スワドルミーは使いやすいと評判のおくるみ!効果や使用方法を紹介
一般的なおくるみは正方形の1枚の布で、しっかりホールドするには慣れやコツが必要です。おくるみを使ってもすぐにほどけてしまい、慣れる前に諦めてしまう方も多いです。
そんなママ達の悩みを解決するために、アメリカの小児科医が提唱し、開発されたおくるみがスワドルミーです。
スワドルミーは、おくるみに慣れていない方にも使いやすいおくるみとして、人気があります。
この記事の目次
【形状と効果】しっかりホールドすることで自然な眠りへ
スワドルミーはアメリカで開発され、アメリカでは一般的に使用されているおくるみです。
スワドルミーのおくるみとしての効果
スワドルミーと一般のおくるみで、得られる効果にはあまり違いはありません。
- ママのお腹の中にいるような安心感を与える
- モロー反射による中途覚醒を防ぐ
- 泣きグズリを解消し、自然な眠りに誘う
何か分からない赤ちゃんの泣きグズリを解消してくれるため、おくるみやスワドルミーに助けられたという方は多いです。
▼赤ちゃんのおくるみについてはコチラも参考にしてみて!
赤ちゃんに優しいスワドルミーの形状
一般的な正方形のおくるみでは、泣きぐずる赤ちゃんを慣れない手で程よくホールドするのは難しい、強く巻きつけ過ぎると股関節脱臼などの心配があります。
おくるみの使いにくさを解消するために作られたスワドルミーは、赤ちゃんを包みやすい形状になっています。
- 図のオレンジ部分は袋状で、足を入れるようになっています。
- 股関節を締め付けない形状なので、股関節脱臼の心配がありません。
- 上半身部分はマジックテープで止めるようになっています。
- 布のだぶつきが無いので、布地で口をふさぐ心配がありません。
- 上半身を固定したままでおむつ替えもできます。
伸縮性のあるコットンなどの生地が使用されている、袋状になっているので赤ちゃんが動いてもおくるみから、はみ出すという心配もありません。
【スワドルミーの使用方法】スリーステップで簡単に
スワドルミーの装着は、スリーステップで簡単にできます。
- スワドルミーの装着の仕方
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1.スワドルミーを広げ、赤ちゃんの肩のラインを合わせて寝かせ、足を袋の部分に入れます。
2.向かって左側の布を、足のポケットの上部分が左側の布の下に挟まるように巻き付け、赤ちゃんの左腕の下に挟みます。
3.向かって右側の布を左側に巻き付け、マジックテープで固定します。
- 注意点とポイント
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- 腕が体に密着するようにしっかり固定すること
- 息が苦しいほどしめつけないこと
- 授乳やおむつ替え、げっぷをしっかりさせたあと、眠そうなときに使用すること
スワドルミーの卒業時期は4ヵ月~6ヵ月くらいが一般的
スワドルミーには一般的に2つのサイズがあります。
- Sサイズ…3kg-6kg 身長48~66cm(生後4か月頃まで)
- Lサイズ…6kg-10kg 身長48~66cm(生後6か月頃まで)
赤ちゃんの成長は個人差があるので、卒業する時期がいつと、明確に線引きはできません。
- スワドルミーを卒業する目安
-
- 赤ちゃんが嫌がるようになった
- サイズアウトしたとき
- モロー反射がなくなったとき
- 寝返りがひんぱんになり、動きが激しくなってきたとき
▼モロー反射についてはコチラも参考にしてみて!
▼赤ちゃんの寝返りについてはコチラも参考にしてみて!
スワドルミーはおくるみと比べたメリット・デメリット
赤ちゃんに装着しやすいので、やはりスワドルミーを使用しようと考える前に、おくるみとスワドルミーのメリット・デメリットを見ていきましょう。
おくるみ | スワドルミー | |
---|---|---|
装着しやすさ | 慣れが必要 | 装着しやすい |
サイズ | 85×85㎝~110×110㎝など | SまたはL |
多様性 | あり | なし |
スワドルミーはサイズ選びで失敗することがあることがあるので、赤ちゃんの大きさに合わせて購入する必要があります。
おくるみだとサイズを選ばない、モスリンコットンや8重ガーゼの生地など、季節を問わず使える生地も多く、おくるみ以外の使いみちもあるという利点もあります。
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スワドルミーで泣きグズリなし。ママのストレスを軽減
抱っこしている間は、泣かないけど寝かせると泣くという悩みを抱えているママは多いです。寝ている間もずーっと抱っこで、腱鞘炎になる事も…。
おくるみを購入したけど上手く巻くことが出来ず、体と心に負担が掛かっているママに、巻きやすいスワドルミーはお勧めです。
価格も1500円~2000円くらいの安価なものが多く、体にあったサイズを購入すれば、赤ちゃんの泣きグズリを減らすことも期待できます。