産後ママが退院時に赤ちゃんだけ退院できない場合の産褥期の過ごし方
赤ちゃんを出産し、抱っこして母子退院…幸せな瞬間ですよね。
でも場合によっては赤ちゃんが入院し、ママだけ先に退院することもあります。
赤ちゃんに低体重や病気などがあって入院が長引き、お母さんが先に退院することになったりと理由はさまざまです。
ママにとっては不安や心配がいっぱいですよね。また帰宅後赤ちゃんのお世話はありませんが、病院にいる赤ちゃんのためにママにはすべきことがたくさんあります。
こういった状況だと、里帰り出産をしたりお手伝いをしてくれる親兄弟がいても休めない場合があります。でも、産後のママの体は産褥期。無理は禁物です。
そこで赤ちゃんが入院しているケースの詳細やその時期のママの体調、ママがすべきことと家族に協力してもらうことなどをご紹介します。
この記事の目次
ママが先に退院し赤ちゃんが退院できない…3つの主な理由
赤ちゃんの入院が長引き、ママが先に退院するケースについてご紹介します。我が家でも体験しています。
1.赤ちゃんが低体重児・未熟児…2500グラム以下の赤ちゃん
まずは、赤ちゃんが低体重児・未熟児として生まれてきたケースです。低体重児とは赤ちゃんの体重が2500グラム未満の赤ちゃんです。
- 37週に満たない早産
- 多胎妊娠だった
このように理由はさまざまです。妊娠中からある程度低体重児で生まれてくることがわかる場合もありますが、突然早産になってしまう人もいます。
赤ちゃんにトラブルが無ければ、だいたい2500グラム前後になれば退院できることが多いでしょう。出生後、口から栄養を摂るようになるとぐんぐん成長しますよ。
2.赤ちゃんに何かのトラブルが見つかった…病気や分娩異常
出産予定日に無事経腟での普通分娩を迎えたとしても、赤ちゃんに何かのトラブルが起きることもあります。
- 新生児仮死や赤ちゃんの呼吸の乱れ
- 新生児黄疸
- 心臓疾患など、先天的な病気
ほかにもさまざまな原因がありますが、これらはよく見られるケースと言えるでしょう。特に新生児黄疸は珍しいことではありません。一過性が多く光線治療が行われます。
赤ちゃんの病気や状態によっては1日~数日の入院だったり、数ヶ月、時には1歳のお誕生日を超えての入院になるケースもあります。
一般の産院や個人病院で出産した場合、赤ちゃんの症状によってNICUを備えた大病院に救急搬送され、緊急に処置が行われることもあります。
その場合は、ママだけ産院で回復を待って退院することもあるでしょう。出産方法もお産のトラブルも、お産の数だけあると言っても過言ではないのです。
3.多胎児だった場合…多胎はママにも赤ちゃんにもリスクがある
我が家も双子、つまり多胎児出産でした。多胎児の場合はさまざまなリスクが生じます。
- 母体に負担がかかり早めに出産させる
- 赤ちゃんがそもそもあまり大きくならない傾向にある
我が家では、妊娠中母体に負担がかかって体調が崩れ、検査の結果予定帝王切開が早まり緊急帝王になりました。
正期産でしたが、ひとりの赤ちゃんは2キロを切って生まれすぐNICUの保育器に入りました。ひとりは呼吸が乱れて処置を行いました。
双子の場合は母子ともにリスクが考慮され、妊娠中から周産期医療が充実した大学病院や総合病院で管理されることが多いでしょう。
NICU(新生児集中治療室)を備えた病院が多く、母子は同じ病院内で産後を過ごせることが多いのがメリットです。
私の場合も、妊娠初期から妊娠期を通して看護師さんや助産師さん・医師による説明やセミナーなどを受けていました。
赤ちゃんが小さく生まれる可能性や手術・麻酔のリスク、赤ちゃんの入院が長引く可能性などある程度理解していましたが、それでも不安はありました。
赤ちゃんと一緒に退院できないママの、入院中の過ごし方
子宮の収縮による後陣痛や会陰切開・手術のあとの痛みなど、お産の後はママも体調不良が続きます。そんな入院中の過ごし方を提案します。
- 自分を責めないでください
- 赤ちゃんのお世話をしっかり学びましょう
ママのせいではありません!自分を責める必要はありません
赤ちゃんが小さく生まれたり、トラブルや病気を抱えているとママは自分を責めてしまうかもしれません。でも、ママのせいではありません。
お産は命がけの大事業です。いろいろなトラブルが起き、赤ちゃんが多少小さかったり体調を崩すことは珍しいことではありません。そういったケースはいくらでもあります。
多くの場合、赤ちゃんはスクスク成長していきます。小さく生まれた赤ちゃんが無事成長したという話は、ネットやテレビ番組でもよく紹介されていますよね。
事前にある程度わかっていればママも心構えができますが、「分娩室から急に帝王切開分娩に切り替わり、部屋で麻酔から覚めたら赤ちゃんはNICU」ということもあります。
大学病院など、ハイリスク出産が当然の環境ではさまざまなママがいます。先輩ママや同期ママと気持ちを語り合い、自分を責めず今できることを考えましょう。
入院中のママができること!赤ちゃんのお世話の仕方を学ぼう
母子同室を希望していたママも、母子別室になるかもしれません。新生児室預かりならすぐ顔を見に行き、抱くこともできます。
でもNICUやGCUでは簡単に会えないことがほとんどです。せっかく会いに行ってもガラス越しの対面、両親以外面会謝絶ということも多いですよね。
赤ちゃんと一緒に過ごせなくても、入院中のママにはできることがたくさんあります!できることに目を向け、赤ちゃんの成長を待ちましょう。
- 授乳指導や調乳指導を受け、母乳育児の練習をする
- 沐浴やおむつ替えなど育児指導を受ける・練習する
- 新生児治療室に面会に行く
- 症状や今後の治療方針・子育てについての説明を先生から受ける
授乳できる環境なら、できる限りこまめに授乳してあげましょう。初乳が大切なのはもちろん、ママの素肌に触れ胸に抱かれることが、赤ちゃんにとって何よりの栄養と治療です。
退院したら、ママは授乳に通うことに加え自宅で搾乳して届ける必要があります。スムーズにできるようになるために授乳準備を入院中に進めておきましょう。
また授乳室には、同じ立場のママがたくさんいるかもしれません。ママ友ができるチャンスですよ。個室でなければ食事もみんなでわきあいあいと取ると寂しさが解消されます。
2人目以降出産のママの経験談やアドバイスは、とても参考になるものです。今後の赤ちゃんとの生活の見通しを立てるためにもよく話しておきましょう。
産褥期の体の状態と退院後の過ごし方を知っておきましょう
産褥期には体調も通常よりすぐれませんし、やってはいけないこともあります。
- 産褥期の体調不良について
- 産褥期の基本的な過ごし方
- 産褥期にやってはいけないこと・避けたいこと
産褥期の状態をよく理解し、赤ちゃんを迎えるための時間に変えていきましょう。
産褥期の体調不良…退院後もママは本調子ではありません
出産はママにとって、とても大変な大仕事です。命をかける、とよく表現されますが過言ではないでしょう。
退院後も産褥期といって、回復に専念するべき時期が続きます。
- 経腟分娩の陣痛疲れ
- 帝王切開後の傷の痛み
- 後陣痛(子宮の収縮)や悪露(出血)
- 貧血
- マタニティブルー
お産はどんな形であれ、かなりの出血をともないます。出産後も出血は続きますし、母乳もその原料はママの血液です。産後貧血が起きる方も少なくないでしょう。
またホルモンのかたまりである胎盤がはがれ、授乳がスタートすることで、ママの体内のホルモンバランスが激変します。
その状態が一気に変わってしまうため、体にも心のバランスにも不調を訴えるママも多いのです。不安感や鬱状態が強くなるマタニティブルーも不調のひとつですね。
産褥期の基本的な過ごし方…安静第一!できるだけ休もう
産後3週間ほどは、ママは積極的に体を休めるように指導されます。できるだけパジャマのまま、赤ちゃんのお世話だけに専念します。
目もかすみやすく貧血も起こしやすいので、運転も控えましょう。本を読む・ネットをするなども目に負担をかけます。
妊娠中に便秘になってしまったり痔になってしまったママは、退院時に主治医に伝えてお薬を処方してもらうと良いですね。今のうちにしっかり治しましょう。
産褥期にやってはいけないこと…運転は危険なので控えて
産褥期のママは、体調がいつもとはまったく異なります。自分では大丈夫と思っても、無理は禁物です。
- 運転
- 長時間のネット・スマホ
- 長時間の読書
- 手足を冷やす水仕事・立ち仕事
特に目がかすみやすくなっているので、目の使い過ぎに注意です。貧血もあるため、運転は控えましょう。
赤ちゃんの入院中のママの役割!会いに行き母乳や愛情を届けよう
ママの退院後、赤ちゃんが入院している時にママができることをご紹介します。母乳を届けたり授乳したり、愛情を伝えてあげましょう。
- 搾乳した母乳を届ける
- 直接授乳に行く
- 頑張っている赤ちゃんに会いに行く
母乳を届ける…搾乳・小分け・冷凍保存をして病院へ運ぶ
おっぱいをしぼって冷凍保存し、病院へ届けます。母乳、特に初乳は栄養や免疫がたっぷり含まれると言われています。ほんの少しで構いません。飲ませてあげられると良いですね。
- 手でしぼる
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母乳を手でしぼります。慣れないうちは手でしぼった方がトラブルが起きにくいかもしれません。
- 搾乳器でしぼる
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母乳専用の搾乳器でしぼります。すぐにパックできるなど便利で衛生的です。ただしコツが必要です。
しぼった母乳は1回量ずつ専用パックに入れて冷凍し、保冷しつつ病院へ運びます。新生児なら30mlずつ位が良いそうですよ。
母乳がたくさん出るママも、30~50mlずつのパックに小分けして、複数パック届けると良いでしょう。パックごとに解凍し、一度解凍したものは次の授乳では使えないからです。
赤ちゃんのコンディションによって、管を通して胃に入れてもらったり哺乳瓶で飲ませてもらったりしますよ。れっきとした母乳育児です。大変ですが、頑張りましょう。
ママが入院中から母乳を搾る方法を助産師さんに教わっておきましょう。また乳腺炎予防のため、定期的におっぱいマッサージを受けましょう。
搾乳は赤ちゃんの生活リズムに合わせて行うと、退院後の授乳リズム付けもスムーズに行くのではないでしょうか。
授乳する…できるだけ毎日通って素肌と素肌の触れ合いを
ママの体調を見ながら、入院している赤ちゃんのもとへ授乳に行くことも多いでしょう。母乳を届ける際、タイミングを見て授乳すると良いですね。
生まれたばかりの赤ちゃんにとって、ママの素肌に触れることはとても大きな意味を持っています。また哺乳瓶と違い、母乳は吸う力が必要となり訓練にもなります。
ママのおっぱいも、吸われることでどんどん母乳を分泌します。できる限り毎日通い、1日1度でも直接授乳できるとベストでしょう。
あると便利なもの
- 授乳口付きウエア
- 授乳用マルチクッション
授乳口つきの服を着ていくと、そのまま授乳室で授乳できます。クッションは設置されている病院も多いのですが、お気に入りがあれば持っていくと快適ですよ。
様子を見に行く…「顔を見るだけ」じゃない!愛情を届けよう
もうひとつ大切な役割は、「赤ちゃんの様子を見に行く」ということです。赤ちゃんの成長をできるだけ毎日見に行ってあげましょう。
赤ちゃんがNICUに入院していると、徹底的に管理されているため授乳もできないというケースもあります。また付き添いできないケースがほとんどです。
そばで見られるのはほんとうに短い時間ですが、それでも赤ちゃんはママに触ってもらったり、カンガルーケアなど抱いてもらうことで安心を得ています。
我が子がNICUに入院しているとき、看護師さんに「長く入院している子の中には、もう親が顔を見に来なくなってしまった子もいる」と聞きました。
家庭の事情はそれぞれですが、会わずにいる時間が長くなるほど、親も愛情を感じにくくなったり、罪悪感に責められることもあるそうです。
赤ちゃんのためでもありますし、なにより自分自身のためにも、家族に協力してもらいつつできるだけ会いに行ってあげましょう。
またナースステーションなどで、日ごろ我が子をお世話してくれる看護師さん・先生に挨拶と感謝の言葉を伝えましょう。
家族の協力…運転・家事・上の子の世話などをお願いしよう
パパが産休を快く取れる企業は少数派です。できるだけ早く帰宅してもらい、家事に協力してもらうほか、他の家族にも協力をお願いしましょう。
運転してもらう・母乳を病院に届けてもらう…通勤など利用
母乳を届けたり授乳するために、ママは退院後も病院へ通います。病院に通うために自動車が必要な場合は、ママが自分で運転することは避けます。
もし通うことが難しい場合は、しぼった母乳だけでも届けてもらえるよう、パパや家族にお手伝いを頼んでみましょう。
家事・上の子のお世話をしてもらう…留守番する子のために
赤ちゃんが入院しているといっても、ママは産褥期。無理は禁物です。実家に里帰りした場合などは、甘えさせてもらい家事はやってもらいましょう。
また上の子のお世話もあります。基本的に周産期医療センターのような場所では「子供のお見舞い禁止」になっていることが多いでしょう。
院内感染を防ぐためにも必要な措置ですので、上の子はお見舞いや授乳には連れていけません。やはり家族にお世話をお願いしましょう。
自分の実家ではなく、パパの実家の家族にお世話になるとき
旦那さんの実家で産む場合は、義両親にお世話になることもあります。ママによっては実母より義理の母親の方が遠慮がある分「気が楽」ということもありますよね。
とはいえ、気を遣うことも多いものです。食事代などお金のことも含め、パパとよく連絡を取り合ってトラブルを防ぎましょう。
「病院への送り迎え」「しぼった母乳を届ける」など、毎日のことになるとうっかりお礼を言い忘れがちなものです。必ずきちんとお礼と感謝を伝えましょう。
各種届出を提出してもらう…パパにお願いして早めに手続きを
出生後は、さまざまな届け出が必要になります。パパにお願いし、迅速に各種届出を提出してもらいましょう。
- 出生届
- 健康保険証の加入申請
- 乳幼児医療費助成
- 児童手当金
赤ちゃんが入院しているとき、特に忘れてはならないものです。早めに申請してくださいね。
特に健康保険・乳幼児医療費助成関連は、治療費の支払いでも利用します。生まれたらできるだけすぐに申請しましょう。
赤ちゃんが入院中にママにできること…生活の準備や内祝い
赤ちゃんが入院している間、ママには「赤ちゃんが手元にいないからできること」がたくさんあります。寂しさ・つらさを紛らわせるためにもチェックしてみましょう。
赤ちゃんとの生活をシミュレーション、迎える準備をしておく
赤ちゃんの退院する日を待ちながら、赤ちゃんとの生活を始める準備をしておきましょう。実際のお世話を思い出しつつシミュレーションしてみましょう。
お産自体が緊急で、出産準備が間に合わなかった…というママもいるのではないでしょうか。そんな時は、通販雑誌やサイトを活用してショッピングをしておきましょう。
- ベビーベッドなどの購入やレンタル
- チャイルドシートのセレクト・設置
本来妊娠後期くらいから徐々にそろえていくものですが、緊急入院してしまったママは何の準備もできていないということもありますよね。
この時期を活用して、ゆっくりじっくり雑誌の特集などをチェックし、お気に入りのアイテムを探してみましょう。
今話題の素材や機能性抜群のベビーグッズ・フィット感抜群の抱っこ紐やお出かけグッズなど、シーン別グッズや便利グッズもいろいろ登場しているんですよ。
赤ちゃんの授乳をしたり様子を見に行くときも、これからの生活を思い描いて気持ちをアップさせていきましょう。
出産祝いのお返し「内祝い」の段取りをする…ネットで簡単
赤ちゃんが入院している間も、出産祝いをいただくことでしょう。赤ちゃんが入院している間に、内祝いの段取りをネット上でしてしまいましょう。
今は通販サイトで簡単に内祝いを手配できます。名入れギフトや人気ブランドグッズ・限定デザインなど、種類も豊富ですよ。
赤ちゃんが退院してきたら、ママの生活は大忙し!夜寝る間もありませんし、昼も目が離せません。今のうちにできることをこなし、赤ちゃんの受け入れ態勢を整えましょう。
多胎児で、赤ちゃんに入院組と退院組が出たときにすべきこと
双子や三つ子など多胎児を産んだ場合、入院している赤ちゃんと退院する赤ちゃんがいるケースもあります。そんなときの乗り切り方をご紹介します。
家で新生児のお世話をしながら、通院して入院児のケアをする
赤ちゃんが双子の場合は、ふたりの赤ちゃんの退院のタイミングがずれる場合もあります。数日のこともありますが、数ヶ月に及ぶこともあり得ます。
ママが入院中の赤ちゃんに授乳に出かける時は、退院した赤ちゃんは家でお留守番していることがベストでしょう。
その理由は、入院している赤ちゃん側にも退院した赤ちゃん側にもあります。
- 病院は院内感染を防ぐため、入院児以外の子どもの立ち入りができない
- 新生児は免疫力が未熟なので、感染予防のため外出しない方が良い
里帰り出産の場合やお手伝いの方がいる場合は、新生児を見ていてもらえるように協力をお願いできるとよいですね。
我が家の体験談…上の子と退院児が家、入院児が病院にいた
我が家では里帰り出産を選択し、緊急帝王切開で双子が生まれました。
- 1人目…1900グラムで出生・すぐにNICUに入り半月入院
- 2人目…2300グラムで出生・新生児室で待機し9日間入院
双子の上には3歳の子どもがいました。私は切迫早産でずっと入院していたので、実家の両親が上の子の世話・私の入院の世話もすべてしてくれました。
私自身は出産から7日目に退院しました。翌日病院側から電話がかかってきて「2人目ちゃん、明日退院です」と突然言われました。
2人目が退院してからは、目まぐるしい毎日でした。
- 2人目を世話しながら上の子と過ごす
- 2人目に授乳・母乳とミルク
- 1人目のための搾乳
- 母に上の子と2人目を見ていてもらい、父に病院へ送ってもらう
- 母乳を届けた後、1人目に授乳
- 帰宅後は2人目を世話しながら上の子と過ごす
この繰り返しでした。基本的に家事は実家の母がしてくれ、私は2ヶ月近くママと離れて暮らし、1度も会えなかった上の子と過ごす時間を大切にしました。
実家が遠方なので、パパはほとんどなにもできない状態でした。そこでパパには書類手続きを中心にお願いしましたが、両親には今でも感謝しています。
行政・サービスをフルに使おう…自治体や病院で調べてみる
どうしても赤ちゃんを見てもらえない場合は、行政などにかけあって、ベビーシッターの派遣など支援を行っていないか調べてみましょう。
- ベビーシッター派遣
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数時間家に来て赤ちゃんを見てもらえる。自治体によっては費用の補助金などがあるケースも
- ママの短期ステイ
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病児の付き添いをするママのためのステイ施設が、大きな医療センターの周辺にあることがある
- 新生児の託児
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託児所によっては、場合によって新生児を短時間預かってくれるケースもある
- 宅配・通販
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ベビー用品や食事など、家事や買い物をしなくてもお取り寄せできる
退院前に病院で尋ねてみましょう。
いろいろな立場のママが卒業していった経験から、いろいろなケースに対応できる施設やサポート情報が寄せられているかもしれません。
また先輩ママ達にお話を聞くこともオススメです。「前にこんなママが入院していて、こんなサービスを活用していたわよ」と教えてくれるかもしれませんよ。
できることはたくさんある!自分を責めずに迎える日を待とう
ママが先に退院し、赤ちゃんの入院が長引く・退院が遅れるケースは珍しいことではありません。ママは自分を責めたり、寂しさでつらいことも多いですよね。
でも、ママのせいではありません。母乳をできるだけたくさんしぼって届けるなど、今できることを探して気持ちを上向かせましょう。
初産の新米ママが突然赤ちゃんと引き離されてしまったら、不安に感じるのが当然です。私も最初は夜中に不安がつのり泣きました。
授乳室でおっぱいをあげているママの中には同じ体験の経験者もいるはずです。過ごし方などを質問しつつ、励ましあって退院日まで乗り切りましょう。
お産で体と心が疲れ切っているママだけでは、乗り越えられないこともあるでしょう。そういう場合は、パパや家族に理解を得て、できる限りサポートをしてもらいましょう。
協力してくれる両親への申し訳なさでつらい時、母に「あなたが充分休んでバリバリ育児ができるように、赤ちゃんたちはのんびり入院している」と言われました。
とても気が楽になったとともに、「ちゃんと休もう、元気になってバリバリ育児しよう!」と前向きになれました。家族にも改めて感謝の気持ちがわいてきました。
赤ちゃんが無事退院し家族がみんなそろったら、協力してくれた家族に心からの感謝を伝えましょう。
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