中国地方のお宮参り、風習や時期、人気神社&お寺をチェック!
赤ちゃんの誕生は、家族にとって大きな喜びです。その成長を願って行う行事はいろいろありますが、最初に訪れる大きなセレモニーは、お宮参りですね。
お宮参りは「初宮詣り」「初寺参り」とも言われます。全国的に行う地域が多いのですが、いつ参詣するかなど、地域によって風習が大きく異なります。
中国地方では、お宮参りはいつ行くのが一般的なのでしょうか。人気の神社もあわせて調べてみましょう。
中国地方5県のお宮参り事情をチェック!いつ神社に行くの?
岡山県では、男の子は生後31日か32日、女の子は32日か33日目に参詣するのが一般的とされているようです。
広島県では男の子は生後31日目以降、女の子は33日目以降にお参りするという地域が多いようです。
山口県では、男の子は生後32日目、女の子は生後33日目をお宮参りの日とするのが一般的なようです。
鳥取では、男の子は生後31日目、女の子は33日目にお参りをするというのが、お宮参りのスタンダードだそうです。
島根県でも、全国と同様に生後30日前後とされ、男の子は31日目、女の子は32日目という地域も多いようです。
とはいえ、最近はどの神社でも時期にこだわらず、赤ちゃんとママの体調を最優先することを勧めています。あくまでも目安にして、都合が良い日を選びましょう。
お宮参りでは、祈祷料を納めます。これは料金ではなく神様への奉納品なので、必ずのし袋に入れましょう。
紅白の水引をかけたのし袋に、赤ちゃんの名前を表書きして入れます。地域によっては清酒を納めることもあるので、事前に神社に問い合わせておくとよいでしょう。
ここをチェックしてお宮参りに行ってみて!岡山のおすすめ社寺
岡山県には、吉備津神社・吉備津彦神社という二大神社があります。でも、オススメはそれだけではありません。どんな神社やお寺が人気なのか調べてみました。
山陽を代表する大社s「吉備津神社」
吉備津神社は、岡山市北区吉備津にある神社です。岡山市にある吉備の中山と呼ばれる山の裾野に位置しています。
岡山市内には、吉備津神社と吉備津彦神社という、とてもよく似た名前の神社があります。どちらも中山の裾野にあり、吉備津彦神社は北区一宮に位置しています。
ここでは、吉備津神社をご紹介します。吉備津神社は、備中国一之宮とされている神社です。岡山はもちろん、山陽を代表する大社です。
吉備津神社の祭神は、キビツヒコという神様です。吉備津の地名のもとにもなった、神代の時代の英雄です。
吉備津神社には、鳴釜神事というとても不思議なお祭りが受け継がれています。これもまた、キビツヒコにまつわるものです。
釜の鳴る音で、祈願した願い事がキビツヒコに届き、叶うかどうかを占うことができるそうですよ。見学も可能です。岡山屈指のパワースポットです。
吉備津神社でお宮参りをする場合、随時祈祷を受け付けています。昇殿祈祷が可能かどうか問い合わせてから参詣するとよいでしょう。
祈祷の受付時間は平日なら午前8時半から午後4時半まで、土日祝日は午前8時から午後5時までになります。祈祷料は3千円からです。
公式サイト:http://kibitujinja.com/
所在地:岡山市北区吉備津931
電話番号:086-287-4111
Google map:https://goo.gl/maps/81gyb
祭神はキビツヒコ!朝日の宮とも呼ばれている「吉備津彦神社」
吉備津彦神社は、岡山市北区一宮にある神社です。こちらも吉備津神社と同じように、吉備の中山の裾野に立つお社です。
吉備津神社は備中国一之宮ですが、吉備津彦神社は備前国一之宮とされています。いずれも吉備の中山をご神体としています。
吉備津彦神社の祭神も、キビツヒコです。キビツヒコは温羅退治を行ったという英雄で、その物語は昔話『桃太郎』のモデルになったと言われているんですよ。
さらに、キビツヒコには姉神もいました。この姉神こそ、邪馬台国の女王卑弥呼のモデルではないかと言われているそうです。
また、夏至の日の出に正面鳥居の真ん中から太陽がのぼり、神殿の神鏡を照らす、不思議な神社としても知られています。そこで朝日の宮とも呼ばれています。
吉備津神社と並んで、岡山をはじめ山陽を代表するパワースポットとされ、年間通して多くの人々が参詣に訪れています。
吉備津彦神社でお宮参りをする場合、基本的には予約制ではありません。
ただし混雑する日や祭礼のある日、結婚式と重なる日は待ち時間が長くなります。赤ちゃんを連れての参詣になるため、事前に問い合わせておくと良いですね。
祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までです。所要時間は20分から30分程度、祈祷料は5千円からになります。
公式サイト:http://www.kibitsuhiko.or.jp/
所在地:岡山市北区一宮1043
電話番号:086-284-0031
Google map:https://goo.gl/maps/u7B07
倉敷の総鎮守「阿智神社」
阿智神社は、倉敷市にある神社です。倉敷市の北に位置する鶴形山の上にあり、大変古い歴史があると言われています。
その昔、朝鮮半島からやってきた職能集団、阿知使主の一族にゆかりの深い神社です。また神功皇后の三韓征伐に由来して創建されたとも伝えられています。
鶴形山には、磐座と呼ばれる霊岩がたくさん残されています。これは、日本の宗教の主流が自然信仰や山岳信仰だった太古の遺跡と考えられています。
そのことからも、阿智神社のある場所は、古くから聖地、パワースポットとして信仰されてきたことがわかりますよね。現在に至るまで、倉敷の総鎮守として親しまれています。
阿智神社でお宮参りをする場合、祈祷の受付時間は午前8時半から午後4時までになります。
祈祷料は5千円からです。阿智神社には、阿知の藤という県の天然記念物に指定されている不思議な藤があります。4月から5月にかけて、藤祭りも開催されますよ。
公式サイト:http://achi.fem.jp/event/
所在地:倉敷市本町12−1
電話番号:086-425-4898
Google map:https://goo.gl/maps/ahQtt
岡山城の守護神「岡山神社」
岡山神社は、岡山市にある神社です。岡山城の守護神であり、備前岡山の総鎮守として信仰をあつめてきました。
吉備津神社、吉備津彦神社と同じ岡山市北区に位置しています。主祭神は、キビツヒコの姉といわれる女神です。
この女神は、大神神社の祭神である蛇の姿をしたオオモノヌシの妻になったという伝説や、その後、箸墓古墳に埋葬されたという伝説をもつ不思議な女性です。
岡山神社は、平安時代の貞観年間に創建されたと伝えられています。のちに岡山城が建てられた際に、岡山城の守護神となります。
岡山神社でお宮参りをする場合、基本的に予約制になります。祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までです。
公式サイト:http://www.okayama-jinjya.or.jp/
所在地:岡山市北区石関町2−33
電話番号:086-222-7198
Google map:https://goo.gl/maps/rnkSn
日本三大稲荷の一つ「最上稲荷」
最上稲荷は、岡山市にある日蓮宗のお寺です。稲荷というと神社というイメージが強いのですが、最上稲荷は神社ではありません。
稲荷というのは通称で、本来の名前は最上稲荷山妙教寺といいます。最上と書いて「さいじょう」と読みますが、地域では高松稲荷とも呼ばれています。
日本三大稲荷のひとつに数えられるとされており、岡山周辺では屈指の規模を誇るお稲荷さんとして親しまれています。
創建されたのは、奈良時代の天平文化はなやかなりし頃とされています。孝謙天皇や桓武天皇の病気平癒に功績があったとされ、霊験あらたかなお寺として信仰があつまりました。
最上稲荷でお宮参りをする場合、祈祷の受付時間は午前5時半から午後4時まで、1時間ごとに行われます。
終了時間が午後3時の日もあるので、事前に問い合わせてから参詣しましょう。祈祷料は3千円からになります。
公式サイト:http://www.inari.ne.jp/
所在地:岡山市北区高松稲荷712
電話番号:086-287-3700
Google map:https://goo.gl/maps/Ev2SM
広島でお宮参りをするなら!人気の高い神社をピックアップ
広島といえば、世界遺産にも指定されている厳島神社が有名ですね。地元では、他にどんな神社が人気なのでしょうか。
世界文化遺産に指定、交通安全でも人気の「厳島神社」
撮影:岩崎日照
厳島神社は、廿日市市にある神社です。世界文化遺産に指定され、外国からも多くの人々が参詣に訪れる観光スポットとしても有名ですね。
厳島神社は海にせり出して建てられている寝殿造りの神社です。また海の中には非常に大きな鳥居が建っており、それも観光名所のひとつになっています。
この鳥居は、海の中に固定されているわけではありません。鳥居自体の重さで自立しているそうですよ。
創建されたのは飛鳥時代とされており、大変古い歴史を持っています。現在のような素晴らしい寝殿造りの社殿が建設されたのは平安時代の末期、平清盛の援助によるものだそうです。
厳島神社の祭神は、福岡県宗像にある宗像大社に祀られている宗像三女神です。スサノオの娘であり、水や海に深い縁のある女神様です。
宗像三女神は交通安全の守り神として知られています。宗像大社も交通安全のお社として有名ですが、厳島神社も交通安全で人気があるんですよ。
厳島神社でお宮参りをする場合、世界遺産に指定されている神社ですが、一般的な祈祷や結婚式も行っています。
昇殿祈祷を希望する場合は、事前に電話で問い合わせ、祈祷が可能な日時を確認してから参詣しましょう。結婚式と重なると待ち時間が長くなります。
サイト(宮島観光公式サイト):http://www.miyajima-wch.jp/
所在地:廿日市市宮島町1−1
電話番号:0829-44-2020
Google map:https://goo.gl/maps/4xtPO
呉の氏神様「亀山神社」
亀山神社は、呉市にある神社です。呉は軍港として発展してきた港町ですが、その呉の氏神様として信仰されてきた神社です。
現在は呉湾をみわたす高台にある亀山神社ですが、明治まではもう少し海寄りに位置していました。海軍鎮守府設立に従って、現在地に遷座したそうです。
創建は天武天皇の時期、奈良時代とされています。すでに1300年もの歴史を持つ、大変古いお社です。
大分の宇佐神宮から勧請されたお社で、祀られているのも八幡神です。特に太古の皇后・神功皇后は、安産・子育ての女神として信仰されてきました。
亀山神社でお宮参りをする場合、基本的に予約制ではありません。祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までになります。
結婚式が行われたり祭礼と重なる日は待ち時間が長くなります。事前に問い合わせておくとよいでしょう。祈祷料は5千円からになります。
公式サイト:http://www.kameyama-jinja.com/
所在地:呉市清水1−9−36
電話番号:0823-21-2508
Google map:https://goo.gl/maps/u9ULP
広島市の復興とともに歩んできた「広島護国神社」
広島護国神社は、広島市中区にある神社です。護国神社は全国の道府県に建てられている神社です。
もとは明治維新前後の戊辰戦争などで命を落とした人々を神として祀るために建てられました。その後、戦没者や自衛官・警察官など公務員の殉職者なども合祀されています。
広島護国神社も、明治元年に戊辰戦争の戦没者を祀るために創建されました。しかし、原爆の爆心地に近かったため、社殿すべてが焼失してしまいます。
その後、原爆で亡くなった県民をふくめ、9万を超える戦没者の霊を神として祀り、広島市の復興とともに歩んできた神社です。
広島護国神社でお宮参りをする場合、予約制ではありません。祭礼がないかだけ確認して参詣しましょう。
祈祷の受付時間は午前9時から午後4時半までです。祈祷料は5千円からになります。
公式サイト:http://www.h-gokoku.or.jp/
所在地:広島市中区基町21−2
電話番号:082-221-5590
Google map:https://goo.gl/maps/lltPW
比治山神社
比治山神社は、広島市にある神社です。古くは比治山の南にある谷にあり、江戸時代にはお寺の境内にある鎮守社でした。
現在の場所に遷座したのは江戸初期のことです。それ以降、比治山周辺の人々の産土神として信仰をあつめてきました。
現在の建物は戦後に建て替えられたものです。原爆投下によって社殿が一時焼失してしまったため、新しく建設されました。地元で愛される氏神様です。
比治山神社でお宮参りをする場合、受付時間は午前9時から午後4時半までです。予約は必要ありません。祈祷料は5千円からになります。
比治山神社では、お宮参りの着付けや記念写真なども依頼できます。こちらは予約制になりますので、希望する場合は早めに電話で申し込みましょう。
公式サイト:http://hijiyama-jinja.jp/
所在地:広島市南区比治山町5-10
電話番号:082-261-4191
Google map:https://goo.gl/maps/iKcB8
歴史と格式ある神社「速谷神社」
速谷神社は、廿日市市にある神社です。安芸国総鎮守とされ、地元では歴史と格式ある神社として信仰をあつめています。
創建から1800年経つというお社で、祀られているのは安芸国の開拓に尽力したという神様です。
朝廷からの信仰もあつく、歴代領主・藩主はもちろん、近隣諸国からも人々が訪れてきたお社です。現在では、特に交通安全の社として名を馳せている霊験あらたかな神社です。
速谷神社でお宮参りをする場合、祈祷は基本的に予約不要です。事前に祈祷が可能な日か確認して、当日受付で参詣しましょう。
公式サイト:http://www.hayatanijinja.jp/
所在地:廿日市市 308−1
電話番号:0829-38-0822
Google map:https://goo.gl/maps/ZMczo
山口県でみんなが選んでいる、お宮参りにオススメの神社
本州の西端にあり、海に面した山口県。明治維新の日本に大きな影響を与えた人物も多く輩出してきました。そんな山口県でお宮参りにおすすめの神社はどこでしょうか。
西のお伊勢さん「山口大神宮」
山口大神宮は、山口市にある神社です。創建されたのは室町末期、16世紀のことで、この地を本拠地としていた大内氏によって建てられました。
山口大神宮は、「西のお伊勢さん」と呼ばれています。大内義興が朝廷に願い出て、伊勢神宮の神様の勧請を許され、建立したことに由来します。
伊勢神宮は日本の神社の頂点に立つ特別な神社で、その分霊や勧請はなかなか許される事ではありません。
山口大神宮には、伊勢神宮と同じように内宮、外宮があり、それぞれ伊勢神宮と同じアマテラスオオミカミとトヨウケノオオミカミが祀られています。
山口大神宮でお宮参りをする場合、基本的に予約制になります。受付時間は午前9時から午後4時半までです。
公式サイト:http://www.yamaguchi-daijingu.or.jp/
所在地:山口市滝町4−4
電話番号:083-922-0718
Google map:https://goo.gl/maps/aDH4d
本殿は国宝、歴代の権力者から手厚く保護「長門一宮住吉神社」
長門一宮住吉神社は、下関にある神社です。長門国一之宮とされ、非常に歴史のある神社です。南北朝時代に創建された本殿は、国宝に指定されています。
住吉神社は大阪の住吉大社を総本宮とする神社で、全国各地にあります。中でも住吉大社・博多の住吉神社とならび、長門の住吉神社は日本三大住吉社に数えられる名門です。
住吉神社に祀られている住吉神は、三柱のきょうだい神です。海の守護神とされ、特に太古の昔、神功皇后の三韓征伐で海路をサポートしたと言われています。
長門一宮住吉神社は、三韓征伐の凱旋後に創建されたと伝えられ、神代の昔から海上交通の守護神として、歴代の権力者から手厚い保護を受けてきました。
長門一宮住吉神社でお宮参りをする場合、事前に問い合わせてから参詣しましょう。祭礼や神事がある日は祈祷が受けられないことがあります。
サイト(山口県神社庁):http://www.yamaguchi-jinjacho.or.jp/pattern2.php
所在地:下関市一の宮住吉1-11-1
電話番号:083-256-2656
Google map:https://goo.gl/maps/Tgo6P
日本最古の天神社「防府天満宮」
防府天満宮は、防府市にある神社です。天満宮とは天神様、平安時代の大学者・大政治家だった菅原道真を神として祀る神社です。
太宰府天満宮・北野天満宮とならんで日本三大天満に数えられるだけでなく、太宰府天満宮よりも先に創建された、日本最古の天神社とも言われています。
創建されたのは、菅原道真が亡くなった翌年のことです。以来千百年以上の歴史を誇り、防府市とともに発展してきた、防府で参詣者の特に多い神社です。
防府天満宮でお宮参りをする場合予約は必要ありません。祭礼がないか確認して参詣しましょう。祈祷の受付時間は午前8時半から午後4時半までです。
公式サイト:http://www.hofutenmangu.or.jp/
所在地:防府市松崎町14−1
電話番号:0835-23-7700
Google map:https://goo.gl/maps/ly67b
お祝いのためのサービス充実!「遠石八幡宮」
遠石八幡宮は、周南市にある神社です。飛鳥時代に創建されたと伝えられる古いお社です。平安時代に、石清水八幡宮別宮となりました。
本朝四所八幡のひとつに数えられた格式高い神社で、江戸時代には歴代藩主からもあつく信仰されてきた八幡宮です。
遠石八幡宮でお宮参りをする場合、基本的に予約は必要ありません。祈祷料は5千円からです。
遠石八幡宮では、祝い着のレンタルなどを境内の遠石会館で受け付けています。着付けや記念写真、会食なども行っています。予約制になるので、早めに電話で問い合わせましょう。
公式サイト:http://www.toishi.co.jp/hachiman/
所在地:周南市遠石2-3-1
電話番号:0834-32-8888
Google map:https://goo.gl/maps/wQ9SA
鳥取のおすすめ神社はどこ?参詣者が多い人気の神社を探そう
自然あふれる鳥取県では、どんな神社がお宮参りに選ばれているのでしょうか。特に人気の高い有名神社をピックアップします。
祭神は子どもの守り神、武内宿禰、お金にご縁もある「宇倍神社」
宇倍神社は、鳥取市にある神社です。因幡国一之宮とされ、かつては5円札紙幣に印刷されていた、知名度の高い神社です。
お金に縁があると言われる神社で、商売繁盛に特にご利益があると言われています。祭神は、子どもの守り神とされる太古の忠臣、武内宿禰という神様です。
武内宿禰は、五代もの天皇に仕えた名臣で、しかも360歳という大変な長寿を誇ったとつたえられています。長寿の神様としても信仰されています。
宇倍神社でお宮参りをする場合、受付時間は午前9時から午後4時までです。
公式サイトに御祈祷カレンダーが掲載されています。祭礼などがある日は待ち時間が長くなるため、必ず確認してから参詣してくださいね。
公式サイト:http://www.ubejinja.or.jp/
所在地:鳥取市国府町宮下651
電話番号:0857-22-5025
Google map:https://goo.gl/maps/MxBqi
米子市最古の神社「賀茂神社天満宮」
賀茂神社天満宮は、米子市にある神社です。米子市では最古の神社で、京都にある上賀茂神社を勧請して創建されました。
米子の歴史とともに歩んできた神社で、「米子」の地名の由来にもなっています。米子市民の氏神様として、今も多くの人々が参詣に訪れます。
神社の裏手にある賀茂三笠山がご神体となっています。おそらく神社が建つより以前から、聖地とされてきたのでしょう。また学問の神・天神様も合祀されています。
賀茂神社天満宮でお宮参りをする場合、基本的に予約制になります。必ず電話などで問い合わせてから参詣しましょう。祈祷料は5千円からになります。
公式サイト:http://www.kamoten.org/
所在地:米子市加茂町2-212
電話番号:0859-22-5780
Google map:https://goo.gl/maps/jHsUZ
吉備真備にゆかりの深い「賀露神社」
賀露神社は、鳥取市にある神社です。地元ではホーエンヤ祭りや赤ちゃん泣き相撲の神社として知られています。
奈良時代を代表する学者で政治家だった吉備真備にゆかりの深い神社でもあります。平安時代には存在したと言われる、古いお社です。
以来、地元の国司をはじめ、領主たちからも手厚い保護を受けてきました。特に江戸時代には藩主の祈願所となり、信仰されてきました。
賀露神社でお宮参りをする場合、昇殿祈祷を希望する場合は、事前に電話で問い合わせをしてから参詣しましょう。
公式サイト:http://karojinjya.jp/
所在地:鳥取市賀露町北1-21-3
電話番号:0857-28-1514
Google map:https://goo.gl/maps/KbQja
一ノ宮倭文神社
一ノ宮倭文神社は、湯梨浜町にある神社です。「倭文」と書いて「しとり」と読みます。非常に古い歴史があるとされています。地元では「一ノ宮さん」と呼ばれています。
地元では、安産祈願にご利益がある神社としても知られています。大正時代になって、発掘の出土品から平安時代には伯耆国一之宮とされていたことが判明しました。
江戸時代には鳥取藩主の祈願所としてあつく信仰されてきた神社です。平安時代初期には創建されていたと考えられています。
一ノ宮倭文神社でお宮参りをする場合、昇殿祈祷を希望する場合は事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。
祈祷の受付時間は午前9時半から午後4時までです。お宮参りの祈祷料は、5千円~になります。
公式サイト:http://nttbj.itp.ne.jp/0858321985/index.html
所在地:東伯郡湯梨浜町大字宮内754
電話番号:0858-32-1985
Google map:https://goo.gl/maps/xxeSU
神話のふるさと島根県でお宮参りにピッタリの霊験あらたかな神社
島根県には、日本を代表する大社・出雲大社があります。神話の地として知られる島根県でオススメの神社を探してみました。
日本の神道の頂点に立つ「出雲大社
出雲大社は、出雲市にある神社です。出雲国一之宮とされ、伊勢神宮とならぶ格式を持つ大神宮として、日本の神道の頂点に立つお社です。
出雲大社は、近年宮司家の千家さんと女性皇族との結婚で注目されました。また、縁結びの神社として大変有名で、全国から多くの参詣者が訪れます。
非常に神秘的なしきたりが多く残るお社です。宮司は代々、アマテラスの系譜につながる出雲国造家がつとめ、本殿の内部には、天皇でさえ立ち入ることが許されないそうです。
出雲大社は、日本神話に登場する国造り・国譲りの英雄・オオクニヌシを祀る神社です。太古の昔には、天にも届くような大きな本殿が建てられていたと伝えられています。
また、一般的には神社での拝礼は二拝二拍手一拝が基本ですが、出雲大社では二拝四拍手一拝とされています。
出雲大社でお宮参りをする場合、一般の祈祷も受け付けています。受付時間は午前8時半から午後4時半までです。
初詣期間などは非常に混みあいます。祭礼も行われるので、事前に問い合わせて無理のない日を選びましょう。祈祷料は5千円からになります。
公式サイト:http://www.izumooyashiro.or.jp/
所在地:出雲市大社町杵築東195
電話番号:0853-53-3100
Google map:https://goo.gl/maps/nfEv8
出雲国風土記に登場するお社「佐太神社」
佐太神社は、松江市にある神社です。出雲国二ノ宮とされる格式ある神社です。創建されたのは奈良時代、1300年の歴史を誇る古いお社です。
『出雲国風土記』にも登場するお社です。江戸時代には藩主からもあつく信仰され、大変大きな規模の神社となりました。
明治時代に入ってから一時衰退しましたが、そののち復興され、現在の姿を取り戻しています。
学術的にも文化的にも重要な文化財が多く伝えられており、出雲の歴史とともに歩んできた大きな神社です。
佐太神社でお宮参りをする場合、事前に問い合わせをしてから参詣しましょう。メールやFAXでも受け付けていますが、急ぎの際は電話が確実です。
祈祷の受付時間は午前9時から午後5時までです。祈祷料は5千円からになります。郵送祈祷にも応じています。
公式サイト:http://sadajinjya.jp/
所在地:松江市鹿島町佐陀宮内73
電話番号:0852-82-0668
Google map:https://goo.gl/maps/7YBkq
大年神という祭神様が祀られている「大年神社」
大年神社は、江津市にある神社です。聖武天皇の在位中、奈良時代に創建されたという古いお社です。
大年神社の祭神は、大年神と呼ばれる歳神様です。日本には、お正月に各家庭に新しい歳の歳神様が訪れるという信仰が伝えられてきました。
松飾りや角松、恵方棚といったお正月飾りは、歳神様をお迎えするためのものです。私たちの暮らしに大変かかわりの深い神様を祀るのが、大年神社です。
大年神社でお宮参りをする場合、公式サイトに申し込み書のPDFファイルダウンロードページがあります。活用しましょう。
昇殿祈祷を希望する際は、事前に電話で問い合わせておくことがおすすめです。
公式サイト:http://ootoshi-jinja.jp/
所在地:江津市都野津町1590-1
電話番号:0855-53-0941
Google map:https://goo.gl/maps/d6a3a
スサノオノミコトの終焉の地「須佐神社」
須佐神社は、出雲市にある神社です。須佐とは「スサノオ」のことで、スサノオノミコトに大変ゆかりの深い神社でもあります。出雲のパワースポットとしても注目されています。
スサノオはヤマタノオロチ伝説で知られる英雄です。また各地を開墾した後に、この須佐の地におもむき、この地を気に入って自分の名前をつけたという伝説があるそうです。
スサノオノミコトの終焉の地とされ、スサノオを祀る神社の本宮と称してきました。歴代の領主・藩主からもあつく信仰されてきた神社です。
奈良時代に編纂された『出雲国風土記』に、こうした伝説がたくさん残っていることから、奈良時代にはすでに大きな神社だったことがわかる、歴史あるお社です。
須佐神社でお宮参りをする場合、昇殿祈祷を希望する際は、事前に問い合わせてから参詣しましょう。
公式サイト:http://www.susa-jinja.jp/index.html
所在地:出雲市佐田町須佐 730
電話番号:0853-84-0605
Google map: https://goo.gl/maps/rYf6C
赤ちゃんの健やかな成長を願う、素敵なセレモニーにしよう
お宮参りには、パパやママをはじめ、家族みんなの願いがこめられています。大切なのは、しきたりにこだわることではなく、赤ちゃんの誕生を喜ぶ心ですよね。
最近では、雪が多い年は冬場を避けたり、酷暑の夏は涼しい風が立ってから参詣するなど、臨機応変で日時を選ぶ家庭が多くなっています。
赤ちゃんにとっても、新しい家族を迎えたパパとママにとっても、お宮参りは大きなセレモニーです。無理をせず、みんなが笑顔で参詣できる時を選びましょう。
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