赤ちゃんはどこに預ける?不安の多い預け先選びのポイント
夫婦共働きの家庭での子育てにおいて、最も重要なことは、赤ちゃんの預け先です。働くママが増えたことに伴い、赤ちゃんの預け先も多様化し、働き方に応じてケースバイケースで預けられる所が増えてきています。
預け先の種類や特徴を掴み、働き方に合った預け先、安心して預けられる所を選んでいきましょう。
施設に預ける場合の選択肢
働くママが赤ちゃんを預けるというと、幼稚園か保育所の二つの選択肢しかないように思われますが、実はいくつもの選択肢があるのです。
保育所の違いと特徴
まず、保育所には認可保育所と無認可保育所の二つの選択肢があり、さらに民間が運営しているのか自治体が運営しているのかの違いもあります。
認可保育所は児童福祉所が定めた方針に基づき運営している保育所ですが、各自治体によって運営されている保育所もあれば、認可を受けた民間が運営している保育所もあります。
認可保育所は、基本的に運営方針は同じですが、施設の状況や保育士との相性、自宅からの距離など保育所によって特徴は異なります。
保育料の安さと運営方針の統一の安心感により認可保育所はとても人気があります。しかし、認可保育所がどこも同じ待遇が受けられるとは限らないということを注意しておきましょう。
一方、無認可保育所とは、独自の運営方針に基づき運営されている保育所です。その為、施設な内容やサービス内容、料金設定は各保育所によって変わります。
認可保育所と比べて保育料が高くなりやすいのですが、無認可保育所だからこそ受けられるサービスもたくさんあります。
働く日や時間帯に変動のある仕事をしている人にとっては、無認可保育はお勧めです。
但し、運営方針が定められていないということは、より豊かなサービスを提供してもらえる一方で、きちんとした対応をしていない保育所である可能性もあるということです。無認可保育所選びは慎重に選んでいきましょう。
幼稚園の特徴と活用法
子どもの預け先の候補の一つ、幼稚園にも種類があり、働き方によっては利用できない場合があります。
幼稚園は学校教育法に基づいて自治体が運営している公立の幼稚園と、民間が運営している私立幼稚園の二つの選択肢があります。
自治体が運営している幼稚園であれば、料金は安く利用しやすいのですが、夕方4時頃までしか預けられないこともあり、フルタイムで働く家庭では利用できないことがほとんどです。
一方、私立の幼稚園であれば料金は高めですが、公立の幼稚園よりも柔軟な対応、サービスを受けることができますので、幼稚園によってはフルタイムで働く人でも利用できる場合があります。
但し、幼稚園には赤ちゃんを預けることはできませんので、初めは保育所、後に幼稚園と預け先を変えて利用していきましょう。
まだある!預け先の選択肢
子どもを預けるというと、保育所、ある程度の年齢になったら幼稚園というイメージが強いですが、働くママが頼れる存在は保育所と幼稚園だけではありません。
保育所ならぬ保育ママ
赤ちゃんの預け先は保育所だけでなく、保育ママの所に預けるという選択肢もあります。
保育ママとは、子育て経験のある人や保育士や助産師の資格を持つ人が、自宅で赤ちゃんを預かる制度で、行政が運営しているケースが多いので安心して利用できます。
登録されている人の中から、自分が希望する保育ママを選ぶことができますので、保育内容や条件に応じて、自分の働き方をサポートしてくれる保育ママに預けることが出来るでしょう。
保育ママを希望するのであれば、まずは自治体や保育所へ相談してみましょう。
自宅で安心保育
赤ちゃんの生活環境を変えず、送り迎えの負担を減らし柔軟に対応してもらいたいという人にお勧めなのが、ベビーシッターです。
ベビーシッターの活用法は様々です。
フルタイムで働き、残業や急な出張の多い人には頼もしいサービスと言えるでしょう。
援助活動や身内を頼ろう!
赤ちゃんの預け先として、ファミリーサポートセンターを利用するという選択肢もあります。
あるいは、家族や友人知人に預かってもらうという選択肢もあります。いざという時に助けてもらえるよう、普段からお願いし、交流を深めておくことも、働きながら子育てを専念するママには大切です。
このように、働くママの応援してくれる場所はたくさんあります。視野を広げ、働きやすい環境をサポートしてくれて、かつ安心して頼れる預け先を探していきましょう。
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