夫の本心?妊娠報告時の反応が薄い・あまり良くない場合の不安解決法

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2017/07/11

妊娠報告をしている妻

妊娠が判明して、喜び勇んで夫にも報告したけれど、肝心の夫のリアクションがいまいち…。

素っ気ない反応や無反応に近いリアクションに、「夫は子どもを授かったことが嬉しくないのかも…」と不安になる女性も少なくありません。

しかし、夫のリアクションが夫の気持ちをそのまま表しているとは限りません。態度とは裏腹に、本心では喜んでいたということもあるのです。

妊娠中の不安やストレスはママにとって大敵。今回は、妊娠報告を受けた男性側の気持ちも知って、できる限り不安を解消しちゃいましょう!

妊娠報告を受けた夫の心の中を覗いてみよう

「妊娠していますよ!」とわかったとき、嬉しさが100%の女性ばかりではありません。「ちゃんとママになれるのかな」、「仕事はどうしよう」など、不安を感じることもありますよね。

男性も女性と同じです。表面だって「やったー!」という喜びの表現が出てこない理由には、男性が感じるさまざまな気持ちがあるのかもしれませんよ。

▼妊娠報告時の夫の態度についてはコチラも参考にしてみて!

父親になる不安や責任感…妊娠に不安を感じる夫

「父親になる」という現実に、「ちゃんとした父親になれるのだろうか」、「父親としての責任をまっとうできるのだろうか」という不安を感じてしまう男性にとって、「妊娠した」という報告に無邪気に「わーい!」と喜ぶ反応を返すことは難しいです。

責任感の強い男性だからこそ、その重圧を感じて、喜びよりも不安や責任感が勝ってしまうこともあるのです。

決して嬉しくないわけではないけれど、「父親になる」という現実を受け止めるだけで手一杯になってしまう、繊細な男性も多いです。

自分の中で「父親になる」という事実を飲み込むことができたら、その後は素直に嬉しさを表してくれる余裕も生まれてくるかもしれませんよ。

妻が子どもに取られてしまう!? 妻大好き夫ならではの不安&モヤモヤ

妻のことが大好きすぎる夫の場合、「子どもが生まれる」=「子どもに妻を取られてしまう」という思考回路に陥り、不安やモヤモヤを抱えてしまっていることも考えられます。

我が家の夫は、このタイプだったようです…。妊娠報告をした際の反応も、「今日したかったのに」という欲求どストレートなものでした。

これまで夫のお弁当を作ってきた妻が、つわりにより作ることができなくなった…というような事情でさえ、夫にとっては「自分を大切にしてもらえなくなった」と感じさせる原因になってしまうこともあるのです。

また、妊娠期を通じて夫婦生活を営むことも控えるようになる夫婦も多いです。安定期以後もなかなか女性側がそういう気持ちになりにくいということもあるでしょう。

そうした中でも、さりげなくスキンシップを取るなどして、夫の不安やモヤモヤを取り除く手助けをしてあげましょう。

妊婦健診に一緒に行く、名づけを任せてみるなどして、父親としての体験を積んでいくことも、夫の父親スイッチを入れるきっかけになるのではないでしょうか。

感情を表に出すことがニガテ!「本当は嬉しいんだけれど」不器用な夫

日本人男性で多いタイプが、「感情を露わにすることがニガテ」というタイプ。

実は嬉しいのだけれど、どう言葉に表して良いのかがわからず、結果として「素っ気ない対応」や「無言」になってしまうわけですね。

言葉や表情で表せなくても、せめて態度で示してくれるだけで、女性としては安心できるものなのですが、なかにはそれすら難しい男性もいます。

ふだんの性格によって、「もしかして、この人は嬉しさを出せないだけなのかな?」と思える場合は、女性側が見守る気持ちで、不器用な夫を受け入れてあげましょう。

案外、子どもが生まれたあとは、人が変わったかのように感情が爆発する人も多いですよ。

毎晩飲み歩いて帰りが遅い…父親になる自覚はないの?「生活習慣が変わらない」夫

妊娠報告を受けたときのリアクションはさておき、その後、生活習慣がこれまでとまったく変わらない、むしろ帰宅時間が遅くなる一方…。

「こっちはつわりが始まって、気持ち悪いことに耐えて寝ているのに、夫に父親になるという自覚はあるの?」このように、報告を受けてからの夫の態度に、これからのことを想像してしまって不安になる…という女性も多いでしょう。

このようなタイプの男性は、「実際に現状まだ父親になる自覚はない」場合や、「現実逃避をしている」ことが多いです。

日に日に体調に変化が訪れる女性とは違い、夫には何の変化も訪れていません。妻のおなかもまだ目立たないため、実感を持てと言われても、持ちにくいというところが男性にはあるのです。

また、つわりのしんどさも、経験することのない男性にとっては、どの程度つらいものなのか、想像しにくいということもあります。

けんか腰にならずに、「どれくらいつらいのか」、「何をしてもらったら助かるのか」など、夫に話す機会を設けたいですね。

不安をうまく吐き出しながら、ストレスフリーなマタニティ生活を

「うちの夫に当てはまるかも…」というような事例はありましたか?

不安やモヤモヤを感じてしまうこともあるでしょう。どうすれば不安を少しでも解消できるでしょうか。

「誰か」に話を聞いてもらう

気心のしれた友達や姉妹、実母など、「話せる」人に話を聞いてもらう方法です。このとき、話す内容によって、相手を考慮する必要があるでしょう。

実際の「モヤモヤ」ではなく、雑談をするだけでも、女性は案外元気になれます。

特に専業主婦の場合、妊娠初期は家にこもりがちになるため、「誰かと話す」機会を大切にしてみてくださいね。

夫と話す機会を作る

夫本人と話す機会を作ることも有効です。このとき、夫が責任感を感じているようなタイプなら、積極的に赤ちゃんの話をせずに、関係ない雑談をしてもよいでしょう。

ただし、夫に「してもらいたいこと」、「してもらったら助かること」がある場合は、冷静に伝えることが必要です。「黙っていても気づいてよ」と思わずに、上手に伝える技術を身につけたいですよね。

夫婦間のコミュニケーションの時間を大切にしているうちに、夫への不満や不安がほぐれていくこともありますよ!

ポジティブな情報やグッズを集める

妊娠・出産自体にポジティブになれるよう、ハッピーな情報や、かわいいグッズを見る・調べることも、不安解消に役立ちます。

このとき注意したい点が、「とにかく前向きな情報」を集めること。

「出産が楽しみ!」、「このグッズ、かわいい!」と思えることが、モヤモヤを吹き飛ばす力になりますよ。

妊婦用・ママ用SNSに参加してみる

わたしは、長男を妊娠中、このようなSNSでマタニティ日記をつけていました。近い予定日の妊婦同士でコメントをつけることができたり、メッセージを送り合ったりと、コミュニケーションを取ることが、ストレス解消になりました。

同じ妊婦同士ということから、夫への悩みや愚痴など、友達には話しづらい内容の悩みも書きやすいところがメリット。

「うちも一緒ー!」と盛り上がることで、「自分だけじゃない!頑張ろう」と思えるようになっていました。

上手に使えば、SNSは情報・コミュニケーションの宝庫になりますよ!

夫が「父親」になっていくことをサポートしつつ、焦らず過ごしていこう

女性に比べ、男性が「親」になることは、ずいぶん遅れが生じるものです。

出産後、赤ちゃんを抱いてはじめて実感したという男性もいれば、生まれてきた赤ちゃんが1歳になるくらいから、ようやく「親」らしくなってくれたという男性も…。

女性としては、「いい加減にしてよ!」と言いたくなるところですが、頭ごなしに伝えてしまうことは逆効果。

両親学級に一緒に行ってもらったり、名前を考えてもらったり。無理のないところから、夫が父親になっていくまでをサポートしたいものですね。

夫に変わることを強要すると、逆効果になってしまいがちです。まずは女性自身ができるところで、モヤモヤや不安を解消していきましょう!

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