学童保育の保護者会が負担…気楽に参加が長続きのコツ!
学童保育に子供を預けるかどうかは、実際に見学に行って施設の雰囲気や子供たちの様子を見ながら決められると良いと思います。
しかし、保護者会活動の盛んな学童保育に子供を預けるということは、「卒所までの間パパやママもその慣例に必ず従わなければならない」と考えると気が重いですよね…。
入所を申し込む前に、または負担に感じた際には、自分なりの保護者会とのうまい付き合い方を考えることも大切です!
保護者会の活動が盛んそうな学童保育において、無理なく上手く付き合っていく方法を紹介します。
この記事の目次
学童保育の保護者会が負担だと感じたら…まずは職員に相談を!
保護者会に関する噂や実際に活動を目にした際に、なにか不安や不満に思うことがあるかもしれません。ママ自身が不安を残したまま学童生活をスタートさせるのはつらいですよね。
不安・不満・問題点は職員に!入所前に相談でなお安心
まず、保護者会のことで悩みができた際には、職員に相談をしてみると良いでしょう。「保護者会のことは保護者では?」と思われるかもしれませんが、中立的に円滑な対処法を考えてくれるのはまずは職員です。
相談内容には自身の家庭環境や健康面、あまり公にしたくない仕事のこと等プライベートな悩みが絡んでいる場合が多いですよね。
事情があるのに万が一「それではここの利用は無理です」等ということがあれば、残念ですが他施設を探した方が良いかもしれません。
個々のケースがありますので、まずは保護者会についてよく聞いたうえで、相談をしてみてくださいね。
はじめは何もわからなくて当然!初回は気楽に出席し、雰囲気を掴もう!
新2年生以上の保護者は大半が顔見知りですから、皆新入所生の親子には関心が高いです。(これがプレッシャーになる場合もあるかと思いますが、長い付き合いになるため自己紹介の場は大切です。)
また、初めはよくわからない報告が続くかと思いますが、「保護者会がどんな活動をしているのか」・「役員さんはどんな方なのか」・「どんな担当があって何ならできそうか」ということが何となくわかる機会にもなります。
どんな顔ぶれなのかわかるだけでも進歩です。座っているだけでもきちんと参加できています。
同じ新入所性の保護者同士で繋がりができたり、話しやすそうな先輩ママを一人見つけておくだけでも、後にとても心強くなると思います!
担当決めはできそうなものを!特徴を掴んで無理なくできるものを選ぼう
保護者会の決まりで全員がなんらかの担当をもつことになる学童保育もありますが、そういた場合には前年度の資料や役員さんの説明をもとに、自分ができそうな担当を選ぶと良いでしょう。
保護者会主催の行事例
- 春のバザー…入所早々慣れぬ中忙しくなるが、今月中に大仕事が終わる
- キャンプ…綿密な打ち合わせや、当日体力的に大変そうな部分はあるが、夏休みなので自分も仕事の休みを調整しやすい
- 宣伝活動…資料作成や製本等地道な活動期間は長いが、実際の資料配布等人前での仕事自体は短時間で終わる
ご自身の仕事の都合や性格によって、楽しめる役割も負担となる役割もあるでしょう。
「何かしなければいけない」という状況であれば、必ず希望が通るとは限りませんが、資料を見ながらじっくり「無理なくできそうな担当」を選んでみるのもおすすめです。
担当内でも自分に合った役割を!小集団なので話し合いやすい
上の例で、たとえば「バザー」の担当になったとします。今度は、保護者会(全員)からバザー担当内(数人)へと活動の拠点がシフトしますね。
バザーの担当内でも、積極的に提供品を呼びかけたり足を運ぶ仕事もあれば、当日の案内チラシを作成する仕事等、前日までの仕事内容はさまざまです。
「初めてでわからないのが不安」という場合には、前者(呼びかけ)で先輩ママについて足を運べば良いですし、人との関わりが苦手・仕事で打ち合わせに出られず気重に感じるのであれば、後者のチラシを自宅で作成するのも一つです。
このように、担当内で小集団となると、和気あいあいと案外思ったことをすっと言えたり同担当同士で仲良く助け合える関係ができたり「初めに感じていた不安が払拭される」という場合も多いようです。
▼学童保育の保護者会の活動事例についてはコチラも参考にしてみて!
それぞれの生活優先でもちろんOK!出られる時に保護者会も大切にする精神を!
保護者会に漠然とした不安を抱えられている方には、「出席しないと何か言われるのか・ペナルティがあるのか」といった点を悩まれている場合もあるかと思います。
たしかに、残念ながらそういったスタイルの学童保育もゼロではないようです。「悪い噂をされる、負担の大きい担当を勝手に振られる」最悪の場合は「退所するよう言われる」という感じのことですね。
しかし、これは極論です。「まったく出席しない場合」・「保護者会活動にあまりに協力性が見られない場合」という場合です。
保護者会は仕事・家庭持ちの集団!事情があるのは皆お互い様!
筆者は学童保育で指導員として保護者会にも出席をしていたのですが、勤務経験から申しても、次のことが言えます。
“どんなに保護者会に積極的な方も、ご自身の仕事や家庭の都合が合わない際には休んだり遅刻早退されること”だってあります!安心をしてください。
「一回も出席しない」といった面は、たしかに「周りに目をつけられる」というより「その保護者の方自身が学童保育の現況がわからなくて不安になるのでは?」という不安がありますが…。
「2ヶ月連続で定例会に出られそうもない、どうしよう…」といった程度のことであれば、働くパパ・ママ皆がお互い様です。後日資料に目を通す、職員に聞く等で解決できるでしょう。
皆さん、それぞれ仕事・家庭があって、十人十色の事情があることも理解されています。毎月の保護者会は、もちろん出席をするに越したことはありませんが、難しい場合にも悩みすぎる必要は無いでしょう。
パパ・ママでうまく分担!夫婦で参加をすることで子供の学童生活もよりよく見える!
意外と思われるかもしれませんが、保護者会はママだけでなくパパの出席率が高かったり担う役割が大きいというカラーのある学童保育もあります。筆者の元勤務先は、会長は例年パパでした。
日々のお迎えはママでも、保護者会にはパパが行く。夫婦で行ける方が行く。二人で出席をする。これらのように、さまざまな参加パターンがあります。
「すべて私がしなくては」とママが気負う必要は無いですし、月1回パパ同士の交流を楽しみにしているパパもいます。
分担しながら参加をすることで、夫婦で子供の放課後の生活について良く知ることができるというメリットもありますね!
「両親が仕事なのでキャンプの説明だけ聞かせてください」と行事前に祖母が来られたこともあります。家庭によってさまざまです。
▼学童保育のメリットデメリットについてはコチラも参考にしてみて!
パパ・ママも安心して学童生活のスタートを!
「学童保育といえば保護者会は…」という質問や不安は、実は見学時や新入所説明会の際に保育園児ママからよく挙がる、いわば多くの方が不安に思っていることなのです!
子供たちの生活以上に外からは見えない世界であるため、「大変」・「強制」等といったイメージが先行しているのかもしれません。
また、黙って慣例に従うよりも一言相談をすることで、より自分らしい参加の仕方を見つけられ無理なく楽しめる場合もあるでしょう。
学童保育は、働くパパ・ママを応援する機関です。まずは不安に思う点を遠慮なく相談し、親子で安心して学童生活のスタートができると良いですね!
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