多くなるので注意が必要です。

大安吉日が重なる週末は結婚式などが入ることが多くなります。戌の日や大安に限らず安産祈願は受けられるので、体調と天候をみて日にちを決めましょう。

射水神社
公式サイト:http://www.imizujinjya.or.jp/index.html
所在地:高岡市古城1-1
電話番号:0766-22-3104
Google map:https://goo.gl/maps/jpKEO

「総持寺」胎生院という名のお寺で本尊は胎蔵生大日如来

総持寺は高岡市にある真言宗のお寺です。正式な名を衆徳山胎生院総持寺といいます。歴史は古く、その昔は高岡市石堤に位置していました。

今の場所に移ったのは、前田藩二代藩主、前田利長の時代です。利長の祈願所となり、また高岡城とも関わりの深いお寺でした。

高岡の地はその当時、関野と呼ばれていました。しかし高岡城を築城した利長に依頼された総持寺の住職が、中国古典の「詩経」の一節を引き、高岡と名付けたといういわれがあります。

国の重要文化財に指定されている木造千手観音座像を安置し、胎内銘には14世紀中ごろに活躍した高僧の名がありました。

そこで、総持寺は前田藩から保護されるよりもはるかに以前からこの地にあり、信仰をあつめていたことがうかがえます。

高岡の歴史と共に歩んできた総持寺の本尊は胎蔵生大日如来という仏様です。総持寺によると、「太陽のような仏様に見守られ、胎児が母の蔵(胎内)から生まれる」という意味だそうです。

その名前にちなんで、総持寺には安産祈願に多くの妊婦さんが訪れます。富山県はもちろん近隣各県からも訪れる、今では有名な安産の仏様となりました。

総持寺の安産祈願

総持寺では安産祈願は3千円から受け付けています。腹帯を持参すれば祈祷をしてもらえますよ。

安産祈願に訪れる人も多く、また法要や祭事なども年間通して行われています。事前に連絡をしてから出かけるとよいでしょう。

本尊の胎蔵生大日如来や厄払いで有名な不動明王はいつでも参拝できます。また本堂にはなで仏という仏様が安置されています。

重要文化財の千手観音像は、御開帳日に参拝できます。また境内には子育て観音像も安置されています。

総持寺
公式サイト:http://www.soujiji-t.com/katudou_kannon.html
所在地:高岡市関町32
電話番号:0766-22-4073
Google map:https://goo.gl/maps/vNp85

「伏木神社」子育ての神を祀る神社

伏木神社は高岡市にある伏木けんか祭りで大変有名な神社です。日本海にそそぐ小矢部川の河口のほど近くに位置しています。

伏木神社の歴史は古く、奈良時代にさかのぼります。聖武天皇が治めていた天平年間に神明宮として創建されました。

大変海に近い場所でもあり、地元住民を海難から守る氏神様として親しまれてきました。万葉歌人として名高い大伴家持も、この地に在任した折にはあつく信仰したと言われています。

神社の歴史を物語るものとして、鎌倉時代に造られたと伝えられる石の狛犬が鎮座しています。また江戸時代の浦高札も残されているそうですよ。

海辺にあるため何度か遷座を重ね、現在の場所に移ったのは江戸末期とされています。もとあった神明宮に八幡社を合祀し、今にいたります。

伏木けんか祭りとして名高い曳山行事が始まったのも、このころと言われています。大変勇壮かつ美しい祭礼で、今でも多くの人々が見物におとずれます。

平成25年には鎮座1280年、遷座200年を記念する大祭が開催されました。時代を経てますます尊崇されている神社です。

伏木神社に祀られている祭神(八幡宮を合祀したため増えました)は下記の通りです。

  • 神明宮として祀られてきたお伊勢さん「アマテラスオオミカミ」
  • 稲や穀物・食物をつかさどる「トヨウケノオオミカミ」
  • 応神天皇
  • 神功皇后

神功皇后は応神天皇の母で、身重の身体で三韓征伐を成し遂げ、凱旋後安産で天皇を産んだと言われています。

応神天皇は病気をせずにすくすく成長し、百歳を超える長寿を全うしました。そこで神功皇后は安産の神・子育ての神として親しまれています。

神功皇后を祀るため、伏木神社は子育てに霊験あらたかな神社として知られてきました。安産祈願に訪れる人も少なくありません。

また学問の神として、さらに災厄よけの神として名高い天神様こと菅原道真も祀られています。子どもの健やかな成長を願うにはぴったりの神社ですね。

伏木神社の安産祈願

伏木神社では、毎日安産祈願を受け付けています。事前に要連絡とのことですので、電話で申し込みをしてから参詣しましょう。

日中に限らず、場合によっては早朝や夕刻の祈祷も受け付けてくれます。仕事の都合でどうしてもという方は相談してみてくださいね。

初穂料は5千円からです。けんか祭りの際は大変な人出となり、祈祷も通常通りではありません。祭礼などに重ならないよう、混雑に注意してお出かけしましょう。

伏木神社
公式サイト:http://www.fushikijinjya.or.jp/
所在地:高岡市伏木東一宮17−2
電話番号:0766-44-0236
Google map:https://goo.gl/maps/T5SnJ

「放生津八幡宮」大伴家持ゆかりの八幡様

放生津八幡宮は、新湊を代表する神社です。伏木神社は射水市という小矢部川河口を挟んでちょうど対岸にあたる場所に位置しています。

八幡宮の一として応神天皇を祀る神社です。その創建には大伴家持が関わっていると言われ、境内には大伴家持の歌碑が建てられています。

放生津八幡宮は海の神を祀るとして、地元の人々に親しまれてきました。曳山神事や築山神事などが今でも行われており、大変有名です。

また神社の名前の由来にもなった放生会も行われています。海と共に生きてきた新湊で信仰をあつめている神社です。

この神社は、商売繁盛に大変ご利益があると言われています。近隣はもちろん、他県からも参拝者が訪れるそうですよ。

また安産にも霊験あらたかとされています。潮の香りを感じながら、安産祈願に訪れてみてはいかがでしょうか。参詣前には電話で確認することがおすすめです。

放生津八幡宮
サイト(射水観光ナビ):http://www.imizu-kanko.jp/www/enjoy/detail.jsp?id=143
所在地:射水市八幡町2-2-27
電話番号:0766-84-3449
Google map:https://goo.gl/maps/qqCF2

「杉原神社」病をはらう神の神社

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杉原神社は富山市に位置する、古代より信仰をあつめてきた古い神社です。伝説では、二千年近い歴史があるとされています。

二千年近く昔にこの地に疫病が流行しました。あるときこの地に生えていた杉の大木にひと柱の神が降臨し疫病を鎮めてくれました。

感謝した人々が神社を造ってお祀りしたのが、杉原神社の起源だと言われています。その後今から千年以上前に、大変な豪雨に見舞われました。

この地に住んでいた一組の夫婦が命をかけて水害から田畑を守り、人々から称えられました。その後夫婦を杉の木の神とともに祀ったのが、今の神社のはじまりとされているのです。

以降、天神様や水神様、八幡様などを分祀し、この地の氏神様として信仰をあつめてきました。特に災厄を払う神社として親しまれています。

杉原神社の安産祈願

杉原神社では戌の日の参拝を推奨しています。またできるだけ夫婦で参拝をとのことですので、安産祈願を受けたい場合はまずメールか電話で連絡してみるとよいでしょう。

腹帯を持参するとお祓いしてもらえます。また安産肌守りも授与されます。初穂料に関してはお志とのことですが、5千円前後が一般的な相場といえるでしょう。

神前結婚式も行われる神社です。土日祭日や大安吉日は祈祷を受ける人も増えると予想されますので、確認してから参詣してくださいね。

杉原神社
公式サイト:http://www.cty8.com/sugihara/
所在地:富山市八尾町黒田3166(社務所)
電話番号:076-454-3501
Google map:https://goo.gl/maps/tzCjU

「富山縣護国神社」富山市の大神社

富山縣護国神社は、全国にある護国神社の一つです。大変大きな神社で、創建は90年前と新しくはありますが、多くの人々が人生儀礼に訪れます。

特に富山県の県庁所在地・富山市にあることから、参詣する人はあとをたちません。また毎月第一日曜日には、境内で人気の青空のみの市も開催されます。

富山縣護国神社の安産祈願

富山縣護国神社では、毎日午前8時半から午後5時まで受け付け可能です。予約は必要ありませんが、祭礼に重ならないよう確認しておきましょう。

安産祈願の初穂料は5千円からになります。腹帯を持参すれば祈祷してもらえますよ。妊婦さんだけでなく、家族みんなで祈祷を受けることができます。

富山縣護国神社
公式サイト:http://www.toyama-gokoku.jp/
所在地:富山市磯部町1丁目1−17
電話番号:076-421-6957
Google map:https://goo.gl/maps/29×86

「日枝神社」山王さんと親しまれる富山市の神社

富山市にある日枝神社は、山王さんと呼ばれて親しまれている神社です。歴史のある神社で、最も古い記録は1300年代にさかのぼるとされています。

前田利長が富山城に入城してからは、日枝神社もあつく信仰されました。お神輿も寄進され、手厚く保護されたことが伝わっています。

その後も藩主から信仰されてきました。その後命に入ってから、神社の境内に新県庁が建設されることになり、旧富山城跡の公園化が決まりました。

そこで現在の地に遷座し、今に至ります。何度も大火や戦火に見舞われてきましたが、そのたびにご神体は難を逃れ、今でも大変多くの人々から信仰されています。

日枝神社の祭神

  • オオヤマクイノカミ(里山の神と言われています)
  • オオナムチノカミ

比叡山にある日吉神社から始まった山王信仰の神様で、この神が祀られている神社は日吉神社・日枝神社という名がつくことが多いようです。

またオオナムチノカミはオオクニヌシノミコトのことです。医薬にすぐれた神で、縁結びの神としても知られていますね。

富山県の日枝神社も「山王さん」と呼ばれて親しまれています。安産祈願に訪れる人も少なくない、地元の神社です。

日枝神社の安産祈願

日枝神社では通常午前8時半から午後4時半まで祈祷を受け付けています。元旦は午後0時半から5時まで、七五三祈祷が多い11月は10時から4時となっています。

ただしこの時期は参詣者も大変多く、待ち時間も長くなります。できれば最も込み合う時期は避けると、妊婦さんの体調にも負担をかけません。

他にも結婚式や祭礼がおこなわれる日もあります。安産祈願に訪れる場合は事前に確認すると安心です。予約は必要ないそうです。初穂料は5千円からのお志です。

日枝神社
公式サイト:http://www.hie.jp/
所在地:富山市山王町4-12
電話番号:076-421-6318
Google map:https://goo.gl/maps/NTz3O

「鵜坂神社」尻打祭りで知られる不思議な神社

鵜坂神社は、富山市にある古い神社です。なんと2千年近く昔に祭祀がはじまったという伝説が残っています。

神社としての成立は7世紀中ごろと言われています。また延喜式の神名帳にもその名が記されており、平安時代初期には成立していたことが判ります。

この神社は、「尻打祭」という大変珍しいお祭りがあることで知られています。平安時代の公家の遊びが起源となっているそうで、その名の通り女性のお尻を叩くというお祭りです。

江戸時代には大変有名になり、日本五大奇祭のひとつに数えられていたそうです。松尾芭蕉の句も残っているそうですよ。

主祭神はオモダル・アヤカシコネという男女二柱の神様です。オモダルとは不足のない完成した、という意味の言葉です。

アヤカシコネは、完成されたものを称える言葉で、人の身体が完成されていることほめたたえる神と言われています。

長い歴史の中でいろいろな神社を合祀しているので、アマテラスオオミカミをはじめ多くの神様をお祀りしている神社です。

尻打ち祭りがおこなわれているため、鵜坂神社は安産に霊験があるとされています。天下の奇祭に思いをはせて、参拝してみてはいかがでしょうか。

鵜坂神社
サイト(Googleクチコミ):https://plus.google.com/104503300483020237786/about?gl=jp&hl=ja
所在地:富山市婦中町鵜坂212
電話番号:076-491-1615
Google map:https://goo.gl/maps/hKHZM

「雄山神社」立山を祀るパワースポット

富山の霊峰といえば立山です。雄山神社は、立山連峰の主峰雄山をご神体として祀る山岳信仰の神社です。中新川郡立山町にあります。

北陸一円では石川県の白山をご神体として祀る白山神社が大変多く見られますが、富山では雄山神社が根強い人気を誇っています。

富山県の屋根として堂々たる姿を見せる立山は、まさに神の山としての荘厳さを感じさせますよね。山岳信仰は日本神道が形成されるずっと以前から、日本の国土に根付いていました。

雄山神社は下記の三つのお社からなる神社です。

  • 峰本社
  • 芦峅中宮祈願殿
  • 前立社壇

立山山頂にあるのが峰本社です。北アルプス立山の主峰ということで、本格的な登山をしなければ参詣できません。

また立山は大変な豪雪で知られる山です。冬は長く、開山期間も7月から9月末までと短いものになっています。

中腹には芦峅中宮祈願殿があります。こちらも大自然の中にある趣深いお社で、祈願に訪れる人も少なくありません。

周囲は樹齢500年という杉に囲まれています。立山博物館の隣にあり、立山信仰の歴史を肌で感じることができます。

中宮祈願殿でも祈祷を受けることは可能ですが、神職さんが夏場は峰本社へご奉仕に出るため不在になることが多いそうです。

さらに冬場はかなりの積雪となるため、妊婦さんにはあまり向きません。どうしてもという場合は予約して、しっかりと冷え対策を行ってお出かけくださいね。

雄山神社前立社壇は、立山を祀る雄山神社の三社の中で、立山の裾野に位置しているのが前立社壇です。最も平野部に近く、本社から見て最も手前にあるので、前立と呼ばれています。

七五三などの祈願に訪れる人も、ここを訪れることが多いですね。妊婦さんに登山は無理なので、雄山神社で祈祷を受けたい場合はこの社壇を参詣するとよいでしょう。

雄山神社の安産祈願

雄山神社前立社壇では、午前8時半から午後4時まで祈祷を受け付けています。予約制ではないのですが、祭典などによって時間が左右します。

安産祈願の場合は電話で連絡を入れてから参詣しましょう。戌の日以外でも祈祷を受けることは可能です。初穂料は5千円からになります。

雄山神社
公式サイト:http://www.oyamajinja.org/iwakura/index.html
所在地:中新川郡立山町岩峅寺(いわくらじ)1
電話番号:076-483-1148
Google map:https://goo.gl/maps/aaosY

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